免疫生物研究所の年収は477万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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免疫生物研究所の平均年収ランキングのまとめ

株式会社免疫生物研究所は、群馬県に本社を構える、医薬品で事業を手掛ける企業です。 免疫生物研究所の平均年収は477万円で、業界ランキング84位の平均年収となっています。 今回は、そんな免疫生物研究所に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ免疫生物研究所の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、免疫生物研究所について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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免疫生物研究所の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度の免疫生物研究所の平均年収は、477万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

免疫生物研究所の平均年収の推移

免疫生物研究所の平均年収は直近9年間で、 +12.5%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

免疫生物研究所の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は318万円で、 30~34歳になると366万円と平均年収が48万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると417万円で、40~45歳になると446万円40~45歳になると477万円となります。 そして、50~54歳になると515万円55~59歳になると515万円となります。

※こちらの試算は、株式会社免疫生物研究所が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、免疫生物研究所の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 免疫生物研究所の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

免疫生物研究所の業界内年収ランキング

免疫生物研究所が属する業界である、「医薬品」の上場企業平均年収は805万円でした。 そのため、免疫生物研究所の平均年収は業界平均と比較をして 328万円低く、 業界内ランキングでは、85社中84位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

免疫生物研究所のエリア内年収ランキング

免疫生物研究所の本社がある群馬県における上場企業の平均年収は592万円となります。
そのため、免疫生物研究所の平均年収はエリア平均と比較をして 115万円低く、 エリア内ランキングでは、30社中25位比較的低い平均年収となっています。

以上、免疫生物研究所の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

免疫生物研究所でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

免疫生物研究所のボーナス額の平均値は、76万円でした。 同業種の業界平均が129万円であることから、 53万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

免疫生物研究所の役職別平均年収の比較

次に、免疫生物研究所の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は591万円、 課長の平均年収は773万円、 部長の平均年収は932万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


免疫生物研究所の生涯年収はいくら?

免疫生物研究所の生涯年収ランキング

調査の結果、免疫生物研究所の平均生涯年収は1.5億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 免疫生物研究所の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社免疫生物研究所で働いたと仮定して算出しています。


免疫生物研究所の従業員調査

ここまで免疫生物研究所の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

免疫生物研究所の従業員数

免疫生物研究所の従業員数比較

有価証券報告書によると、免疫生物研究所の従業員数は、58人でした。 医薬品の従業情報員の平均従業員数が、847人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが57位(85社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

免疫生物研究所の従業員の平均勤続年数

免疫生物研究所の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、免疫生物研究所の平均勤続年数は、16.1年でした。 医薬品の従業員の平均属年数が、11.2年であることから、 一度免疫生物研究所に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

免疫生物研究所の従業員平均年齢

免疫生物研究所の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、免疫生物研究所の従業員の平均年齢は、45.1歳でした。 医薬品の従業員の平均年齢が、44.0歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


免疫生物研究所の事業展望

「せっかく免疫生物研究所に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、免疫生物研究所が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく免疫生物研究所がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

免疫生物研究所は、事業戦略として、「生物の生命維持に不可欠である免疫機構「抗体」について研鑽することによって、人類が病気から安全に免れるような治療用医薬品、診断用医薬品の開発や生活習慣病領域での検査サービスができるよう、独自の研究開発と協業会社や大学・研究機関などとの共同研究の成果を製品の品質向上に結びつけるべく、研究開発活動を行っている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 製薬企業や大学等の研究用で使用する試薬サービスの領域は、非常に流動的であり、競争が激しいグローバル社会において、安定した収益を生み出すことが困難な領域であるが、DigitalMarketingの強化をおこない、SNS等を活用した情報戦略を構築し、独自技術について、日本をはじめ世界へ広め、販売拡大を目指していく
  • ABCONTEK社と、ダニ媒介性感染症であるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)を治療するための抗体医薬品候補「ACT101」の共同開発については、予定していたカニクイザルを使用した非臨床試験や体外診断用医薬品の開発を中止している
  • 「抗体」を通じて、世界で難病に苦しむ人々が、一日も早く、病気を克服し、明るく豊かな暮らしを営めるよう社会に貢献することを経営理念としている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、免疫生物研究所の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る免疫生物研究所の将来性

免疫生物研究所の売上高推移のグラフ

免疫生物研究所は、主な事業として、抗体関連事業を手がけています。 ここで、免疫生物研究所の売上高推移についてみて見ましょう。 直近9年間の売上成長率は61.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、免疫生物研究所の売上高ランキングは、 同業種で71位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見る免疫生物研究所の将来性

免疫生物研究所の純利益高推移のグラフ

次に、免疫生物研究所の純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は-550.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、免疫生物研究所の売上高ランキングは、 同業種で52位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


免疫生物研究所の競合企業は?

免疫生物研究所と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社カイオム・バイオサイエンス 737万円 医薬品
カルナバイオサイエンス株式会社 795万円 医薬品
株式会社ペルセウスプロテオミクス 753万円 医薬品
株式会社ヘリオス 915万円 医薬品
株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 668万円 医薬品
ラクオリア創薬株式会社 742万円 医薬品
オンコセラピー・サイエンス株式会社 552万円 医薬品
オンコリスバイオファーマ株式会社 1060万円 医薬品
サンバイオ株式会社 1641万円 医薬品
そーせいグループ株式会社 1952万円 医薬品

医薬品業界の企業年収ランキングは?

免疫生物研究所が属する医薬品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、医薬品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 そーせいグループ株式会社 1952万円 58人
2位 サンバイオ株式会社 1641万円 29人
3位 シンバイオ製薬株式会社 1321万円 101人
4位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1310万円 18人
5位 中外製薬株式会社 1207万円 5026人
6位 ペプチドリーム株式会社 1169万円 157人
7位 第一三共株式会社 1114万円 6252人
8位 武田薬品工業株式会社 1103万円 4808人
9位 アンジェス株式会社 1068万円 33人
10位 大塚ホールディングス株式会社 1063万円 183人

医薬品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


群馬県の企業年収ランキングは?

免疫生物研究所が属する群馬県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、群馬県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社コシダカホールディングス 1028万円 13人
2位 株式会社ジンズホールディングス 989万円 57人
3位 株式会社 群馬銀行 776万円 2705人
4位 株式会社ワークマン 770万円 417人
5位 群栄化学工業株式会社 708万円 355人
6位 サンデンホールディングス株式会社 658万円 1289人
7位 株式会社ヤマト 650万円 791人
8位 株式会社両毛システムズ 628万円 738人
9位 藤田エンジニアリング株式会社 620万円 252人
10位 株式会社岡本工作機械製作所 610万円 484人

群馬県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、免疫生物研究所の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社免疫生物研究所
所在地 群馬県藤岡市中字東田1091番地1
代表取締役社長 代表取締役社長    清藤 勉
業種 医薬品

免疫生物研究所の歴史

歴史をもっと見る

年月

事項

1982年9月

医薬品及び医薬部外品の免疫学的研究、開発、製造及び販売を目的として、東京都千代田区に資本金5,000千円をもって株式会社免疫生物研究所を設立。
同時に、群馬県高崎市に研究所を設置。

1986年8月

研究設備拡充のため、群馬県藤岡市に藤岡研究所を新設し、研究所を移転。

1987年12月

藤岡研究所内に本社を移転。

1994年4月

生産能力向上のため、藤岡研究所内に工場を新設。

1999年10月

初の受託製造品となる関節炎発症カクテル抗体の大量生産に成功。

2001年4月

藤岡研究所内に遺伝子組換え実験施設を備えた新研究棟を建設。

2004年6月

群馬県高崎市に本社を移転。

2005年3月

北海道三笠市に医薬シーズの探索を目的とする実験動物飼育施設を備えた三笠研究所を新設。

2006年12月

当社創製の抗アミロイドβ抗体(82E1)に関して、米国Intellect Neuroscience, Inc.とライセンス契約を締結。

2007年3月

大阪証券取引所ヘラクレス(現東京証券取引所グロース市場)に株式を上場。

2009年1月

診断薬の品質管理及び品質保証を目的にISO13485認証を取得。

2010年6月

群馬県藤岡市に本社を移転。

2013年7月

生活習慣病領域での創薬・研究支援に加え、予防・診断支援などを強化する目的で、株式会社スカイライト・バイオテック(連結子会社)の株式取得及び簡易株式交換により完全子会社化。

2013年11月

「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」含有化粧品の通信販売を目的として、当社の完全子会社、株式会社ネオシルク化粧品(連結子会社)を設立。

2016年7月

群馬県前橋市に遺伝子組換えカイコ事業におけるGMP対応のパイロットプラントである前橋研究所を新設。

2021年2月

Abcontek.Inc(韓国企業)との間で、合弁会社「株式会社AI Bio」(持分法適用会社)を設立。

2021年11月

完全子会社の株式会社スカイライト・バイオテックを吸収合併。

2023年3月

株式会社AI Bio(合弁会社)を子会社化

2024年10月

秋田解析センターを閉鎖し、藤岡研究所に移転。

 


まとめ

今回の記事では、免疫生物研究所の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。