ニチダイの年収は572万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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ニチダイの平均年収ランキングのまとめ

株式会社ニチダイは、京都府に本社を構える、機械で事業を手掛ける企業です。 ニチダイの平均年収は572万円で、業界ランキング162位の平均年収となっています。 今回は、そんなニチダイに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つニチダイの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ニチダイについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ニチダイの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のニチダイの平均年収は、572万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ニチダイの平均年収の推移

ニチダイの平均年収は直近7年間で、 +7.9%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

ニチダイの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は408万円で、 30~34歳になると470万円と平均年収が62万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると536万円で、40~45歳になると572万円40~45歳になると612万円となります。 そして、50~54歳になると661万円55~59歳になると660万円となります。

※こちらの試算は、株式会社ニチダイが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ニチダイの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ニチダイの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ニチダイの業界内年収ランキング

ニチダイが属する業界である、「機械」の上場企業平均年収は617万円でした。 そのため、ニチダイの平均年収は業界平均と比較をして 45万円低く、 業界内ランキングでは、246社中162位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ニチダイのエリア内年収ランキング

ニチダイの本社がある京都府における上場企業の平均年収は597万円となります。
そのため、ニチダイの平均年収はエリア平均と比較をして 25万円低く、 エリア内ランキングでは、75社中43位同程度の平均年収となっています。

以上、ニチダイの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ニチダイでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ニチダイのボーナス額の平均値は、92万円でした。 同業種の業界平均が99万円であることから、 7万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ニチダイの役職別平均年収の比較

次に、ニチダイの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は709万円、 課長の平均年収は927万円、 部長の平均年収は1118万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


ニチダイの生涯年収はいくら?

ニチダイの生涯年収ランキング

調査の結果、ニチダイの平均生涯年収は2.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ニチダイの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社ニチダイで働いたと仮定して算出しています。


ニチダイの従業員調査

ここまでニチダイの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ニチダイの従業員数

ニチダイの従業員数比較

有価証券報告書によると、ニチダイの従業員数は、368人でした。 機械の従業情報員の平均従業員数が、1081人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが143位(246社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

ニチダイの従業員の平均勤続年数

ニチダイの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ニチダイの平均勤続年数は、15.7年でした。 機械の従業員の平均属年数が、15.5年であることから、 一度ニチダイに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

ニチダイの従業員平均年齢

ニチダイの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ニチダイの従業員の平均年齢は、40.1歳でした。 機械の従業員の平均年齢が、42.0歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


ニチダイの事業展望

「せっかくニチダイに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ニチダイが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくニチダイがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ニチダイは、事業戦略として、「経営理念のもと、他社ではできない製品と他社の追随を許さない高い技術力」を追求するオンリーワン企業を目指すとともに、従業員の自己実現達成と社会ニーズに適合した健全な成長を持続できる3E(エクセレント・エキサイティング・エクスパンド)カンパニーの実現に向け、ネットシェイプ事業、アッセンブリ事業及びフィルタ事業を展開している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • センブリ事業のターボチャージャー部品に関しては、これまでのような高い成長は望めないものの、自動車生産回復時を見越し新たな機種の生産要求が出ていることから、顧客のニーズを確実にとらえ、受注を確実に確保することが喫緊の課題となっている
  • 状況のなか、主要顧客業界である自動車産業では、販売台数の減少等の量的な影響が出るとともに、従来から進展している脱炭素化に向けた、電動化等の次世代自動車に向けた技術開発トレンドが加速している
  • 金型の開発、生産、販売にとどまらず、技術力を武器に差別化できる分野では精密鍛造品の提供も行い、より川下へ進めることを志向してきた歴史を持っている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ニチダイの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るニチダイの将来性

ニチダイの売上高推移のグラフ

ニチダイは、主な事業として、ネットシェイプ・アッセンブリを手がけています。 ここで、ニチダイの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-17.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ニチダイの売上高ランキングは、 同業種で195位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見るニチダイの将来性

ニチダイの純利益高推移のグラフ

次に、ニチダイの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-596.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ニチダイの売上高ランキングは、 同業種で229位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


ニチダイの競合企業は?

ニチダイと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社 東京自働機械製作所 645万円 機械
日東工器株式会社 649万円 機械
中野冷機株式会社 666万円 機械
株式会社岡本工作機械製作所 600万円 機械
フロイント産業株式会社 619万円 機械
株式会社エイチアンドエフ 627万円 機械
鉱研工業株式会社 551万円 機械
高松機械工業株式会社 441万円 機械
株式会社藤商事 635万円 機械
株式会社ユーシン精機 579万円 機械

機械業界の企業年収ランキングは?

ニチダイが属する機械業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、機械業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ディスコ 1140万円 2954人
2位 ローツェ株式会社 1122万円 222人
3位 栗田工業株式会社 909万円 1673人
4位 三菱重工業株式会社 863万円 22755人
5位 株式会社タクマ 856万円 958人
6位 三井海洋開発株式会社 854万円 202人
7位 SMC株式会社 852万円 5937人
8位 株式会社オプトラン 849万円 87人
9位 株式会社ニューフレアテクノロジー 832万円 543人
10位 マックス株式会社 814万円 911人

機械業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


京都府の企業年収ランキングは?

ニチダイが属する京都府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、京都府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 任天堂株式会社 988万円 2634人
2位 オムロン株式会社 849万円 4610人
3位 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 845万円 11人
4位 株式会社 島津製作所 841万円 3491人
5位 株式会社SCREENホールディングス 822万円 398人
6位 日本新薬株式会社 806万円 1827人
7位 株式会社村田製作所 797万円 9771人
8位 ローム株式会社 789万円 3546人
9位 株式会社ファルコホールディングス 766万円 3人
10位 三洋化成工業株式会社 762万円 1350人

京都府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ニチダイの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社ニチダイ
会社ホームページ http://www.nichidai.jp/
所在地 京都府京田辺市薪北町田13番地
代表取締役社長 代表取締役社長執行役員    古屋  元伸
業種 機械
事業内容 精密鍛造金型の開発・製造・販売 精密部品の組立て 積層焼結金網フィルタの開発・製造・販売

ニチダイの歴史

歴史をもっと見る

年月

事項

1967年5月

冷間鍛造金型、線引用異形ダイスの製造及び販売を目的として、資本金4,000千円をもって大阪府寝屋川市に株式会社ニチダイを設立

1971年4月

京都府綴喜郡田辺町(現・京田辺市)に本社・工場を移転

1973年7月

名古屋営業所開設

1974年5月

焼結金網フィルタの製造・販売開始

1981年5月

広島営業所開設(後、広島出張所に名称変更)

1988年7月

京都府綴喜郡宇治田原町に宇治田原工場を建設

1988年9月

自動車用鍛造部品の製造・販売開始

1993年12月

熊谷営業所開設

1994年2月

米国インディアナ州フォートウェイン市に米国事務所を開設

1994年8月

岡山出張所開設(現・岡山営業所)

1995年5月

エアコンのスクロールコンプレッサー部品の製造・販売開始

1996年10月

浜松出張所開設(現・浜松営業所)

1998年8月

宇治田原工場に第3工場を建設し、生産部門を宇治田原工場に統合

1999年10月

米国事務所をミシガン州サウスフィールド市に移転

2000年1月

中国上海市に上海事務所を開設

2000年3月

日本証券業協会に株式を店頭登録

2001年4月

現地法人NICHIDAI AMERICA CORPORATIONをミシガン州サウスフィールド市に設立し、米国事務所を廃止

2002年10月

NICHIDAI AMERICA CORPORATIONが、ケンタッキー州リッチモンド市に金型工場を建設、本社を移転

2004年4月

ニチダイフィルタ株式会社(現・連結子会社)を京都府綴喜郡宇治田原町に設立

2004年7月

アッセンブリ事業とフィルタ事業の2つの事業用として、宇治田原工場に第4工場を建設

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年6月

広島出張所を廃止(岡山営業所へ統合)

2007年2月

現地法人THAI SINTERED MESH CO.,LTD.(現・連結子会社)を合弁でタイ王国ランプーン県に設立

2007年3月

上海事務所を廃止

2008年4月

ニチダイプレシジョン株式会社を京都府綴喜郡宇治田原町に設立

2008年4月

現地法人NICHIDAI(THAILAND)LTD.(現・連結子会社)をタイ王国チョンブリ県に設立

2009年3月

連結子会社NICHIDAI AMERICA CORPORATIONの全株式をNARE CORPORATIONへ譲渡

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に上場

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場

2012年8月

現地法人NICHIDAI(THAILAND)LTD.(現・連結子会社)の事業拡大のため工場を増築

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2014年4月

ニチダイプレシジョン株式会社を吸収合併

2015年1月

京田辺工場の改築を行い、アッセンブリ事業のターボチャージャー部品の組立ラインを移転

 


まとめ

今回の記事では、ニチダイの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。