三協立山の年収は527万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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三協立山の平均年収ランキングのまとめ

三協立山株式会社は、富山県に本社を構える、金属製品で事業を手掛ける企業です。 三協立山の平均年収は527万円で、業界ランキング73位の平均年収となっています。 今回は、そんな三協立山に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ三協立山の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、三協立山について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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三協立山の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2021年度の三協立山の平均年収は、527万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

三協立山の平均年収の推移

三協立山の平均年収は直近7年間で、 +5.3%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

三協立山の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は351万円で、 30~34歳になると404万円と平均年収が53万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると461万円で、40~45歳になると492万円40~45歳になると527万円となります。 そして、50~54歳になると569万円55~59歳になると568万円となります。

※こちらの試算は、三協立山株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、三協立山の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 三協立山の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

三協立山の業界内年収ランキング

三協立山が属する業界である、「金属製品」の上場企業平均年収は573万円でした。 そのため、三協立山の平均年収は業界平均と比較をして 46万円低く、 業界内ランキングでは、98社中73位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

三協立山のエリア内年収ランキング

三協立山の本社がある富山県における上場企業の平均年収は520万円となります。
そのため、三協立山の平均年収はエリア平均と比較をして 7万円高く、 エリア内ランキングでは、37社中16位同程度の平均年収となっています。

以上、三協立山の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

三協立山でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

三協立山のボーナス額の平均値は、84万円でした。 同業種の業界平均が92万円であることから、 8万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

三協立山の役職別平均年収の比較

次に、三協立山の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は653万円、 課長の平均年収は854万円、 部長の平均年収は1030万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


三協立山の生涯年収はいくら?

三協立山の生涯年収ランキング

調査の結果、三協立山の平均生涯年収は1.7億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 三協立山の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで三協立山株式会社で働いたと仮定して算出しています。


三協立山の従業員調査

ここまで三協立山の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

三協立山の従業員数

三協立山の従業員数比較

有価証券報告書によると、三協立山の従業員数は、5138人でした。 金属製品の従業情報員の平均従業員数が、760人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが2位(98社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

三協立山の従業員の平均勤続年数

三協立山の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、三協立山の平均勤続年数は、22.6年でした。 金属製品の従業員の平均属年数が、15.9年であることから、 一度三協立山に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

三協立山の従業員平均年齢

三協立山の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、三協立山の従業員の平均年齢は、45.9歳でした。 金属製品の従業員の平均年齢が、42.2歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


三協立山の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、三協立山の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、三協立山の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

三協立山における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

三協立山の平均残業時間

三協立山の従業員の平均残業時間は、一月あたり13.0時間でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の従業員の平均残業時間が、16.7時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

三協立山の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で10.7日でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の従業員の平均日数が、11.7日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。

三協立山の長時間労働是正のための取組内容

三協立山は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

〇ノー残業強化ディの職場パトロールの実施
〇勤務時間選択制度の実施
〇計画的な有給休暇取得促進
〇労使による定期点検「労使協議会」開催1回/1-2カ月
〇業務効率化のためのWEB会議の活用、RPAの推進

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


三協立山は女性にとって働きやすい?

三協立山が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

三協立山における女性の育休取得率と女性従業員の割合

三協立山の女性の育休取得率

三協立山の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の女性従業員の育休取得率が平均92.8%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

三協立山の女性従業員の割合

三協立山の従業員に占める女性従業員の割合は、22.5%でした。 鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業の女性従業員の割合が平均15.1%であることから、 比較的女性従業員が多いことが分かります。


三協立山の事業展望

「せっかく三協立山に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、三協立山が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく三協立山がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

三協立山は、事業戦略として、「従来の事業環境分析に加え、上記のような環境の変化や社会課題を「機会」と「脅威」として捉えた上で、保有するアルミのリサイクル技術や省エネに貢献する製品技術、さらに販売ネットワークの強み等を生かしながら、海外を含めた市場成長性と連動した事業ポートフォリオへの変革が必要と考えている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 環境や社会課題を世界的規模で解決すべく、2030年の達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs)や各国の温室効果ガス削減目標が国連主導で策定されるとともに、国内における2050年のカーボンニュートラル宣言も加わり、これらの目標実現に向けた企業側の取り組みとその情報開示が求められている
  • 三協立山グループは、創業の原点である「お得意先」「地域社会」「社員」の三者が協力し共栄するという協業の精神に基づいた経営理念のもと、健全な企業活動を通じて社会に貢献していくことが私たちの使命であると考えている
  • 私たちの使命は、商品・サービスをはじめ、様々な企業活動を通じて、人々が暮らす快適な空間と満足される生活づくりに貢献していくことであり、そこに企業としての存在意義があると考えている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、三協立山の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る三協立山の将来性

三協立山の売上高推移のグラフ

三協立山は、主な事業として、建材事業・マテリアル事業・商業施設事業・国際事業・その他を手がけています。 ここで、三協立山の売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-2.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、三協立山の売上高ランキングは、 同業種で9位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る三協立山の将来性

三協立山の純利益高推移のグラフ

次に、三協立山の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-189.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、三協立山の売上高ランキングは、 同業種で97位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


三協立山の競合企業は?

三協立山と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社マルゼン 547万円 金属製品
東プレ株式会社 572万円 金属製品
不二サッシ株式会社 543万円 金属製品
中央発條株式会社 639万円 金属製品
日本発條株式会社 702万円 金属製品
文化シヤッター株式会社 687万円 金属製品
エムケー精工株式会社 559万円 金属製品
岡部株式会社 599万円 金属製品
株式会社ジーテクト 622万円 金属製品
日東精工株式会社 559万円 金属製品

金属製品業界の企業年収ランキングは?

三協立山が属する金属製品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、金属製品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 三和ホールディングス株式会社 990万円 45人
2位 宮地エンジニアリンググループ株式会社 905万円 19人
3位 株式会社横河ブリッジホールディングス 767万円 36人
4位 トーカロ株式会社 749万円 725人
5位 東洋製罐グループホールディングス株式会社 741万円 470人
6位 川田テクノロジーズ株式会社 717万円 89人
7位 日本発條株式会社 702万円 5013人
8位 JFEコンテイナー株式会社 700万円 304人
9位 株式会社LIXIL 697万円 14352人
10位 文化シヤッター株式会社 687万円 1976人

金属製品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


富山県の企業年収ランキングは?

三協立山が属する富山県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、富山県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人
2位 北日本放送株式会社 881万円 129人
3位 北陸電力株式会社 718万円 2761人
4位 川田テクノロジーズ株式会社 717万円 89人
5位 日医工株式会社 675万円 1255人
6位 株式会社ゴールドウイン 637万円 1188人
7位 コーセル株式会社 592万円 481人
8位 北陸電気工事株式会社 590万円 1108人
9位 株式会社 富山第一銀行 577万円 637人
10位 トナミホールディングス株式会社 570万円 73人

富山県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、三協立山の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 三協立山株式会社
設立年月日 1945年
所在地 富山県高岡市早川70番地
代表取締役社長 代表取締役社長 社長執行役員  平 能 正 三
業種 金属製品

三協立山の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 三協立山の創設年は1945年で78年の社歴を持っており、 金属製品の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

1948年10月

立山鋳造株式会社を設立

1960年1月

立山鋳造株式会社を立山アルミニウム工業株式会社に改称

1960年6月

三協アルミニウム工業株式会社を設立

1965年10月

富山県高岡市に佐加野工場を竣工

1968年10月

富山県高岡市に第二工場(現高岡工場)を竣工

1969年8月

富山県南砺市(旧福光町)に福光工場を竣工

1969年12月

富山軽金属工業株式会社(現射水工場)を設立

1972年4月

東京及び大阪証券取引所第一部に上場

1973年6月

富山県高岡市(旧福岡町)に第三工場(現福岡西工場福岡分工場)を竣工

1974年4月

富山県南砺市(旧福野町)に福野工場を竣工

1978年10月

富山県氷見市に氷見工場を竣工

1987年5月

富山県射水市(旧新湊市)に新湊工場を竣工

1993年10月

福岡県八女市に九州工場を竣工

2001年12月

富山軽金属工業株式会社を合併

2002年10月

立山合金工業株式会社を合併

2003年12月

三協・立山ホールディングス株式会社を設立

2004年3月

生産統合会社としてSTプロダクツ株式会社を設立

2006年6月

三協アルミニウム工業株式会社と立山アルミニウム工業株式会社が合併

商号を三協立山アルミ株式会社とする

2007年6月

マテリアル事業を分社化し、三協マテリアル株式会社を設立

2008年6月

STプロダクツ株式会社を合併

2012年6月

三協マテリアル株式会社及びタテヤマアドバンス株式会社を合併

商号を三協立山株式会社とする

2012年12月

三協・立山ホールディングス株式会社を合併

東京証券取引所市場第一部に上場

2014年1月

タイ王国にSANKYO TATEYAMA(THAILAND)CO.,LTD.(現:SANKYO TATEYAMA ALLOY (THAILAND) CO.,LTD.)を設立

2014年10月

ベルギー王国にSankyo Tateyama Euro BVBA(現:Sankyo Tateyama Europe BV)を設立

2015年3月

Sankyo Tateyama Europe BVが米国Aleris International,Inc.の押出事業部門を買収

Aluminium Capital Pte.Ltd.(現:SANKYO TATEYAMA (SINGAPORE) PTE.LTD.)の全株式を取得し、同社並びに同社の子会社であるThai Metal Aluminium Co.,Ltd.を子会社化

2015年10月

タイ王国にSANKYO TATEYAMA (THAILAND) CO.,LTD.を設立

 


まとめ

今回の記事では、三協立山の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。