カプコンの年収は712万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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カプコンの平均年収ランキングのまとめ

株式会社カプコンは、大阪府に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 カプコンの平均年収は712万円で、業界ランキング127位の平均年収となっています。 今回は、そんなカプコンに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つカプコンの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、カプコンについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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カプコンの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のカプコンの平均年収は、712万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

カプコンの平均年収の推移

カプコンの平均年収は直近7年間で、 +26.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

カプコンの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は505万円で、 30~34歳になると612万円と平均年収が107万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると712万円で、40~45歳になると808万円40~45歳になると883万円となります。 そして、50~54歳になると985万円55~59歳になると1054万円となります。

※こちらの試算は、株式会社カプコンが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、カプコンの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 カプコンの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

カプコンの業界内年収ランキング

カプコンが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、カプコンの平均年収は業界平均と比較をして 74万円高く、 業界内ランキングでは、554社中127位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

カプコンのエリア内年収ランキング

カプコンの本社がある大阪府における上場企業の平均年収は633万円となります。
そのため、カプコンの平均年収はエリア平均と比較をして 79万円高く、 エリア内ランキングでは、485社中128位比較的高い平均年収となっています。

以上、カプコンの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

カプコンでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

カプコンのボーナス額の平均値は、114万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 12万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

カプコンの役職別平均年収の比較

次に、カプコンの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は883万円、 課長の平均年収は1154万円、 部長の平均年収は1392万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


カプコンの生涯年収はいくら?

カプコンの生涯年収ランキング

調査の結果、カプコンの平均生涯年収は2.8億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 カプコンの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社カプコンで働いたと仮定して算出しています。


カプコンの従業員調査

ここまでカプコンの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

カプコンの従業員数

カプコンの従業員数比較

有価証券報告書によると、カプコンの従業員数は、2904人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが20位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

カプコンの従業員の平均勤続年数

カプコンの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、カプコンの平均勤続年数は、10.7年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 一度カプコンに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

カプコンの従業員平均年齢

カプコンの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、カプコンの従業員の平均年齢は、37.3歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


カプコンの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、カプコンの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、カプコンの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

カプコンにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

カプコンの平均残業時間

カプコンの従業員の平均残業時間は、一月あたり8.5時間でした。 サービス業(他に分類されないもの)の従業員の平均残業時間が、13.6時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

カプコンの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で14.9日でした。 サービス業(他に分類されないもの)の従業員の平均日数が、12.1日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

カプコンの長時間労働是正のための取組内容

カプコンは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・有休取得推進日の設定
・ノー残業デイの設定
・振替休日の活用

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


カプコンは女性にとって働きやすい?

カプコンが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

カプコンにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

カプコンの女性の育休取得率

カプコンの女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 サービス業(他に分類されないもの)の女性従業員の育休取得率が平均76.8%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

カプコンの女性従業員の割合

カプコンの従業員に占める女性従業員の割合は、21.3%でした。 サービス業(他に分類されないもの)の女性従業員の割合が平均39.4%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


カプコンの事業展望

「せっかくカプコンに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、カプコンが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくカプコンがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

カプコンは、事業戦略として、「基準として、簿価が50%以上下落した場合や保有先の企業価値が著しく毀損するなど持続して保有する経済合理性が乏しいと判断した場合は、経済情勢等を勘案のうえ、当該保有先との対話を経て、適切な時期に削減や売却を行う」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 的な成長のためには取締役会の多様性確保が重要であると認識しており、性別、国籍、年齢等に関係なく、人格および識見に基づいて候補者を選定し、「多様な視点」「豊富な経験」「多様かつ特化した高度なスキル」を持ったメンバーで構成するよう努めている
  • 将来の取引関係や持続的な企業価値の向上に資するか否かなど、中長期的な観点から得失等を総合的に勘案のうえ、現状最小限の3銘柄のみ保有しており、当期末現在の当該政策保有株式の保有額は、純資産の0.5%未満である
  • 人材強化の取組みを進め、IPを積極的に創出、活用し、グローバルでのさらなるブランド価値向上とユーザー数の拡大に努め、主力事業のデジタルコンテンツ事業を成長させ、中期経営目標の「毎期10%営業利益増益」の達成に取り組んでいく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、カプコンの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るカプコンの将来性

カプコンの売上高推移のグラフ

カプコンは、主な事業として、デジタルコンテンツ事業・アミューズメント施設事業・アミューズメント機器事業・その他事業を手がけています。 ここで、カプコンの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は58.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、カプコンの売上高ランキングは、 同業種で77位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るカプコンの将来性

カプコンの純利益高推移のグラフ

次に、カプコンの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は127.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、カプコンの売上高ランキングは、 同業種で17位業界を牽引している企業となっています。


カプコンの競合企業は?

カプコンと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社ACCESS 683万円 情報・通信業
株式会社 構造計画研究所 860万円 情報・通信業
株式会社マーベラス 588万円 情報・通信業
株式会社アルファシステムズ 604万円 情報・通信業
株式会社アイスタイル 530万円 情報・通信業
株式会社NSD 651万円 情報・通信業
株式会社東北新社 600万円 情報・通信業
株式会社ソリトンシステムズ 650万円 情報・通信業
株式会社DTS 600万円 情報・通信業
株式会社セゾン情報システムズ 718万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

カプコンが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


大阪府の企業年収ランキングは?

カプコンが属する大阪府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、大阪府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2182万円 2599人
2位 日本商業開発株式会社 1694万円 45人
3位 伊藤忠商事株式会社 1627万円 4215人
4位 株式会社MBSメディアホールディングス 1344万円 627人
5位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人
6位 サントリーホールディングス株式会社 1140万円 482人
7位 株式会社朝日新聞社 1113万円 3619人
8位 武田薬品工業株式会社 1105万円 5149人
9位 アンジェス株式会社 1078万円 42人
10位 長瀬産業株式会社 1029万円 892人

大阪府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、カプコンの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社カプコン
会社ホームページ http://www.capcom.co.jp/
所在地 大阪府大阪市中央区内平野町3丁目1番3号
代表取締役社長 代表取締役社長  辻  本  春  弘
業種 情報・通信業
事業内容 デジタルコンテンツ事業 アミューズメント施設事業 アミューズメント機器事業 など

カプコンの歴史

歴史をもっと見る

年月

概要

1979年5月

電子応用のゲーム機器の開発および販売を目的として、大阪府松原市にアイ・アール・エム株式会社(資本金1,000万円)を設立。

1981年5月

子会社日本カプセルコンピュータ株式会社設立。

1981年9月

サンビ株式会社に商号を変更し、本店を大阪府羽曳野市に移転。

1983年6月

販売部門を担当する会社として、大阪市平野区に(旧)株式会社カプコン(資本金1,000万円)を設立。

1983年7月

開発第1号機(メダル)「リトルリーグ」製造・販売。

1983年10月

東京都新宿区に東京支店設置。

1984年5月

業務用テレビゲーム開発・販売。

1985年8月

米国にCAPCOM U.S.A.,INC.設立。

1985年12月

家庭用ゲームソフト開発・販売。

1989年1月

サンビ株式会社が(旧)株式会社カプコンを吸収合併。商号を株式会社カプコンに変更し、本店を大阪市東区(現 大阪市中央区)に移転。

1990年10月

株式を社団法人日本証券業協会へ店頭銘柄として登録。

1991年2月

株式会社ユニカ(1991年12月株式会社カプトロンに商号変更)を買収し、子会社とする。

1993年7月

香港にCAPCOM ASIA CO.,LTD.を設立。

1993年10月

株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。

1994年5月

上野事業所竣工。

1994年7月

本社ビル竣工。本店を大阪市中央区内平野町に移転。

1995年6月

米国にCAPCOM ENTERTAINMENT,INC.およびCAPCOM DIGITAL STUDIOS,INC.(2003年5月CAPCOM STUDIO 8,INC.に商号変更)を設立。

1997年4月

株式会社フラグシップを設立。

1999年9月

大阪証券取引所市場第一部に指定替え。

2000年10月

株式を東京証券取引所市場第一部に上場。

2002年11月

英国にCE EUROPE LTD.を設立。

2003年2月

ドイツにCEG INTERACTIVE ENTERTAINMENT GmbH(2012年11月CAPCOM ENTERTAINMENT GERMANY GmbHに商号変更)を設立。

2006年10月

株式会社ダレットを設立。

2007年3月

CAPCOM ENTERTAINMENT,INC.がCAPCOM STUDIO 8,INC.を吸収合併。

2007年6月

当社が株式会社フラグシップを吸収合併。

2008年5月

株式会社ケーツーの株式を取得し、子会社とする。

2008年7月

フランスにCAPCOM ENTERTAINMENT FRANCE SASを設立。

2008年11月

株式会社エンターライズの株式を取得し、子会社とする。

2011年3月

当社が株式会社ダレットを吸収合併。

2011年4月

株式会社ビーライン・インタラクティブ・ジャパン(2016年4月株式会社カプコン・モバイルに商号変更)を設立。

2011年11月

CAPCOM U.S.A.,INC.がCAPCOM ENTERTAINMENT,INC.を吸収合併。

2012年10月

台湾にCAPCOM TAIWAN CO.,LTD.を設立。

2017年9月

当社が株式会社カプコン・モバイルを吸収合併。

2018年4月

当社が株式会社カプトロンを吸収合併。
株式会社カプコン管財サービスを設立。

2018年11月

CAPCOM MEDIA VENTURES,INC.を設立。

2020年4月

株式会社アデリオンおよびシンガポールにCAPCOM SINGAPORE PTE.LTD.を設立。

CAPCOM U.S.A.,INC.がCAPCOM MEDIA VENTURES,INC.を吸収合併。

 


まとめ

今回の記事では、カプコンの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。