東京地下鉄の年収は720万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

最終更新日:


東京地下鉄の平均年収ランキングのまとめ

東京地下鉄株式会社は、東京都に本社を構える、陸運業で事業を手掛ける企業です。 東京地下鉄の平均年収は720万円で、業界ランキング10位の平均年収となっています。 今回は、そんな東京地下鉄に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東京地下鉄の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東京地下鉄について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


東京地下鉄の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の東京地下鉄の平均年収は、720万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東京地下鉄の平均年収の推移

東京地下鉄の平均年収は直近7年間で、 +0.6%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

東京地下鉄の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は592万円で、 30~34歳になると654万円と平均年収が62万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると701万円で、40~45歳になると720万円40~45歳になると737万円となります。 そして、50~54歳になると732万円55~59歳になると728万円となります。

※こちらの試算は、東京地下鉄株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東京地下鉄の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東京地下鉄の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東京地下鉄の業界内年収ランキング

東京地下鉄が属する業界である、「陸運業」の上場企業平均年収は529万円でした。 そのため、東京地下鉄の平均年収は業界平均と比較をして 191万円高く、 業界内ランキングでは、104社中10位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東京地下鉄のエリア内年収ランキング

東京地下鉄の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、東京地下鉄の平均年収はエリア平均と比較をして 68万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中662位比較的高い平均年収となっています。

以上、東京地下鉄の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東京地下鉄でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東京地下鉄のボーナス額の平均値は、115万円でした。 同業種の業界平均が85万円であることから、 30万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東京地下鉄の役職別平均年収の比較

次に、東京地下鉄の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は893万円、 課長の平均年収は1167万円、 部長の平均年収は1407万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


東京地下鉄の生涯年収はいくら?

東京地下鉄の生涯年収ランキング

調査の結果、東京地下鉄の平均生涯年収は2.4億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東京地下鉄の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東京地下鉄株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東京地下鉄の従業員調査

ここまで東京地下鉄の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東京地下鉄の従業員数

東京地下鉄の従業員数比較

有価証券報告書によると、東京地下鉄の従業員数は、9880人でした。 陸運業の従業情報員の平均従業員数が、2392人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが7位(104社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

東京地下鉄の従業員の平均勤続年数

東京地下鉄の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東京地下鉄の平均勤続年数は、17.0年でした。 陸運業の従業員の平均属年数が、15.1年であることから、 一度東京地下鉄に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

東京地下鉄の従業員平均年齢

東京地下鉄の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東京地下鉄の従業員の平均年齢は、38.2歳でした。 陸運業の従業員の平均年齢が、44.2歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


東京地下鉄の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、東京地下鉄の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、東京地下鉄の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

東京地下鉄における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

東京地下鉄の平均残業時間

東京地下鉄の従業員の平均残業時間は、一月あたり23.3時間でした。 運輸業、郵便業の従業員の平均残業時間が、23.5時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

東京地下鉄の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で13.9日でした。 運輸業、郵便業の従業員の平均日数が、10.9日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

東京地下鉄の長時間労働是正のための取組内容

東京地下鉄は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

ノー残業デーの設定(本社)
プレミアムフライデーの設定(本社)

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


東京地下鉄は女性にとって働きやすい?

東京地下鉄が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

東京地下鉄における女性の育休取得率と女性従業員の割合

東京地下鉄の女性の育休取得率

東京地下鉄の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 運輸業、郵便業の女性従業員の育休取得率が平均68.2%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

東京地下鉄の女性従業員の割合

東京地下鉄の従業員に占める女性従業員の割合は、15.2%でした。 運輸業、郵便業の女性従業員の割合が平均18.3%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


東京地下鉄の事業展望

「せっかく東京地下鉄に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、東京地下鉄が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく東京地下鉄がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

東京地下鉄は、事業戦略として、「交通政策審議会答申第371号及び国と東京都との合意に基づき、株式の上場と有楽町線延伸(豊洲・住吉間)及び南北線延伸(品川・白金高輪間)事業に取り組むこととなり、大きな転換点を迎えている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 理念「東京を走らせる力」の実現を目指して、中期経営計画及び事業計画に基づき、東京を中心とした首都圏の鉄道ネットワークの中核を担う交通事業者として、様々な取組を進めることで、持続的な企業価値の向上を目指している
  • ネクストノーマルを見据えて環境・社会・経済の持続可能性に配慮し、事業を通じて社会課題の解決を図るべく、2030年に向けた姿勢として「サステナビリティ経営ビジョン」を策定し、サステナビリティを経営の中心に据え、「安心で、持続可能な社会」の実現を目指していく
  • テレワークやWeb会議等、業務のオンライン化の定着、3密の回避や都心への集中から周辺部への分散・多極化等、人々の意識や行動、消費活動・企業活動、社会構造等の変化に伴い、回復の兆しは見えるものの、経営環境の先行きは不透明な状況である

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東京地下鉄の将来性を分析していきしょう!

純利益から見る東京地下鉄の将来性

東京地下鉄の純利益高推移のグラフ

次に、東京地下鉄の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-127.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、東京地下鉄の売上高ランキングは、 同業種で101位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


東京地下鉄の競合企業は?

東京地下鉄と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
京浜急行電鉄株式会社 622万円 陸運業
京王電鉄株式会社 649万円 陸運業
長崎自動車株式会社 395万円 陸運業
小田急電鉄株式会社 697万円 陸運業
福山通運株式会社 500万円 陸運業
鴻池運輸株式会社 525万円 陸運業
株式会社丸和運輸機関 464万円 陸運業
神姫バス株式会社 452万円 陸運業
東急株式会社 745万円 陸運業
東海旅客鉄道株式会社 687万円 陸運業

陸運業業界の企業年収ランキングは?

東京地下鉄が属する陸運業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、陸運業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ヤマトホールディングス株式会社 1018万円 25人
2位 相鉄ホールディングス株式会社 832万円 80人
3位 阪急阪神ホールディングス株式会社 819万円 204人
4位 株式会社日立物流 818万円 1224人
5位 株式会社西武ホールディングス 795万円 352人
6位 東急株式会社 745万円 1414人
7位 カンダホールディングス株式会社 739万円 28人
8位 SGホールディングス株式会社 728万円 231人
9位 関西高速鉄道株式会社 721万円 48人
10位 東京地下鉄株式会社 720万円 9880人

陸運業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東京地下鉄が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東京地下鉄の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東京地下鉄株式会社
設立年月日 2004年
会社ホームページ http://www.tokyometro.jp/index.html
所在地 東京都台東区東上野3丁目19番6号
代表取締役社長 代表取締役社長  山 村  明 義
業種 陸運業
事業内容 ・旅客鉄道事業の運営 ・関連事業の運営(不動産事業・商業テナント事業・IT事業)

東京地下鉄の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 東京地下鉄の創設年は2004年で19年の社歴を持っており、 陸運業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

年月

摘要

2004年4月

東京地下鉄株式会社法により、東京地下鉄㈱設立

    10月

㈱メトロフルール設立

  2006年4月

㈱メトロプロパティーズ設立

    10月

㈱地下鉄ビルデイング(東京メトロ都市開発㈱)、㈱メトロセルビス、㈱メトロコマース及びメトロ開発㈱の4社について、それぞれの事業を会社分割により同名の新会社に継承させ、当社を存続会社として分割会社を吸収合併

  2007年2月

㈱メトロアドエージェンシー設立

㈱メトロレールファシリティーズ設立

    3月

ICカード乗車券「PASMO」のサービス開始

  2008年6月

副都心線運輸営業開始・全線開通

  2011年11月

日本コンサルタンツ㈱設立

  2013年4月

㈱地下鉄ビルデイング(東京メトロ都市開発㈱)及び㈱メトロスポーツの2社について、㈱地下鉄ビルデイング(東京メトロ都市開発㈱)を存続会社として㈱メトロスポーツを吸収合併

  2017年3月

ベトナム国にベトナム東京メトロ(VIETNAM TOKYO METRO ONE MEMBER LIMITED LIABILITY
COMPANY)設立

     4月

㈱メトロステーションファシリティーズ設立

 

㈱メトロビジネスアソシエ設立

 


まとめ

今回の記事では、東京地下鉄の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。