小松製作所の年収は747万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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小松製作所の平均年収ランキングのまとめ

株式会社小松製作所は、東京都に本社を構える、機械で事業を手掛ける企業です。 小松製作所の平均年収は747万円で、業界ランキング26位の平均年収となっています。 今回は、そんな小松製作所に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ小松製作所の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、小松製作所について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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小松製作所の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の小松製作所の平均年収は、747万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

小松製作所の平均年収の推移

小松製作所の平均年収は直近8年間で、 +9.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

小松製作所の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は532万円で、 30~34歳になると613万円と平均年収が81万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると699万円で、40~45歳になると747万円40~45歳になると799万円となります。 そして、50~54歳になると863万円55~59歳になると862万円となります。

※こちらの試算は、株式会社小松製作所が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、小松製作所の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 小松製作所の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

小松製作所の業界内年収ランキング

小松製作所が属する業界である、「機械」の上場企業平均年収は617万円でした。 そのため、小松製作所の平均年収は業界平均と比較をして 130万円高く、 業界内ランキングでは、246社中26位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

小松製作所のエリア内年収ランキング

小松製作所の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、小松製作所の平均年収はエリア平均と比較をして 95万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中541位比較的高い平均年収となっています。

以上、小松製作所の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

小松製作所でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

小松製作所のボーナス額の平均値は、120万円でした。 同業種の業界平均が99万円であることから、 21万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

小松製作所の役職別平均年収の比較

次に、小松製作所の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は926万円、 課長の平均年収は1211万円、 部長の平均年収は1460万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


小松製作所の生涯年収はいくら?

小松製作所の生涯年収ランキング

調査の結果、小松製作所の平均生涯年収は2.6億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 小松製作所の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社小松製作所で働いたと仮定して算出しています。


小松製作所の従業員調査

ここまで小松製作所の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

小松製作所の従業員数

小松製作所の従業員数比較

有価証券報告書によると、小松製作所の従業員数は、11927人でした。 機械の従業情報員の平均従業員数が、1081人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが2位(246社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

小松製作所の従業員の平均勤続年数

小松製作所の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、小松製作所の平均勤続年数は、15.9年でした。 機械の従業員の平均属年数が、15.5年であることから、 一度小松製作所に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

小松製作所の従業員平均年齢

小松製作所の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、小松製作所の従業員の平均年齢は、40.4歳でした。 機械の従業員の平均年齢が、42.0歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


小松製作所の事業展望

「せっかく小松製作所に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、小松製作所が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく小松製作所がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

小松製作所は、事業戦略として、「背景の下、中期経営計画における成長戦略を通じて、「安全で生産性の高い、スマートでクリーンな未来の現場をお客様とともに実現する」という目指すべき姿に向けて、ダントツ商品(製品の高度化)、ダントツサービス(稼働の高度化)、ダントツソリューション(現場全体の最適化)が三位一体となるダントツバリュー(新たな顧客価値)の創出に取り組み、収益向上とESG課題解決の好循環サイクルによる持続的な成長を目指す」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 分野における価値創造のための重点投資を継続するとともに、既存分野における収益機会の最大化により、収益性の更なる向上を図り、需要変動に左右されにくい事業構造の構築を進めていく
  • 基本的な考え方が、経営の基本、つまり、「品質と信頼性」を追求し、我々を取り巻く社会とすべてのステークホルダーからの信頼度の総和を最大化することである
  • 鉱山機械需要は、中長期的には緩やかな成長が見込まれるものの、短期的には、様々な外部環境リスクの影響により、ボラティリティ(変動幅)は高くなるものと見込まれる

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、小松製作所の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る小松製作所の将来性

小松製作所の売上高推移のグラフ

小松製作所は、主な事業として、建設機械・車両・リテールファイナンス・産業機械他を手がけています。 ここで、小松製作所の売上高推移についてみて見ましょう。 直近8年間の売上成長率は65.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、小松製作所の売上高ランキングは、 同業種で10位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る小松製作所の将来性

小松製作所の純利益高推移のグラフ

次に、小松製作所の純利益推移についてみてみましょう。 直近8年間の純利益成長率は190.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、小松製作所の売上高ランキングは、 同業種で4位業界を牽引している企業となっています。


小松製作所の競合企業は?

小松製作所と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社 クボタ 799万円 機械
ダイキン工業株式会社 729万円 機械
株式会社アマダ 635万円 機械
株式会社日本製鋼所 659万円 機械
オーエスジー株式会社 657万円 機械
住友重機械工業株式会社 806万円 機械
日本精工株式会社 711万円 機械
株式会社ジェイテクト 680万円 機械
TPR株式会社 721万円 機械
株式会社北川鉄工所 541万円 機械

機械業界の企業年収ランキングは?

小松製作所が属する機械業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、機械業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ディスコ 1140万円 2954人
2位 ローツェ株式会社 1122万円 222人
3位 栗田工業株式会社 909万円 1673人
4位 三菱重工業株式会社 863万円 22755人
5位 株式会社タクマ 856万円 958人
6位 三井海洋開発株式会社 854万円 202人
7位 SMC株式会社 852万円 5937人
8位 株式会社オプトラン 849万円 87人
9位 株式会社ニューフレアテクノロジー 832万円 543人
10位 マックス株式会社 814万円 911人

機械業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

小松製作所が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、小松製作所の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社小松製作所
設立年月日 1921年
会社ホームページ https://home.komatsu/jp/
所在地 東京都港区赤坂2丁目3番6号
代表取締役社長 代表取締役社長    小川 啓之
業種 機械
事業内容 建設・鉱山機械、ユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械など

小松製作所の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 小松製作所の創設年は1921年で102年の社歴を持っており、 機械の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1921年5月

竹内鉱業㈱より小松鉄工所を分離独立、石川県小松町(現、小松市)に㈱小松製作所設立

1922年4月

竹内鉱業㈱より小松電気製鋼所を譲受

1938年5月

粟津工場を新設

1949年5月

東京、大阪の両証券取引所に株式を上場

1952年10月

大阪工場を新設

1952年12月

池貝自動車製造㈱を吸収合併し川崎工場とする

中越電化工業㈱を吸収合併し氷見工場とする

1962年12月

小山工場を新設

1985年4月

メカトロニクス、新素材開発等の先端的高度技術研究のための研究所を新設

1988年9月

米国ドレッサー社と合弁でコマツドレッサーカンパニー(その後、米州コマツカンパニーに社名変更し、コマツアメリカ㈱に事業統合された)を設立

1994年6月

コマツ産機㈱、コマツ工機㈱(その後、コマツNTC㈱に吸収合併された)を設立し、産業機械に関する営業の一部を譲渡

1997年7月

コマツキャステックス㈱を設立し、同年10月、鋳造事業に関する営業を譲渡

2006年10月

コマツ電子金属㈱(現、SUMCO TECHXIV㈱)の発行済株式の過半を㈱SUMCOに譲渡

2007年1月

茨城工場、金沢工場を新設

2007年4月

小松ゼノア㈱の油圧機器事業を吸収分割により承継

2007年4月

小松フォークリフト㈱が小松ゼノア㈱を吸収合併、コマツユーティリティ㈱に商号変更し、農林機器事業をハスクバーナ・ジャパン㈱(現、ハスクバーナ・ゼノア㈱)に譲渡

2008年3月

㈱日平トヤマ(現、コマツNTC㈱)の発行済株式の過半を取得

2008年8月

㈱日平トヤマ(現、コマツNTC㈱)を株式交換により完全子会社化

2009年4月

日本国内における建設機械の販売・サービス事業を吸収分割によりコマツ東京㈱に承継

 

コマツ東京㈱が日本国内の建設機械総販売代理店等12社を吸収合併、コマツ建機販売㈱に商号変更

2010年4月

大型プレス機械の製品開発、販売及びサービス事業を吸収分割によりコマツ産機㈱に承継

2011年4月

コマツユーティリティ㈱を吸収合併

2014年10月

コマツディーゼル㈱を吸収合併

2017年4月

米国ジョイ・グローバル社(現、コマツマイニング㈱)の発行済株式のすべてをコマツアメリカ㈱を通じて取得

2018年4月

コマツ特機㈱を吸収合併

2018年4月

コマツ建機販売㈱がコマツレンタル㈱及びコマツリフト㈱を吸収合併、コマツカスタマーサポート㈱に商号変更

2018年10月

2021年7月

コマツキャステックス㈱を吸収合併

スマートコンストラクション事業に関する権利義務の一部を㈱ランドログに承継、同社は、商号を㈱EARTHBRAINに変更


まとめ

今回の記事では、小松製作所の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。