CYBERDYNEの年収は616万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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CYBERDYNEの平均年収ランキングのまとめ

CYBERDYNE株式会社は、茨城県に本社を構える、精密機器で事業を手掛ける企業です。 CYBERDYNEの平均年収は616万円で、業界ランキング29位の平均年収となっています。 今回は、そんなCYBERDYNEに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つCYBERDYNEの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、CYBERDYNEについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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CYBERDYNEの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のCYBERDYNEの平均年収は、616万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

CYBERDYNEの平均年収の推移

CYBERDYNEの平均年収は直近7年間で、 +28.9%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

CYBERDYNEの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は410万円で、 30~34歳になると473万円と平均年収が63万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると539万円で、40~45歳になると576万円40~45歳になると616万円となります。 そして、50~54歳になると665万円55~59歳になると665万円となります。

※こちらの試算は、CYBERDYNE株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、CYBERDYNEの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 CYBERDYNEの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

CYBERDYNEの業界内年収ランキング

CYBERDYNEが属する業界である、「精密機器」の上場企業平均年収は648万円でした。 そのため、CYBERDYNEの平均年収は業界平均と比較をして 32万円低く、 業界内ランキングでは、54社中29位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

CYBERDYNEのエリア内年収ランキング

CYBERDYNEの本社がある茨城県における上場企業の平均年収は490万円となります。
そのため、CYBERDYNEの平均年収はエリア平均と比較をして 126万円高く、 エリア内ランキングでは、24社中4位比較的高い平均年収となっています。

以上、CYBERDYNEの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

CYBERDYNEでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

CYBERDYNEのボーナス額の平均値は、99万円でした。 同業種の業界平均が104万円であることから、 5万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

CYBERDYNEの役職別平均年収の比較

次に、CYBERDYNEの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は764万円、 課長の平均年収は998万円、 部長の平均年収は1204万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


CYBERDYNEの生涯年収はいくら?

CYBERDYNEの生涯年収ランキング

調査の結果、CYBERDYNEの平均生涯年収は2.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 CYBERDYNEの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までCYBERDYNE株式会社で働いたと仮定して算出しています。


CYBERDYNEの従業員調査

ここまでCYBERDYNEの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

CYBERDYNEの従業員数

CYBERDYNEの従業員数比較

有価証券報告書によると、CYBERDYNEの従業員数は、84人でした。 精密機器の従業情報員の平均従業員数が、923人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが44位(54社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

CYBERDYNEの従業員の平均勤続年数

CYBERDYNEの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、CYBERDYNEの平均勤続年数は、6.7年でした。 精密機器の従業員の平均属年数が、13.5年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

CYBERDYNEの従業員平均年齢

CYBERDYNEの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、CYBERDYNEの従業員の平均年齢は、43.2歳でした。 精密機器の従業員の平均年齢が、42.7歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


CYBERDYNEの事業展望

「せっかくCYBERDYNEに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、CYBERDYNEが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくCYBERDYNEがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

CYBERDYNEは、事業戦略として、「®を使用した脳・神経・筋系の機能改善を促す「NeuroHALFIT」プログラムを提供するロボケアセンターの拠点拡大に加えて、コロナ禍初期の緊急事態宣言が発出された2020年4月より開始した、自宅で「NeuroHALFIT」ができる新たな個人向けサービスの更なる充実を図ることにより、個人の方に対して、日常的に脳神経・筋系の機能の向上を促し、自立度を高め、要介護予防をサポートする取り組みを引き続き進めていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 主に高齢者の要介護度の改善や重度化防止及び加齢による身体機能が低下するフレイルの予防や自立維持に向けて、歩行機能向上の促進を目的とする「下肢タイプ」、肘・膝の関節運動に対応した「単関節タイプ」、体幹・下肢機能向上の促進を目的とする「腰タイプ」など様々な種類のHAL®自立支援用を展開している
  • 現在、感染リスクの高い医療現場でも遠隔からサポートできるサイバニック・デバイス(医療分野)、外出自粛の環境下におけるフレイル・ロコモ予防のための個人向けの在宅プログラム(福祉分野)、空港や駅などの交通インフラにおいて世界最先端の自律走行技術を搭載した除菌消毒作業ロボット(生活・職場分野)など、様々な分野において当該サイバニクス技術を投入している
  • 人』+『サイバー・フィジカル空間』を一体的に扱う新領域「サイバニクス(人・ロボット・AI/情報系の融合)」を駆使して、誰ひとり取り残さないイノベーションによって人とテクノロジーが共生し相互に支援し合う「テクノ・ピアサポート社会」の実現、ロボット産業、IT産業につづく新産業「サイバニクス産業」の創出による社会変革・産業変革を目指している

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、CYBERDYNEの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るCYBERDYNEの将来性

CYBERDYNEの売上高推移のグラフ

CYBERDYNEは、主な事業として、を手がけています。 ここで、CYBERDYNEの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は54.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、CYBERDYNEの売上高ランキングは、 同業種で51位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。

純利益から見るCYBERDYNEの将来性

CYBERDYNEの純利益高推移のグラフ

次に、CYBERDYNEの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-11.9%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、CYBERDYNEの売上高ランキングは、 同業種で52位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


CYBERDYNEの競合企業は?

CYBERDYNEと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
クボテック株式会社 534万円 精密機器
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社 638万円 精密機器
株式会社平山ホールディングス 871万円 精密機器
ノーリツ鋼機株式会社 880万円 精密機器
株式会社シンシア 618万円 精密機器
日本精密株式会社 502万円 精密機器
株式会社インターアクション 654万円 精密機器
株式会社スリー・ディー・マトリックス 786万円 精密機器
株式会社ホロン 796万円 精密機器
IMV株式会社 674万円 精密機器

精密機器業界の企業年収ランキングは?

CYBERDYNEが属する精密機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、精密機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 オリンパス株式会社 922万円 3478人
2位 ノーリツ鋼機株式会社 880万円 19人
3位 株式会社平山ホールディングス 871万円 7人
4位 株式会社 島津製作所 841万円 3491人
5位 株式会社ニコン 811万円 4174人
6位 HOYA株式会社 798万円 3006人
7位 株式会社ホロン 796万円 46人
8位 株式会社ブイ・テクノロジー 795万円 255人
9位 株式会社 トプコン 792万円 678人
10位 株式会社スリー・ディー・マトリックス 786万円 11人

精密機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


茨城県の企業年収ランキングは?

CYBERDYNEが属する茨城県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、茨城県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社 常陽銀行 699万円 3320人
2位 鈴縫工業株式会社 663万円 181人
3位 CYBERDYNE株式会社 616万円 84人
4位 日本電解株式会社 595万円 206人
5位 株式会社筑波銀行 592万円 1368人
6位 助川電気工業株式会社 586万円 197人
7位 暁飯島工業株式会社 572万円 126人
8位 香陵住販株式会社 556万円 189人
9位 株式会社ケーズホールディングス 554万円 2282人
10位 株式会社ジョイフル本田 517万円 2029人

茨城県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、CYBERDYNEの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 CYBERDYNE株式会社
設立年月日 2004年
所在地 茨城県つくば市学園南2丁目2番地1
代表取締役社長 代表取締役社長  山海 嘉之
業種 精密機器

CYBERDYNEの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 CYBERDYNEの創設年は2004年で19年の社歴を持っており、 精密機器の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

年月

概要

2004年6月

茨城県つくば市において、CYBERDYNE株式会社を設立

2005年11月

The 2005 World Technology Summit & Awards(2005年世界技術大賞), IT Hardware部門において大賞を受賞(※4)

2007年6月

CYBERDYNE株式会社、代表取締役社長山海嘉之及び筑波大学知的財産統括本部の三者が、「身体機能を拡張するロボットスーツHAL®」の開発で経済産業大臣賞を受賞

2009年1月

HAL®福祉用の初期モデルの製造販売を開始

2009年7月

サイボーグ型ロボット技術の発明(特許4178186号)が、全国発明表彰(※5)21世紀発明賞を受賞

2010年6月

HAL®福祉用の現行モデルの製造販売を開始

2012年12月

ISO13485(医療機器の品質マネジメントシステムの国際標準規格)を、世界初のロボット治療機器の設計開発・製造・販売業者として、認証取得(第三者認証機関:UL 認証番号:A18103)

2013年2月

HAL®福祉用が、世界で初めて生活支援ロボットの国際安全規格ISO/DIS13482の認証を取得(第三者認証機関:一般財団法人日本品質保証機構 認証番号:JQA-KC12624)

2013年4月

鈴鹿ロボケアセンター株式会社(現連結子会社)を三重県鈴鹿市に設立

2013年6月

HAL®医療用下肢タイプ(以下、「医療用HAL®」)が、世界初のロボット治療機器として、MDD(欧州医療機器指令)の適合性評価を受け、EU域内において医療機器として認証取得(第三者認証機関:TÜV Rheinland。認証番号DD 60085735 0001)

2013年7月

CEマーキング(※6)が表示された医療用HAL®を医療機器としてEU域内へ出荷開始

2013年8月

湘南ロボケアセンター株式会社(現連結子会社)を神奈川県藤沢市に設立

ドイツにCyberdyne Care Robotics GmbH(現連結子会社)を設立し、医療用HAL®を利用した脳神経筋疾患の患者に対するサイバニクス治療(※7)の事業を開始

DGUV(Deutsche Gesetzliche Unfallversicherung:ドイツ法的損害保険)が、医療用HAL®によるサイバニクス治療に、公的労災保険の適用を認可

2013年9月

大分ロボケアセンター株式会社(現連結子会社)を大分県別府市に設立

2014年3月

東京証券取引所マザーズに上場

2014年9月

HAL®腰タイプ 作業支援用の製造販売を開始

2014年11月

HAL®腰タイプ 作業支援用及びHAL®腰タイプ 介護支援用が、作業者及び介護者向けの装着型ロボットとしては世界で初めて生活支援ロボットの国際安全規格ISO13482:2014の認証を取得(第三者認証機関:一般財団法人日本品質保証機構 認証番号:JQA-KC14001及びJQA-KC14002)

2015年2月

HAL®自立支援用単関節タイプの製造販売を開始

HAL®腰タイプ 作業支援用及びHAL®腰タイプ 介護支援用が、欧州機械指令に適合し、作業者及び介護者向けの装着型ロボットとして世界初のCEマーキングを表示

2015年3月

HAL®腰タイプ 介護支援用の製造販売を開始

AI搭載自動搬送ロボットの製造販売を開始

2015年11月

医療用HAL®について、厚生労働省より医療機器として製造販売承認を取得(対象疾患:神経・筋難病)

2016年1月

医療用HAL®による神経・筋難病疾患に対するサイバニクス治療について、中央社会保険医療協議会総会において世界で初めて公的医療保険適用が決定

2016年8月

米国にCYBERDYNE USA Inc.(現連結子会社)を設立

2016年9月

医療用HAL®による神経・筋難病疾患に対するサイバニクス治療について、ロボット治療として世界で初めての公的医療保険による診療が開始

2017年2月

第3回日本ベンチャー大賞(※8)において内閣総理大臣賞を受賞

2017年10月

HAL®腰タイプ 自立支援用の製造販売を開始


まとめ

今回の記事では、CYBERDYNEの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。