日本製鋼所の年収は659万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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日本製鋼所の平均年収ランキングのまとめ

株式会社日本製鋼所は、東京都に本社を構える、機械で事業を手掛ける企業です。 日本製鋼所の平均年収は659万円で、業界ランキング75位の平均年収となっています。 今回は、そんな日本製鋼所に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ日本製鋼所の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、日本製鋼所について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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日本製鋼所の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の日本製鋼所の平均年収は、659万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

日本製鋼所の平均年収の推移

日本製鋼所の平均年収は直近7年間で、 +13.4%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

日本製鋼所の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は469万円で、 30~34歳になると541万円と平均年収が72万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると616万円で、40~45歳になると659万円40~45歳になると704万円となります。 そして、50~54歳になると761万円55~59歳になると760万円となります。

※こちらの試算は、株式会社日本製鋼所が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、日本製鋼所の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 日本製鋼所の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

日本製鋼所の業界内年収ランキング

日本製鋼所が属する業界である、「機械」の上場企業平均年収は617万円でした。 そのため、日本製鋼所の平均年収は業界平均と比較をして 42万円高く、 業界内ランキングでは、246社中75位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

日本製鋼所のエリア内年収ランキング

日本製鋼所の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、日本製鋼所の平均年収はエリア平均と比較をして 7万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中952位同程度の平均年収となっています。

以上、日本製鋼所の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

日本製鋼所でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

日本製鋼所のボーナス額の平均値は、106万円でした。 同業種の業界平均が99万円であることから、 7万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

日本製鋼所の役職別平均年収の比較

次に、日本製鋼所の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は817万円、 課長の平均年収は1068万円、 部長の平均年収は1288万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


日本製鋼所の生涯年収はいくら?

日本製鋼所の生涯年収ランキング

調査の結果、日本製鋼所の平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 日本製鋼所の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社日本製鋼所で働いたと仮定して算出しています。


日本製鋼所の従業員調査

ここまで日本製鋼所の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

日本製鋼所の従業員数

日本製鋼所の従業員数比較

有価証券報告書によると、日本製鋼所の従業員数は、1767人でした。 機械の従業情報員の平均従業員数が、1081人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが33位(246社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

日本製鋼所の従業員の平均勤続年数

日本製鋼所の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、日本製鋼所の平均勤続年数は、13.7年でした。 機械の従業員の平均属年数が、15.5年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

日本製鋼所の従業員平均年齢

日本製鋼所の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、日本製鋼所の従業員の平均年齢は、39.6歳でした。 機械の従業員の平均年齢が、42.0歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


日本製鋼所の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、日本製鋼所の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、日本製鋼所の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

日本製鋼所における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

日本製鋼所の平均残業時間

日本製鋼所の従業員の平均残業時間は、一月あたり18.5時間でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の従業員の平均残業時間が、16.7時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。

日本製鋼所の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で11.6日でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の従業員の平均日数が、11.7日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。

日本製鋼所の長時間労働是正のための取組内容

日本製鋼所は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・定時退社日の設定
・時間外労働実績についてモニタリングを実施

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


日本製鋼所は女性にとって働きやすい?

日本製鋼所が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

日本製鋼所における女性の育休取得率と女性従業員の割合

日本製鋼所の女性の育休取得率

日本製鋼所の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の女性従業員の育休取得率が平均92.8%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

日本製鋼所の女性従業員の割合

日本製鋼所の従業員に占める女性従業員の割合は、7.8%でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の女性従業員の割合が平均15.1%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


日本製鋼所の事業展望

「せっかく日本製鋼所に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、日本製鋼所が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく日本製鋼所がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

日本製鋼所は、事業戦略として、「トップは、この行動基準の精神の実現が自らの役割であることを認識し、実効あるガバナンスを構築した上で、および関連会社に周知徹底を図り、あわせてサプライチェーンにも本行動基準の精神に基づく行動を促す」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 可能な社会の実現を目指す企業として、次の10原則に基づき、国の内外において、全ての法律、国際ルール及びその精神を遵守するとともに、高い倫理観をもって社会的責任を果たしていく
  • 可能な経済成長と社会的課題の解決を図るために、イノベーションを通じて、社会に有用で安全性に配慮した製品・技術・サービスを開発・提供する
  • 市場や顧客のニーズを製品・技術・サービスに反映した上で、顧客からの問い合わせ等に速やかに対応することにより、社会と顧客の満足と信頼を獲得する

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、日本製鋼所の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る日本製鋼所の将来性

日本製鋼所の売上高推移のグラフ

日本製鋼所は、主な事業として、産業機械事業・素形材・エンジニアリング事業・その他事業を手がけています。 ここで、日本製鋼所の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-24.5%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日本製鋼所の売上高ランキングは、 同業種で31位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る日本製鋼所の将来性

日本製鋼所の純利益高推移のグラフ

次に、日本製鋼所の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-149.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、日本製鋼所の売上高ランキングは、 同業種で29位業界を牽引している企業となっています。


日本製鋼所の競合企業は?

日本製鋼所と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
芝浦機械株式会社 577万円 機械
株式会社ソディック 563万円 機械
株式会社鶴見製作所 595万円 機械
オーエスジー株式会社 657万円 機械
新東工業株式会社 585万円 機械
TOWA株式会社 650万円 機械
アマノ株式会社 660万円 機械
CKD株式会社 681万円 機械
株式会社丸山製作所 574万円 機械
JUKI株式会社 482万円 機械

機械業界の企業年収ランキングは?

日本製鋼所が属する機械業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、機械業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ディスコ 1140万円 2954人
2位 ローツェ株式会社 1122万円 222人
3位 栗田工業株式会社 909万円 1673人
4位 三菱重工業株式会社 863万円 22755人
5位 株式会社タクマ 856万円 958人
6位 三井海洋開発株式会社 854万円 202人
7位 SMC株式会社 852万円 5937人
8位 株式会社オプトラン 849万円 87人
9位 株式会社ニューフレアテクノロジー 832万円 543人
10位 マックス株式会社 814万円 911人

機械業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

日本製鋼所が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、日本製鋼所の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社日本製鋼所
設立年月日 1950年
所在地 東京都品川区大崎1丁目11番1号
代表取締役社長 代表取締役社長  宮内 直孝
業種 機械

日本製鋼所の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 日本製鋼所の創設年は1950年で73年の社歴を持っており、 機械の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

1907年11月

北海道炭礦汽船株式会社と英国アームストロング・ウイットウォース会社(Sir W.G.Armstrong,
Whitworth&Co.,Ltd.)、ビッカース会社(Vickers Sons and Maxim,Ltd.)の3社共同出資により設立。本店及び工場を北海道室蘭におく。

1915年12月

本店を東京市に移す。

1918年7月

大阪市に支店をおく。(現西日本営業所)

1919年12月

北海道製鉄株式会社(室蘭市輪西町所在)を合併して、製鉄及び採鉱事業を兼営。

1920年11月

株式会社広島製作所(広島市外所在)を買収して広島工場(現広島製作所)を設置。

1931年12月

製鉄及び採鉱事業を分離して輪西製鉄株式会社を設立。

1935年11月

横浜工場を神奈川県金沢町に起工。1936年6月に竣工し操業開始。

1938年10月

武蔵製作所を東京府北多摩郡府中町に起工。1941年5月に竣工し操業開始。(1963年12月東京製作所に改称、1987年9月閉鎖)

1943年5月

宇都宮製作所を栃木県河内郡平石村に起工。1944年4月竣工し操業開始。

1945年12月

 

  から

各製作所ごとに逐次民需品生産転換許可をうけ、民需品の生産を開始。

1946年8月

 

1949年1月

特需作業のため赤羽作業所を設置。(1961年2月閉鎖)

1950年12月

法定整備計画に基づき、商号を㈱旧日本製鋼所と変更の上解散し、新たに㈱日本製鋼所を設立、旧会社から室蘭・広島・横浜・武蔵の4製作所と赤羽作業所及び本店その他の営業所を継承して新発足。

1951年6月

東京及び大阪証券取引所に株式上場。

1951年9月

名古屋及び札幌証券取引所に株式上場。(札幌証券取引所は2014年5月上場廃止、名古屋証券取引所は2017年3月上場廃止)

1952年7月

福岡証券取引所に株式上場。(2014年5月上場廃止)

1952年8月

山陽火工株式会社設立。(1963年5月商号変更、アーム興産株式会社)

1956年3月

有限会社金沢工作所設立。(1988年3月組織変更、1990年5月及び2011年10月商号変更、現日鋼工機株式会社)(連結子会社)

1960年8月

本社を東京都千代田区に移転。

1960年12月

日鋼工事株式会社設立。(1986年1月及び1990年2月商号変更、株式会社ジェイ・テック)

1975年1月

広島製作所内に機械研究所を開設。(現広島製作所技術開発部)

1975年12月

日鋼プラスチック機械サービス株式会社設立。(1984年6月商号変更、現株式会社ニップラ)(連結子会社)

1976年6月

鹿島工場を茨城県鹿島臨海工業用地に起工。同12月に竣工し操業開始。(1998年3月閉鎖)

1978年8月

米国にJapan Steel Works America,Inc.設立。(連結子会社)

1978年9月

ニッコー厚産株式会社設立。(連結子会社)

1978年12月

日鋼工営株式会社設立。(2014年10月及び2020年4月商号変更、現日本製鋼所M&E株式会社)(連結子会社)

1979年1月

日鋼運輸株式会社設立。(連結子会社)

1979年1月

日鋼検査サービス株式会社設立。

1979年4月

日鋼設計株式会社設立。(連結子会社)

1979年11月

広島製作所がデミング賞委員会よりデミング賞事業所表彰を受ける。

1981年12月

横浜製作所の新工場を神奈川県横浜市金沢地先工業団地に起工。1982年12月から移転開始。1983年1月に竣工し操業開始。(旧工場は閉鎖)

1983年11月

デミング賞委員会よりデミング賞実施賞を受ける。

1986年4月

東京研究所(東京都府中市)を開設。(1987年9月閉鎖)

1986年10月

北海道厚産株式会社設立。(2013年10月商号変更、現日鋼室蘭サービス株式会社)(連結子会社)

1986年11月

株式会社ダイプラ設立。(1995年6月商号変更、日鋼システムエンジニアリング株式会社)

1986年11月

日鋼デザイン株式会社設立。

1986年11月

日鋼マシナリー株式会社設立。

1987年7月

情報システム事業、地域開発事業へ進出。

1987年8月

日鋼商事株式会社設立。(2014年1月商号変更、現日鋼YPK商事株式会社)(連結子会社)

1988年8月

ファインクリスタル株式会社設立。(連結子会社)

1989年1月

射出機センター(埼玉県入間市)開設。(2003年8月閉鎖)


まとめ

今回の記事では、日本製鋼所の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。