四国銀行の年収は621万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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四国銀行の平均年収ランキングのまとめ

株式会社四国銀行は、高知県に本社を構える、銀行業で事業を手掛ける企業です。 四国銀行の平均年収は621万円で、業界ランキング68位の平均年収となっています。 今回は、そんな四国銀行に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ四国銀行の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、四国銀行について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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四国銀行の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の四国銀行の平均年収は、621万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

四国銀行の平均年収の推移

四国銀行の平均年収は直近7年間で、 -0.3%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

四国銀行の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は392万円で、 30~34歳になると490万円と平均年収が98万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると570万円で、40~45歳になると621万円40~45歳になると645万円となります。 そして、50~54歳になると703万円55~59歳になると618万円となります。

※こちらの試算は、株式会社四国銀行が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、四国銀行の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 四国銀行の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

四国銀行の業界内年収ランキング

四国銀行が属する業界である、「銀行業」の上場企業平均年収は685万円でした。 そのため、四国銀行の平均年収は業界平均と比較をして 64万円低く、 業界内ランキングでは、117社中68位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

四国銀行のエリア内年収ランキング

四国銀行の本社がある高知県における上場企業の平均年収は537万円となります。
そのため、四国銀行の平均年収はエリア平均と比較をして 84万円高く、 エリア内ランキングでは、9社中3位同程度の平均年収となっています。

以上、四国銀行の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

四国銀行でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

四国銀行のボーナス額の平均値は、100万円でした。 同業種の業界平均が110万円であることから、 10万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

四国銀行の役職別平均年収の比較

次に、四国銀行の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は770万円、 課長の平均年収は1007万円、 部長の平均年収は1214万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


四国銀行の生涯年収はいくら?

四国銀行の生涯年収ランキング

調査の結果、四国銀行の平均生涯年収は2.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 四国銀行の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社四国銀行で働いたと仮定して算出しています。


四国銀行の従業員調査

ここまで四国銀行の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

四国銀行の従業員数

四国銀行の従業員数比較

有価証券報告書によると、四国銀行の従業員数は、1247人でした。 銀行業の従業情報員の平均従業員数が、2066人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが65位(117社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

四国銀行の従業員の平均勤続年数

四国銀行の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、四国銀行の平均勤続年数は、14.7年でした。 銀行業の従業員の平均属年数が、16.8年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

四国銀行の従業員平均年齢

四国銀行の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、四国銀行の従業員の平均年齢は、38.1歳でした。 銀行業の従業員の平均年齢が、41.0歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


四国銀行の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、四国銀行の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、四国銀行の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

四国銀行における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

四国銀行の平均残業時間

四国銀行の従業員の平均残業時間は、一月あたり12.0時間でした。 金融業、保険業の従業員の平均残業時間が、11.7時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。

四国銀行の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で6.7日でした。 金融業、保険業の従業員の平均日数が、12.2日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。

四国銀行の長時間労働是正のための取組内容

四国銀行は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・毎週水曜日の早帰り
・定時退行週間の実施
・勤務間インターバルの実施

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


四国銀行は女性にとって働きやすい?

四国銀行が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

四国銀行における女性の育休取得率と女性従業員の割合

四国銀行の女性の育休取得率

四国銀行の女性従業員の育休取得率は、0.0%でした。 金融業、保険業の女性従業員の育休取得率が平均98.4%であることから、 比較的育休がとりにくいことが分かります。

四国銀行の女性従業員の割合

四国銀行の従業員に占める女性従業員の割合は、7.6%でした。 金融業、保険業の女性従業員の割合が平均37.7%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


四国銀行の事業展望

「せっかく四国銀行に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、四国銀行が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく四国銀行がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

四国銀行は、事業戦略として、「確実に実行することで、「真っ先に相談され、地域の発展に貢献するベストリライアブル・バンク」を実現し、四国銀行グループ全体の中長期的な企業価値の向上に努めていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 当行は、持続可能性を高めていくことで地域社会の発展に貢献し続けることが課題であると認識しており、中期経営計画に掲げる諸施策を確実に実行していく
  • 経済環境に加え、人口減少や少子高齢化といった社会構造の変化、規制緩和による競争激化など、地域金融機関を取り巻く経営環境は大きく変化している
  • 2022年度は中期経営計画「ベストリライアブル・バンクへの挑戦ステップ3」の最終年度であり、また2013年度から取り組んできた10年ビジョンの総仕上げの年でもある

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、四国銀行の将来性を分析していきしょう!

純利益から見る四国銀行の将来性

四国銀行の純利益高推移のグラフ

次に、四国銀行の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は22.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、四国銀行の売上高ランキングは、 同業種で55位業界を牽引している企業となっています。


四国銀行の競合企業は?

四国銀行と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社山形銀行 628万円 銀行業
株式会社 みちのく銀行 546万円 銀行業
株式会社 十八銀行 612万円 銀行業
株式会社阿波銀行 636万円 銀行業
株式会社千葉興業銀行 597万円 銀行業
株式会社三重銀行 580万円 銀行業
株式会社青森銀行 611万円 銀行業
株式会社高知銀行 541万円 銀行業
株式会社秋田銀行 617万円 銀行業
株式会社沖縄銀行 561万円 銀行業

銀行業業界の企業年収ランキングは?

四国銀行が属する銀行業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、銀行業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
2位 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 1268万円 233人
3位 株式会社ひろぎんホールディングス 1218万円 10人
4位 株式会社第四北越フィナンシャルグループ 1179万円 9人
5位 株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ 1114万円 9人
6位 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 1094万円 1130人
7位 株式会社西日本フィナンシャルホールディングス 1054万円 10人
8位 株式会社みずほフィナンシャルグループ 1044万円 2072人
9位 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 1029万円 3069人
10位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人

銀行業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


高知県の企業年収ランキングは?

四国銀行が属する高知県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、高知県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ニッポン高度紙工業株式会社 833万円 384人
2位 兼松エンジニアリング株式会社 702万円 231人
3位 株式会社四国銀行 621万円 1247人
4位 株式会社技研製作所 554万円 487人
5位 株式会社高知銀行 541万円 733人
6位 株式会社ミロク 515万円 16人
7位 株式会社キタムラ 465万円 1990人
8位 株式会社一や 354万円 20人
9位 土佐観光施設株式会社 252万円 25人

高知県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、四国銀行の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社四国銀行
設立年月日 1878年
会社ホームページ https://www.shikokubank.co.jp
所在地 高知県高知市南はりまや町1丁目1番1号
代表取締役社長 取締役頭取    山  元  文  明
業種 銀行業
事業内容 普通銀行業務

四国銀行の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 四国銀行の創設年は1878年で145年の社歴を持っており、 銀行業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1878年10月17日

創業第37国立銀行設立

1897年3月1日

株式会社高知銀行として営業を継続

1923年11月1日

株式会社土佐銀行を合併、商号を株式会社四国銀行と改称

1959年10月26日

外貨両替業務開始

1960年6月1日

乙種外国為替業務開始

1963年5月1日

現在地に本店移転

1973年4月2日

東京・大阪両証券取引所市場第2部上場

1974年2月1日

東京・大阪両証券取引所市場第1部上場

1974年2月8日

四銀総合リース株式会社設立(現・持分法適用関連会社)

1974年4月8日

オンライン稼働開始

1976年8月13日

四国保証サービス株式会社設立(現・連結子会社)

1977年1月18日

海外コルレス業務開始

1981年5月1日

四国ビジネスサービス株式会社設立(2013年6月解散)

1982年4月15日

金売買業務開始

1983年4月1日

国債取扱開始

1985年6月1日

債券ディーリング業務開始

1990年7月5日

四銀コンピューターサービス株式会社設立(現・連結子会社)

1991年5月15日

株式会社四銀経営研究所設立(現・株式会社四銀地域経済研究所、連結子会社)

1995年4月3日

信託業務開始

1997年6月11日

新事務センター竣工

1998年3月10日

四銀ビル管理株式会社設立(2012年3月解散)

1998年12月1日

証券投資信託の窓口販売業務開始

2001年4月2日

損害保険の窓口販売業務開始

2002年10月1日

生命保険の窓口販売業務開始

2007年6月1日

証券仲介業務開始

2010年8月11日

四銀代理店株式会社設立(現・連結子会社)

2011年1月4日

基幹系システムをNTTデータ地銀共同センターへ移行

2018年6月26日

監査等委員会設置会社へ移行

2022年4月4日

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第1部からプライム市場へ移行

 


まとめ

今回の記事では、四国銀行の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。