常陽銀行の年収は699万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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常陽銀行の平均年収ランキングのまとめ

株式会社 常陽銀行は、茨城県に本社を構える、銀行業で事業を手掛ける企業です。 常陽銀行の平均年収は699万円で、業界ランキング35位の平均年収となっています。 今回は、そんな常陽銀行に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ常陽銀行の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、常陽銀行について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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常陽銀行の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2019年度の常陽銀行の平均年収は、699万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

常陽銀行の平均年収の推移

常陽銀行の平均年収は直近4年間で、 -2.9%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

常陽銀行の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は441万円で、 30~34歳になると552万円と平均年収が111万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると642万円で、40~45歳になると699万円40~45歳になると727万円となります。 そして、50~54歳になると792万円55~59歳になると696万円となります。

※こちらの試算は、株式会社 常陽銀行が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、常陽銀行の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 常陽銀行の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

常陽銀行の業界内年収ランキング

常陽銀行が属する業界である、「銀行業」の上場企業平均年収は686万円でした。 そのため、常陽銀行の平均年収は業界平均と比較をして 13万円高く、 業界内ランキングでは、117社中35位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

常陽銀行のエリア内年収ランキング

常陽銀行の本社がある茨城県における上場企業の平均年収は490万円となります。
そのため、常陽銀行の平均年収はエリア平均と比較をして 209万円高く、 エリア内ランキングでは、24社中2位比較的高い平均年収となっています。

以上、常陽銀行の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

常陽銀行でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

常陽銀行のボーナス額の平均値は、112万円でした。 同業種の業界平均が110万円であることから、 2万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

常陽銀行の役職別平均年収の比較

次に、常陽銀行の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は867万円、 課長の平均年収は1133万円、 部長の平均年収は1366万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


常陽銀行の生涯年収はいくら?

常陽銀行の生涯年収ランキング

調査の結果、常陽銀行の平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 常陽銀行の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社 常陽銀行で働いたと仮定して算出しています。


常陽銀行の従業員調査

ここまで常陽銀行の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

常陽銀行の従業員数

常陽銀行の従業員数比較

有価証券報告書によると、常陽銀行の従業員数は、3320人でした。 銀行業の従業情報員の平均従業員数が、2055人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが13位(117社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

常陽銀行の従業員の平均勤続年数

常陽銀行の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、常陽銀行の平均勤続年数は、16.5年でした。 銀行業の従業員の平均属年数が、16.8年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

常陽銀行の従業員平均年齢

常陽銀行の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、常陽銀行の従業員の平均年齢は、39.3歳でした。 銀行業の従業員の平均年齢が、41.1歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。

常陽銀行の離職率

常陽銀行の従業員の離職率

常陽銀行の10年以内の離職率は男性従業員が27.4%女性従業員が54.5%

でした。 金融業、保険業の10年以内の平均離職率が、男性従業員が34.9%、女性従業員が48.6%であることから、 男性の離職率が比較的が低いことが分かります。
※ 参考:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)を加工して作成


常陽銀行の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、常陽銀行の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、常陽銀行の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

常陽銀行における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

常陽銀行の平均残業時間

常陽銀行の従業員の平均残業時間は、一月あたり3.9時間でした。 金融業、保険業の従業員の平均残業時間が、11.7時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

常陽銀行の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で12.3日でした。 金融業、保険業の従業員の平均日数が、12.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

常陽銀行の長時間労働是正のための取組内容

常陽銀行は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

最終退行目標時刻を17:30とする早帰り日を週2回設定。フレックスタイム制勤務より業務の繁閑に合わせた柔軟な勤務が可能。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


常陽銀行は女性にとって働きやすい?

常陽銀行が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

常陽銀行における女性の育休取得率と女性従業員の割合

常陽銀行の女性の育休取得率

常陽銀行の女性従業員の育休取得率は、97.1%でした。 金融業、保険業の女性従業員の育休取得率が平均98.4%であることから、 比較的育休がとりにくいことが分かります。

常陽銀行の女性従業員の割合

常陽銀行の従業員に占める女性従業員の割合は、33.0%でした。 金融業、保険業の女性従業員の割合が平均37.7%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


常陽銀行の事業展望

「せっかく常陽銀行に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、常陽銀行が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく常陽銀行がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

常陽銀行は、事業戦略として、「グループ全体の経営管理態勢の高度化及びグループ・ガバナンス態勢の強化に取り組んでいく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 取り組みを通じて、質の高い総合金融サービスの提供を実践するとともに、「めぶきフィナンシャルグループ」の企業価値の向上を図り、地域とともに持続的な成長を目指していく
  • 姿に「地域の未来を創造する総合金融サービスグループ」を掲げ、その実現に向け、3つの基本戦略である「地域とともに成長するビジネスモデルの構築」、「生産性向上に向けた構造改革」、「価値創造を担う人材の育成」を実行していく
  • 先進的なデジタル技術を活用したサービス創出の動きなど、従来の金融サービスの枠組みを超えた事業展開の機会が拡がっており、時代とお客さまのニーズに合わせビジネスモデルを構築していく必要がある

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、常陽銀行の将来性を分析していきしょう!

純利益から見る常陽銀行の将来性

常陽銀行の純利益高推移のグラフ

次に、常陽銀行の純利益推移についてみてみましょう。 直近4年間の純利益成長率は3.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、常陽銀行の売上高ランキングは、 同業種で19位業界を牽引している企業となっています。


常陽銀行の競合企業は?

常陽銀行と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社京都銀行 658万円 銀行業
株式会社大分銀行 641万円 銀行業
株式会社八十二銀行 649万円 銀行業
株式会社伊予銀行 671万円 銀行業
株式会社埼玉りそな銀行 644万円 銀行業
株式会社山陰合同銀行 647万円 銀行業
株式会社 西日本シティ銀行 647万円 銀行業
株式会社十六銀行 664万円 銀行業
株式会社北洋銀行 652万円 銀行業
株式会社第四北越銀行 677万円 銀行業

銀行業業界の企業年収ランキングは?

常陽銀行が属する銀行業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、銀行業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
2位 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 1268万円 233人
3位 株式会社ひろぎんホールディングス 1218万円 10人
4位 株式会社第四北越フィナンシャルグループ 1179万円 9人
5位 株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ 1114万円 9人
6位 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 1094万円 1130人
7位 株式会社西日本フィナンシャルホールディングス 1054万円 10人
8位 株式会社みずほフィナンシャルグループ 1038万円 2270人
9位 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 1029万円 3069人
10位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人

銀行業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


茨城県の企業年収ランキングは?

常陽銀行が属する茨城県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、茨城県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社 常陽銀行 699万円 3320人
2位 鈴縫工業株式会社 663万円 181人
3位 CYBERDYNE株式会社 616万円 84人
4位 助川電気工業株式会社 597万円 194人
5位 日本電解株式会社 595万円 206人
6位 株式会社筑波銀行 592万円 1368人
7位 香陵住販株式会社 568万円 191人
8位 株式会社ケーズホールディングス 554万円 2282人
9位 暁飯島工業株式会社 550万円 135人
10位 株式会社ジョイフル本田 500万円 1943人

茨城県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、常陽銀行の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社 常陽銀行
会社ホームページ http://www.joyobank.co.jp
所在地 茨城県水戸市南町2丁目5番5号
代表取締役社長 取締役頭取  笹 島 律 夫
業種 銀行業
事業内容 普通銀行業

常陽銀行の歴史

歴史をもっと見る

1935年7月

水戸市に本店を置く常磐銀行と土浦市に本店を置く五十銀行が合併し、現在の株式会社常陽銀行設立(設立日7月30日、資本金11,566千円、本店水戸市)
その後、1939年10月三ツ輪銀行を合併、1942年3月石岡、猿田公益の二銀行を合併、1945年4月茨城貯蓄銀行を合併

1961年6月

外国為替業務取扱開始

1965年6月

新本店建物竣工

1968年4月

当行株式東京証券取引所市場第二部に上場(1969年2月第一部に指定)

1973年4月

計算受託業務として常陽コンピューターサービス株式会社設立

1973年11月

全店オンラインシステム完成

1974年9月

リース・ファイナンス部門の当行補完業務として株式会社常陽リース設立

1975年7月

担保附社債信託法に基づく受託業務認可

1978年4月

個人ローン等の信用保証業務として常陽信用保証株式会社設立

1978年6月

第二次オンラインシステム稼働

1982年8月

クレジットカード業務専門として株式会社常陽クレジット設立

1983年4月

証券業務取扱開始(国債等の窓口販売)

1984年3月

事務代行受託業務として常陽ビジネスサービス株式会社設立

1984年6月

公共債ディーリング業務開始

1993年10月

信託業務取扱を開始

1994年1月

第三次オンラインシステム稼働

1995年4月

コンサルティング業務として株式会社常陽産業研究所設立

1996年5月

上海駐在員事務所開設

1996年10月

茨城中央信用組合との合併

1998年12月

証券投資信託業務取扱を開始(投信の窓口販売)

1999年3月

不動産管理専門として常陽施設管理株式会社設立

1999年4月

現金精査業務として常陽キャッシュサービス株式会社設立

2000年5月

第1回、第2回無担保普通社債発行

2001年4月

保険販売業務取扱を開始(損害保険の窓口販売)

2002年10月

保険販売業務取扱を開始(個人年金保険の窓口販売)

2005年5月

証券仲介業務取扱を開始

2005年10月

銀行本体でのクレジットカード発行を開始

2007年1月

地銀共同化システム稼動

2007年11月

証券業務として常陽証券株式会社設立

2012年1月

第1回期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)発行

2012年9月

シンガポール駐在員事務所開設

2014年4月

2019年満期ユーロ米ドル建取得条項付転換社債型新株予約権付社債発行

2014年10月

ニューヨーク駐在員事務所開設

2015年11月

株式会社足利ホールディングスとの間で経営統合に関する「基本合意書」を締結

2016年4月

株式会社足利ホールディングスとの間で「株式交換契約書」を、株式会社足利ホールディングス及び株式会社足利銀行との間で「経営統合契約書」をそれぞれ締結

2016年9月

東京証券取引所市場第一部上場廃止

2016年10月

株式会社足利ホールディングスと経営統合し、株式会社めぶきフィナンシャルグループ発足

2017年4月

株式会社めぶきリース(旧株式会社常陽リース)の全株式を株式会社めぶきフィナンシャルグループに現物配当し、株式会社めぶきリースを株式会社めぶきフィナンシャルグループの完全子会社化

2017年10月

めぶき証券株式会社(旧常陽証券株式会社)の全株式を株式会社めぶきフィナンシャルグループに現物配当し、めぶき証券株式会社を株式会社めぶきフィナンシャルグループの完全子会社化

2018年3月

ハノイ駐在員事務所開設

 


まとめ

今回の記事では、常陽銀行の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。