興和の年収は749万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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興和の平均年収ランキングのまとめ

興和株式会社は、愛知県に本社を構える、卸売業で事業を手掛ける企業です。 興和の平均年収は749万円で、業界ランキング67位の平均年収となっています。 今回は、そんな興和に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ興和の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、興和について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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興和の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の興和の平均年収は、749万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

興和の平均年収の推移

興和の平均年収は直近7年間で、 +15.8%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

興和の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は543万円で、 30~34歳になると603万円と平均年収が60万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると681万円で、40~45歳になると749万円40~45歳になると795万円となります。 そして、50~54歳になると861万円55~59歳になると827万円となります。

※こちらの試算は、興和株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、興和の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 興和の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

興和の業界内年収ランキング

興和が属する業界である、「卸売業」の上場企業平均年収は626万円でした。 そのため、興和の平均年収は業界平均と比較をして 123万円高く、 業界内ランキングでは、369社中67位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

興和のエリア内年収ランキング

興和の本社がある愛知県における上場企業の平均年収は572万円となります。
そのため、興和の平均年収はエリア平均と比較をして 177万円高く、 エリア内ランキングでは、259社中25位比較的高い平均年収となっています。

以上、興和の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

興和でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

興和のボーナス額の平均値は、120万円でした。 同業種の業界平均が100万円であることから、 20万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

興和の役職別平均年収の比較

次に、興和の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は929万円、 課長の平均年収は1214万円、 部長の平均年収は1464万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


興和の生涯年収はいくら?

興和の生涯年収ランキング

調査の結果、興和の平均生涯年収は2.5億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 興和の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで興和株式会社で働いたと仮定して算出しています。


興和の従業員調査

ここまで興和の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

興和の従業員数

興和の従業員数比較

有価証券報告書によると、興和の従業員数は、3216人でした。 卸売業の従業情報員の平均従業員数が、469人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが10位(369社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

興和の従業員の平均勤続年数

興和の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、興和の平均勤続年数は、16.0年でした。 卸売業の従業員の平均属年数が、13.5年であることから、 一度興和に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

興和の従業員平均年齢

興和の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、興和の従業員の平均年齢は、40.4歳でした。 卸売業の従業員の平均年齢が、42.2歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


興和の事業展望

「せっかく興和に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、興和が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく興和がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

興和は、事業戦略として、「医薬事業におきましては、2型糖尿病・高コレステロール血症などの生活習慣病領域、緑内障・高眼圧症などの感覚器領域の治療薬を中心とした医療用医薬品、白内障治療に用いられる眼内レンズなどの医療機器、より身近なくすりの提供を実現しているOTC医薬品、医薬部外品、衛生雑貨品など、社会のニーズに応じた様々な製品を日本からグローバルに展開していくとともに、健康・医療に関わる新たな事業にも幅広く取り組んでいく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 医薬事業においては、2型糖尿病・高脂血症をはじめとする生活習慣病領域、緑内障・高眼圧症などの感覚器領域を中心とした医療用医薬品、白内障治療に用いられる眼内レンズ(IOL)などの医療機器、より身近なくすりの提供を実現しているOTC医薬品、日本からグローバルな展開を推進するこれらの分野が相乗効果を生み、「ハイブリッド型」の事業活動を可能にしている
  • 健康と環境」をテーマに、世界の人々の幸福を追求し、健康で豊かな暮らしを実現するため、世界的なネットワークを通じて製品・サービスを提供し続けており、また、今後も100年後、200年後を見据え、時代の変化に合わせフレキシブルに事業を変革させながら、事業を次代に継承していく
  • 今後の経済の見通しは、新型コロナウイルス感染拡大防止と社会経済活動活性化とのバランスが慎重に図られる中で、個人消費を中心に回復基調となり、景気の持ち直しが期待される一方、地政学リスクによる資源価格の高騰などが景気の下振れ要因となることも考えられ、依然として先行きは不透明なまま推移するものと思われる

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、興和の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る興和の将来性

興和の売上高推移のグラフ

興和は、主な事業として、生活関連事業・産業関連事業・医薬事業・不動産事業・ホスピタリティ事業を手がけています。 ここで、興和の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は22.1%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、興和の売上高ランキングは、 同業種で84位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る興和の将来性

興和の純利益高推移のグラフ

次に、興和の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-414.6%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、興和の売上高ランキングは、 同業種で365位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


興和の競合企業は?

興和と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
サンワテクノス株式会社 671万円 卸売業
国際紙パルプ商事株式会社 717万円 卸売業
稲畑産業株式会社 860万円 卸売業
菱洋エレクトロ株式会社 626万円 卸売業
株式会社IDOM 515万円 卸売業
伯東株式会社 767万円 卸売業
株式会社カナデン 699万円 卸売業
株式会社サンリオ 750万円 卸売業
株式会社山善 740万円 卸売業
第一実業株式会社 889万円 卸売業

卸売業業界の企業年収ランキングは?

興和が属する卸売業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、卸売業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 マクニカ・富士エレ ホールディングス株式会社 1873万円 28人
2位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
3位 伊藤忠商事株式会社 1627万円 4215人
4位 三井物産株式会社 1482万円 5587人
5位 住友商事株式会社 1356万円 5240人
6位 丸紅株式会社 1192万円 4389人
7位 豊田通商株式会社 1114万円 2648人
8位 双日株式会社 1095万円 2099人
9位 西本Wismettacホールディングス株式会社 1074万円 50人
10位 長瀬産業株式会社 1029万円 892人

卸売業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


愛知県の企業年収ランキングは?

興和が属する愛知県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、愛知県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 中部日本放送株式会社 1132万円 68人
2位 豊田通商株式会社 1114万円 2648人
3位 株式会社コメダホールディングス 956万円 8人
4位 株式会社フジミインコーポレーテッド 897万円 693人
5位 株式会社エスポア 864万円 5人
6位 中部電力株式会社 857万円 3127人
7位 トヨタ自動車株式会社 857万円 70710人
8位 名工建設株式会社 837万円 1130人
9位 株式会社ATグループ 828万円 56人
10位 岡谷鋼機株式会社 827万円 678人

愛知県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、興和の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 興和株式会社
設立年月日 1939年
会社ホームページ http://www.kowa.co.jp/
所在地 愛知県名古屋市中区錦3丁目6番29号
代表取締役社長 代表取締役社長  三輪 芳弘
業種 卸売業
事業内容 【商社部門】 繊維、機械、建材、船舶、鉱物資源、化成品、生活関連物資などの輸出入、三国間貿易および国内販売 【メーカー部門】 OTC・医療用医薬品の研究開発・製造、医用・放送・レーザー応用など各種電機光学製品の研究開発・製造販売・輸出入、社内システムの構築

興和の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 興和の創設年は1939年で84年の社歴を持っており、 卸売業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1894年12月

名古屋市中区に服部兼三郎商店創立(綿布問屋)

1912年10月

株式会社服部商店設立(資本金100万円、繊維品卸売業、輸出入業)

1914年4月

織布業を開始(名古屋市中区に桜田工場新設)

1918年5月

紡績業を開始(愛知県江南市に古知野工場新設)

1919年9月

紡績工場として、熱田工場(名古屋市)を新設

1939年11月

商事部門と紡績部門(現 興和紡株式会社)を分離して株式会社カネカ服部商店(名古屋市中区宮町)設立(資本金200万円)

1940年2月

株式会社服部商店に商号変更

1943年8月

興服産業株式会社に商号変更

1946年6月

愛知県蒲郡市に蒲郡工場を新設し光学部門を創設(光学機器、レンズ類製造開始)

1947年4月

名古屋市北区に名古屋工場を新設し医薬品部門(現 医薬事業部)を創設(医薬品製造開始)

1954年6月

本店を現住所に移転(旧本店 名古屋市中区宮町)

1954年7月

興和新薬株式会社を設立

1958年10月

東京都板橋区に電機機器部門を創設(現 医薬事業部)

1958年12月

東京都調布市に調布工場を新設(電機機器製造開始)

1960年5月

興和株式会社に商号変更

1964年4月

東京都東村山市に東京研究所(現 東京創薬研究所)を創設(医薬品研究)

1964年7月

静岡県富士市に富士工場を新設(医薬品製造)

1970年10月

Kowa Trading Company (S) Pte, Ltd.(現 連結子会社 Kowa Holdings Asia Pte, Ltd.)を設立

1986年12月

Kowa Europe GmbH(現 連結子会社)を設立

1988年2月

La Esperanza Delaware Corp.(現 連結子会社 Kowa Holdings America, Inc.)を設立

1989年11月

Kowa Asia Ltd.(現 連結子会社)を設立

1991年6月

株式会社光研(現 連結子会社 興和オプトロニクス株式会社)を株式の取得により子会社とする

1995年3月

浜松市北区に浜松工場を新設(医薬品製造)

1999年7月

株式会社名古屋観光ホテル(現 連結子会社)を株式公開買付により子会社とする

2003年11月

日研化学株式会社(商号変更後:興和創薬株式会社)を株式の取得により子会社とする

2007年7月

興和創薬株式会社から真岡工場(栃木県真岡市)を譲受

2008年9月

ProEthic Pharmaceutical,Inc.社の買収を行い、社名を Kowa Pharmaceuticals America,Inc. (現 連結子会社)に変更

2009年4月

キャリア&リープス株式会社(現 連結子会社)を設立

2010年6月

株式会社インコントロ(現 連結子会社)を設立

2010年8月

株式会社丸栄(現 連結子会社)を第三者割当増資による株式の取得により子会社とする

2010年10月

吸収分割により興和紡績株式会社(現 興和紡株式会社)のヘルスケアー事業、精密機器事業及び不動産事業の一部を承継する

2012年3月

株式会社名古屋観光ホテル(現 連結子会社)を株式交換により完全子会社とする

2012年9月

Philippine-Japan Active Carbon Corp.(現 連結子会社)を株式の取得により完全子会社とする

2013年7月

興和製薬(中国)有限公司(現 連結子会社)を設立

2013年10月

株式会社ナゴヤキャッスル(現 連結子会社)を株式の取得により子会社とする

2013年12月

興和白元古河ファクトリー株式会社(現 連結子会社 興和古河ファクトリー株式会社)を株式の取得により子会社とする

2014年8月

興和白元古河ファクトリー株式会社を株式の追加取得により完全子会社とし、商号を興和古河ファクトリー株式会社(現 連結子会社)に変更する

2017年4月

江守商事株式会社(現 連結子会社 興和江守株式会社)を株式の取得により子会社とする

2017年5月

株式会社丸栄(現 連結子会社)の株式を追加取得する

2019年4月

興和新薬株式会社及び興和創薬株式会社を吸収合併する

2021年5月

ワタベウェディング株式会社(現 連結子会社)を第三者割当増資による株式の取得により子会社とする


まとめ

今回の記事では、興和の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。