富山地方鉄道の年収は386万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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富山地方鉄道の平均年収ランキングのまとめ

富山地方鉄道株式会社は、富山県に本社を構える、陸運業で事業を手掛ける企業です。 富山地方鉄道の平均年収は386万円で、業界ランキング93位の平均年収となっています。 今回は、そんな富山地方鉄道に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ富山地方鉄道の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、富山地方鉄道について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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富山地方鉄道の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の富山地方鉄道の平均年収は、386万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

富山地方鉄道の平均年収の推移

富山地方鉄道の平均年収は直近7年間で、 -15.4%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

富山地方鉄道の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は310万円で、 30~34歳になると343万円と平均年収が33万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると367万円で、40~45歳になると377万円40~45歳になると386万円となります。 そして、50~54歳になると384万円55~59歳になると382万円となります。

※こちらの試算は、富山地方鉄道株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、富山地方鉄道の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 富山地方鉄道の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

富山地方鉄道の業界内年収ランキング

富山地方鉄道が属する業界である、「陸運業」の上場企業平均年収は529万円でした。 そのため、富山地方鉄道の平均年収は業界平均と比較をして 143万円低く、 業界内ランキングでは、104社中93位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

富山地方鉄道のエリア内年収ランキング

富山地方鉄道の本社がある富山県における上場企業の平均年収は520万円となります。
そのため、富山地方鉄道の平均年収はエリア平均と比較をして 134万円低く、 エリア内ランキングでは、37社中33位比較的低い平均年収となっています。

以上、富山地方鉄道の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

富山地方鉄道でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

富山地方鉄道のボーナス額の平均値は、62万円でした。 同業種の業界平均が85万円であることから、 23万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

富山地方鉄道の役職別平均年収の比較

次に、富山地方鉄道の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は478万円、 課長の平均年収は625万円、 部長の平均年収は754万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


富山地方鉄道の生涯年収はいくら?

富山地方鉄道の生涯年収ランキング

調査の結果、富山地方鉄道の平均生涯年収は1.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 富山地方鉄道の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで富山地方鉄道株式会社で働いたと仮定して算出しています。


富山地方鉄道の従業員調査

ここまで富山地方鉄道の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

富山地方鉄道の従業員数

富山地方鉄道の従業員数比較

有価証券報告書によると、富山地方鉄道の従業員数は、525人でした。 陸運業の従業情報員の平均従業員数が、2392人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが46位(104社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

富山地方鉄道の従業員の平均勤続年数

富山地方鉄道の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、富山地方鉄道の平均勤続年数は、17.3年でした。 陸運業の従業員の平均属年数が、15.1年であることから、 一度富山地方鉄道に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

富山地方鉄道の従業員平均年齢

富山地方鉄道の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、富山地方鉄道の従業員の平均年齢は、45.6歳でした。 陸運業の従業員の平均年齢が、44.2歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


富山地方鉄道は女性にとって働きやすい?

富山地方鉄道が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

富山地方鉄道における女性の育休取得率と女性従業員の割合

富山地方鉄道の女性の育休取得率

富山地方鉄道の女性従業員の育休取得率は、0.0%でした。 運輸業、郵便業の女性従業員の育休取得率が平均68.2%であることから、 比較的育休がとりにくいことが分かります。

富山地方鉄道の女性従業員の割合

富山地方鉄道の従業員に占める女性従業員の割合は、3.0%でした。 運輸業、郵便業の女性従業員の割合が平均18.3%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


富山地方鉄道の事業展望

「せっかく富山地方鉄道に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、富山地方鉄道が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく富山地方鉄道がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

富山地方鉄道は、事業戦略として、「運輸事業中心の大変厳しい経済情勢や事業環境のもと、公共交通機関としての使命を果たすため、引き続き運営の効率化や更なる徹底したコストの削減に努め、収益改善に向けた取り組みを強化するとともに、各種補助金、コロナ支援金等の活用、遊休地などの資産売却を実施していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 長年の歴史の中で培ってまいりました地域の皆様との信頼関係を事業の礎として、これからもお客様第一主義に徹しながら、安全・安心の輸送サービスを提供し、地域社会から常に愛され続ける企業として、役職員一丸となってこの未曽有の危機を乗り越えてまいる所存である
  • 各社間の連携を強化しながら、更なるコストの削減を徹底し、イベントわくわく割など国の施策を増収に結び付けられるよう、ウィズコロナ時代に即したサービスの構築と提供に取り組み、業績回復のため努力を重ねていく
  • 面につきましては、MaaSアプリ「myroute」が富山県全域への対応となることから、更なる普及と利用促進に努めるとともに、アプリそのものの付加価値並びに利便性、魅力の向上を図ることで、富山県のにぎわいづくりに貢献していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、富山地方鉄道の将来性を分析していきしょう!

純利益から見る富山地方鉄道の将来性

富山地方鉄道の純利益高推移のグラフ

次に、富山地方鉄道の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は27.0%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、富山地方鉄道の売上高ランキングは、 同業種で59位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


富山地方鉄道の競合企業は?

富山地方鉄道と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
山陽電気鉄道株式会社 540万円 陸運業
新潟交通株式会社 374万円 陸運業
江ノ島電鉄株式会社 648万円 陸運業
新京成電鉄株式会社 650万円 陸運業
長崎自動車株式会社 395万円 陸運業
神戸電鉄株式会社 487万円 陸運業
日ノ丸自動車株式会社 351万円 陸運業
株式会社ヒガシトゥエンティワン 442万円 陸運業
サンデン交通株式会社 400万円 陸運業
株式会社じょうてつ 392万円 陸運業

陸運業業界の企業年収ランキングは?

富山地方鉄道が属する陸運業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、陸運業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ヤマトホールディングス株式会社 1018万円 25人
2位 相鉄ホールディングス株式会社 832万円 80人
3位 阪急阪神ホールディングス株式会社 819万円 204人
4位 株式会社日立物流 818万円 1224人
5位 株式会社西武ホールディングス 795万円 352人
6位 東急株式会社 745万円 1414人
7位 カンダホールディングス株式会社 739万円 28人
8位 SGホールディングス株式会社 728万円 231人
9位 関西高速鉄道株式会社 721万円 48人
10位 東京地下鉄株式会社 720万円 9880人

陸運業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


富山県の企業年収ランキングは?

富山地方鉄道が属する富山県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、富山県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人
2位 北日本放送株式会社 881万円 129人
3位 北陸電力株式会社 718万円 2761人
4位 川田テクノロジーズ株式会社 717万円 89人
5位 日医工株式会社 675万円 1255人
6位 株式会社ゴールドウイン 637万円 1188人
7位 コーセル株式会社 592万円 481人
8位 北陸電気工事株式会社 590万円 1108人
9位 株式会社 富山第一銀行 577万円 637人
10位 トナミホールディングス株式会社 570万円 73人

富山県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、富山地方鉄道の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 富山地方鉄道株式会社
設立年月日 1930年
所在地 富山県富山市桜町1丁目1番36号
代表取締役社長 代表取締役社長  辻川 徹
業種 陸運業

富山地方鉄道の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 富山地方鉄道の創設年は1930年で93年の社歴を持っており、 陸運業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

年月

事項

1930年2月

富山電気鉄道㈱(資本金150万円)設立

1943年1月

富山県交通大統合

県営、市営、民営の電車、バス各社を統合し、富山地方鉄道㈱に社名変更

1945年8月

富山市戦災(富山軌道線、本線、立山線の一部、本社社屋被災)

1945年10月

下新川乗合自動車、富山合同乗合自動車、高岡合同乗合自動車、全砺乗合自動車買収統合

1950年10月

加越能鉄道㈱分離設立

(加越線並びに高岡、砺波、氷見地区バス事業を分離譲渡)

1952年8月

鉄道笹津線全線開通

1959年4月

高岡軌道、高岡周辺バス事業を加越能鉄道㈱へ譲渡

1961年11月

資本金10億円に増資

1966年11月

地鉄ビル完成(本社現住所へ移転)

1969年11月

稲荷町鉄道車両基地完成(稲荷町工機場、稲荷町車庫)

1972年5月

付帯事業へ進出するため事業目的の変更

1972年9月

付帯事業ボウリング場(1フロア60レーン)営業開始

1972年10月

資本金15億5,771万円(現在に至る)

1974年5月

付帯事業宅地分譲(米田すずかけ台266区画)販売開始

1975年4月

鉄道笹津線(12.4粁)営業廃止

1980年4月

鉄道射水線(14.4粁)営業廃止

1982年8月

~9月

鉄道本線宇奈月温泉駅及び立山線立山駅竣工

1983年4月

自動車整備事業別会社化

1984年4月

貸切バス事業の営業強化のため富山地鉄観光バス㈱より貸切車両20両譲受け

1985年12月

電鉄富山駅構内改造

1987年12月

電鉄富山駅ビル「エスタ」オープン

1996年4月

付帯事業航空輸送事業代理業開始

2002年10月

富山地鉄ビルディング株式会社(資本金4億円)を吸収合併

2004年8月

自動車事業の一部分社化

2006年3月

鉄道センタービル竣工に伴い、鉄道事業管理統合

2009年12月

市内電車環状線開業

2010年3月

市内電車にICカードシステムを導入

2011年3月

路線バスにICカードシステムを導入

2012年3月

鉄道線にICカードシステムを導入

2012年12月

鉄道本線新庄田中駅竣工

2013年1月

2013年5月

2013年6月

2014年3月

2015年2月

2015年3月

2019年3月

2020年2月

2020年3月

2021年3月

2021年4月

市内軌道線完全複線化

市内軌道線中町(西町北)電停開業

鉄道本線電鉄魚津駅新駅舎竣工

鉄道本線中滑川駅新駅舎竣工

鉄道本線新黒部駅竣工

市内軌道線富山駅乗入れ

不二越・上滝線栄町駅(県立中央病院口)竣工

富山地方鉄道株式会社が富山ライトレール株式会社を吸収合併し、「富山港線」を引継ぐ

路面電車南北直通運転を開始

富山港線「オークスカナルパークホテル富山前」、「龍谷富山高校前(永楽町)」電停開業

富山地方鉄道株式会社が富山地鉄北斗バス株式会社(連結子会社)を吸収合併


まとめ

今回の記事では、富山地方鉄道の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。