ダイトの年収は506万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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ダイトの平均年収ランキングのまとめ

ダイト株式会社は、富山県に本社を構える、医薬品で事業を手掛ける企業です。 ダイトの平均年収は506万円で、業界ランキング79位の平均年収となっています。 今回は、そんなダイトに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つダイトの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ダイトについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ダイトの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2021年度のダイトの平均年収は、506万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ダイトの平均年収の推移

ダイトの平均年収は直近7年間で、 -8.6%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

ダイトの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は360万円で、 30~34歳になると415万円と平均年収が55万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると473万円で、40~45歳になると506万円40~45歳になると541万円となります。 そして、50~54歳になると584万円55~59歳になると584万円となります。

※こちらの試算は、ダイト株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ダイトの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ダイトの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ダイトの業界内年収ランキング

ダイトが属する業界である、「医薬品」の上場企業平均年収は761万円でした。 そのため、ダイトの平均年収は業界平均と比較をして 255万円低く、 業界内ランキングでは、85社中79位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ダイトのエリア内年収ランキング

ダイトの本社がある富山県における上場企業の平均年収は520万円となります。
そのため、ダイトの平均年収はエリア平均と比較をして 14万円低く、 エリア内ランキングでは、37社中20位同程度の平均年収となっています。

以上、ダイトの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ダイトでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ダイトのボーナス額の平均値は、81万円でした。 同業種の業界平均が122万円であることから、 41万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ダイトの役職別平均年収の比較

次に、ダイトの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は627万円、 課長の平均年収は820万円、 部長の平均年収は989万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


ダイトの生涯年収はいくら?

ダイトの生涯年収ランキング

調査の結果、ダイトの平均生涯年収は1.7億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ダイトの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までダイト株式会社で働いたと仮定して算出しています。


ダイトの従業員調査

ここまでダイトの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ダイトの従業員数

ダイトの従業員数比較

有価証券報告書によると、ダイトの従業員数は、676人でした。 医薬品の従業情報員の平均従業員数が、832人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが30位(85社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

ダイトの従業員の平均勤続年数

ダイトの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ダイトの平均勤続年数は、11.0年でした。 医薬品の従業員の平均属年数が、11.0年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

ダイトの従業員平均年齢

ダイトの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ダイトの従業員の平均年齢は、38.3歳でした。 医薬品の従業員の平均年齢が、43.3歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。

ダイトの離職率

ダイトの従業員の離職率

ダイトの10年以内の離職率は男性従業員が46.2%女性従業員が37.5%

でした。 化学工業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が30.1%、女性従業員が41.0%であることから、 女性の離職率が比較的が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


ダイトの事業展望

「せっかくダイトに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ダイトが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくダイトがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ダイトは、事業戦略として、「子会社の大和薬品工業株式会社並びに出資先である千輝薬業(安徽)有限責任公司、安徽鼎旺医薬有限責任公司との生産体制の最適化を図るとともに設備能力増強の一環として、本社工場敷地内に自動化設備を導入した新原薬棟(第七原薬棟)を新設し、医薬品原薬の安定供給体制及び安全対策の一層の強化を図る予定としている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 令和4年5月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の3カ年中期経営計画は当該会計基準等を適用した後の金額とし、連結売上高は従前の53,000百万円から44,500百万円に変更している
  • 顧客及びステークホルダーから選ばれ続ける企業を目指し、社是、経営理念、行動指針のもと、法令を遵守し、地球環境への配慮も行いながら、高品質な医薬品の安定供給に努め、人々の健やかな生活に貢献することを願って事業活動を展開している
  • 薬理製剤を含む医療用医薬品を中心として、原薬・製剤共に外資系メーカーや国内大手メーカーからの新規製造受託の獲得に努め、生産設備を最大限に活用することにより、収益の拡大を図っていく方針である

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ダイトの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るダイトの将来性

ダイトの売上高推移のグラフ

ダイトは、主な事業として、医薬品事業を手がけています。 ここで、ダイトの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は19.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ダイトの売上高ランキングは、 同業種で45位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見るダイトの将来性

ダイトの純利益高推移のグラフ

次に、ダイトの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は85.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ダイトの売上高ランキングは、 同業種で28位業界を牽引している企業となっています。


ダイトの競合企業は?

ダイトと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
大幸薬品株式会社 763万円 医薬品
株式会社 廣貫堂 411万円 医薬品
室町ケミカル株式会社 526万円 医薬品
シンバイオ製薬株式会社 1170万円 医薬品
栄研化学株式会社 764万円 医薬品
佐藤製薬株式会社 733万円 医薬品
株式会社ミズホメディー 688万円 医薬品
あすか製薬株式会社 760万円 医薬品
大塚ホールディングス株式会社 1044万円 医薬品
富士製薬工業株式会社 598万円 医薬品

医薬品業界の企業年収ランキングは?

ダイトが属する医薬品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、医薬品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
2位 サンバイオ株式会社 1247万円 34人
3位 シンバイオ製薬株式会社 1170万円 127人
4位 そーせいグループ株式会社 1151万円 23人
5位 株式会社モダリス 1144万円 3人
6位 武田薬品工業株式会社 1105万円 5149人
7位 中外製薬株式会社 1100万円 4876人
8位 第一三共株式会社 1094万円 5725人
9位 アンジェス株式会社 1078万円 42人
10位 アステラス製薬株式会社 1064万円 3943人

医薬品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


富山県の企業年収ランキングは?

ダイトが属する富山県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、富山県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人
2位 北日本放送株式会社 881万円 129人
3位 北陸電力株式会社 718万円 2761人
4位 川田テクノロジーズ株式会社 717万円 89人
5位 日医工株式会社 675万円 1255人
6位 株式会社ゴールドウイン 637万円 1188人
7位 コーセル株式会社 592万円 481人
8位 北陸電気工事株式会社 590万円 1108人
9位 株式会社 富山第一銀行 577万円 637人
10位 トナミホールディングス株式会社 570万円 73人

富山県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ダイトの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 ダイト株式会社
会社ホームページ http://www.daitonet.co.jp/
所在地 富山県富山市八日町326番地
代表取締役社長 代表取締役社長  大津賀 保信
業種 医薬品
事業内容 医薬品製造販売

ダイトの歴史

歴史をもっと見る

年月

事項

昭和17年6月

富山家庭薬の東南アジアへの輸出統制会社として富山県の指導のもとに富山市下木田に大東亜薬品交易統制株式会社を設立

昭和19年4月

商号を大東亜薬品交易株式会社に変更、中新川郡雄山町に疎開移転

昭和20年11月

商号を大東薬品交易株式会社に変更、射水郡小杉町に移転、家庭薬の販路を国内に求める

昭和22年10月

富山市桜木町に本社を移転

昭和23年7月

家庭薬製造許可を取得

昭和23年12月

商号を大東交易株式会社に変更

昭和24年3月

事務所・工場を新設し、配置用医薬品製造を開始する

昭和25年6月

昭和31年3月

医薬品原料卸業部門を開設し、医薬品原料の販売を開始する

大和薬品工業株式会社設立

昭和33年12月

セメント販売部門を開設

昭和38年5月

大阪市東区に大阪営業所を新設(昭和48年12月大阪支店に昇格、昭和62年8月大阪市中央区に移転)

昭和40年4月

東京都千代田区に東京営業所を新設(昭和45年9月東京支店に昇格)

昭和46年4月

医薬品原料の製造・開発のため研究所を富山市奥田新町に新設

昭和51年10月

高付加価値の医療用医薬品(後発品)の製造開始

昭和54年11月

GMP(注1)適合の第一製剤棟と原薬実験棟を富山市八日町に本社工場として新設し、配置用医薬品及び医療用医薬品の増産と医薬品原料の製造を開始

昭和55年5月

営業部門及び本社管理部門を富山市今泉に移転

昭和57年11月

医薬品原料の増産のため、本社工場に第一原薬棟を新設

昭和60年4月

本社工場に第二製剤棟を新設し、OTC医薬品(注2)の製造を開始

昭和60年12月

製造・開発を強化するため、新研究棟を本社工場の隣接地に新設・移転

昭和61年5月

バルクGMPに対応すべく原薬包装棟を新設

昭和62年7月

大和薬品工業株式会社を子会社化

平成元年10月

本社工場に第二原薬棟を新設し、医薬品原料の新薬中間体の受託製造を開始

平成3年12月

商号をダイト株式会社(現社名)に変更

平成5年4月

OTC医薬品を増産するため、本社工場に第三製剤棟を新設

平成11年6月

本社工場に第三原薬棟を新設

平成13年5月

セメント販売部門を廃止

平成13年9月

本社工場に第五製剤棟・第三物流センターを新設し、医療用医薬品の受託製造を開始

平成15年3月

本社工場に第二包装棟を新設

平成17年12月

本社事務所棟を本社工場の隣接地に新設・移転

平成19年9月

医薬品原料の増産のため、本社工場に第五原薬棟・第五物流センターを新設

平成19年10月

本社工場に第三包装棟を新設

平成19年10月

大和薬品工業株式会社を株式交換により完全子会社化

平成19年11月

米国イリノイ州に駐在員事務所を設置

平成20年6月

Daito Pharmaceuticals America, Inc.設立(米国・駐在員事務所を廃止)

平成20年10月

本社工場に第六製剤棟を新設

平成22年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

平成23年3月

東京証券取引所市場第一部に指定

平成23年7月

平成24年9月

平成26年11月

平成26年12月

平成27年10月

平成28年2月

平成29年6月

平成30年11月

本社工場に厚生棟を新設

安徽微納生命科学技術開発有限公司を子会社化(現社名)大桐製薬(中国)有限責任公司

大桐製薬(中国)有限責任公司に製剤棟を新設

高薬理活性製剤の製造・開発のため、本社工場に第七製剤棟を新設

本社工場に第六原薬棟、第三原薬包装棟を新設

本社工場に医薬品工業化プロセス研究棟を新設

本社工場に高薬理R&Dセンターを新設

高薬理活性製剤の製造のため、本社工場に第八製剤棟を新設


まとめ

今回の記事では、ダイトの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。