五洋建設の年収は860万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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五洋建設の平均年収ランキングのまとめ

五洋建設株式会社は、東京都に本社を構える、建設業で事業を手掛ける企業です。 五洋建設の平均年収は860万円で、業界ランキング33位の平均年収となっています。 今回は、そんな五洋建設に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ五洋建設の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、五洋建設について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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五洋建設の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の五洋建設の平均年収は、860万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

五洋建設の平均年収の推移

五洋建設の平均年収は直近7年間で、 +13.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

五洋建設の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は650万円で、 30~34歳になると720万円と平均年収が70万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると790万円で、40~45歳になると860万円40~45歳になると952万円となります。 そして、50~54歳になると960万円55~59歳になると956万円となります。

※こちらの試算は、五洋建設株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、五洋建設の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 五洋建設の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

五洋建設の業界内年収ランキング

五洋建設が属する業界である、「建設業」の上場企業平均年収は709万円でした。 そのため、五洋建設の平均年収は業界平均と比較をして 151万円高く、 業界内ランキングでは、195社中33位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

五洋建設のエリア内年収ランキング

五洋建設の本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、五洋建設の平均年収はエリア平均と比較をして 201万円高く、 エリア内ランキングでは、2268社中276位比較的高い平均年収となっています。

以上、五洋建設の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

五洋建設でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

五洋建設のボーナス額の平均値は、138万円でした。 同業種の業界平均が114万円であることから、 24万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

五洋建設の役職別平均年収の比較

次に、五洋建設の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は1066万円、 課長の平均年収は1394万円、 部長の平均年収は1681万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


五洋建設の生涯年収はいくら?

五洋建設の生涯年収ランキング

調査の結果、五洋建設の平均生涯年収は2.9億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 五洋建設の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで五洋建設株式会社で働いたと仮定して算出しています。


五洋建設の従業員調査

ここまで五洋建設の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

五洋建設の従業員数

五洋建設の従業員数比較

有価証券報告書によると、五洋建設の従業員数は、3136人でした。 建設業の従業情報員の平均従業員数が、1384人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが22位(195社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

五洋建設の従業員の平均勤続年数

五洋建設の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、五洋建設の平均勤続年数は、16.9年でした。 建設業の従業員の平均属年数が、14.8年であることから、 一度五洋建設に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

五洋建設の従業員平均年齢

五洋建設の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、五洋建設の従業員の平均年齢は、41.9歳でした。 建設業の従業員の平均年齢が、43.2歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


五洋建設の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、五洋建設の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、五洋建設の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

五洋建設における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

五洋建設の平均残業時間

五洋建設の従業員の平均残業時間は、一月あたり29.2時間でした。 建設業の従業員の平均残業時間が、17.7時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。

五洋建設の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で9.7日でした。 建設業の従業員の平均日数が、9.5日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。


五洋建設は女性にとって働きやすい?

五洋建設が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

五洋建設における女性の育休取得率と女性従業員の割合

五洋建設の女性の育休取得率

五洋建設の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 建設業の女性従業員の育休取得率が平均61.9%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

五洋建設の女性従業員の割合

五洋建設の従業員に占める女性従業員の割合は、4.9%でした。 建設業の女性従業員の割合が平均19.8%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

五洋建設の女性活躍を推進する取り組み

五洋建設は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

■平均年齢 男性39.5歳、女性37.2歳

■令和元年度 日建連けんせつ小町活躍推進表彰で特別賞(働き方改革推進賞)を受賞
平成30年度 日建連けんせつ小町活躍推進表彰で優秀賞(日本のICTチームとシンガポールのBIM/CIMグループとの連携)
平成29年度 日建連けんせつ小町活躍推進表彰で優秀賞(障がい者雇用サテライトオフィス)、特別賞(親子3世代家族参観)を受賞
平成28年度 日建連けんせつ小町活躍推進表彰で特別賞を受賞 (大型作業船で女性が働く現場)


当社はダイバーシティを国内外で推進しており、特に東南アジア諸国における女性社員の活躍状況は
以下の通りです。なお、これらの数値はデータベースの数値に含んでいません。
■海外職員の状況 【2021.3末日現在】
・女性の労働者比率  23.1%(1614名中368名が女性)
・女性の管理職比率  14.3%(海外マネジメントスタッフ266名中38名が女性)

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


五洋建設の事業展望

「せっかく五洋建設に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、五洋建設が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく五洋建設がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

五洋建設は、事業戦略として、「建設資材価格や需給の動向に細心の注意を払いながら、営業と工事、土木と建築が部門の垣根を越えて連携し、技術に裏打ちされた総合力を発揮することによって、その影響を最小限にとどめたいと考えている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 新型コロナウイルス感染症の長期化にロシアのウクライナ侵攻が加わり、世界的な資源や原材料の高騰、供給制約、サプライチェーン制約が生じており、我が国のエネルギーや建設資材の高騰、供給にも影響が出ている
  • 上記の経営理念、中期ビジョンの実現を目指し、企業価値の向上を図るため、3カ年を期間とする中期経営計画を策定している
  • 私たちは、臨海部ナンバーワン企業として魅力ある空間創造を究め、提案型企業として顧客満足と社会貢献を追求する

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、五洋建設の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る五洋建設の将来性

五洋建設の売上高推移のグラフ

五洋建設は、主な事業として、国内土木事業・国内建築事業・海外建設事業・その他を手がけています。 ここで、五洋建設の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-6.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、五洋建設の売上高ランキングは、 同業種で38位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る五洋建設の将来性

五洋建設の純利益高推移のグラフ

次に、五洋建設の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は33.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、五洋建設の売上高ランキングは、 同業種で31位業界を牽引している企業となっています。


五洋建設の競合企業は?

五洋建設と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社ユアテック 695万円 建設業
戸田建設株式会社 876万円 建設業
株式会社安藤・間 861万円 建設業
株式会社奥村組 918万円 建設業
株式会社錢高組 801万円 建設業
東芝プラントシステム株式会社 859万円 建設業
前田建設工業株式会社 927万円 建設業
東急建設株式会社 732万円 建設業
太平電業株式会社 708万円 建設業
飛島建設株式会社 823万円 建設業

建設業業界の企業年収ランキングは?

五洋建設が属する建設業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、建設業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
2位 鹿島建設株式会社 1127万円 8080人
3位 株式会社大気社 1033万円 1555人
4位 株式会社大林組 1024万円 9026人
5位 株式会社竹中工務店 1009万円 7751人
6位 明豊ファシリティワークス株式会社 1000万円 179人
7位 清水建設株式会社 977万円 10688人
8位 大成建設株式会社 963万円 8579人
9位 OSJBホールディングス株式会社 950万円 27人
10位 ダイダン株式会社 937万円 1578人

建設業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

五洋建設が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、五洋建設の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 五洋建設株式会社
設立年月日 1950年
会社ホームページ http://www.penta-ocean.co.jp/
所在地 東京都文京区後楽2丁目2番8号
代表取締役社長 代表取締役社長  清 水 琢 三
業種 建設業
事業内容 総合建設業

五洋建設の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 五洋建設の創設年は1950年で73年の社歴を持っており、 建設業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

1949年10月

建設業法による建設大臣登録を完了

1949年11月

警固屋船渠㈱を設立(現 連結子会社)

1962年 8月

東京証券取引所市場第二部・広島証券取引所に株式を上場

1963年11月

大阪証券取引所市場第二部・名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場

1964年 4月

本社所在地変更(東京都港区芝西久保桜川町一番地)

1964年 8月

東京、大阪、名古屋証券取引所市場第一部に昇格

1967年 2月

社名を五洋建設株式会社と改称

1968年 1月

酒井建設工業株式会社を吸収合併

1969年 7月

日本土地開発株式会社を吸収合併

1970年 7月

神工業株式会社を吸収合併

1973年 4月

本社所在地変更(東京都中央区日本橋一丁目13番1号)

1973年 6月

建設業法の改正により特定建設業者として建設大臣許可(特48)第1150号の許可を受けた。(以後3か年ごとに更新)

1973年 9月

宅地建物取引業法により宅地建物取引業者として建設大臣免許(1)第1635号の免許を受けた。(以後3か年ごとに更新)

1978年 4月

本社所在地変更(東京都文京区後楽二丁目2番8号)

1986年10月

九州洋伸建設㈱を設立

1991年 3月

ペンタファシリティサービス㈱(現 ペンタビルダーズ㈱)を設立(現 連結子会社)

1994年 3月

栃木県那須郡西那須野町(現 栃木県那須塩原市四区町)に技術研究所を新設

1997年 6月

建設業法により特定建設業者として建設大臣許可(特-9)第1150号の許可を受けた。(以後5か年ごとに更新)

1997年 9月

宅地建物取引業法により宅地建物取引業者として建設大臣免許(9)第1635号の免許を受けた。(以後5か年ごとに更新)

2001年 5月

株式の取得により、五栄土木㈱及び洋伸建設㈱を子会社化(現 連結子会社)した。

2009年 4月

洋伸建設㈱が九州洋伸建設㈱を吸収合併

2010年 3月

大阪証券取引所市場第一部上場を廃止

2015年 4月

シンガポールに国際土木本部、国際建築本部を新設

2020年 6月

株式の取得により、UG M&E社を連結子会社化した。

2022年 4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第一部からプレミア市場に移行

 


まとめ

今回の記事では、五洋建設の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。