凸版印刷の年収は700万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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凸版印刷の平均年収ランキングのまとめ

凸版印刷株式会社は、東京都に本社を構える、その他製品で事業を手掛ける企業です。 凸版印刷の平均年収は700万円で、業界ランキング25位の平均年収となっています。 今回は、そんな凸版印刷に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ凸版印刷の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、凸版印刷について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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凸版印刷の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の凸版印刷の平均年収は、700万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

凸版印刷の平均年収の推移

凸版印刷の平均年収は直近7年間で、 +4.6%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

凸版印刷の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は466万円で、 30~34歳になると537万円と平均年収が71万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると612万円で、40~45歳になると654万円40~45歳になると700万円となります。 そして、50~54歳になると756万円55~59歳になると755万円となります。

※こちらの試算は、凸版印刷株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、凸版印刷の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 凸版印刷の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

凸版印刷の業界内年収ランキング

凸版印刷が属する業界である、「その他製品」の上場企業平均年収は573万円でした。 そのため、凸版印刷の平均年収は業界平均と比較をして 127万円高く、 業界内ランキングでは、129社中25位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

凸版印刷のエリア内年収ランキング

凸版印刷の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、凸版印刷の平均年収はエリア平均と比較をして 48万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中759位同程度の平均年収となっています。

以上、凸版印刷の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

凸版印刷でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

凸版印刷のボーナス額の平均値は、112万円でした。 同業種の業界平均が92万円であることから、 20万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

凸版印刷の役職別平均年収の比較

次に、凸版印刷の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は868万円、 課長の平均年収は1135万円、 部長の平均年収は1368万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


凸版印刷の生涯年収はいくら?

凸版印刷の生涯年収ランキング

調査の結果、凸版印刷の平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 凸版印刷の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで凸版印刷株式会社で働いたと仮定して算出しています。


凸版印刷の従業員調査

ここまで凸版印刷の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

凸版印刷の従業員数

凸版印刷の従業員数比較

有価証券報告書によると、凸版印刷の従業員数は、10951人でした。 その他製品の従業情報員の平均従業員数が、835人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが1位(129社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

凸版印刷の従業員の平均勤続年数

凸版印刷の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、凸版印刷の平均勤続年数は、13.3年でした。 その他製品の従業員の平均属年数が、14.2年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

凸版印刷の従業員平均年齢

凸版印刷の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、凸版印刷の従業員の平均年齢は、42.9歳でした。 その他製品の従業員の平均年齢が、41.8歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。

凸版印刷の離職率

凸版印刷の従業員の離職率

凸版印刷の10年以内の離職率は男性従業員が43.0%女性従業員が41.0%

でした。 パルプ・紙・紙加工品製造業、印刷業・印刷関連業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が42.3%、女性従業員が46.7%であることから、 女性の離職率が比較的が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


凸版印刷の事業展望

「せっかく凸版印刷に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、凸版印刷が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく凸版印刷がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

凸版印刷は、事業戦略として、「DX事業については、全社を挙げて取り組むDXのコンセプトを「Erhoeht-X(エルへートクロス)」とし、ビジネスのあり方や生活者の嗜好、行動が大きく変容しデジタル化が加速するなか、マーケティングテクノロジーを活用した企業ブランド・製品・サービスのCX(カスタマー・エクスペリエンス)提供支援、デジタル技術と高度なオペレーションノウハウを掛け合わせたハイブリッドBPOの構築、海外におけるセキュア事業の拡大などを図っていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 事業ポートフォリオの変革を実現すべく、トッパングループ一丸となってシナジーの最大化を図るとともに、グループガバナンス強化を通じた経営資源の最適配分、環境変化に対応するための迅速な意思決定を可能とするため、持株会社体制への移行を検討していく
  • お客さまの信頼にこたえ、彩りの知と技をもとにこころをこめた作品を創りだし、情報・文化の担い手としてふれあい豊かなくらしに貢献する」ことを企業理念として掲げ、お客さまや社会とともに発展していくことを経営の基本方針としている
  • 21世紀の企業像と事業領域を定めた「TOPPANVISION21」に基づき、全社員が目的意識と価値観を共有し、新しい技術や事業の確立に挑戦するとともに、社会との関わりのなかで企業倫理を遵守し環境と安全に配慮した企業活動を推進していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、凸版印刷の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る凸版印刷の将来性

凸版印刷の売上高推移のグラフ

凸版印刷は、主な事業として、情報コミュニケーション事業分野・生活・産業事業分野・エレクトロニクス事業分野を手がけています。 ここで、凸版印刷の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は6.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、凸版印刷の売上高ランキングは、 同業種で13位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る凸版印刷の将来性

凸版印刷の純利益高推移のグラフ

次に、凸版印刷の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は1610.0%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、凸版印刷の売上高ランキングは、 同業種で2位業界を牽引している企業となっています。


凸版印刷の競合企業は?

凸版印刷と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
大日本印刷株式会社 767万円 その他製品
共同印刷株式会社 556万円 その他製品
サンメッセ株式会社 497万円 その他製品
トッパン・フォームズ株式会社 682万円 その他製品
株式会社オカムラ 702万円 その他製品
リンテック株式会社 659万円 その他製品
ナカバヤシ株式会社 494万円 その他製品
NISSHA株式会社 685万円 その他製品
株式会社タカラトミー 721万円 その他製品
大建工業株式会社 556万円 その他製品

その他製品業界の企業年収ランキングは?

凸版印刷が属するその他製品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、その他製品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社日本経済新聞社 1220万円 2624人
2位 株式会社バンダイナムコホールディングス 1205万円 23人
3位 株式会社東洋経済新報社 1173万円 274人
4位 株式会社朝日新聞社 1113万円 3619人
5位 任天堂株式会社 988万円 2634人
6位 株式会社アシックス 865万円 972人
7位 ヤマハ株式会社 860万円 2387人
8位 株式会社西日本新聞社 859万円 561人
9位 ピジョン株式会社 801万円 368人
10位 株式会社神戸新聞社 796万円 482人

その他製品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

凸版印刷が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、凸版印刷の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 凸版印刷株式会社
設立年月日 1908年
会社ホームページ https://www.toppan.co.jp/sustainability/diversity.html
所在地 東京都台東区台東1丁目5番1号
代表取締役社長 代表取締役社長    麿    秀  晴
業種 その他製品
事業内容 総合印刷業 「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開

凸版印刷の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 凸版印刷の創設年は1908年で115年の社歴を持っており、 その他製品の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1900年1月

凸版印刷合資会社として設立(東京市下谷区二長町)。

1908年6月

資本金40万円の株式会社に改組。

1927年1月

大阪分工場を新設(1944年 大淀工場と改称)。

1938年5月

板橋工場を新設。

1944年7月

精版印刷株式会社を合併、大阪支社を開設し、大阪支社工場として稼働。

1945年7月

九州工場を新設。

1949年5月

東京証券取引所に株式を上場。

1961年12月

事業部制を導入、本社、板橋、下谷、小石川、関西、西日本の7事業部が発足。

1962年8月

商業印刷専門工場となる朝霞工場を新設。

1963年5月

Toppan Printing Co., (H.K.) Ltd.を設立。

1965年5月

ムーア社(カナダ)との合弁で、トッパン・ムーア・ビジネスフォーム株式会社を設立(1971年 トッパン・ムーア株式会社と改称)。

1967年9月

相模原工場を新設(紙器)。

1968年5月

下谷工場跡地に(旧)本社ビル「トッパンビルディング」(東京都台東区)竣工。

1968年12月

九州精版印刷株式会社を合併、福岡工場として稼働(一般印刷、新聞印刷、紙器、特印)。

1970年10月

滋賀工場を新設(リードフレーム)。

1971年12月

愛知特殊印刷株式会社、興文舎印刷株式会社を合併し、名古屋工場(特印、紙器)、札幌工場(一般印刷、特印)として稼働。

1973年12月

朝霞精密工場を新設(フォトマスク、シャドウマスク)。

1975年7月

福崎工場を新設(特印、チューブ、カップ、プラスチック)。

1979年6月

熊本工場を新設(一般印刷、有価証券)。

1984年11月

新潟工場を新設(プリント配線板)。

1986年3月

本社ビル(東京都千代田区)竣工。

1986年7月

総合研究所(埼玉県杉戸町)を新設。

1988年4月

滝野工場を新設(液体用紙容器)。

1988年10月

出版・製本の総合工場となる川口工場を新設(出版印刷)。

1990年12月

産業資材の専門工場となる幸手工場を新設(機能性材料)。

1997年7月

カード専門工場となる嵐山工場を新設(ICカード)。

1997年9月

坂戸工場を新設(出版印刷、商業印刷)。

1998年3月

トッパン・フォームズ株式会社、東京証券取引所市場第一部に株式を上場。

2000年4月

情報系ビジネス拠点「トッパン小石川ビル」(東京都文京区)竣工。

2000年6月

「TOPPAN VISION 21」を発表。

2000年10月

東京都文京区に「トッパンホール」及び「印刷博物館」をオープン。

2001年7月

福岡新第一工場を新設(特印)。

2004年1月

三重工場を新設(カラーフィルタ)。

2005年4月

米国デュポンフォトマスク社(現 Toppan Photomasks, Inc.)を買収。

2007年10月

図書印刷株式会社の第三者割当増資を引受け、同社を連結子会社化。

2008年7月

SNP Corporation Limited(現 Toppan Leefung Pte. Ltd.)を買収。

2009年4月

製造部門を分社化し、株式会社トッパンコミュニケーションプロダクツ、株式会社トッパンパッケージプロダクツ、株式会社トッパンエレクトロニクスプロダクツを設立。

 

機能性フィルムの生産拠点となる深谷工場を新設。

2013年10月

高セキュリティ対応のグループ・データセンターを新設。

2014年4月

国内外の軟包材生産のマザー工場となる群馬センター工場を新設。

2016年4月

透明バリアフィルムの生産拠点としてToppan USA, Inc.ジョージア工場を新設。

2016年6月

執行役員制度を導入。

2017年3月

中小型液晶パネル製造を手掛けるGiantplus Technology Co., Ltd.を連結子会社化。

2019年8月

図書印刷株式会社を完全子会社化。

2019年10月

建装材印刷事業を展開するINTERPRINT GmbHを買収。

2021年7月

軟包装事業を展開するInterFlex Investment Holdings, Inc.を買収。

2022年2月

フィルムメーカーのMax Speciality Films Limitedを連結子会社化。

2022年3月

トッパン・フォームズ株式会社を完全子会社化。

 


まとめ

今回の記事では、凸版印刷の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。