カメイの年収は511万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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カメイの平均年収ランキングのまとめ

カメイ株式会社は、宮城県に本社を構える、卸売業で事業を手掛ける企業です。 カメイの平均年収は511万円で、業界ランキング274位の平均年収となっています。 今回は、そんなカメイに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つカメイの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、カメイについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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カメイの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のカメイの平均年収は、511万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

カメイの平均年収の推移

カメイの平均年収は直近7年間で、 +8.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

カメイの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は370万円で、 30~34歳になると411万円と平均年収が41万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると465万円で、40~45歳になると511万円40~45歳になると542万円となります。 そして、50~54歳になると587万円55~59歳になると564万円となります。

※こちらの試算は、カメイ株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、カメイの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 カメイの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

カメイの業界内年収ランキング

カメイが属する業界である、「卸売業」の上場企業平均年収は626万円でした。 そのため、カメイの平均年収は業界平均と比較をして 115万円低く、 業界内ランキングでは、369社中274位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

カメイのエリア内年収ランキング

カメイの本社がある宮城県における上場企業の平均年収は507万円となります。
そのため、カメイの平均年収はエリア平均と比較をして 4万円高く、 エリア内ランキングでは、26社中10位同程度の平均年収となっています。

以上、カメイの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

カメイでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

カメイのボーナス額の平均値は、82万円でした。 同業種の業界平均が100万円であることから、 18万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

カメイの役職別平均年収の比較

次に、カメイの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は633万円、 課長の平均年収は828万円、 部長の平均年収は999万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


カメイの生涯年収はいくら?

カメイの生涯年収ランキング

調査の結果、カメイの平均生涯年収は1.7億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 カメイの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までカメイ株式会社で働いたと仮定して算出しています。


カメイの従業員調査

ここまでカメイの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

カメイの従業員数

カメイの従業員数比較

有価証券報告書によると、カメイの従業員数は、2092人でした。 卸売業の従業情報員の平均従業員数が、469人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが15位(369社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

カメイの従業員の平均勤続年数

カメイの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、カメイの平均勤続年数は、12.6年でした。 卸売業の従業員の平均属年数が、13.5年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

カメイの従業員平均年齢

カメイの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、カメイの従業員の平均年齢は、41.6歳でした。 卸売業の従業員の平均年齢が、42.2歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


カメイの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、カメイの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、カメイの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

カメイにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

カメイの平均残業時間

カメイの従業員の平均残業時間は、一月あたり8.3時間でした。 卸売業、小売業の従業員の平均残業時間が、14.2時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

カメイの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で8.0日でした。 卸売業、小売業の従業員の平均日数が、9.9日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。


カメイは女性にとって働きやすい?

カメイが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

カメイにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

カメイの女性の育休取得率

カメイの女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 卸売業、小売業の女性従業員の育休取得率が平均83.6%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

カメイの女性従業員の割合

カメイの従業員に占める女性従業員の割合は、21.7%でした。 卸売業、小売業の女性従業員の割合が平均34.1%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


カメイの事業展望

「せっかくカメイに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、カメイが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくカメイがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

カメイは、事業戦略として、「基盤である「エネルギー」「食料」「建設関連」「自動車関連」「海外・貿易」「ペット関連」「ファーマシー」の各分野におけるグループの総合力を最大限に発揮するため、各事業をあらゆる方向から考察するとともに、お客様から支持され信頼される効率的で、かつ安定供給可能な流通ネットワークづくりを推進する」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 状況のもと、引き続き新規顧客獲得、新商材・新事業の開発並びにM&Aを積極的に推進し、経営基盤の拡充と国内外のネットワークの強化を図り、企業価値の更なる向上に努めていく
  • 地域社会に密着し、人々の生活に役立つ総合商社として活動発展することをめざす。」という活動理念に基づき、暮らしに役立つ商品・サービスをご提供している
  • 環境の変化に対応すべく、組織、財務、物流などの改革を継続的に実施し、経営全般にわたる一層の効率化を図り、更なる業績向上に努めていく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、カメイの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るカメイの将来性

カメイの売上高推移のグラフ

カメイは、主な事業として、エネルギー事業・食料事業・建設関連事業・ファーマシー事業を手がけています。 ここで、カメイの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は12.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、カメイの売上高ランキングは、 同業種で70位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るカメイの将来性

カメイの純利益高推移のグラフ

次に、カメイの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-49.8%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、カメイの売上高ランキングは、 同業種で49位業界を牽引している企業となっています。


カメイの競合企業は?

カメイと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
加藤産業株式会社 664万円 卸売業
稲畑産業株式会社 860万円 卸売業
株式会社山善 740万円 卸売業
サンリン株式会社 510万円 卸売業
株式会社IDOM 515万円 卸売業
双日株式会社 1095万円 卸売業
株式会社カナデン 699万円 卸売業
株式会社リョーサン 713万円 卸売業
株式会社ハピネット 641万円 卸売業
菱洋エレクトロ株式会社 626万円 卸売業

卸売業業界の企業年収ランキングは?

カメイが属する卸売業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、卸売業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 マクニカ・富士エレ ホールディングス株式会社 1873万円 28人
2位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
3位 伊藤忠商事株式会社 1627万円 4215人
4位 三井物産株式会社 1482万円 5587人
5位 住友商事株式会社 1356万円 5240人
6位 丸紅株式会社 1192万円 4389人
7位 豊田通商株式会社 1114万円 2648人
8位 双日株式会社 1095万円 2099人
9位 西本Wismettacホールディングス株式会社 1074万円 50人
10位 長瀬産業株式会社 1029万円 892人

卸売業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


宮城県の企業年収ランキングは?

カメイが属する宮城県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、宮城県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社じもとホールディングス 952万円 3人
2位 東北放送株式会社 940万円 132人
3位 東北電力株式会社 793万円 4927人
4位 株式会社七十七銀行 702万円 2556人
5位 株式会社ユアテック 695万円 3729人
6位 フィデアホールディングス株式会社 687万円 109人
7位 東邦アセチレン株式会社 583万円 131人
8位 東北特殊鋼株式会社 581万円 327人
9位 株式会社TTK 570万円 612人
10位 カメイ株式会社 511万円 2092人

宮城県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、カメイの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 カメイ株式会社
設立年月日 1932年
会社ホームページ http://www.kamei.co.jp/
所在地 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目1番18号
代表取締役社長 代表取締役社長  亀井 文行
業種 卸売業
事業内容 卸売・小売業

カメイの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 カメイの創設年は1932年で91年の社歴を持っており、 卸売業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

明治36年7月

亀井文平(創業者)が宮城県塩釜にて、石油、砂糖、洋粉などの販売を開始。

明治41年

日本石油株式会社(現 ENEOS株式会社)の三陸沿岸代理販売店となる。

大正8年10月

酒類販売開始。

大正14年

大日本酒類醸造株式会社と三陸沿岸の特約販売契約を締結。

昭和7年12月

個人営業を株式会社亀井商店に改組、本店を塩竈町(現 塩竈市)に置く。

自動車の販売開始。

昭和8年1月

麒麟麦酒株式会社(現 キリンビール株式会社)と三陸沿岸の特約販売契約を締結。

昭和11年3月

米国スタンダード・ヴァキューム石油会社(現 ENEOS株式会社)と特約販売契約を締結。

昭和12年9月

東北セメント株式会社(現 太平洋セメント株式会社)と特約販売契約を締結、セメント類の販売開始。

昭和24年4月

仙台市にガソリンスタンドを開設。

昭和28年10月

富士運輸倉庫株式会社(現 カメイ物流サービス株式会社)を設立(現 連結子会社)。

昭和29年5月

重油輸入外貨割当を受け、直輸入開始。

昭和30年9月

日本石油瓦斯株式会社(現 ENEOSグローブ株式会社)と特約販売契約を締結。

昭和31年4月

仙台トヨペット販売株式会社(現 仙台トヨペット株式会社)を設立(現 連結子会社)。

昭和40年6月

本社を仙台市に移転。

昭和48年3月

海外法人カメイ・ショウテン・オブ・アメリカを設立、国際化への対応のため貿易事業への進出。

昭和60年4月

CI(コーポレート・アイデンティティー)を導入し、社名を株式会社亀井商店よりカメイ株式会社に変更。

昭和61年10月

東京証券取引所市場第二部に上場。

昭和63年6月

東京証券取引所市場第一部に指定替(一部上場)。

平成元年3月

決算期を12月31日から3月31日に変更。

平成11年3月

山形トヨペット株式会社の株式を取得し子会社とする(現 連結子会社)。

平成15年3月

創業100周年を迎える。

平成22年4月

平成20年に株式を取得した株式会社オーシマと株式会社小野商事の合併により株式会社オーシマ小野商事発足(現 連結子会社)。

三興メイビス株式会社の株式を取得し子会社とする(現 連結子会社)。

平成24年12月

Mitsuwa Corporationを傘下に置く、Wanoba Group Inc.(現 Kamei North America Co., Ltd.)の全株式を取得し子会社とする(現 連結子会社)。

平成25年3月

創業110周年を迎える。

令和4年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行


まとめ

今回の記事では、カメイの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。