ジェイエスピーの年収は753万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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ジェイエスピーの平均年収ランキングのまとめ

株式会社ジェイエスピーは、東京都に本社を構える、化学で事業を手掛ける企業です。 ジェイエスピーの平均年収は753万円で、業界ランキング60位の平均年収となっています。 今回は、そんなジェイエスピーに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つジェイエスピーの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ジェイエスピーについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ジェイエスピーの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度のジェイエスピーの平均年収は、753万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ジェイエスピーの平均年収の推移

ジェイエスピーの平均年収は直近9年間で、 +5.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

ジェイエスピーの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は537万円で、 30~34歳になると619万円と平均年収が82万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると705万円で、40~45歳になると753万円40~45歳になると806万円となります。 そして、50~54歳になると870万円55~59歳になると870万円となります。

※こちらの試算は、株式会社ジェイエスピーが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ジェイエスピーの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ジェイエスピーの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ジェイエスピーの業界内年収ランキング

ジェイエスピーが属する業界である、「化学」の上場企業平均年収は680万円でした。 そのため、ジェイエスピーの平均年収は業界平均と比較をして 73万円高く、 業界内ランキングでは、228社中60位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ジェイエスピーのエリア内年収ランキング

ジェイエスピーの本社がある東京都における上場企業の平均年収は748万円となります。
そのため、ジェイエスピーの平均年収はエリア平均と比較をして 5万円高く、 エリア内ランキングでは、2274社中702位比較的高い平均年収となっています。

以上、ジェイエスピーの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ジェイエスピーでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ジェイエスピーのボーナス額の平均値は、121万円でした。 同業種の業界平均が109万円であることから、 12万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ジェイエスピーの役職別平均年収の比較

次に、ジェイエスピーの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は934万円、 課長の平均年収は1221万円、 部長の平均年収は1472万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


ジェイエスピーの生涯年収はいくら?

ジェイエスピーの生涯年収ランキング

調査の結果、ジェイエスピーの平均生涯年収は2.6億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ジェイエスピーの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社ジェイエスピーで働いたと仮定して算出しています。


ジェイエスピーの従業員調査

ここまでジェイエスピーの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ジェイエスピーの従業員数

ジェイエスピーの従業員数比較

有価証券報告書によると、ジェイエスピーの従業員数は、762人でした。 化学の従業情報員の平均従業員数が、895人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが72位(228社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

ジェイエスピーの従業員の平均勤続年数

ジェイエスピーの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ジェイエスピーの平均勤続年数は、15.1年でした。 化学の従業員の平均属年数が、15.6年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

ジェイエスピーの従業員平均年齢

ジェイエスピーの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ジェイエスピーの従業員の平均年齢は、41.5歳でした。 化学の従業員の平均年齢が、42.3歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


ジェイエスピーの事業展望

「せっかくジェイエスピーに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ジェイエスピーが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくジェイエスピーがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ジェイエスピーは、事業戦略として、「長期ビジョン『VISION2027』では、進むべき事業領域を(ⅰ)ARPRO事業、(ⅱ)建築住宅断熱材、(ⅲ)フラットパネルディスプレイ表面保護材、(ⅳ)新たな事業領域(新規事業創出及びM&A)の4つとし、中期経営計画「ChangeforGrowth2026」(第67期~第69期)においても定量目標を設定し取り組んでいる」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 持続的成長及び収益性強化を目的とした戦略的投資として、メキシコのラモス・アリスペ工場の新設、インドのプネ工場の新設、チェコのヘブ工場の生産能力増強などARPRO生産能力増強のほか、自動化、省力化、省エネ化など合理化効果の高い設備投資を積極的に行う
  • 自動車生産台数の成長が鈍化しておるが、付加価値の高い発泡ビーズ及び自動車部品を供給し市場シェアを拡大するとともに、非自動車部品分野に関しては、各地域の市場特性に対応し引き続きHVAC(*1)関連部品や輸送用通い函などへ用途拡大を目指す
  • 創造的行動力による社会への貢献」を企業理念とし、コア事業である発泡樹脂製品及び新しい素材を用い、省資源・省エネルギーで社会生活の利便性向上に寄与する価値を、社会に提供していくことを使命としている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ジェイエスピーの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るジェイエスピーの将来性

ジェイエスピーの売上高推移のグラフ

ジェイエスピーは、主な事業として、押出事業・ビーズ事業を手がけています。 ここで、ジェイエスピーの売上高推移についてみて見ましょう。 直近9年間の売上成長率は10.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ジェイエスピーの売上高ランキングは、 同業種で73位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るジェイエスピーの将来性

ジェイエスピーの純利益高推移のグラフ

次に、ジェイエスピーの純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は-21.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ジェイエスピーの売上高ランキングは、 同業種で97位業界を牽引している企業となっています。


ジェイエスピーの競合企業は?

ジェイエスピーと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
三光合成株式会社 481万円 化学
株式会社マンダム 736万円 化学
中国塗料株式会社 751万円 化学
フクビ化学工業株式会社 616万円 化学
積水化成品工業株式会社 726万円 化学
タカラバイオ株式会社 679万円 化学
第一工業製薬株式会社 733万円 化学
株式会社ファンケル 647万円 化学
堺化学工業株式会社 623万円 化学
日本特殊塗料株式会社 670万円 化学

化学業界の企業年収ランキングは?

ジェイエスピーが属する化学業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、化学業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 1456万円 12人
2位 富士フイルムホールディングス株式会社 1124万円 1198人
3位 日本ペイントホールディングス株式会社 1084万円 50人
4位 株式会社三菱ケミカルホールディングス 1059万円 414人
5位 昭和電工株式会社 1025万円 338人
6位 日本酸素ホールディングス株式会社 960万円 81人
7位 積水化学工業株式会社 934万円 3089人
8位 太陽ホールディングス株式会社 924万円 171人
9位 日本曹達株式会社 905万円 1346人
10位 三菱瓦斯化学株式会社 881万円 2523人

化学業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

ジェイエスピーが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社LIFULL 6.7億円 669人
2位 株式会社識学 4.9億円 227人
3位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
4位 インテグラル株式会社 2577万円 82人
5位 株式会社光通信 2408万円 2人
6位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2277万円 244人
7位 ヒューリック株式会社 2035万円 233人
8位 三菱商事株式会社 2033万円 4477人
9位 そーせいグループ株式会社 1952万円 58人
10位 三井不動産株式会社 1756万円 1928人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ジェイエスピーの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社ジェイエスピー
設立年月日 1962年
所在地 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号
代表取締役社長 代表取締役社長  酒井 幸男
業種 化学

ジェイエスピーの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 ジェイエスピーの創設年は1962年で63年の社歴を持っており、 化学の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

1962年1月

日本瓦斯化学工業株式会社(現 三菱瓦斯化学株式会社)の出資により、発泡技術を主体としたプラスチック製品の事業を営むことを目的として、日本スチレンペーパー株式会社を設立

1962年11月

神奈川県平塚市にて、発泡ポリスチレンペーパーの製造を開始

1971年7月

鹿沼工場操業開始、発泡ポリエチレンシート(ミラマット)の製造を開始

1975年10月

発泡ポリスチレンペーパー及び各種熱可塑性合成樹脂加工品の開発、販売を目的とし、日本ザンパック株式会社(現 株式会社JSPパッケージング)を設立

1978年7月

押出発泡ポリスチレンボード(ミラフォーム)の製造を開始

1978年12月

セイホクパッケージ株式会社に出資

1980年4月

鹿沼第二工場操業開始、ミラブロックの製造を開始

1982年1月

ポリプロピレン発泡ビーズ及び成型品(ARPRO(旧 ピーブロック))の製造を開始

1985年10月

北米に於ける事業持株会社としてJSP America INC.(現 JSP International Group LTD.)を設立

1985年12月

北米地域の製造・販売拠点としてArco Sentinel社と合弁でARCO/JSP社(現 JSP International LLC)を設立

1989年1月

社名を株式会社ジェイエスピー(商号 株式会社JSP)に変更

1990年2月

東京証券取引所市場第二部に上場

1990年4月

鹿沼研究所(現 研究開発本部)を新設

1991年4月

韓国に合弁会社 KOSPA株式会社を設立

1992年2月

台湾にTaiwan JSP Chemical Co.,LTD.を設立

1993年12月

欧州での販売拠点としてJSP Europe S.A.R.L.(現 JSP International S.A.R.L.)他3社の販売子会社を設立

1995年11月

アジア地域の製造・販売拠点として、シンガポールにJSP Foam Products PTE.LTD.を設立

1996年6月

フランスの製造会社としてJSP International Manufacturing S.A.R.L.を設立

2001年4月

JSP International S.A.R.L.は、ドイツの樹脂成型メーカーの自動車部品成型部門を買収し、JSP International GmbH & Co.KGを設立

2001年12月

JSP International S.A.R.L.は、JSP International Manufacturing S.A.R.L.を吸収合併

2002年4月

当社の発泡ポリオレフィンビーズ成型品の製造部門及び販売部門をJSPモールディング株式会社へ会社分割

2002年7月

中国の製造拠点として、JSP Plastics (Wuxi) Co.,LTD.(現 JSP Advanced Materials (Wuxi) Co.,LTD.)を設立

2003年7月

三菱化学フォームプラスティック株式会社と合併

2004年3月

中国での販売拠点としてJSP International Trading (Shanghai) Co.,LTD.(現 JSP Plastics (Shanghai) Co.,LTD.)を設立

2005年3月

東京証券取引所市場第一部に指定替上場

2006年11月

中国華南地方向けの製造・販売拠点として、JSP Plastics (Dongguan) Co.,LTD.(現 JSP Advanced Materials (Dongguan) Co.,LTD.)を設立

2006年11月

Kunshan JSP Seihoku Packaging Material Co.,LTD.(現 JSP Seihoku Material Technology (Kunshan) Co.,LTD.)を当社子会社であるセイホクパッケージ株式会社と合弁で設立

2007年10月

鹿沼物流センターを新設し、11月1日より本格稼働を開始

2008年3月

日立化成工業株式会社よりビーズ法発泡ポリスチレン事業を譲受けるとともに、日化化成品株式会社(現 NK化成株式会社)の全株式を取得

2010年7月

インドの製造・販売拠点としてJSP Foam India Pvt.LTD.を設立

2011年1月

ブラジルに於ける事業持株会社としてJSP Participacoes LTDA.を設立

2011年2月

JSP Participacoes LTDA.は、ブラジルの製造・販売拠点としてFagerdala Brasil LTDA.を買収し、同社をJSP Brasil Industria de Plasticos LTDA.に社名変更

2011年12月

JSP Brasil Industria de Plasticos LTDA.を存続会社として、JSP Participacoes LTDA.は、同社子会社JSP Brasil Industria de Plasticos LTDA.と合併

2015年3月

三菱瓦斯化学株式会社の当社株式公開買付けにより、同社はその他の関係会社から親会社へ異動

2015年5月

中国華中・西南地方向けの製造・販売拠点として、JSP Plastics (Wuhan) Co.,LTD.(現 JSP Advanced Materials (Wuhan) Co.,LTD.)を設立

2016年2月

2019年8月

鹿沼ミラフォーム工場を新設し、2月1日より本格稼働を開始

関西工場に隣接する土地にミラフォームの新工場を建設し、8月1日より本格稼働を開始

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2023年12月

自己株式の公開買付けにより、三菱瓦斯化学株式会社は親会社からその他の関係会社へ異動


まとめ

今回の記事では、ジェイエスピーの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。