佐藤製薬の年収は733万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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佐藤製薬の平均年収ランキングのまとめ

佐藤製薬株式会社は、東京都に本社を構える、医薬品で事業を手掛ける企業です。 佐藤製薬の平均年収は733万円で、業界ランキング44位の平均年収となっています。 今回は、そんな佐藤製薬に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ佐藤製薬の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、佐藤製薬について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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佐藤製薬の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2021年度の佐藤製薬の平均年収は、733万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

佐藤製薬の平均年収の推移

佐藤製薬の平均年収は直近7年間で、 -6.0%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

佐藤製薬の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は489万円で、 30~34歳になると563万円と平均年収が74万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると642万円で、40~45歳になると685万円40~45歳になると733万円となります。 そして、50~54歳になると792万円55~59歳になると791万円となります。

※こちらの試算は、佐藤製薬株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、佐藤製薬の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 佐藤製薬の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

佐藤製薬の業界内年収ランキング

佐藤製薬が属する業界である、「医薬品」の上場企業平均年収は761万円でした。 そのため、佐藤製薬の平均年収は業界平均と比較をして 28万円低く、 業界内ランキングでは、85社中44位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

佐藤製薬のエリア内年収ランキング

佐藤製薬の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、佐藤製薬の平均年収はエリア平均と比較をして 81万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中609位比較的高い平均年収となっています。

以上、佐藤製薬の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

佐藤製薬でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

佐藤製薬のボーナス額の平均値は、118万円でした。 同業種の業界平均が122万円であることから、 4万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

佐藤製薬の役職別平均年収の比較

次に、佐藤製薬の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は909万円、 課長の平均年収は1188万円、 部長の平均年収は1433万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


佐藤製薬の生涯年収はいくら?

佐藤製薬の生涯年収ランキング

調査の結果、佐藤製薬の平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 佐藤製薬の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで佐藤製薬株式会社で働いたと仮定して算出しています。


佐藤製薬の従業員調査

ここまで佐藤製薬の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

佐藤製薬の従業員数

佐藤製薬の従業員数比較

有価証券報告書によると、佐藤製薬の従業員数は、784人でした。 医薬品の従業情報員の平均従業員数が、832人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが27位(85社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

佐藤製薬の従業員の平均勤続年数

佐藤製薬の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、佐藤製薬の平均勤続年数は、17.1年でした。 医薬品の従業員の平均属年数が、11.0年であることから、 一度佐藤製薬に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

佐藤製薬の従業員平均年齢

佐藤製薬の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、佐藤製薬の従業員の平均年齢は、43.8歳でした。 医薬品の従業員の平均年齢が、43.3歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。

佐藤製薬の離職率

佐藤製薬の従業員の離職率

佐藤製薬の10年以内の離職率は男性従業員が18.0%女性従業員が24.5%

でした。 化学工業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が30.1%、女性従業員が41.0%であることから、 男女ともに比較的離職率が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


佐藤製薬の勤務環境はブラック?それともホワイト?

佐藤製薬の長時間労働是正のための取組内容

佐藤製薬は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

休日出勤を控えるように全社員へ通知し、休日出勤を事前届け出制にして総務ですべてチェックする。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


佐藤製薬は女性にとって働きやすい?

佐藤製薬が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

佐藤製薬における女性の育休取得率と女性従業員の割合

佐藤製薬の女性の育休取得率

佐藤製薬の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 化学工業の女性従業員の育休取得率が平均94.2%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

佐藤製薬の女性従業員の割合

佐藤製薬の従業員に占める女性従業員の割合は、25.5%でした。 化学工業の女性従業員の割合が平均26.0%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


佐藤製薬の事業展望

「せっかく佐藤製薬に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、佐藤製薬が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく佐藤製薬がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

佐藤製薬は、事業戦略として、「OTC事業では、主力ブランドの「ユンケル」「ストナ」「アセス」「リングル」を中心に、点鼻薬「ナザールAR」「ナシビンMスプレー」、皮膚用薬「アラセナS」、解熱鎮痛剤「ルミフェン」などの販売が好調なスイッチOTC製品や、うがい薬「ラリンゴール」、皮膚用薬「トレンタムG」など、新しい生活様式に対応した製品の育成を推進する」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • OTC医薬品を中心に、医療用医薬品、健康食品、化粧品など総合的にヘルスケア製品を提供する企業として、今後も高品質で付加価値の高い製品の提供と、それぞれの製品を有効活用していただくための環境整備に努め、国民の健康に寄与していく
  • 市場の変化に対応したチャネル戦略、マーケティング活動により企業価値を高め、着実に収益に結びつけていけるよう、現役員を含め全社一丸となって積極的な取り組みを継続していく
  • 面においては、重点領域である爪白癬市場において、ネイリン・ルコナックのシェアを拡大するため、デジタルを活用したマーケティング・ディテール活動や、疾患啓発など多面的な取り組みにより事業計画の達成を目指す

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、佐藤製薬の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る佐藤製薬の将来性

佐藤製薬の売上高推移のグラフ

佐藤製薬は、主な事業として、OTC事業・医薬事業を手がけています。 ここで、佐藤製薬の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は13.7%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、佐藤製薬の売上高ランキングは、 同業種で48位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見る佐藤製薬の将来性

佐藤製薬の純利益高推移のグラフ

次に、佐藤製薬の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-330.7%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、佐藤製薬の売上高ランキングは、 同業種で40位業界を牽引している企業となっています。


佐藤製薬の競合企業は?

佐藤製薬と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
科研製薬株式会社 798万円 医薬品
森下仁丹株式会社 546万円 医薬品
日本ケミファ株式会社 690万円 医薬品
富士製薬工業株式会社 598万円 医薬品
ゼリア新薬工業株式会社 707万円 医薬品
あすか製薬株式会社 760万円 医薬品
JCRファーマ株式会社 887万円 医薬品
有機合成薬品工業株式会社 582万円 医薬品
千寿製薬株式会社 674万円 医薬品
ビオフェルミン製薬株式会社 574万円 医薬品

医薬品業界の企業年収ランキングは?

佐藤製薬が属する医薬品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、医薬品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
2位 サンバイオ株式会社 1247万円 34人
3位 シンバイオ製薬株式会社 1170万円 127人
4位 そーせいグループ株式会社 1151万円 23人
5位 株式会社モダリス 1144万円 3人
6位 武田薬品工業株式会社 1105万円 5149人
7位 中外製薬株式会社 1100万円 4876人
8位 第一三共株式会社 1094万円 5725人
9位 アンジェス株式会社 1078万円 42人
10位 アステラス製薬株式会社 1064万円 3943人

医薬品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

佐藤製薬が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、佐藤製薬の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 佐藤製薬株式会社
所在地 東京都港区元赤坂1丁目5番27号
代表取締役社長 代表取締役社長    佐  藤  誠  一
業種 医薬品
事業内容 医薬品、医薬部外品、化粧品などの製造・販売

佐藤製薬の歴史

歴史をもっと見る

 1915年5月

東京市本郷区千駄木町において故佐藤幸吉会長が佐藤製薬所を創立。医薬品の製造を開始。

 1929年7月

佐藤製薬合名会社を設立し現在の研究開発センター所在地に工場ならびに営業所を移転。

 1939年8月

資本金18万円の株式会社に改組。商号を佐藤製薬株式会社に変更。

 1952年11月

直販組織である佐藤協力会発足、大衆薬製造販売に重点。本社社屋落成。

 1958年5月

本社工場稼動開始。

 1959年4月

広報活動にトレード・キャラクター  サトちゃん登場。

 1959年9月

かぜ薬「ストナ」発売。

 1961年11月

八王子工場稼動開始。

 1965年2月

新進医薬品工業株式会社を設立し、医療用医薬品に進出。

 1967年10月

「ユンケル黄帝」発売。

 1971年10月

東京発送センター開設。

 1972年7月

沖縄出張所開設。取引店数11,300店になる。

 1973年6月

Pharmacy+1  モデル店舗発表。

 1974年6月

健康食品分野に進出。

 1976年4月

香港に現地法人佐藤製薬(香港)有限公司設立。

 1978年6月

キップ薬品株式会社(現  連結子会社)買収(全額出資)。

 1979年3月

シンガポールに、合弁会社エクイムドサトウ PTE.,LTD.(1982年に SATO
PHARMACEUTICAL(Singapore) PTE.,LTD. に商号変更)を設立。

 1981年9月

便秘薬「サトラックス」発売。

 1981年10月

米国に現地法人 SATO PHARMACEUTICAL INC. を設立。

 1983年5月

営業部門が千代田区内幸町のインペリアルタワーに移転。

 1984年10月

「ユンケル黄帝ロイヤル」発売。

 1987年10月

台湾に現地法人佐藤製薬股份有限公司(現  連結子会社)設立。

 1988年5月

水虫薬「ラマストン」発売。

 1990年11月

SATO PHARMACEUTICAL ヨーロッパオフィスをデュッセルドルフに開設。

 1992年6月

台湾の現地法人東晋貿易股份有限公司を買収(99%出資)。

 1993年1月

本社が東京都品川区東大井から現在地の東京都港区元赤坂に移転。

 1994年4月

品川工場の錠剤製造設備を八王子工場へ移設、拡充。

 1994年6月

品川研究開発センター設立。

 1994年8月

BSNショップ  モデル店発表。

 1994年8月

新進医薬品工業株式会社より医家向け医薬事業部門を譲受。

 1995年7月

SMA(サトウ・マーケティング・アソシエーツ)取引店数29,600店となる。

 1997年10月

かずさ新工場建設にかかる「アクア・アカデミア・プロジェクト21」を発売。

 1998年11月

木更津市のかずさアカデミアパークに新工場のための用地を取得。

 1999年1月

東京流通センターに自動ピッキング装置を設置。

 1999年3月

100mlドリンク剤「ファンテユンケル3Bドリンク」発売。

 1999年8月

八王子工場に新製剤棟を建設。

 


まとめ

今回の記事では、佐藤製薬の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。