第一工業製薬の年収は731万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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第一工業製薬の平均年収ランキングのまとめ

第一工業製薬株式会社は、京都府に本社を構える、化学で事業を手掛ける企業です。 第一工業製薬の平均年収は731万円で、業界ランキング53位の平均年収となっています。 今回は、そんな第一工業製薬に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ第一工業製薬の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、第一工業製薬について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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第一工業製薬の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の第一工業製薬の平均年収は、731万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

第一工業製薬の平均年収の推移

第一工業製薬の平均年収は直近7年間で、 +6.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

第一工業製薬の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は521万円で、 30~34歳になると601万円と平均年収が80万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると684万円で、40~45歳になると731万円40~45歳になると782万円となります。 そして、50~54歳になると845万円55~59歳になると844万円となります。

※こちらの試算は、第一工業製薬株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、第一工業製薬の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 第一工業製薬の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

第一工業製薬の業界内年収ランキング

第一工業製薬が属する業界である、「化学」の上場企業平均年収は646万円でした。 そのため、第一工業製薬の平均年収は業界平均と比較をして 85万円高く、 業界内ランキングでは、228社中53位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

第一工業製薬のエリア内年収ランキング

第一工業製薬の本社がある京都府における上場企業の平均年収は597万円となります。
そのため、第一工業製薬の平均年収はエリア平均と比較をして 134万円高く、 エリア内ランキングでは、75社中13位比較的高い平均年収となっています。

以上、第一工業製薬の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

第一工業製薬でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

第一工業製薬のボーナス額の平均値は、117万円でした。 同業種の業界平均が104万円であることから、 13万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

第一工業製薬の役職別平均年収の比較

次に、第一工業製薬の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は906万円、 課長の平均年収は1185万円、 部長の平均年収は1429万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


第一工業製薬の生涯年収はいくら?

第一工業製薬の生涯年収ランキング

調査の結果、第一工業製薬の平均生涯年収は2.5億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 第一工業製薬の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで第一工業製薬株式会社で働いたと仮定して算出しています。


第一工業製薬の従業員調査

ここまで第一工業製薬の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

第一工業製薬の従業員数

第一工業製薬の従業員数比較

有価証券報告書によると、第一工業製薬の従業員数は、571人でした。 化学の従業情報員の平均従業員数が、890人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが99位(228社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

第一工業製薬の従業員の平均勤続年数

第一工業製薬の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、第一工業製薬の平均勤続年数は、14.9年でした。 化学の従業員の平均属年数が、15.4年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

第一工業製薬の従業員平均年齢

第一工業製薬の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、第一工業製薬の従業員の平均年齢は、40.5歳でした。 化学の従業員の平均年齢が、41.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


第一工業製薬の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、第一工業製薬の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、第一工業製薬の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

第一工業製薬における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

第一工業製薬の平均残業時間

第一工業製薬の従業員の平均残業時間は、一月あたり12.6時間でした。 化学工業の従業員の平均残業時間が、18.4時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

第一工業製薬の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で14.6日でした。 化学工業の従業員の平均日数が、13.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。


第一工業製薬は女性にとって働きやすい?

第一工業製薬の女性活躍を推進する取り組み

第一工業製薬は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○従業員 合計:644人(うち女性:111人) ※2020.7年末時点。
○育児休業復職率:100%
○各種報告書での情報開示の有無等 CSR発行有無:(有)

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


第一工業製薬の事業展望

「せっかく第一工業製薬に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、第一工業製薬が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく第一工業製薬がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

第一工業製薬は、事業戦略として、「創業者は『品質第一』と『原価逓減』が、「より良い製品を、より安価に、お客様に提供することが会社隆昌の基本」であり、この「2つの社訓を実現する原動力となるのは不断の研究活動である」と3つ目の『研究努力』を説いている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 年目となる2023年3月期は、原材料価格の高騰や地政学リスクなどの課題はあるものの、先行投資した事業収益の刈り取りとライフサイエンス事業の実績化に努め、着実な計画達成を目指す
  • 「京都から、世界へ未来へ。」と飛躍を志した成長戦略を確実に軌道に乗せるための諸施策を、全社員が一丸となり確実に実行し、新たな会社の歴史を作る
  • 昨年より研究体制の見直しに着手し、優位性と将来性を軸に資源を集中させる経営資源の最適配分を実施している

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、第一工業製薬の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る第一工業製薬の将来性

第一工業製薬の売上高推移のグラフ

第一工業製薬は、主な事業として、界面活性剤・アメニティ材料・ウレタン材料・機能材料・電子デバイス材料・ライフサイエンスを手がけています。 ここで、第一工業製薬の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は9.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、第一工業製薬の売上高ランキングは、 同業種で89位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る第一工業製薬の将来性

第一工業製薬の純利益高推移のグラフ

次に、第一工業製薬の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は7.7%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、第一工業製薬の売上高ランキングは、 同業種で112位業界を牽引している企業となっています。


第一工業製薬の競合企業は?

第一工業製薬と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
日華化学株式会社 514万円 化学
神東塗料株式会社 513万円 化学
タイガースポリマー株式会社 575万円 化学
株式会社マンダム 771万円 化学
東京インキ株式会社 703万円 化学
積水化成品工業株式会社 703万円 化学
日本化学工業株式会社 660万円 化学
三光合成株式会社 454万円 化学
コニシ株式会社 680万円 化学
株式会社サンエー化研 613万円 化学

化学業界の企業年収ランキングは?

第一工業製薬が属する化学業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、化学業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 1157万円 8人
2位 富士フイルムホールディングス株式会社 1017万円 815人
3位 日本酸素ホールディングス株式会社 960万円 81人
4位 株式会社三菱ケミカルホールディングス 949万円 223人
5位 日本ペイントホールディングス株式会社 898万円 404人
6位 積水化学工業株式会社 897万円 2761人
7位 住友化学株式会社 883万円 6488人
8位 三菱瓦斯化学株式会社 871万円 2461人
9位 東京応化工業株式会社 859万円 1261人
10位 信越化学工業株式会社 854万円 3341人

化学業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


京都府の企業年収ランキングは?

第一工業製薬が属する京都府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、京都府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 任天堂株式会社 988万円 2634人
2位 オムロン株式会社 849万円 4610人
3位 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 845万円 11人
4位 株式会社 島津製作所 841万円 3491人
5位 株式会社SCREENホールディングス 822万円 398人
6位 日本新薬株式会社 806万円 1827人
7位 株式会社村田製作所 797万円 9771人
8位 ローム株式会社 789万円 3546人
9位 株式会社ファルコホールディングス 766万円 3人
10位 三洋化成工業株式会社 762万円 1350人

京都府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、第一工業製薬の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 第一工業製薬株式会社
会社ホームページ http://www.dks-web.co.jp/
所在地 京都府京都市下京区西七条東久保町55番地
代表取締役社長 代表取締役会長兼社長  坂本 隆司
業種 化学
事業内容 界面活性剤を始めとする各種工業用薬剤の製造および販売

第一工業製薬の歴史

歴史をもっと見る

1909年4月

匿名組合負野薫玉堂解舒液部を設立

1914年12月

合名会社負野工業製薬所に組織変更

1915年11月

東京出張所を開設

1918年8月

第一工業製薬株式会社を設立

1919年2月

名古屋出張所を開設

1919年3月

大阪出張所を開設

1926年8月

本社、工場を京都工場の地に移転

1929年6月

福岡出張所を開設

1939年4月

四日市工場(三重県)を新設

1949年5月

東京証券取引所市場第一部に上場

1960年10月

大潟工場(新潟県)を新設

1973年5月

ゲンブ株式会社を設立

1982年1月

第一クリーンケミカル株式会社を設立

1986年7月

京都エレックス株式会社を設立

1988年10月

有限会社第一セラモ(現在の第一セラモ株式会社)を設立

1989年1月

有限会社第一建工(現在の第一建工株式会社)を設立

1992年10月

オランダにSisterna B.V.を設立

1996年9月

インドネシアにP.T.DAI-ICHI KIMIA RAYAを設立

2000年2月

大阪支社を開設

2000年9月

京都工場を閉鎖

2001年4月

第一化学工業株式会社(現在の滋賀工場)を吸収合併

2004年1月

帝開思(上海)国際貿易有限公司を設立

2006年12月

研究所を京都市南区の地に移転

2007年5月

本社事務所を京都市南区の地に移転

2009年2月

Sisterna B.V.の株式を追加取得し、連結子会社化

2010年3月

双一力(天津)新能源有限公司の株式を追加取得し、連結子会社化

2011年4月

四日市合成株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化

2011年5月

東京支社(現在の東京本社)を東京都中央区の地に移転

2014年10月

ゲンブ株式会社が第一クリーンケミカル株式会社を吸収合併

2015年12月

四日市事業所霞工場(三重県)を新設

2018年4月

双一力(天津)新能源有限公司の出資持分を売却し、連結から除外

2018年7月

株式会社バイオコクーン研究所の全株式を取得し、連結子会社化

2018年7月

池田薬草株式会社の全株式を取得し、連結子会社化

2019年3月

ライフサイエンス事業用地等(岡山県加賀郡吉備中央町)を取得

2019年12月

株式会社バイオコクーン研究所 新工場の建設

2021年2月

京都エレックスが中国に蘇州開翼電子材料有限公司を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行


まとめ

今回の記事では、第一工業製薬の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。