横河電機の年収は877万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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横河電機の平均年収ランキングのまとめ

横河電機株式会社は、東京都に本社を構える、電気機器で事業を手掛ける企業です。 横河電機の平均年収は877万円で、業界ランキング18位の平均年収となっています。 今回は、そんな横河電機に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ横河電機の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、横河電機について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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横河電機の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の横河電機の平均年収は、877万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

横河電機の平均年収の推移

横河電機の平均年収は直近7年間で、 -6.3%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

横河電機の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は584万円で、 30~34歳になると674万円と平均年収が90万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると768万円で、40~45歳になると820万円40~45歳になると877万円となります。 そして、50~54歳になると947万円55~59歳になると946万円となります。

※こちらの試算は、横河電機株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、横河電機の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 横河電機の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

横河電機の業界内年収ランキング

横河電機が属する業界である、「電気機器」の上場企業平均年収は672万円でした。 そのため、横河電機の平均年収は業界平均と比較をして 205万円高く、 業界内ランキングでは、271社中18位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

横河電機のエリア内年収ランキング

横河電機の本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、横河電機の平均年収はエリア平均と比較をして 218万円高く、 エリア内ランキングでは、2268社中247位比較的高い平均年収となっています。

以上、横河電機の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

横河電機でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

横河電機のボーナス額の平均値は、141万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 33万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

横河電機の役職別平均年収の比較

次に、横河電機の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は1087万円、 課長の平均年収は1422万円、 部長の平均年収は1714万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


横河電機の生涯年収はいくら?

横河電機の生涯年収ランキング

調査の結果、横河電機の平均生涯年収は2.8億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 横河電機の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで横河電機株式会社で働いたと仮定して算出しています。


横河電機の従業員調査

ここまで横河電機の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

横河電機の従業員数

横河電機の従業員数比較

有価証券報告書によると、横河電機の従業員数は、2503人でした。 電気機器の従業情報員の平均従業員数が、1956人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが44位(271社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

横河電機の従業員の平均勤続年数

横河電機の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、横河電機の平均勤続年数は、18.5年でした。 電気機器の従業員の平均属年数が、15.8年であることから、 一度横河電機に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

横河電機の従業員平均年齢

横河電機の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、横河電機の従業員の平均年齢は、44.9歳でした。 電気機器の従業員の平均年齢が、43.5歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


横河電機の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、横河電機の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、横河電機の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

横河電機における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

横河電機の平均残業時間

横河電機の従業員の平均残業時間は、一月あたり15.0時間でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の従業員の平均残業時間が、15.5時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

横河電機の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で13.4日でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の従業員の平均日数が、12.8日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

横河電機の長時間労働是正のための取組内容

横河電機は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

労働時間管理教育の実施

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


横河電機は女性にとって働きやすい?

横河電機が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

横河電機における女性の育休取得率と女性従業員の割合

横河電機の女性の育休取得率

横河電機の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の女性従業員の育休取得率が平均96.6%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

横河電機の女性従業員の割合

横河電機の従業員に占める女性従業員の割合は、16.7%でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の女性従業員の割合が平均20.2%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

横河電機の女性活躍を推進する取り組み

横河電機は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

<一月当たりの労働者の平均残業時間について補足事項>
*所定労働時間ではなく、項目の定義どおりの法定時間外労働及び法定休日労働に対する一月あたりの労働者の平均残業時間は、正社員、期間社員(シニア社員・パートナー社員)すべての区分0時間。
*時間外労働と休日労働の合計が、全ての雇用管理区分で各月全て45時間未満。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


横河電機の事業展望

「せっかく横河電機に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、横河電機が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく横河電機がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

横河電機は、事業戦略として、「精神を受け継ぎ1988年に制定された企業理念は、社会に向けてのYOKOGAWAの使命とYOKOGAWA人の価値基準や行動指針を表した、YOKOGAWAの決意表明である」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 価値観に根差した行動は新たな価値の創造を実現し、他社との差別化力、競争力をもって社会に貢献し続けるための原動力となる
  • Visionstatementは、10年先を見据えてYOKOGAWAが何をしていくかを示し、共有する価値観は行動をするうえでの指針を示している
  • Yokogawa’sPurposeは、それら全てを踏まえ、YOKOGAWAが存在する意義を、意思を込めたコミットメント(公約)として示している

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、横河電機の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る横河電機の将来性

横河電機の売上高推移のグラフ

横河電機は、主な事業として、制御事業・測定器事業・航機その他事業を手がけています。 ここで、横河電機の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-1.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、横河電機の売上高ランキングは、 同業種で72位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る横河電機の将来性

横河電機の純利益高推移のグラフ

次に、横河電機の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-51.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、横河電機の売上高ランキングは、 同業種で51位業界を牽引している企業となっています。


横河電機の競合企業は?

横河電機と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社日本マイクロニクス 686万円 電気機器
日本シイエムケイ株式会社 538万円 電気機器
アンリツ株式会社 760万円 電気機器
日本電産株式会社 645万円 電気機器
カシオ計算機株式会社 819万円 電気機器
日本無線株式会社 726万円 電気機器
パイオニア株式会社 750万円 電気機器
株式会社ミツバ 515万円 電気機器
ミツミ電機株式会社 619万円 電気機器
SMK株式会社 645万円 電気機器

電気機器業界の企業年収ランキングは?

横河電機が属する電気機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2279万円 2788人
2位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
3位 レーザーテック株式会社 1448万円 374人
4位 東京エレクトロン株式会社 1285万円 1771人
5位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
6位 株式会社ワコム 1122万円 410人
7位 ソニーグループ株式会社 1101万円 2445人
8位 株式会社アクセル 1057万円 92人
9位 JALCOホールディングス株式会社 1040万円 9人
10位 株式会社アドバンテスト 1019万円 1986人

電気機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

横河電機が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、横河電機の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 横河電機株式会社
設立年月日 1920年
会社ホームページ http://www.yokogawa.co.jp/
所在地 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号
代表取締役社長 代表取締役社長  奈良 寿
業種 電気機器
事業内容 制御事業・計測事業・その他事業の製造、販売、サービス

横河電機の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 横河電機の創設年は1920年で103年の社歴を持っており、 電気機器の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1920年12月

横河 一郎、青木 晋の両名により東京府渋谷町に設けられていた電気計器の研究所を母体として、

資本金50万円で㈱横河電機製作所を設立し、電気計測器の研究と製造を開始。

1935年6月

吉祥寺工場(現在の武蔵野本社内)完成。

1948年9月

株式を一般に公開。

1955年6月

The Foxboro Company(アメリカ)と工業計器に関する技術援助契約を締結。

1957年10月

米国に Yokogawa Electric Works, Inc.(現連結子会社 Yokogawa Corporation of America)を

設立。

1970年4月

製品の保守・点検・修理を目的として横河鹿島サービス㈱、横河京浜サービス㈱、横河千葉

サービス㈱(現連結子会社 横河ソリューションサービス㈱)を設立。

1974年3月

シンガポールに Yokogawa Electric Singapore Pte. Ltd.(現連結子会社 Yokogawa Electric

Asia Pte. Ltd.)を設立。

1974年7月

甲府工場(現連結子会社 横河マニュファクチャリング㈱ 甲府工場)竣工、操業開始。

1975年6月

総合計装制御システム(CENTUM)を発表、発売。

1982年9月

オランダで Electrofact B.V.(現連結子会社 Yokogawa Europe B.V.)を買収。

1983年4月

㈱北辰電機製作所と合併し、商号を横河北辰電機㈱に変更。

1986年10月

商号を横河電機㈱に変更。

生産拠点統合計画(分散している生産拠点を統合し、生産設備の強化と効率化を図る計画)を完了。

1989年4月

三鷹工業㈱と合併。

1992年12月

統合生産制御システム(CENTUM CS)を発表。

1994年4月

小峰工場(現連結子会社 横河マニュファクチャリング㈱ 小峰工場)竣工、操業開始。

1996年10月

汎用測定器の製造・販売を目的として、横河エムアンドシー㈱(現連結子会社 横河計測㈱)を設立。

2001年4月

生産系の国内子会社5社を統合し、横河エレクトロニクス・マニファクチャリング㈱(現連結

子会社 横河マニュファクチャリング㈱ )が発足。

2002年10月

株式交換により安藤電気㈱の株式を100%取得。

中国に地域統括会社として100%独資の「横河電機(蘇州)有限公司」を設立。

2003年10月

中国地域統括会社「横河電機(蘇州)有限公司」の本社・工場が竣工、生産開始。

2005年4月

シンガポールに海外市場(除く極東)を統括するYokogawa Electric International Pte. Ltd.を

設立。

2006年1月

中国に、販売・マーケティング・エンジニアリング・サービスなどの機能を統括する100%独資の

横河電機(中国)商貿有限公司を設立。

2006年1月

ライフサイエンス事業部の戦略拠点として金沢事業所を開設。

2008年3月

横河電機(西安)有限公司、上海横河石化自控有限公司、横河電機(中国)商貿有限公司の業務を

統合し、中国における事業統括会社、横河電機(中国)有限公司を設立。

2010年4月

横河電機㈱の測定器ビジネスを横河メータ&インスツルメンツ㈱(現連結子会社 横河計測㈱)に移管統合。

2013年4月

国内制御事業の販売、エンジニアリング、サービス部門を事業分割し、子会社2社と統合し、横河ソリューションサービス㈱が発足。

2015年9月

創立100周年。

2015年11月

2016年4月

 

2021年5月

「YOKOGAWAコーポレートガバナンス・ガイドライン」制定。

KBC Advanced Technologies plc(本社:英国 現連結子会社 KBC Advanced Technologies Limited)を買収。

中期経営計画「Accelerate Growth 2023」を発表。


まとめ

今回の記事では、横河電機の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

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このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。