コメリの年収は522万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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コメリの平均年収ランキングのまとめ

株式会社コメリは、新潟県に本社を構える、小売業で事業を手掛ける企業です。 コメリの平均年収は522万円で、業界ランキング144位の平均年収となっています。 今回は、そんなコメリに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つコメリの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、コメリについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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コメリの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のコメリの平均年収は、522万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

コメリの平均年収の推移

コメリの平均年収は直近7年間で、 +23.4%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

コメリの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は416万円で、 30~34歳になると463万円と平均年収が47万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると522万円で、40~45歳になると574万円40~45歳になると610万円となります。 そして、50~54歳になると660万円55~59歳になると634万円となります。

※こちらの試算は、株式会社コメリが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、コメリの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 コメリの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

コメリの業界内年収ランキング

コメリが属する業界である、「小売業」の上場企業平均年収は505万円でした。 そのため、コメリの平均年収は業界平均と比較をして 17万円高く、 業界内ランキングでは、372社中144位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

コメリのエリア内年収ランキング

コメリの本社がある新潟県における上場企業の平均年収は543万円となります。
そのため、コメリの平均年収はエリア平均と比較をして 21万円低く、 エリア内ランキングでは、46社中25位同程度の平均年収となっています。

以上、コメリの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

コメリでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

コメリのボーナス額の平均値は、84万円でした。 同業種の業界平均が81万円であることから、 3万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

コメリの役職別平均年収の比較

次に、コメリの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は647万円、 課長の平均年収は846万円、 部長の平均年収は1020万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


コメリの生涯年収はいくら?

コメリの生涯年収ランキング

調査の結果、コメリの平均生涯年収は1.9億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 コメリの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社コメリで働いたと仮定して算出しています。


コメリの従業員調査

ここまでコメリの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

コメリの従業員数

コメリの従業員数比較

有価証券報告書によると、コメリの従業員数は、4051人でした。 小売業の従業情報員の平均従業員数が、737人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが12位(372社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

コメリの従業員の平均勤続年数

コメリの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、コメリの平均勤続年数は、10.7年でした。 小売業の従業員の平均属年数が、11.4年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

コメリの従業員平均年齢

コメリの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、コメリの従業員の平均年齢は、36.4歳でした。 小売業の従業員の平均年齢が、40.9歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


コメリの事業展望

「せっかくコメリに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、コメリが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくコメリがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

コメリは、事業戦略として、「チェーンストアのマスのメリットを発揮し、生産から販売までをトータルコーディネーションし、より良い商品をより安く、お客様には無駄なコストは1円たりとも負担させないという考えのもと、「成長基盤投資」、「暮らしを守り・育てる商品開発」、「チェーンリフォーム」、「ネットとリアルでより身近に」の4つの重点施策を着実に実行することで、資材・建材、園芸・農業資材市場における遅れた分野の流通近代化を進め、更なる成長と中長期的な企業価値の向上を図っていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 2022年4月26日に公表いたしました2023年3月期から2025年3月期の中期経営計画で掲げた4つの重点施策、「成長基盤投資」、「暮らしを守り・育てる商品開発」、「チェーンリフォーム」、「ネットとリアルでより身近に」を着実に実行することで、資材・建材、園芸・農業資材市場における遅れた分野の流通近代化を進め、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図っていく
  • 状況の中、ホームセンター事業を通じた資材・建材、金物・工具と園芸、家庭菜園、農業資材分野の流通イノベーションとチャネルシフトの実現、及び環境・社会を中心とする社会課題の解決による持続可能な社会の実現の両立を行い、更なる成長と中長期的な企業価値の向上を目指していく
  • 環境・社会を中心とする社会課題の解決による持続可能な社会の実現、持続的な成長および中長期的な企業価値向上を目指し、商品や店舗運営、物流等、商品の生産から販売までのすべての過程において、省力化・効率化を行い、環境及び社会課題の解決に取り組んでいる

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、コメリの将来性を分析していきしょう!

純利益から見るコメリの将来性

コメリの純利益高推移のグラフ

次に、コメリの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は126.9%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、コメリの売上高ランキングは、 同業種で24位業界を牽引している企業となっています。


コメリの競合企業は?

コメリと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社マミーマート 555万円 小売業
株式会社ライフコーポレーション 565万円 小売業
元気寿司株式会社 470万円 小売業
株式会社サンエー 484万円 小売業
カッパ・クリエイト株式会社 417万円 小売業
株式会社エービーシー・マート 385万円 小売業
株式会社ワンダーコーポレーション 487万円 小売業
愛眼株式会社 374万円 小売業
株式会社ベルーナ 533万円 小売業
株式会社ユナイテッドアローズ 405万円 小売業

小売業業界の企業年収ランキングは?

コメリが属する小売業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、小売業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社クリエイトSDホールディングス 1154万円 7人
2位 株式会社ファーストリテイリング 901万円 1589人
3位 イオン株式会社 856万円 433人
4位 株式会社ニトリホールディングス 835万円 867人
5位 株式会社マツモトキヨシホールディングス 834万円 72人
6位 株式会社ATグループ 828万円 56人
7位 株式会社FOOD & LIFE COMPANIES 812万円 190人
8位 ウエルシアホールディングス株式会社 795万円 29人
9位 アスクル株式会社 785万円 771人
10位 エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 772万円 125人

小売業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


新潟県の企業年収ランキングは?

コメリが属する新潟県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、新潟県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社第四北越フィナンシャルグループ 1179万円 9人
2位 株式会社福田組 805万円 897人
3位 株式会社 新潟放送 784万円 119人
4位 アクシアル リテイリング株式会社 753万円 16人
5位 第一建設工業株式会社 751万円 1010人
6位 株式会社遠藤製作所 709万円 119人
7位 株式会社第四北越銀行 677万円 2270人
8位 株式会社植木組 665万円 614人
9位 サトウ食品株式会社 640万円 485人
10位 株式会社 北越銀行 622万円 1437人

新潟県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、コメリの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社コメリ
設立年月日 1962年
所在地 新潟県新潟市南区清水4501番地1
代表取締役社長 代表取締役社長  捧 雄一郎
業種 小売業

コメリの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 コメリの創設年は1962年で61年の社歴を持っており、 小売業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1952年4月

新潟県から小売主食販売店の登録を受け、初代社長捧寅七が米穀商米利商店を創業。

1962年7月

個人商店を株式会社米利商店に組織変更、設立。(会社設立日、1962年7月2日)

1963年12月

昭和石油瓦斯㈱とLPガス特約店契約を締結。LPガス、石油販売を開始。

1967年11月

新社屋を新潟県三条市東裏館に竣工。ガソリンスタンド、LPガススタンドを同地内に開設。

1973年1月

商号を株式会社米利に変更。

1974年3月

北星産業㈱(現連結子会社)を設立。

1977年4月

ホームセンター事業に進出、新潟県三条市須頃地区にホームセンター三条店(第1号店)を開店。

1983年9月

専門店性を重視した150坪スタイルの店舗「ハードアンドグリーン」第1号店を新潟県新発田市に開店。

1985年2月

㈱ライフコメリ(現連結子会社)を設立。

1985年7月

商号を株式会社コメリに変更。

1986年12月

本店を、新潟県三条市興野二丁目19番38号から新潟県新潟市米山四丁目1番28号に移転。

1987年4月

㈱ブリージーグリーン(元連結子会社)を設立。

 

(2006年10月吸収合併)

1987年10月

新潟証券取引所に株式上場。

1988年4月

㈱ムービータイム(現連結子会社)を設立。

1990年5月

㈱ビット・エイ(現連結子会社)を設立。

1994年9月

東京証券取引所市場第二部に株式上場。

1996年1月

中国大連市に合弁会社大連米利海辰商場有限公司設立。

1996年7月

財団法人緑育成財団設立。

1996年11月

事業本部を新潟県白根市(現新潟市南区)に移転。

 

コメリ緑資金設立。

1997年9月

東京証券取引所市場第一部に指定。

1998年4月

㈱アテーナ(元連結子会社)の株式を取得。

 

(2009年10月吸収合併)

1999年7月

台湾に米利商品開發股份有限公司設立。

2001年4月

ミスタージョン㈱(元連結子会社)と資本業務提携。

 

(2004年2月株式交換により完全子会社化、2006年4月吸収合併)

2002年4月

㈱アクア(現連結子会社)を設立。
(2007年4月1日付で商号を㈱コメリキャピタルに変更)

2002年5月

㈱キッコリー(元連結子会社)の株式を取得。

 

(2006年4月吸収合併)

 

中国上海市に上海米利貿易有限公司設立。

2002年10月

㈱ヤマキ(元連結子会社)と資本業務提携。

 

(2004年2月株式交換により完全子会社化、2009年4月吸収合併)

2003年3月

新潟県新津市(現新潟市秋葉区)にパワー業態1号店としてパワー新津店を開店。

2005年3月

本店を新潟県新潟市清水(現南区清水)4501番地1に移転。

2005年9月

NPO法人コメリ災害対策センター設立。

2010年6月

㈱コメリキャピタルがコメリカード自社運営開始。

2012年6月

コメリ緑資金と財団法人緑育成財団を統合し公益財団法人コメリ緑育成財団を設立。

2013年11月

㈱コメリクリエイト設立。

2014年7月

三重県津市にPRO業態1号店としてPRO白塚店を開店

2016年4月

㈱コメリサポート設立。

2017年7月

MEKONG FRONTIER CO.,LTD.設立。

2018年2月

KOMERI(THAILAND) CO.,LTD.設立。

2019年1月

KOMERI VIETNAM CO.,LTD.設立。

2020年3月

上伊那農業協同組合(長野県)との協業を本格的に開始

2021年4月

山形おきたま農業協同組合(山形県)、紀の里農業協同組合(和歌山県)との協業を開始

2021年6月

タイ王国に1号店(チャチューンサオ県パノムサラカーム町)営業開始

2022年5月

タイ王国に2号店(チョンブリー県パナットニコム郡)営業開始


まとめ

今回の記事では、コメリの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。