東武鉄道の年収は633万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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東武鉄道の平均年収ランキングのまとめ

東武鉄道株式会社は、東京都に本社を構える、陸運業で事業を手掛ける企業です。 東武鉄道の平均年収は633万円で、業界ランキング27位の平均年収となっています。 今回は、そんな東武鉄道に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東武鉄道の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東武鉄道について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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東武鉄道の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の東武鉄道の平均年収は、633万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東武鉄道の平均年収の推移

東武鉄道の平均年収は直近7年間で、 -7.9%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

東武鉄道の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は509万円で、 30~34歳になると562万円と平均年収が53万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると602万円で、40~45歳になると619万円40~45歳になると633万円となります。 そして、50~54歳になると629万円55~59歳になると625万円となります。

※こちらの試算は、東武鉄道株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東武鉄道の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東武鉄道の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東武鉄道の業界内年収ランキング

東武鉄道が属する業界である、「陸運業」の上場企業平均年収は532万円でした。 そのため、東武鉄道の平均年収は業界平均と比較をして 101万円高く、 業界内ランキングでは、104社中27位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東武鉄道のエリア内年収ランキング

東武鉄道の本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、東武鉄道の平均年収はエリア平均と比較をして 26万円低く、 エリア内ランキングでは、2268社中1100位同程度の平均年収となっています。

以上、東武鉄道の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東武鉄道でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東武鉄道のボーナス額の平均値は、101万円でした。 同業種の業界平均が85万円であることから、 16万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東武鉄道の役職別平均年収の比較

次に、東武鉄道の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は785万円、 課長の平均年収は1026万円、 部長の平均年収は1237万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


東武鉄道の生涯年収はいくら?

東武鉄道の生涯年収ランキング

調査の結果、東武鉄道の平均生涯年収は2.1億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東武鉄道の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東武鉄道株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東武鉄道の従業員調査

ここまで東武鉄道の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東武鉄道の従業員数

東武鉄道の従業員数比較

有価証券報告書によると、東武鉄道の従業員数は、3470人でした。 陸運業の従業情報員の平均従業員数が、2390人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが14位(104社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

東武鉄道の従業員の平均勤続年数

東武鉄道の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東武鉄道の平均勤続年数は、26.1年でした。 陸運業の従業員の平均属年数が、15.1年であることから、 一度東武鉄道に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

東武鉄道の従業員平均年齢

東武鉄道の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東武鉄道の従業員の平均年齢は、47.2歳でした。 陸運業の従業員の平均年齢が、44.2歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。

東武鉄道の離職率

東武鉄道の従業員の離職率

東武鉄道の10年以内の離職率は男性従業員が19.6%女性従業員が33.2%

でした。 運輸業、郵便業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が38.4%、女性従業員が49.9%であることから、 男女ともに比較的離職率が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


東武鉄道の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、東武鉄道の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、東武鉄道の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

東武鉄道における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

東武鉄道の平均残業時間

東武鉄道の従業員の平均残業時間は、一月あたり21.6時間でした。 運輸業、郵便業の従業員の平均残業時間が、23.5時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

東武鉄道の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で15.0日でした。 運輸業、郵便業の従業員の平均日数が、10.9日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。


東武鉄道の事業展望

「せっかく東武鉄道に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、東武鉄道が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく東武鉄道がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

東武鉄道は、事業戦略として、「日光エリアにおいては環境配慮型・観光MaaSである「NIKKOMaaS」を基盤としつつ、地域とも連携しながら脱炭素の取組みを加速化し、「エコリゾート日光」としてのブランド強化をはかることで環境意識の高い観光客を取り込むなど、地域の持続的な発展とグループ事業の継続的な収益獲得を両立していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 2022年4月からは日光・鬼怒川エリアで実質再生可能エネルギー100%の電車運行を開始したほか、高効率車両への置き換えや設備更新等により省エネ化を進め、2030年度には鉄道事業においてCO2排出量を2013年度比で約50%削減することを目指している
  • 沿線の特長や経営資源を活かしながら、社会課題の解決を通じて、将来にわたって新たな価値を創造し、家族や地域社会の人々がお互いに助け合う「共助」を基盤とした「人にやさしく人と地域が共に輝きつづける社会」を実現することで、社会に不可欠な企業集団となることを目指していく
  • 運輸事業における鉄道業については、通勤需要の減少と中長期的な沿線人口減少が見込まれる中、ワンマン運転区間の拡大や駅業務の見直し、需要に合わせた輸送力の適正化等により固定費の削減をはかり、2019年度収益に対する固定費を概ね7割まで引き下げる

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東武鉄道の将来性を分析していきしょう!

純利益から見る東武鉄道の将来性

東武鉄道の純利益高推移のグラフ

次に、東武鉄道の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-28.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、東武鉄道の売上高ランキングは、 同業種で6位業界を牽引している企業となっています。


東武鉄道の競合企業は?

東武鉄道と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
山陽電気鉄道株式会社 540万円 陸運業
小田急電鉄株式会社 697万円 陸運業
新潟交通株式会社 374万円 陸運業
新潟運輸株式会社 412万円 陸運業
京浜急行電鉄株式会社 622万円 陸運業
広島電鉄株式会社 509万円 陸運業
京王電鉄株式会社 649万円 陸運業
神奈川中央交通株式会社 498万円 陸運業
西日本鉄道株式会社 535万円 陸運業
長崎自動車株式会社 401万円 陸運業

陸運業業界の企業年収ランキングは?

東武鉄道が属する陸運業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、陸運業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ヤマトホールディングス株式会社 1142万円 21人
2位 相鉄ホールディングス株式会社 832万円 80人
3位 阪急阪神ホールディングス株式会社 828万円 219人
4位 株式会社日立物流 818万円 1224人
5位 株式会社西武ホールディングス 795万円 352人
6位 京阪ホールディングス株式会社 745万円 120人
7位 東急株式会社 745万円 1414人
8位 カンダホールディングス株式会社 739万円 28人
9位 SGホールディングス株式会社 728万円 231人
10位 関西高速鉄道株式会社 721万円 48人

陸運業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東武鉄道が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東武鉄道の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東武鉄道株式会社
会社ホームページ http://www.tobu.co.jp
所在地 東京都墨田区押上1丁目1番2号
代表取締役社長 取締役社長  根 津 嘉 澄
業種 陸運業
事業内容 ・鉄道事業(鉄道による旅客輸送) ・開発事業(不動産・賃貸・分譲・レジャー事業)

東武鉄道の歴史

歴史をもっと見る

年月

概     要

   年 月

 

1897 11

東武鉄道株式会社設立(資本金265万円)

1899 8

伊勢崎線北千住~久喜間開通、営業開始

1904 4

亀戸線開通

1910 7

伊勢崎線太田~伊勢崎間開通

1912 7

佐野鉄道株式会社を合併

1913 3

太田軽便鉄道株式会社の軽便鉄道部を買収

1920 6

東上鉄道株式会社を合併

1929 4

事業目的の追加(土地建物の売買、賃貸および自動車事業)

1929 10

日光線開通

1931 5

浅草雷門(現・浅草)~業平橋(現・とうきょうスカイツリー)間開通

1931 8

宇都宮線開通

1931 12

大師線開通

1934 4

乗合自動車事業を川越地区で営業開始

1937 1

上州鉄道株式会社を買収

1942 12

東武通運㈱(現・東武運輸㈱)設立、貨物運送事業開始

1943 5

下野電気鉄道株式会社を買収

1943 7

越生鉄道株式会社を買収

1943 12

熊谷線開通(1983年6月1日廃線)

1944 3

総武鉄道株式会社を合併

1946 3

東武林業㈱(現・東武建設㈱)設立、木材製造業開始。後に土木・建築請負業開始

1949 5

東京証券取引所に上場

1955 3

合同砂利㈱(現・東武開発㈱)が東武鉄道㈱傘下に入る

1958 6

㈱東武宇都宮百貨店設立

1959 11

東武宇都宮百貨店営業開始

1960 9

㈱東武百貨店設立

1960 12

㈱東武会館(現・㈱東武ストア)設立。後にチェーンストアの営業開始

1961 10

東京証券取引所市場第一部に指定

1962 5

帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)日比谷線(北千住~人形町間)開通、相互乗入れ運転開始

1962 5

池袋西口に東武百貨店池袋店開店

1978 8

東武食品サービス㈱設立、飲食店の営業開始

1979 9

㈱東武ストアが東京証券取引所市場第二部に上場

1985 6

事業目的の追加(情報提供・処理サービス業、電気通信事業および有線放送事業)

1986 10

野岩鉄道会津鬼怒川線(新藤原~会津高原〔現・会津高原尾瀬口〕間)と相互乗入れ運転開始

 


まとめ

今回の記事では、東武鉄道の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。