東海カーボンの年収は660万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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東海カーボンの平均年収ランキングのまとめ

東海カーボン株式会社は、東京都に本社を構える、ガラス・土石製品で事業を手掛ける企業です。 東海カーボンの平均年収は660万円で、業界ランキング19位の平均年収となっています。 今回は、そんな東海カーボンに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東海カーボンの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東海カーボンについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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東海カーボンの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の東海カーボンの平均年収は、660万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東海カーボンの平均年収の推移

東海カーボンの平均年収は直近7年間で、 +34.6%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

東海カーボンの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は470万円で、 30~34歳になると542万円と平均年収が72万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると618万円で、40~45歳になると660万円40~45歳になると706万円となります。 そして、50~54歳になると762万円55~59歳になると762万円となります。

※こちらの試算は、東海カーボン株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東海カーボンの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東海カーボンの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東海カーボンの業界内年収ランキング

東海カーボンが属する業界である、「ガラス・土石製品」の上場企業平均年収は590万円でした。 そのため、東海カーボンの平均年収は業界平均と比較をして 70万円高く、 業界内ランキングでは、65社中19位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東海カーボンのエリア内年収ランキング

東海カーボンの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、東海カーボンの平均年収はエリア平均と比較をして 8万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中944位同程度の平均年収となっています。

以上、東海カーボンの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東海カーボンでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東海カーボンのボーナス額の平均値は、106万円でした。 同業種の業界平均が95万円であることから、 11万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東海カーボンの役職別平均年収の比較

次に、東海カーボンの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は818万円、 課長の平均年収は1070万円、 部長の平均年収は1290万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


東海カーボンの生涯年収はいくら?

東海カーボンの生涯年収ランキング

調査の結果、東海カーボンの平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東海カーボンの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東海カーボン株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東海カーボンの従業員調査

ここまで東海カーボンの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東海カーボンの従業員数

東海カーボンの従業員数比較

有価証券報告書によると、東海カーボンの従業員数は、760人でした。 ガラス・土石製品の従業情報員の平均従業員数が、859人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが17位(65社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

東海カーボンの従業員の平均勤続年数

東海カーボンの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東海カーボンの平均勤続年数は、15.3年でした。 ガラス・土石製品の従業員の平均属年数が、16.0年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

東海カーボンの従業員平均年齢

東海カーボンの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東海カーボンの従業員の平均年齢は、41.8歳でした。 ガラス・土石製品の従業員の平均年齢が、43.2歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


東海カーボンの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、東海カーボンの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、東海カーボンの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

東海カーボンにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

東海カーボンの平均残業時間

東海カーボンの従業員の平均残業時間は、一月あたり10.3時間でした。 その他製造業の従業員の平均残業時間が、14.2時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

東海カーボンの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で13.5日でした。 その他製造業の従業員の平均日数が、12.4日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

東海カーボンの長時間労働是正のための取組内容

東海カーボンは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

ノー残業デーの実施。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


東海カーボンは女性にとって働きやすい?

東海カーボンの女性活躍を推進する取り組み

東海カーボンは次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○従業員 合計:769人(うち女性:61人)、女性比率:7.9%
○新卒(2020年卒)総合職に占める女性の割合:20.1%
○平均年齢 合計:40.8歳(男性:40.9歳、女性:39.7歳)
○育児休業復職率:100%
○平均年間給与:7,138,170円

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東海カーボンの将来性を分析していきしょう!

売上額から見る東海カーボンの将来性

東海カーボンの売上高推移のグラフ

東海カーボンは、主な事業として、黒鉛電極事業・カーボンブラック事業・ファインカーボン事業・精錬ライニング事業・その他事業を手がけています。 ここで、東海カーボンの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は61.7%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東海カーボンの売上高ランキングは、 同業種で14位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る東海カーボンの将来性

東海カーボンの純利益高推移のグラフ

次に、東海カーボンの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-271.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東海カーボンの売上高ランキングは、 同業種で11位業界を牽引している企業となっています。


東海カーボンの競合企業は?

東海カーボンと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
イソライト工業株式会社 582万円 ガラス・土石製品
品川リフラクトリーズ株式会社 583万円 ガラス・土石製品
株式会社オハラ 562万円 ガラス・土石製品
Mipox株式会社 552万円 ガラス・土石製品
日本山村硝子株式会社 594万円 ガラス・土石製品
日東紡績株式会社 668万円 ガラス・土石製品
株式会社フジミインコーポレーテッド 897万円 ガラス・土石製品
東京窯業株式会社 558万円 ガラス・土石製品
日本ヒューム株式会社 656万円 ガラス・土石製品
株式会社ヤマックス 476万円 ガラス・土石製品

ガラス・土石製品業界の企業年収ランキングは?

東海カーボンが属するガラス・土石製品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、ガラス・土石製品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社フジミインコーポレーテッド 897万円 693人
2位 アジアパイルホールディングス株式会社 861万円 13人
3位 株式会社MARUWA 812万円 343人
4位 AGC株式会社 800万円 7223人
5位 日本碍子株式会社 769万円 4382人
6位 日本電気硝子株式会社 748万円 1682人
7位 日本カーボン株式会社 748万円 175人
8位 日本板硝子株式会社 733万円 1692人
9位 太平洋セメント株式会社 729万円 1874人
10位 TOTO株式会社 710万円 7984人

ガラス・土石製品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東海カーボンが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東海カーボンの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東海カーボン株式会社
会社ホームページ http://www.tokaicarbon.co.jp/
所在地 東京都港区北青山1丁目2番3号
代表取締役社長 代表取締役社長  長坂 一
業種 ガラス・土石製品
事業内容 炭素製品の製造販売

東海カーボンの歴史

歴史をもっと見る

年月

沿革

1918年4月

 

黒鉛電極をはじめとする炭素製品の国内自給を目的として、東海電極製造株式会社の商号をもって発足。資本金50万円。東京都に本店、名古屋市に工場を設置。(1987年10月、同工場を閉鎖)

1935年3月

 

第二東海電極㈱(資本金300万円)を設立。東京都に本店、熊本県芦北町に工場を置いて黒鉛電極を製造。(1936年7月、同社と合併)

1936年1月

福岡県北九州市に九州若松工場を建設し、ピッチコークスを製造。

1936年2月

 

耐火煉瓦の製造研究を目的に、東極興業㈱(現 東海高熱工業㈱)を設立。(2006年7月、同社を完全子会社化)

1938年6月

 

神奈川県茅ヶ崎市に茅ヶ崎工場を建設し、電機用ブラシ、炭素棒を製造。(1949年4月、同工場においてトーカベイト(不浸透性黒鉛)の製造を開始。2013年4月、同工場を廃止)

1941年1月

九州若松工場において、わが国で初めて本格的にカーボンブラックの製造を開始。

1949年5月

 

東京、大阪、名古屋の各証券取引所に上場。(2003年10月、大阪、名古屋の各証券取引所の上場廃止)

1962年12月

愛知県武豊町に知多工場を建設し、カーボンブラックを製造。

1971年6月

山口県防府市に防府工場を建設し、黒鉛電極を製造。

1975年6月

東海カーボン株式会社に商号を変更。

1975年10月

カーボンブラックの研究所として知多研究所を新設。

1978年7月

宮城県石巻市に石巻工場を建設し、カーボンブラックを製造。

1986年1月

ファインカーボンの研究所として田ノ浦研究所を新設。

1986年7月

中央研究所として富士研究所を新設。

1987年9月

 

米国現地法人TOKAI CARBON AMERICA,INC.をニューヨークに設立。(1996年2月、TOKAI CARBON U.S.A.,INC.をオレゴン州に設立し、同年9月、TOKAI CARBON AMERICA,INC.の事業を統合)

1989年10月

 

タイにTHAI OIL CO.,LTD.他との合弁で、THAI CARBON PRODUCT CO.,LTD.を設立。(2000年6月、同社を子会社とし、同年10月、社名をTHAI TOKAI CARBON PRODUCT CO.,LTD.に変更)

1992年1月

 

東洋カーボン㈱(資本金38億円)と合併し、茅ヶ崎第二工場、山梨工場、滋賀工場が増加。(1993年6月、山梨工場を閉鎖。2013年4月、茅ヶ崎第二工場を湘南工場に名称変更)

1994年7月

 

イタリア現地法人としてTOKAI CARBON EUROPE S.R.L.(現 TOKAI CARBON ITALIA S.R.L.)をミラノに設立。

1996年8月

韓国のK.C.Tech Co.,Ltd.他との合弁で、Tokai Carbon Korea Co., Ltd.を設立。

1998年3月

黒鉛電極の研究所として防府研究所を設立。

1999年3月

 

英国現地法人としてTOKAI CARBON EUROPE LTD.を設立し、イタリア現地法人他を傘下におさめる。

2001年4月

神奈川県茅ヶ崎地区の3事業場を統合し、湘南事業所を開設。(2013年4月、同事業所を廃止)

2003年6月

千葉県八千代市に摩擦材の製造販売を目的とした子会社東海マテリアル㈱を設立。

2004年4月

 

中国天津市に住友商事㈱と合弁で、東海炭素(天津)有限公司を設立。(2006年2月、同社操業開始。2013年10月、同社の出資持分を追加取得し、完全子会社化)

2005年7月

 

ドイツの黒鉛電極製造販売会社ERFTCARBON GmbH(現 TOKAI ERFTCARBON GmbH)の出資持分を100%取得。

2006年3月

 

 

中国大連市にファインカーボン加工、販売の合弁会社大連東海結金藤碳素有限公司を設立。(2013年9月、同社の出資持分を追加取得することにより連結子会社化し、社名を東海耀碳素(大連)有限公司に変更)

2006年12月

 

ドイツのCARBON INDUSTRIE-PRODUKTE GmbH(現 TOKAI CARBON DEUTSCHLAND GmbH)グループの出資持分を80%取得。(2013年7月、同グループの出資持分を追加取得し、完全子会社化)

2007年4月

 

東海ファインカーボンマシニング㈱から同社能代工場を新設分割し、100%連結子会社東海能代精工㈱を設立。

2007年9月

ドイツにファインカーボン事業の欧州統括会社TOKAI CARBON EUROPE GmbHを設立。

2008年1月

 

中国上海市にファインカーボンの販売会社拓凱碳素貿易(上海)有限公司を設立。(2015年8月に閉鎖)

2010年10月

シンガポール駐在員事務所を設立。(2013年11月、同事務所を閉鎖)

2012年6月

中国蘇州市に摩擦材の製造販売を目的とした子会社東海碳素(蘇州)有限公司を設立。

2013年1月

ファインカーボンの研究所として茅ヶ崎研究所を設立。

2013年4月

 

東海ファインカーボンマシニング㈱へ当社のファインカーボン製造事業の一部と国内販売事業を譲渡し、社名を東海ファインカーボン㈱に変更。

2013年9月

 

東海高熱工業㈱の出資により、中国蘇州市に工業炉の製造・販売を目的とした合弁会社東海高熱(蘇州)工業炉有限公司を設立。

2014年4月

カナダのカーボンブラック製造販売会社Cancarb Limitedの出資持分を100%取得。

2014年8月

 

東海高熱工業㈱における東海高熱テクノセンターを閉鎖し、同社子会社の東海高熱エンジニアリング㈱に工業炉の設計製造拠点を移転統合。

2017年3月

 

Lib負極材の成長加速に伴い、負極材事業を開発戦略本部から独立させ事業部化。(2020年5月に負極材事業部を廃止し、その機能を開発戦略本部へ再編)

2017年11月

 

黒鉛電極製造販売会社SGL GE米国子会社株式を取得。社名を「TOKAI CARBON GE LLC」とし、アジア・北米・欧州の3極体制を実現。

 


まとめ

今回の記事では、東海カーボンの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。