フジテックの年収は719万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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フジテックの平均年収ランキングのまとめ

フジテック株式会社は、滋賀県に本社を構える、機械で事業を手掛ける企業です。 フジテックの平均年収は719万円で、業界ランキング39位の平均年収となっています。 今回は、そんなフジテックに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つフジテックの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、フジテックについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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フジテックの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のフジテックの平均年収は、719万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

フジテックの平均年収の推移

フジテックの平均年収は直近7年間で、 +0.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

フジテックの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は512万円で、 30~34歳になると590万円と平均年収が78万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると673万円で、40~45歳になると719万円40~45歳になると769万円となります。 そして、50~54歳になると830万円55~59歳になると829万円となります。

※こちらの試算は、フジテック株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、フジテックの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 フジテックの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

フジテックの業界内年収ランキング

フジテックが属する業界である、「機械」の上場企業平均年収は617万円でした。 そのため、フジテックの平均年収は業界平均と比較をして 102万円高く、 業界内ランキングでは、246社中39位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

フジテックのエリア内年収ランキング

フジテックの本社がある滋賀県における上場企業の平均年収は635万円となります。
そのため、フジテックの平均年収はエリア平均と比較をして 84万円高く、 エリア内ランキングでは、11社中2位比較的高い平均年収となっています。

以上、フジテックの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

フジテックでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

フジテックのボーナス額の平均値は、115万円でした。 同業種の業界平均が99万円であることから、 16万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

フジテックの役職別平均年収の比較

次に、フジテックの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は891万円、 課長の平均年収は1166万円、 部長の平均年収は1405万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


フジテックの生涯年収はいくら?

フジテックの生涯年収ランキング

調査の結果、フジテックの平均生涯年収は2.5億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 フジテックの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までフジテック株式会社で働いたと仮定して算出しています。


フジテックの従業員調査

ここまでフジテックの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

フジテックの従業員数

フジテックの従業員数比較

有価証券報告書によると、フジテックの従業員数は、3135人でした。 機械の従業情報員の平均従業員数が、1081人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが20位(246社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

フジテックの従業員の平均勤続年数

フジテックの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、フジテックの平均勤続年数は、17.9年でした。 機械の従業員の平均属年数が、15.5年であることから、 一度フジテックに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

フジテックの従業員平均年齢

フジテックの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、フジテックの従業員の平均年齢は、41.2歳でした。 機械の従業員の平均年齢が、42.0歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


フジテックの事業展望

「せっかくフジテックに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、フジテックが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくフジテックがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

フジテックは、事業戦略として、「人と技術と商品を大切にして、新しい時代にふさわしい美しい都市機能を、世界の国々で世界の人々とともに創る」という経営理念を掲げ、昇降機の専業トップメーカーになることを目指している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 事業活動を通して、世界の国々の産業振興と経済発展に貢献し、また世界の人々と文明・文化を相互理解することで、全てのステークホルダーと共存共栄を図っていくことを目指している
  • 2023年3月期連結ベースで、売上高2,000億円、営業利益147億円、営業利益率7.4%、ROE8.3%を目指す

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、フジテックの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るフジテックの将来性

フジテックの売上高推移のグラフ

フジテックは、主な事業として、日本を手がけています。 ここで、フジテックの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は16.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、フジテックの売上高ランキングは、 同業種で49位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るフジテックの将来性

フジテックの純利益高推移のグラフ

次に、フジテックの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は17.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、フジテックの売上高ランキングは、 同業種で33位業界を牽引している企業となっています。


フジテックの競合企業は?

フジテックと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社加藤製作所 485万円 機械
株式会社不二越 625万円 機械
株式会社ダイフク 767万円 機械
新晃工業株式会社 653万円 機械
日立建機株式会社 717万円 機械
株式会社マキタ 716万円 機械
豊和工業株式会社 522万円 機械
株式会社リケン 630万円 機械
株式会社アイチコーポレーション 630万円 機械
株式会社 牧野フライス製作所 589万円 機械

機械業界の企業年収ランキングは?

フジテックが属する機械業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、機械業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ディスコ 1140万円 2954人
2位 ローツェ株式会社 1122万円 222人
3位 栗田工業株式会社 909万円 1673人
4位 三菱重工業株式会社 863万円 22755人
5位 株式会社タクマ 856万円 958人
6位 三井海洋開発株式会社 854万円 202人
7位 SMC株式会社 852万円 5937人
8位 株式会社オプトラン 849万円 87人
9位 株式会社ニューフレアテクノロジー 832万円 543人
10位 マックス株式会社 814万円 911人

機械業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


滋賀県の企業年収ランキングは?

フジテックが属する滋賀県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、滋賀県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 日本電気硝子株式会社 748万円 1682人
2位 フジテック株式会社 719万円 3135人
3位 タカラバイオ株式会社 705万円 669人
4位 オプテックスグループ株式会社 703万円 19人
5位 株式会社三東工業社 669万円 95人
6位 川重冷熱工業株式会社 652万円 520人
7位 株式会社滋賀銀行 644万円 1965人
8位 株式会社メタルアート 548万円 499人
9位 株式会社 平和堂 546万円 3545人
10位 株式会社オーケーエム 526万円 233人

滋賀県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、フジテックの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 フジテック株式会社
設立年月日 1948年
会社ホームページ http://www.fujitec.co.jp/
所在地 滋賀県彦根市宮田町591番地1
代表取締役社長 代表取締役社長  内山 高一
業種 機械
事業内容 エレベータ、エスカレータ、動く歩道、新交通システムなどの研究開発、製造、販売、据付、保守

フジテックの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 フジテックの創設年は1948年で75年の社歴を持っており、 機械の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1948年2月

内山正太郎が大阪市西区に富士輸送機工業株式会社を設立創業、エレベータの製造、販売を開始。

1956年2月

東京都港区に東京支店を開設。

1963年5月

株式を公開、大阪証券取引所市場第二部に上場。

1964年8月

香港にフジ エンジニアリング CO.,(HK) LTD. (現 連結子会社 フジテック (HK) CO., LTD.) を設立。

1965年1月

大阪府茨木市に本社工場を新設、操業を開始。

1965年8月

本社を大阪府茨木市に移転、旧本社跡に大阪支店(現 当社アフターマーケット拠点“大阪フィット”)を開設。

1968年9月

韓国・仁川広域市に韓国フェルコ輸送機株式会社 (現 連結子会社 フジテック コリア CO., LTD.)を設立。

1970年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1972年8月

シンガポールにシンガポール フジ エレベータ CORPN.LTD. (現 連結子会社 フジテック シンガポール CORPN. LTD.) を設立。

1974年2月

社名をフジテック株式会社に改称。株式を東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。(2012年7月大阪証券取引所上場廃止)

1974年3月

ベネズエラ・カラカスにフジテック ベネズエラ C.A.を設立。

1975年9月

大阪府茨木市に高さ150mのエレベータ研究塔を新設。(2008年9月除却)

1977年3月

シンガポール預託証券 (DRS) を発行し、シンガポール証券取引所に上場。(2004年10月上場廃止)

1977年7月

米国・オハイオ州にフジテック アメリカ INC. (現 連結子会社) を設立。

1979年5月

アルゼンチン・ブエノスアイレス市にフジテック アルゼンチーナ S.A.を設立。

1980年1月

台湾・台北市に富士達股份有限公司 (現 連結子会社) を設立。

1981年3月

サウジアラビア・ジェッダ市にフジテック サウジアラビア CO., LTD.を設立。

1981年6月

欧州預託証券 (EDR) を発行し、ルクセンブルク証券取引所に上場。(2005年12月上場廃止)

1982年6月

英国・ロンドン市にフジテック UK LTD. (現 連結子会社) を設立。

1985年12月

米領グアムにフジテック パシフィック INC.を設立。

1989年2月

兵庫県城崎郡 (現 兵庫県豊岡市) にフジテック フロンティア株式会社(現 当社エスカレータ拠点)を分社、設立。(1999年10月吸収合併)

1989年2月

大阪府茨木市にフジテック 総合施設株式会社 (1991年1月 フジテック エンジニアリング株式会社に社名変更) を分社、設立。(1999年10月吸収合併)

1990年3月

決算日を9月30日から3月31日に変更。

1992年8月

カナダ・オンタリオ州にフジテック カナダ INC. (現 連結子会社) を設立。

1995年12月

中国・河北省に華昇富士達電梯有限公司 (現 連結子会社) を設立。

1998年9月

エジプト・ギザ市にフジテック エジプト CO., LTD.を設立。

2000年4月

滋賀県彦根市から米原町(現 米原市)の敷地に「滋賀製作所」を新設、操業を開始。

2002年1月

中国・上海市に上海華昇富士達扶梯有限公司(現 華昇富士達電梯有限公司の子会社)を設立。

2003年7月

創業者 内山正太郎 逝去。

2003年12月

中国・上海市に研究開発拠点として、上海富士達電梯研発有限公司を設立。

2004年5月

インド・ムンバイ市にFSPエレベータPRIVATE LTD. (現 連結子会社 フジテック インディア PRIVATE LTD.、カンチープラム所在) を設立。

2006年3月

滋賀県彦根市に本社・研究棟および第2工場(当社エレベータ拠点“ビッグウィング”)ならびに高さ170mの研究塔を新設。

2006年4月

本社・研究開発部門を大阪府茨木市から滋賀県彦根市に移転。

2006年11月

大阪府茨木市の旧大阪製作所を閉鎖し、跡地売却。

2006年12月

中国・上海市に機器部品の生産拠点として、富士達電梯配件(上海)有限公司(現 連結子会社)を設立。

2008年2月

東京都港区三田に東京支社を移転し、東京本社を開設。(現 東京都港区白金に移転)

2010年4月

兵庫県豊岡市のエスカレータ拠点を“ビッグステップ”として再構築。

2010年4月

大阪府茨木市の旧本社跡をアフターマーケット拠点“ビッグフィット”として再構築。

 


まとめ

今回の記事では、フジテックの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。