NTTファイナンスの年収は466万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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NTTファイナンスの平均年収ランキングのまとめ

NTTファイナンス株式会社は、東京都に本社を構える、サービス業で事業を手掛ける企業です。 NTTファイナンスの平均年収は466万円で、業界ランキング391位の平均年収となっています。 今回は、そんなNTTファイナンスに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つNTTファイナンスの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、NTTファイナンスについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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NTTファイナンスの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のNTTファイナンスの平均年収は、466万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

NTTファイナンスの平均年収の推移

NTTファイナンスの平均年収は直近8年間で、 -35.0%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

NTTファイナンスの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は280万円で、 30~34歳になると343万円と平均年収が63万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると414万円で、40~45歳になると452万円40~45歳になると466万円となります。 そして、50~54歳になると515万円55~59歳になると516万円となります。

※こちらの試算は、NTTファイナンス株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、NTTファイナンスの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 NTTファイナンスの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

NTTファイナンスの業界内年収ランキング

NTTファイナンスが属する業界である、「サービス業」の上場企業平均年収は531万円でした。 そのため、NTTファイナンスの平均年収は業界平均と比較をして 65万円低く、 業界内ランキングでは、647社中391位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

NTTファイナンスのエリア内年収ランキング

NTTファイナンスの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、NTTファイナンスの平均年収はエリア平均と比較をして 186万円低く、 エリア内ランキングでは、2266社中1983位比較的低い平均年収となっています。

以上、NTTファイナンスの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

NTTファイナンスでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

NTTファイナンスのボーナス額の平均値は、75万円でした。 同業種の業界平均が85万円であることから、 10万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

NTTファイナンスの役職別平均年収の比較

次に、NTTファイナンスの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は578万円、 課長の平均年収は755万円、 部長の平均年収は911万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


NTTファイナンスの生涯年収はいくら?

NTTファイナンスの生涯年収ランキング

調査の結果、NTTファイナンスの平均生涯年収は1.5億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 NTTファイナンスの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までNTTファイナンス株式会社で働いたと仮定して算出しています。


NTTファイナンスの従業員調査

ここまでNTTファイナンスの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

NTTファイナンスの従業員数

NTTファイナンスの従業員数比較

有価証券報告書によると、NTTファイナンスの従業員数は、3456人でした。 サービス業の従業情報員の平均従業員数が、623人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが21位(647社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

NTTファイナンスの従業員の平均勤続年数

NTTファイナンスの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、NTTファイナンスの平均勤続年数は、12.7年でした。 サービス業の従業員の平均属年数が、8.3年であることから、 一度NTTファイナンスに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

NTTファイナンスの従業員平均年齢

NTTファイナンスの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、NTTファイナンスの従業員の平均年齢は、47.1歳でした。 サービス業の従業員の平均年齢が、40.1歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。

NTTファイナンスの離職率

NTTファイナンスの従業員の離職率

NTTファイナンスの10年以内の離職率は男性従業員が38.9%女性従業員が27.3%

でした。 金融業、保険業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が34.9%、女性従業員が48.6%であることから、 女性の離職率が比較的が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


NTTファイナンスの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、NTTファイナンスの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、NTTファイナンスの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

NTTファイナンスにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

NTTファイナンスの平均残業時間

NTTファイナンスの従業員の平均残業時間は、一月あたり0.0時間でした。 金融業、保険業の従業員の平均残業時間が、11.7時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

NTTファイナンスの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で17.7日でした。 金融業、保険業の従業員の平均日数が、12.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

NTTファイナンスの長時間労働是正のための取組内容

NTTファイナンスは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・ノー残業デーの設定
・「夏の生活スタイル変革」の取組み(朝方勤務の実施、年次休暇の取得促進)
・変形労働時間制の実施

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


NTTファイナンスの事業展望

「せっかくNTTファイナンスに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、NTTファイナンスが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくNTTファイナンスがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

NTTファイナンスは、事業戦略として、「NTTグループの一員としての社会的責任と公共的使命を担いつつ幅広いお客さまに金融・決済サービスを提供していくため、コーポレート・ガバナンスの強化を通じてコンプライアンスの徹底を図るとともに、ノウハウ蓄積・人材育成の推進による企業体質の強化に努め、公正・透明な企業活動に邁進していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • NTTグループの総合決済・財務プラットフォーマー」として、引き続きNTTグループの事業運営を支えていくとともに、ICTの担い手であるNTTグループにおいて培った金融決済、財務サービスでの経験を活かし、お客さまや社会の課題に真摯に向き合い、新たな価値の創造をめざしていく
  • 自主性と創造性を尊重し、社員一人ひとりが意欲と誇りを持てる会社をめざす
  • Trust)を礎に、イノベーションに取組み、日々成長をめざす

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、NTTファイナンスの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るNTTファイナンスの将来性

NTTファイナンスの売上高推移のグラフ

NTTファイナンスは、主な事業として、ビリング・クレジットカード・アカウンティング・ファイナンスを手がけています。 ここで、NTTファイナンスの売上高推移についてみて見ましょう。 直近8年間の売上成長率は-45.0%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、NTTファイナンスの売上高ランキングは、 同業種で105位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るNTTファイナンスの将来性

NTTファイナンスの純利益高推移のグラフ

次に、NTTファイナンスの純利益推移についてみてみましょう。 直近8年間の純利益成長率は3.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、NTTファイナンスの売上高ランキングは、 同業種で74位業界を牽引している企業となっています。


NTTファイナンスの競合企業は?

NTTファイナンスと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社スタジオアリス 413万円 サービス業
株式会社アサツーディ・ケイ 756万円 サービス業
東海リース株式会社 590万円 サービス業
株式会社エフアンドエム 794万円 サービス業
株式会社東京ドーム 590万円 サービス業
株式会社共立メンテナンス 347万円 サービス業
株式会社アルプス技研 504万円 サービス業
株式会社ナック 525万円 サービス業
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 433万円 サービス業
株式会社ウィザス 514万円 サービス業

サービス業業界の企業年収ランキングは?

NTTファイナンスが属するサービス業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、サービス業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
2位 株式会社ストライク 1432万円 191人
3位 株式会社電通グループ 1341万円 164人
4位 RPAホールディングス株式会社 1288万円 15人
5位 EPSホールディングス株式会社 1253万円 59人
6位 株式会社日本M&Aセンター 1243万円 653人
7位 フロンティア・マネジメント株式会社 1217万円 226人
8位 ケネディクス株式会社 1160万円 67人
9位 株式会社ベイカレント・コンサルティング 1106万円 2638人
10位 株式会社シグマクシス 1092万円 73人

サービス業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

NTTファイナンスが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、NTTファイナンスの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 NTTファイナンス株式会社
設立年月日 1985年
所在地 東京都港区港南1丁目2番70号
代表取締役社長 代表取締役社長  伊藤 正三
業種 サービス業

NTTファイナンスの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 NTTファイナンスの創設年は1985年で38年の社歴を持っており、 サービス業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

年月

概要

1985年4月

エヌ・ティ・ティ・リース株式会社 設立

1989年7月

NTT Leasing(U.S.A.), Inc.を設立

1992年12月

NTTL Holdings, Inc.を設立

1995年1月

クレジットカード事業を開始

(株式会社エヌ・ティ・ティ・カードシステムより営業権を譲り受け)

1996年12月

環宇郵電国際租賃有限公司を設立

1999年11月

NTT Leasing Capital(U.S.A.), Inc.を設立

2003年11月

第1回国内公募社債を発行

2005年4月

株式会社エヌ・ティ・ティ・ファイナンス・ジャパンを合併

2006年6月

NTTグループ内における資金効率向上を目的とし、キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)の運用を開始

2006年7月

商号をNTTファイナンス株式会社に変更

Esperance Line S.A.(船舶に係るリース、営業貸付等業務)を設立

2007年4月

NTTファイナンスインベストメント株式会社を設立

NTTファイナンス2007投資事業組合を設立

2009年3月

日本電信電話株式会社を引受先とする第三者割当方式による新株式を発行

2010年5月

NTT Finance Asia Limitedを設立

2012年1月

NTTファイナンス・アセットサービス株式会社を設立

2012年7月

ビリング事業を開始

(NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ及びNTTドコモの通信サービス等料金の請求・回収業務の実施)

 

第1回ユーロ米ドル建て公募社債を発行

2012年9月

APRICOT SHIP HOLDING S.A.(船舶に係るリース業務)を設立

2012年10月

グローバル・キャッシュ・マネジメント・システム(グローバルCMS)の運用を開始

2014年4月

NTT Leasing Singapore Pte.Ltd.を設立

2014年10月

株式会社アケルナル(航空機に係るリース業務)を設立

2015年1月

株式会社Vリースに出資

2015年11月

NTT Leasing(U.S.A.), Inc.を有人拠点化

2017年3月

NTTグループを代表する初の国内公募社債(第1~3回)を発行

2018年1月

NTT Finance Germany GmbHを設立

NTT Finance Netherlands B.V.を設立

2019年4月

NTT Leasing(U.S.A.), Inc.が、NTT Finance Americas Inc.へ商号変更

NTTグローバルデータセンター株式会社(海外におけるデータセンター事業)に出資

2019年6月

NTT Finance UK Limitedを設立

2020年2月

NTT・TCリース株式会社を設立

2020年7月

リース事業及びグローバル事業の一部を分社化し、NTT・TCリース株式会社が承継

(Esperance Line S.A.、NTT Finance Asia Limited、NTTファイナンス・アセットサービス株式会社、APRICOT SHIP HOLDING S.A.、NTT Leasing Singapore Pte.Ltd.、及び株式会社アケルナルをNTT・TCリース株式会社傘下に移管)

2020年9月

日本電信電話株式会社が当社の株式を追加取得し完全子会社化

2021年4月

NTT Finance Israel L.P.を設立

2021年7月

アカウンティング事業を開始(エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社より事業承継)


まとめ

今回の記事では、NTTファイナンスの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。