品川リフラクトリーズの年収は688万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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品川リフラクトリーズの平均年収ランキングのまとめ

品川リフラクトリーズ株式会社は、東京都に本社を構える、ガラス・土石製品で事業を手掛ける企業です。 品川リフラクトリーズの平均年収は688万円で、業界ランキング21位の平均年収となっています。 今回は、そんな品川リフラクトリーズに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ品川リフラクトリーズの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、品川リフラクトリーズについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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品川リフラクトリーズの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度の品川リフラクトリーズの平均年収は、688万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

品川リフラクトリーズの平均年収の推移

品川リフラクトリーズの平均年収は直近9年間で、 +20.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

品川リフラクトリーズの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は458万円で、 30~34歳になると528万円と平均年収が70万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると602万円で、40~45歳になると643万円40~45歳になると688万円となります。 そして、50~54歳になると743万円55~59歳になると742万円となります。

※こちらの試算は、品川リフラクトリーズ株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、品川リフラクトリーズの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 品川リフラクトリーズの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

品川リフラクトリーズの業界内年収ランキング

品川リフラクトリーズが属する業界である、「ガラス・土石製品」の上場企業平均年収は629万円でした。 そのため、品川リフラクトリーズの平均年収は業界平均と比較をして 59万円高く、 業界内ランキングでは、65社中21位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

品川リフラクトリーズのエリア内年収ランキング

品川リフラクトリーズの本社がある東京都における上場企業の平均年収は748万円となります。
そのため、品川リフラクトリーズの平均年収はエリア平均と比較をして 60万円低く、 エリア内ランキングでは、2274社中1014位同程度の平均年収となっています。

以上、品川リフラクトリーズの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

品川リフラクトリーズでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

品川リフラクトリーズのボーナス額の平均値は、110万円でした。 同業種の業界平均が101万円であることから、 9万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

品川リフラクトリーズの役職別平均年収の比較

次に、品川リフラクトリーズの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は853万円、 課長の平均年収は1115万円、 部長の平均年収は1345万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


品川リフラクトリーズの生涯年収はいくら?

品川リフラクトリーズの生涯年収ランキング

調査の結果、品川リフラクトリーズの平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 品川リフラクトリーズの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで品川リフラクトリーズ株式会社で働いたと仮定して算出しています。


品川リフラクトリーズの従業員調査

ここまで品川リフラクトリーズの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

品川リフラクトリーズの従業員数

品川リフラクトリーズの従業員数比較

有価証券報告書によると、品川リフラクトリーズの従業員数は、1224人でした。 ガラス・土石製品の従業情報員の平均従業員数が、887人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが14位(65社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

品川リフラクトリーズの従業員の平均勤続年数

品川リフラクトリーズの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、品川リフラクトリーズの平均勤続年数は、17.7年でした。 ガラス・土石製品の従業員の平均属年数が、16.2年であることから、 一度品川リフラクトリーズに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

品川リフラクトリーズの従業員平均年齢

品川リフラクトリーズの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、品川リフラクトリーズの従業員の平均年齢は、44.4歳でした。 ガラス・土石製品の従業員の平均年齢が、43.8歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


品川リフラクトリーズの事業展望

「せっかく品川リフラクトリーズに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、品川リフラクトリーズが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく品川リフラクトリーズがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

品川リフラクトリーズは、事業戦略として、「先端機材セクターでは、ファインセラミックス製品の需要拡大が見込まれる半導体製造装置分野や航空宇宙・エネルギーなどの新成長分野への業容拡大を目標に掲げ、2024年度に増産と新規分野対応のための新工場建設を決定し、2025年度の稼働を予定している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 戦略と並行し、気候変動への対応として、お客様のCO2排出量削減に繋がる耐火物技術、断熱材技術、さらに築炉エンジニアリング技術の融合による高温プロセスにおける熱ロス低減へのソリューション提供を強化している
  • 150年の歴史と伝統を引き継ぎつつ、耐火物を意味する「リフラクトリーズ」から、「リフラ」という造語に変更することで、耐火物以外の断熱材、先端機材、エンジニアリング事業等を含む幅広い事業に注力していくことを表現している
  • 中長期的な成長戦略として、定形耐火物の主力工場である岡山工場及び機能性耐火物の生産拠点である湯本工場(福島県)の需要構造の変化に対応した生産体制最適化を検討し、実行に移していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、品川リフラクトリーズの将来性を分析していきしょう!

売上額から見る品川リフラクトリーズの将来性

品川リフラクトリーズの売上高推移のグラフ

品川リフラクトリーズは、主な事業として、耐火物・断熱材・先端機材・エンジニアリングを手がけています。 ここで、品川リフラクトリーズの売上高推移についてみて見ましょう。 直近9年間の売上成長率は33.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、品川リフラクトリーズの売上高ランキングは、 同業種で12位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る品川リフラクトリーズの将来性

品川リフラクトリーズの純利益高推移のグラフ

次に、品川リフラクトリーズの純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は291.1%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、品川リフラクトリーズの売上高ランキングは、 同業種で15位業界を牽引している企業となっています。


品川リフラクトリーズの競合企業は?

品川リフラクトリーズと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
日東紡績株式会社 718万円 ガラス・土石製品
東海カーボン株式会社 746万円 ガラス・土石製品
ニチハ株式会社 705万円 ガラス・土石製品
株式会社オハラ 625万円 ガラス・土石製品
住友大阪セメント株式会社 702万円 ガラス・土石製品
ニチアス株式会社 729万円 ガラス・土石製品
日本板硝子株式会社 770万円 ガラス・土石製品
株式会社フジミインコーポレーテッド 860万円 ガラス・土石製品
日本山村硝子株式会社 723万円 ガラス・土石製品
株式会社ノリタケカンパニーリミテド 671万円 ガラス・土石製品

ガラス・土石製品業界の企業年収ランキングは?

品川リフラクトリーズが属するガラス・土石製品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、ガラス・土石製品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 日本特殊陶業株式会社 987万円 3195人
2位 AGC株式会社 888万円 8014人
3位 株式会社MARUWA 887万円 651人
4位 株式会社フジミインコーポレーテッド 860万円 855人
5位 日本碍子株式会社 845万円 4876人
6位 アジアパイルホールディングス株式会社 826万円 12人
7位 日本カーボン株式会社 792万円 185人
8位 ジオスター株式会社 786万円 288人
9位 SECカーボン株式会社 780万円 270人
10位 日本板硝子株式会社 770万円 1787人

ガラス・土石製品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

品川リフラクトリーズが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社LIFULL 6.7億円 669人
2位 株式会社識学 4.9億円 227人
3位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
4位 インテグラル株式会社 2577万円 82人
5位 株式会社光通信 2408万円 2人
6位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2277万円 244人
7位 ヒューリック株式会社 2035万円 233人
8位 三菱商事株式会社 2033万円 4477人
9位 そーせいグループ株式会社 1952万円 58人
10位 三井不動産株式会社 1756万円 1928人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、品川リフラクトリーズの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 品川リフラクトリーズ株式会社
会社ホームページ http://www.shinagawa.co.jp/
所在地 東京都千代田区大手町2丁目2番1号
代表取締役社長 代表取締役社長  岡 弘
業種 ガラス・土石製品
事業内容 各種耐火物の製造および販売、エンジニアリング・築炉工事

品川リフラクトリーズの歴史

歴史をもっと見る

1875年

創業-西村勝三が東京芝浦で民間として初めて耐火煉瓦の製造を開始

1884年9月

東京深川に芝浦の工場を合併し伊勢勝白煉瓦製造所が発足

1887年10月

東京品川に深川の工場を移転し品川白煉瓦製造所と改名

1895年12月

福島県小名浜に小名浜工場を建設

1903年6月

品川白煉瓦株式会社に改組、資本金25万円

1906年5月

福島県湯本町に小名浜工場を移転、湯本工場を建設

1916年12月

日本窯業株式会社を合併(旧岡山第一工場)

1928年10月

岡山県片上に第二工場を建設

1936年6月

帝国窯業株式会社を買収し、子会社化

1938年1月

岡山第三工場を建設

1938年8月

子会社 品川企業株式会社(現 品川ゼネラル株式会社)を設立

1949年5月

当社株式を東京証券取引所に上場

1961年4月

日本鋼管株式会社と業務提携、日生工場発足

1961年8月

明石工場完成

1962年10月

株式会社神戸製鋼所と共同出資により子会社 品川炉材株式会社を設立、明石工場を移管

1965年10月

子会社 品川ロコー株式会社を設立

1969年1月

新湯本工場完成

1970年11月

鹿島工場完成

1997年3月

中華人民共和国に瀋陽市光輝中低圧設備廠及び新生交易株式会社と共同出資により、子会社
瀋陽品川光輝冶金材料有限公司(現 瀋陽品川冶金材料有限公司)を設立

1998年6月

英国The Morgan Crucible Company(現 Morgan Advanced Materials plc)と共同出資により豪州に関連会社 Shinagawa Thermal Ceramics Pty. Ltd.を設立

1999年10月

品川炉材株式会社が第一耐火煉瓦株式会社を吸収合併し、子会社 株式会社セラテクノとなる

2001年12月

関連会社 Shinagawa Thermal Ceramics Pty. Ltd.(現 Shinagawa Refractories Australasia Pty Ltd.)への出資を拡大し、子会社化

2002年11月

子会社 品川ファインセラミックス株式会社を設立

2004年11月

イソライト工業株式会社の株式を取得し、子会社化

2006年7月

米国 FMP Inc.の株式を取得して子会社化し、社名をShinagawa Advanced Materials Americas Inc.と変更

2008年4月

中華人民共和国に鞍山市和豊耐火材料有限公司と共同出資により、子会社 遼寧品川和豊冶金材料有限公司を設立

2009年10月

JFE炉材株式会社と合併し、社名を品川リフラクトリーズ株式会社と変更

2014年10月

Shinagawa Refractories Australasia Pty Ltd.が、子会社 PT Shinagawa Refractories Indonesiaを設立

2016年6月

監査等委員会設置会社へ移行

2019年8月

インドにGrindwell Norton Ltd.と共同出資により子会社 SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(現 Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.)を設立

2022年3月

イソライト工業株式会社の株式を追加取得し、完全子会社化

2022年4月

子会社 帝国窯業株式会社を吸収合併

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年4月

子会社 Shinagawa Refractories Korea Corporationを設立

2022年12月

ブラジルのSR do Brasil Ltda.(現 Shinagawa Refratários do Brasil Ltda.)の全持分を取得し、子会社化

また、アメリカに子会社 Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLCを設立し、耐摩耗性セラミックス事業を開始

2023年4月

当社グループを4事業に分けるセクター制を導入

2023年11月

SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(現 Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.)の株式を追加取得し、完全子会社化

2024年3月

コムイノベーション有限会社(現 コムイノベーション株式会社)の全株式を取得し、子会社化

2024年4月

インドネシアにPT. Refratech MandalaPerkasaとの共同出資により、子会社 PT. Shinagawa Refratech Perkasaを設立

2024年8月

子会社 山東品川耐火材料有限公司を設立

2024年10月

オランダのGouda Refractories Group B.V.の全株式を取得し、子会社化

2025年4月

子会社 品川ファインセラミックス株式会社を吸収合併

2025年5月

ブラジルのReframax Engenharia Ltda.の持分の60%を取得し、子会社化


まとめ

今回の記事では、品川リフラクトリーズの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。