日本電産の年収は645万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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日本電産の平均年収ランキングのまとめ

日本電産株式会社は、京都府に本社を構える、電気機器で事業を手掛ける企業です。 日本電産の平均年収は645万円で、業界ランキング128位の平均年収となっています。 今回は、そんな日本電産に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ日本電産の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、日本電産について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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日本電産の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の日本電産の平均年収は、645万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

日本電産の平均年収の推移

日本電産の平均年収は直近7年間で、 -1.5%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

日本電産の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は459万円で、 30~34歳になると530万円と平均年収が71万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると604万円で、40~45歳になると645万円40~45歳になると690万円となります。 そして、50~54歳になると745万円55~59歳になると744万円となります。

※こちらの試算は、日本電産株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、日本電産の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 日本電産の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

日本電産の業界内年収ランキング

日本電産が属する業界である、「電気機器」の上場企業平均年収は672万円でした。 そのため、日本電産の平均年収は業界平均と比較をして 27万円低く、 業界内ランキングでは、271社中128位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

日本電産のエリア内年収ランキング

日本電産の本社がある京都府における上場企業の平均年収は597万円となります。
そのため、日本電産の平均年収はエリア平均と比較をして 48万円高く、 エリア内ランキングでは、75社中26位同程度の平均年収となっています。

以上、日本電産の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

日本電産でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

日本電産のボーナス額の平均値は、103万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 5万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

日本電産の役職別平均年収の比較

次に、日本電産の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は800万円、 課長の平均年収は1046万円、 部長の平均年収は1261万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


日本電産の生涯年収はいくら?

日本電産の生涯年収ランキング

調査の結果、日本電産の平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 日本電産の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで日本電産株式会社で働いたと仮定して算出しています。


日本電産の従業員調査

ここまで日本電産の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

日本電産の従業員数

日本電産の従業員数比較

有価証券報告書によると、日本電産の従業員数は、2511人でした。 電気機器の従業情報員の平均従業員数が、1956人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが43位(271社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

日本電産の従業員の平均勤続年数

日本電産の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、日本電産の平均勤続年数は、10.8年でした。 電気機器の従業員の平均属年数が、15.8年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

日本電産の従業員平均年齢

日本電産の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、日本電産の従業員の平均年齢は、39.2歳でした。 電気機器の従業員の平均年齢が、43.5歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


日本電産の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、日本電産の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、日本電産の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

日本電産における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

日本電産の平均残業時間

日本電産の従業員の平均残業時間は、一月あたり16.3時間でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の従業員の平均残業時間が、15.5時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。

日本電産の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で12.9日でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の従業員の平均日数が、12.8日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

日本電産の長時間労働是正のための取組内容

日本電産は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・全社を挙げての業務効率化(やめる業務、業務の見直しを洗い出して実行。)
・成果に対する投資時間ではなく生産性を重視する働き方を社内に浸透させる。
・会議は原則45分以内。
・残業時間、目的の事前申請の徹底。
・高効率労働のための3つの制度(在宅勤務・時差勤務・時間単位年休)導入。
・長時間労働抑止のための本人・上司へのアラート実施と面談。
・上司のマネジメント力向上の教育強化。
・勤務間インターバルの奨励。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


日本電産は女性にとって働きやすい?

日本電産が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

日本電産における女性の育休取得率と女性従業員の割合

日本電産の女性の育休取得率

日本電産の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の女性従業員の育休取得率が平均96.6%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

日本電産の女性従業員の割合

日本電産の従業員に占める女性従業員の割合は、15.1%でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の女性従業員の割合が平均20.2%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

日本電産の女性活躍を推進する取り組み

日本電産は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○従業員 合計:2,756人(うち女性:562人)、女性比率:20.4%
※2019年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。

○平均年齢 合計:39.0歳(男性:39.2歳、女性:35.2歳)
※2019年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。

○女性登用に関する目標・内容について
 2020年度中に女性管理職比率を8.0%とし、内部育成と外部採用の両軸で女性リーダーの登用を強化している。2017年4月に女性活躍推進室(現D&I推進室)を設置し、数値目標の達成と男女問わない高効率労働の追求・社員のキャリア形成支援を推進している。
また、内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同し、経営トップ自らが女性活躍を推進。マネジメント層への女性活躍の理解浸透・ダイバーシティマネジメントに関する意識改革のための教育を強化している。役員会議の場で定期的に女性活躍推進に関する議論を実施。

○2017年6月 「MSCI日本株女性活躍推進指数(WIN)」に採用。
 2017年9月 厚労省「えるぼし(2段階目)」認定取得。
 2018年1月 ブルームバーク社「2018年男女平等指数(GEI)」に選定。
 2018年6月 「FTSE4Good Index Series」および「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に採用。
 2018年8月 厚労省「えるぼし(3段階目)」認定取得。
 2018年11月 総務省「平成30年度テレワーク先駆者百選」選出。
 2019年3月 経産省,東証「平成30年度なでしこ銘柄」選定。
 2019年10月 厚労省「グッドキャリア企業アワード2019」イノベーション賞 受賞。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、日本電産の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る日本電産の将来性

日本電産の売上高推移のグラフ

日本電産は、主な事業として、SPMS・AMEC・ACIMを手がけています。 ここで、日本電産の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-14.0%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日本電産の売上高ランキングは、 同業種で49位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る日本電産の将来性

日本電産の純利益高推移のグラフ

次に、日本電産の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は155.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、日本電産の売上高ランキングは、 同業種で25位業界を牽引している企業となっています。


日本電産の競合企業は?

日本電産と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
日本シイエムケイ株式会社 538万円 電気機器
KOA株式会社 538万円 電気機器
市光工業株式会社 610万円 電気機器
横河電機株式会社 877万円 電気機器
新電元工業株式会社 731万円 電気機器
株式会社日本マイクロニクス 686万円 電気機器
アンリツ株式会社 760万円 電気機器
カシオ計算機株式会社 819万円 電気機器
ミツミ電機株式会社 619万円 電気機器
ブラザー工業株式会社 767万円 電気機器

電気機器業界の企業年収ランキングは?

日本電産が属する電気機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2279万円 2788人
2位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
3位 レーザーテック株式会社 1448万円 374人
4位 東京エレクトロン株式会社 1285万円 1771人
5位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
6位 株式会社ワコム 1122万円 410人
7位 ソニーグループ株式会社 1101万円 2445人
8位 株式会社アクセル 1057万円 92人
9位 JALCOホールディングス株式会社 1040万円 9人
10位 株式会社アドバンテスト 1019万円 1986人

電気機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


京都府の企業年収ランキングは?

日本電産が属する京都府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、京都府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 任天堂株式会社 988万円 2634人
2位 オムロン株式会社 849万円 4610人
3位 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 845万円 11人
4位 株式会社 島津製作所 841万円 3491人
5位 株式会社SCREENホールディングス 822万円 398人
6位 日本新薬株式会社 806万円 1827人
7位 株式会社村田製作所 797万円 9771人
8位 ローム株式会社 789万円 3546人
9位 株式会社エスケーエレクトロニクス 782万円 225人
10位 株式会社ファルコホールディングス 766万円 3人

京都府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、日本電産の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 日本電産株式会社
会社ホームページ http://www.nidec.com/ja-JP/
所在地 京都府京都市南区久世殿城町338番地
代表取締役社長 代表取締役会長(最高経営責任者) 永守 重信
業種 電気機器
事業内容 精密小型モータ、車載及び家電・商業・産業用モータ、機器装置、電子・光学部品。その他の開発・製造・販売

日本電産の歴史

歴史をもっと見る

年月

沿革

1973年7月

京都市西京区に日本電産株式会社を設立

8月

精密小型交流モータの製造・販売を開始

1975年2月

京都府亀岡市に亀岡工場(1993年12月に閉鎖)を開設

1976年4月

米国セントポール市に米国日本電産㈱を設立

1984年2月

米国トリントン市にニデック・トリンコーポレーション(現 米国日本電産㈱)を設立

10月

滋賀県愛知郡愛知川町(現 愛荘町)に滋賀工場(現 滋賀技術開発センター)を開設

1988年11月

京都証券取引所並びに大阪証券取引所市場第二部に株式を上場

1989年3月

シンガポール日本電産㈱を設立

 

信濃特機㈱(現 長野技術開発センター)を買収

1990年8月

タイ日本電産㈱を設立

1992年2月

中国に日本電産(大連)有限公司を設立

10月

台湾日電産股份有限公司(現 尼得科股份有限公司)を設立

1993年4月

ドイツに欧州日本電産を設立

10月

日本電産(香港)有限公司を設立

1995年2月

共立マシナリ㈱(現 日本電産マシナリー㈱)に資本参加

 

シンポ工業㈱(現 日本電産シンポ㈱)に資本参加

12月

フィリピン日本電産㈱を設立

1997年3月

トーソク㈱(現 日本電産トーソク㈱)に資本参加

4月

㈱リードエレクトロニクス(現 日本電産リード㈱)に資本参加

5月

京利工業㈱(日本電産キョーリ㈱、2012年4月より日本電産シンポ㈱に吸収合併)に資本参加

12月

日本電産トーソク・ベトナム会社を設立

1998年2月

インドネシア日本電産㈱を設立

 

㈱コパル(現 日本電産コパル㈱)並びにコパル電子㈱(現 日本電産コパル電子㈱)に資本参加

9月

東京証券取引所市場第一部上場、大阪証券取引所市場第一部に指定

10月

㈱芝浦製作所(現 芝浦メカトロニクス㈱)、㈱東芝との3社共同出資で芝浦電産㈱(現 日本電産テクノモータ㈱)を設立

1999年4月

中国に日本電産芝浦(浙江)有限公司(現 日本電産シバウラ(浙江)有限公司)を設立

12月

韓国日本電産㈱を設立

2000年3月

㈱安川電機の子会社、㈱ワイ・イー・ドライブ(現 日本電産テクノモータ㈱)に資本参加

2001年9月

ニューヨーク証券取引所へ上場(2016年5月まで)

2002年4月

中国に日本電産(浙江)有限公司を設立

6月

中国に日本電産(東莞)有限公司を設立

2003年4月

中国に日電産(上海)国際貿易有限公司を設立

5月

京都市南区に本社事務所を移転し、中央開発技術研究所を開設

10月

㈱三協精機製作所(現 日本電産サンキョー㈱)に資本参加

2005年10月

ベトナム日本電産会社を設立

2006年2月

中国に日本電産自動車モータ(浙江)有限公司を設立

12月

フランス・Valeo S.A.のモータ&アクチュエータ事業を買収し、日本電産モーターズ アンド アクチュエーターズ㈱を設立

2007年2月

シンガポール・Brilliant Manufacturing Ltd.(現 日本電産コンポーネントテクノロジー㈱)を買収

2007年4月

日本サーボ㈱(現 日本電産サーボ㈱)に資本参加

2010年1月

イタリア・Appliances Components Companies S.p.A.の家電モータ事業を買収し、日本電産ソーレモータ㈲を設立

2月

タイ・SC WADO Co., Ltd.を買収

9月

米国・Emerson Electric Co.のモータ・コントロール事業を買収し、日本電産モータ㈱を設立

10月

中国に日本電産(韶関)有限公司を設立

12月

インド日本電産㈱を設立

2011年7月

三洋電機㈱の子会社、三洋精密㈱(現 日本電産セイミツ㈱)に資本参加

 


まとめ

今回の記事では、日本電産の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。