高砂香料工業の年収は792万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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高砂香料工業の平均年収ランキングのまとめ

高砂香料工業株式会社は、東京都に本社を構える、化学で事業を手掛ける企業です。 高砂香料工業の平均年収は792万円で、業界ランキング21位の平均年収となっています。 今回は、そんな高砂香料工業に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ高砂香料工業の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、高砂香料工業について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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高砂香料工業の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の高砂香料工業の平均年収は、792万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

高砂香料工業の平均年収の推移

高砂香料工業の平均年収は直近7年間で、 +4.3%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

高砂香料工業の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は565万円で、 30~34歳になると651万円と平均年収が86万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると742万円で、40~45歳になると792万円40~45歳になると848万円となります。 そして、50~54歳になると915万円55~59歳になると915万円となります。

※こちらの試算は、高砂香料工業株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、高砂香料工業の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 高砂香料工業の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

高砂香料工業の業界内年収ランキング

高砂香料工業が属する業界である、「化学」の上場企業平均年収は646万円でした。 そのため、高砂香料工業の平均年収は業界平均と比較をして 146万円高く、 業界内ランキングでは、228社中21位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

高砂香料工業のエリア内年収ランキング

高砂香料工業の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、高砂香料工業の平均年収はエリア平均と比較をして 140万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中391位比較的高い平均年収となっています。

以上、高砂香料工業の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

高砂香料工業でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

高砂香料工業のボーナス額の平均値は、127万円でした。 同業種の業界平均が104万円であることから、 23万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

高砂香料工業の役職別平均年収の比較

次に、高砂香料工業の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は982万円、 課長の平均年収は1284万円、 部長の平均年収は1548万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


高砂香料工業の生涯年収はいくら?

高砂香料工業の生涯年収ランキング

調査の結果、高砂香料工業の平均生涯年収は2.7億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 高砂香料工業の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで高砂香料工業株式会社で働いたと仮定して算出しています。


高砂香料工業の従業員調査

ここまで高砂香料工業の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

高砂香料工業の従業員数

高砂香料工業の従業員数比較

有価証券報告書によると、高砂香料工業の従業員数は、1035人でした。 化学の従業情報員の平均従業員数が、890人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが52位(228社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

高砂香料工業の従業員の平均勤続年数

高砂香料工業の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、高砂香料工業の平均勤続年数は、17.0年でした。 化学の従業員の平均属年数が、15.4年であることから、 一度高砂香料工業に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

高砂香料工業の従業員平均年齢

高砂香料工業の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、高砂香料工業の従業員の平均年齢は、40.8歳でした。 化学の従業員の平均年齢が、41.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


高砂香料工業の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、高砂香料工業の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、高砂香料工業の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

高砂香料工業における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

高砂香料工業の平均残業時間

高砂香料工業の従業員の平均残業時間は、一月あたり9.2時間でした。 化学工業の従業員の平均残業時間が、18.4時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

高砂香料工業の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で15.0日でした。 化学工業の従業員の平均日数が、13.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

高砂香料工業の長時間労働是正のための取組内容

高砂香料工業は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

ノー残業デーの実施

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


高砂香料工業は女性にとって働きやすい?

高砂香料工業が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

高砂香料工業における女性の育休取得率と女性従業員の割合

高砂香料工業の女性の育休取得率

高砂香料工業の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 化学工業の女性従業員の育休取得率が平均94.2%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

高砂香料工業の女性従業員の割合

高砂香料工業の従業員に占める女性従業員の割合は、23.0%でした。 化学工業の女性従業員の割合が平均26.0%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


高砂香料工業の事業展望

「せっかく高砂香料工業に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、高砂香料工業が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく高砂香料工業がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

高砂香料工業は、事業戦略として、「7つの重点課題1.グローバル経営基盤の整備2.海外拠点の事業部門強化のための仕組み作り3.合成事業生産体制の再構築4.フレーバー・フレグランス製品生産効率性の追求5.海外拠点と日本を繋ぐ安定した人材の開発6.先端科学による競争力のある技術の創成7.SDGsへの貢献を意識した製品の開発7つの重点課題は、組織横断的に取り組んでいく必要があり、グループ内での拠点間の連携を強め、責任と権限を明確化し、課題によっては社外の協力、共創も視野に入れ、具体的な施策を実施していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 精神「技術立脚の精神に則り社会に貢献する」・企業理念「香りを原点とする革新的な技術を通して、新しい価値を創造し続ける」を基に、グローバルでの全従業員が共感し目指すことのできる、2040年のありたい姿」として「Vision2040」を定めている
  • 以前は、海外の利益が安定しない中、日本が安定した利益を生み出すという構造が続いておりましたが、近年は海外拠点が売上高、営業利益ともに安定成長を続けており、グループ業績全体を支えている
  • 「Vision2040」で定めた「ありたい姿」に近づくため、中期経営計画「NewGlobalPlan-1(NGP-1)」において、3つの基本方針、5つの柱、7つの重点課題を定め、着実かつ確実な達成を目指していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、高砂香料工業の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る高砂香料工業の将来性

高砂香料工業の売上高推移のグラフ

高砂香料工業は、主な事業として、日本を手がけています。 ここで、高砂香料工業の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は9.7%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、高砂香料工業の売上高ランキングは、 同業種で66位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る高砂香料工業の将来性

高砂香料工業の純利益高推移のグラフ

次に、高砂香料工業の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は142.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、高砂香料工業の売上高ランキングは、 同業種で69位業界を牽引している企業となっています。


高砂香料工業の競合企業は?

高砂香料工業と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
長谷川香料株式会社 712万円 化学
三光合成株式会社 454万円 化学
日華化学株式会社 514万円 化学
ユニ・チャーム株式会社 842万円 化学
関西ペイント株式会社 783万円 化学
中央化学株式会社 494万円 化学
大日本塗料株式会社 573万円 化学
株式会社マンダム 771万円 化学
信越ポリマー株式会社 634万円 化学
リケンテクノス株式会社 662万円 化学

化学業界の企業年収ランキングは?

高砂香料工業が属する化学業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、化学業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社 1157万円 8人
2位 富士フイルムホールディングス株式会社 1017万円 815人
3位 日本酸素ホールディングス株式会社 960万円 81人
4位 株式会社三菱ケミカルホールディングス 949万円 223人
5位 日本ペイントホールディングス株式会社 898万円 404人
6位 積水化学工業株式会社 897万円 2761人
7位 住友化学株式会社 883万円 6488人
8位 三菱瓦斯化学株式会社 871万円 2461人
9位 東京応化工業株式会社 859万円 1261人
10位 信越化学工業株式会社 854万円 3341人

化学業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

高砂香料工業が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、高砂香料工業の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 高砂香料工業株式会社
所在地 東京都大田区蒲田5丁目37番1号
代表取締役社長 代表取締役社長      桝村  聡
業種 化学

高砂香料工業の歴史

歴史をもっと見る

1920年2月
 

高砂香料株式会社設立、香料製造販売開始。
東京市麹町区有楽町に本社を置く。

1920年7月

東京府荏原郡蒲田村に本社を移転。

1927年7月

大阪市南区に大阪出張所開設。(1936年1月  大阪支店に改称)

1939年7月

社名を高砂化学工業株式会社と改称。

1947年3月

神奈川県平塚市に平塚工場竣工。

1948年8月

販売会社として高砂香料株式会社を設立。

1951年2月
 

高砂香料株式会社と高砂化学工業株式会社が合併し、高砂香料工業株式会社に商号変更。本社を東京都中央区西八丁堀2-18とする。

1956年11月

福岡市上西町に福岡出張所開設。(1975年6月  福岡支店に改称)

1957年4月

名古屋市中区に名古屋出張所開設。(1960年6月  名古屋支店に改称)

1962年4月

東京都中央区西八丁堀1-2に本社を移転。

1963年1月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1968年4月
 

米国、ニューヨークに現地法人Takasago USA,Inc.を設立。(1979年10月  ニュージャージー州に移転)

1968年11月

静岡県磐田郡豊田村に磐田工場竣工。

1969年8月

東京証券取引所市場第一部に昇格。

1975年5月
 

シンガポールに現地法人Takasago Far East Co Pte. Ltd.(現、連結子会社)設立。(1988年7月 Takasago International(Singapore)Pte. Ltd.に社名変更)

1977年1月

高栄産業株式会社(現、連結子会社)を神奈川県平塚市西八幡に設立。

1978年10月
 

フランス、パリに現地法人Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L. (現、連結子会社)を設立。

1980年3月

茨城県鹿島郡波崎町に鹿島工場竣工。

1980年12月

東京都港区高輪3-19-22に本社を移転。

1983年5月

米国、ニュージャージー州にTakasago Corporation USAを設立。

1985年9月

高砂フードプロダクツ株式会社(現、連結子会社)を静岡県磐田郡浅羽町に設立。

1986年11月
 

有限会社高砂インターナショナルコーポレーション(現、連結子会社)を東京都港区高輪に設立。(1992年9月株式会社化。1998年11月 東京都大田区蒲田に移転)

1987年10月
 

Takasago USA,Inc.とTakasago Corporation USAが合併し、Takasago International Corporation(U.S.A.)(現、連結子会社)に社名変更。

1988年11月
 
 

スペイン、Aceites Esenciales Y Derivados,S.A.(現、連結子会社)株式の30%を取得。(1998年12月株式100%を取得)(2005年5月 Takasago International Chemicals(Europe), S.A.に社名変更)

1992年1月
 

ドイツ、トロイスドルフに現地法人Takasago Europe G.m.b.H.(現、連結子会社)を設立。(1999年4月ツルピヒにフレーバー工場竣工、本社をツルピヒに移転)

1993年6月

神奈川県平塚市の平塚工場敷地内に新総合研究所を竣工。

1995年11月
 

中国の上海日用化学工業開発公司(現、上海家化(集団)有限公司)との合弁会社上海高砂・鑑臣香料有限公司(現、連結子会社)の出資比率を60%に引き上げ子会社とする。

1997年6月
 

高砂珈琲株式会社(現、連結子会社)が高砂コスモコーヒー株式会社を吸収合併する。(1998年11月  東京都大田区蒲田に本社を移転)

1998年11月

東京都大田区蒲田5-37-1に本社を移転。

2004年11月
 

中国広東省に現地法人高砂香料(広州)有限公司(現、連結子会社)を設立。
(2006年4月広州にフレーバー工場竣工)

2008年11月

Wessel Fragrances,Inc.(米国、ニュージャージー州)より事業の譲受。

2011年10月
 

ブラジル、ヴィニェードに現地法人Takasago Fragrâncias E Aromas Ltda.(現、連結子会社)が新事業所を開設。

2013年7月

広島県三原市に高砂香料西日本工場株式会社(現、連結子会社)を設立。

2014年3月
 

シンガポールの現地法人Takasago International(Singapore)Pte. Ltd.(現、連結子会社)が新事業所に移転。

2015年10月

広島県三原市に三原工場竣工。

2016年1月

Centre Ingredient Technology, Inc.(米国、ノースカロライナ州)株式の100%を取得。

2017年3月

 

インド、チェンナイに現地法人Takasago International(India)Pvt. Ltd.(現、連結子会社)が新工場を竣工。

2019年11月

 

インドネシア、西ジャワ州に現地法人PT. Takasago International Indonesia(現、連結子会社)が新工場を竣工。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行。

 


まとめ

今回の記事では、高砂香料工業の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。