日医工の年収は675万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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日医工の平均年収ランキングのまとめ

日医工株式会社は、富山県に本社を構える、医薬品で事業を手掛ける企業です。 日医工の平均年収は675万円で、業界ランキング55位の平均年収となっています。 今回は、そんな日医工に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ日医工の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、日医工について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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日医工の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の日医工の平均年収は、675万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

日医工の平均年収の推移

日医工の平均年収は直近7年間で、 -5.9%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

日医工の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は481万円で、 30~34歳になると554万円と平均年収が73万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると632万円で、40~45歳になると675万円40~45歳になると722万円となります。 そして、50~54歳になると780万円55~59歳になると779万円となります。

※こちらの試算は、日医工株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、日医工の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 日医工の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

日医工の業界内年収ランキング

日医工が属する業界である、「医薬品」の上場企業平均年収は761万円でした。 そのため、日医工の平均年収は業界平均と比較をして 86万円低く、 業界内ランキングでは、85社中55位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

日医工のエリア内年収ランキング

日医工の本社がある富山県における上場企業の平均年収は520万円となります。
そのため、日医工の平均年収はエリア平均と比較をして 155万円高く、 エリア内ランキングでは、37社中7位比較的高い平均年収となっています。

以上、日医工の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

日医工でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

日医工のボーナス額の平均値は、108万円でした。 同業種の業界平均が122万円であることから、 14万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

日医工の役職別平均年収の比較

次に、日医工の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は837万円、 課長の平均年収は1094万円、 部長の平均年収は1319万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


日医工の生涯年収はいくら?

日医工の生涯年収ランキング

調査の結果、日医工の平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 日医工の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで日医工株式会社で働いたと仮定して算出しています。


日医工の従業員調査

ここまで日医工の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

日医工の従業員数

日医工の従業員数比較

有価証券報告書によると、日医工の従業員数は、1255人でした。 医薬品の従業情報員の平均従業員数が、832人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが21位(85社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

日医工の従業員の平均勤続年数

日医工の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、日医工の平均勤続年数は、12.9年でした。 医薬品の従業員の平均属年数が、11.0年であることから、 一度日医工に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

日医工の従業員平均年齢

日医工の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、日医工の従業員の平均年齢は、40.3歳でした。 医薬品の従業員の平均年齢が、43.3歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


日医工の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、日医工の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、日医工の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

日医工における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

日医工の平均残業時間

日医工の従業員の平均残業時間は、一月あたり16.0時間でした。 化学工業の従業員の平均残業時間が、18.4時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

日医工の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で11.0日でした。 化学工業の従業員の平均日数が、13.2日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。


日医工の事業展望

「せっかく日医工に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、日医工が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく日医工がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

日医工は、事業戦略として、「絶え間ない創造と挑戦によりジェネリック医薬品に対する社会的要請に応え、世界の患者様と、それを支えるご家族のためにグローバル総合ジェネリックメーカーに進化し、社会に貢献することを目指し、「我々は、我々のジェネリック医薬品が世界の患者様とそのご家族・薬剤師様・お医者様・卸売業者の方々・製薬企業の方々に必要とされ、提供し続けるために自ら存続する努力を行い、ジェネリックメーカーとして世界で卓越する。」をミッションステートメントとして掲げている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 北米事業において投資を継続してきた、バイオシミラー(バイオ医薬品の後続品)、オーファンドラッグ製剤(希少疾病治療薬)の開発計画全体を見直すことに起因して、のれん・無形資産を中心に減損損失を2022年3月期において計上している
  • 以来、健康な生活を願う人々の期待に応えるため、経済性に優れ品質の高い医療用医薬品の製造販売を続けている
  • 小林化工株式会社における生産・出荷停止の影響により、連結子会社であるエルメッド株式会社が同社に製造委託していた製品の販売を中止している

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、日医工の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る日医工の将来性

日医工の売上高推移のグラフ

日医工は、主な事業として、日医工グループ・Sagentグループを手がけています。 ここで、日医工の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は0.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、日医工の売上高ランキングは、 同業種で32位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る日医工の将来性

日医工の純利益高推移のグラフ

次に、日医工の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-870.5%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日医工の売上高ランキングは、 同業種で85位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


日医工の競合企業は?

日医工と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
ダイト株式会社 506万円 医薬品
マルホ株式会社 832万円 医薬品
持田製薬株式会社 810万円 医薬品
扶桑薬品工業株式会社 567万円 医薬品
参天製薬株式会社 851万円 医薬品
科研製薬株式会社 798万円 医薬品
キッセイ薬品工業株式会社 748万円 医薬品
久光製薬株式会社 680万円 医薬品
ロート製薬株式会社 756万円 医薬品
株式会社医学生物学研究所 627万円 医薬品

医薬品業界の企業年収ランキングは?

日医工が属する医薬品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、医薬品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
2位 サンバイオ株式会社 1247万円 34人
3位 シンバイオ製薬株式会社 1170万円 127人
4位 そーせいグループ株式会社 1151万円 23人
5位 株式会社モダリス 1144万円 3人
6位 武田薬品工業株式会社 1105万円 5149人
7位 中外製薬株式会社 1100万円 4876人
8位 第一三共株式会社 1094万円 5725人
9位 アンジェス株式会社 1078万円 42人
10位 アステラス製薬株式会社 1064万円 3943人

医薬品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


富山県の企業年収ランキングは?

日医工が属する富山県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、富山県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人
2位 北日本放送株式会社 881万円 129人
3位 北陸電力株式会社 718万円 2761人
4位 川田テクノロジーズ株式会社 717万円 89人
5位 日医工株式会社 675万円 1255人
6位 株式会社ゴールドウイン 637万円 1188人
7位 コーセル株式会社 592万円 481人
8位 北陸電気工事株式会社 590万円 1108人
9位 株式会社 富山第一銀行 577万円 637人
10位 トナミホールディングス株式会社 570万円 73人

富山県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、日医工の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 日医工株式会社
会社ホームページ https://www.nichiiko.co.jp/
所在地 富山県富山市総曲輪1丁目6番21
代表取締役社長 代表取締役社長  田村 友一
業種 医薬品
事業内容 医薬品製造販売

日医工の歴史

歴史をもっと見る

1965年7月

日本医薬品工業株式会社(資本金150万円、富山市大泉壱区中部1565の1)を設立し、医薬品の販売を開始。

1966年1月

本社を富山市針原中町に移転。

1966年9月

本社を京都市東山区山科東野井上町に移転。

1967年6月

富山工場を建設し、医薬品の製造開始。

1967年7月

内外医師新薬株式会社を吸収合併。

1970年6月

富山第一工場(旧滑川第一工場)を建設し、医薬品の製造開始。

1972年4月

総合研究所を設置。

1974年10月

富山市総曲輪に本社ビルを建設し、本社を同所に移転。

1978年12月

株式額面変更のため、株式会社田村薬品(形式上の存続会社、1947年9月15日設立)と合併。関連事業会社の株式会社日医工、株式会社日医工物産、株式会社内外薬学研究所を吸収合併。

1980年7月

名古屋証券取引所に株式を上場(市場第二部)。

1981年11月

大阪証券取引所に株式を上場(市場第二部)。

1983年3月

富山第一工場に隣接し、新総合研究所を設置。

1985年6月

東京医薬品工業株式会社を吸収合併。

1986年10月

南砺工場(旧福野工場)を建設し、医薬品の製造開始。

1996年8月

富山第二工場(旧滑川第二工場)を建設し、医薬品の製造開始。

1998年9月

株式会社日医工ナイガイ、株式会社日医工関西、株式会社日医工東京の3社より、営業の一部譲受け。

2001年5月

日本たばこ産業株式会社より一部OTC事業を承継。

2003年5月

富山第二工場に隣接し、新物流センターを設置。

2004年11月

マルコ製薬株式会社より特約店販売事業を譲受け。

2005年4月

マルコ製薬株式会社を株式取得により子会社化。

2005年4月

日本ガレン株式会社を吸収合併。

2005年6月

日本医薬品工業株式会社から日医工株式会社に商号変更。

2005年12月

オリエンタル薬品工業株式会社を株式取得により子会社化。

2006年6月

富山第一工場内に製剤開発センターを設置。

2006年11月

大阪証券取引所及び名古屋証券取引所の市場第一部銘柄に指定。

2007年4月

マルコ製薬株式会社を簡易株式交換により完全子会社化。

2007年11月

小林薬学工業株式会社を解散。

2008年6月

テイコクメディックス株式会社を株式取得により完全子会社化。

2008年7月

テイコクメディックス株式会社より特約店販売事業を譲受け。

2008年11月

オリエンタル薬品工業株式会社を簡易株式交換により完全子会社化。

2009年6月

連結子会社3社を合併により統合し、日医工ファーマ株式会社に商号変更。

2010年4月

富山第一工場内に新製造棟「Pentagon棟」を建設し、製造開始。

2010年12月

東京証券取引所に株式を上場(市場第一部)。

2011年11月

富山第一工場内にグローバル開発品質管理センター「Honeycomb棟」を設置。

2011年12月

当社の申請に基づき、大阪証券取引所及び名古屋証券取引所の上場廃止。

2012年2月

決算期を11月30日から3月31日に変更。

2012年3月

ヤクハン製薬株式会社(現・連結子会社)を株式取得により子会社化。

2012年6月

日医工ファーマ株式会社を吸収合併。

2013年3月

ヤクハン製薬株式会社(現・連結子会社)を株式取得により完全子会社化。

2013年3月

株式会社日医工オオサカ(現・連結子会社)を株式取得により完全子会社化。

2013年4月

富山第一工場内に新製造棟「Pyramid棟」を建設し、製造開始。

2014年1月

タイ(バンコク)に現地法人Nichi-Iko(Thailand)Co.,Ltd.(現・連結子会社)を設立。

2014年4月

アステラス製薬株式会社の生産子会社の富士工場を承継し日医工ファーマテック株式会社静岡工場の事業を開始。

2016年8月

Sagent Pharmaceuticals, Inc.(現・連結子会社)を株式取得により完全子会社化。

2017年10月

日医工ファーマテック株式会社を吸収合併。

2018年1月

富山第一工場内に新製造棟「Obelisk棟」を建設し、製造開始。

2019年4月

エルメッドエーザイ株式会社を株式取得により完全子会社化、並びにエルメッド株式会社(現・連結子会社)へ商号変更。

2021年2月

日医工岐阜工場株式会社(現・連結子会社)を株式取得により完全子会社化。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。


まとめ

今回の記事では、日医工の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。