マクロミルの年収は547万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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マクロミルの平均年収ランキングのまとめ

株式会社マクロミルは、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 マクロミルの平均年収は547万円で、業界ランキング383位の平均年収となっています。 今回は、そんなマクロミルに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つマクロミルの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、マクロミルについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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マクロミルの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2021年度のマクロミルの平均年収は、547万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

マクロミルの平均年収の推移

マクロミルの平均年収は直近6年間で、 -3.8%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

マクロミルの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は388万円で、 30~34歳になると470万円と平均年収が82万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると547万円で、40~45歳になると620万円40~45歳になると678万円となります。 そして、50~54歳になると756万円55~59歳になると809万円となります。

※こちらの試算は、株式会社マクロミルが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、マクロミルの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 マクロミルの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

マクロミルの業界内年収ランキング

マクロミルが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、マクロミルの平均年収は業界平均と比較をして 91万円低く、 業界内ランキングでは、554社中383位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

マクロミルのエリア内年収ランキング

マクロミルの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、マクロミルの平均年収はエリア平均と比較をして 105万円低く、 エリア内ランキングでは、2266社中1631位比較的低い平均年収となっています。

以上、マクロミルの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

マクロミルでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

マクロミルのボーナス額の平均値は、88万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 14万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

マクロミルの役職別平均年収の比較

次に、マクロミルの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は678万円、 課長の平均年収は887万円、 部長の平均年収は1069万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


マクロミルの生涯年収はいくら?

マクロミルの生涯年収ランキング

調査の結果、マクロミルの平均生涯年収は2.1億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 マクロミルの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社マクロミルで働いたと仮定して算出しています。


マクロミルの従業員調査

ここまでマクロミルの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

マクロミルの従業員数

マクロミルの従業員数比較

有価証券報告書によると、マクロミルの従業員数は、1088人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが52位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

マクロミルの従業員の平均勤続年数

マクロミルの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、マクロミルの平均勤続年数は、4.9年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

マクロミルの従業員平均年齢

マクロミルの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、マクロミルの従業員の平均年齢は、32.7歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


マクロミルの事業展望

「せっかくマクロミルに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、マクロミルが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくマクロミルがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

マクロミルは、事業戦略として、「上記新ビジョンで示された世界観の実現に向けて、また、これまでの中期経営計画でも掲げてきた「グローバルTOP10及び日本及びアジアNO.1」を目指す方針の下で、新たな中期経営計画では下図に示す通り、2024年6月期の連結売上高570億円、連結営業利益率15%、連結ROE10%以上を目標に、過去最高の利益額の更新を目指す」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 2020年版レポートに示された2019年のグローバルなマーケティング・リサーチ市場の規模は、業界定義の拡大により昨年対比で1.6倍程度に拡大した数値(シナリオ1)や、同1.9倍程度に拡大した数値(シナリオ3)も提示されているが、ここでは従来の市場規模に最も近い数値(シナリオ2)に基づいた記載を行っている
  • 従来から高成長を続けているデジタル領域、新たに本格的な参入を行ったデータ利活用支援(データ・コンサルティング)事業、マーケティング施策支援(広告配信など)事業、ライフサイエンス事業などを集約した「デジタル及びその他の新規事業」(同構成比:13%)においては、この3ヵ年で年平均20%の成長を目指す
  • 消費者パネルから得られる多種多様で膨大なデータ(属性、消費・購買、行動、意識、生体情報等)を統合的に扱い、そこで得られる新しい消費者インサイトを独自のサービスとして積極的に顧客企業に提供することで、こうした事業環境の変化への対応を進めている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、マクロミルの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るマクロミルの将来性

マクロミルの売上高推移のグラフ

マクロミルは、主な事業として、日本及び韓国事業・その他の海外事業を手がけています。 ここで、マクロミルの売上高推移についてみて見ましょう。 直近6年間の売上成長率は21.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、マクロミルの売上高ランキングは、 同業種で135位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るマクロミルの将来性

マクロミルの純利益高推移のグラフ

次に、マクロミルの純利益推移についてみてみましょう。 直近6年間の純利益成長率は-1.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、マクロミルの売上高ランキングは、 同業種で279位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


マクロミルの競合企業は?

マクロミルと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社ユーザベース 759万円 情報・通信業
株式会社メルカリ 920万円 情報・通信業
ウイングアーク1st株式会社 751万円 情報・通信業
株式会社Speee 575万円 情報・通信業
株式会社Minoriソリューションズ 535万円 情報・通信業
株式会社ネクソン 651万円 情報・通信業
株式会社テクノスジャパン 604万円 情報・通信業
株式会社オロ 552万円 情報・通信業
株式会社コア 601万円 情報・通信業
株式会社システムリサーチ 501万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

マクロミルが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

マクロミルが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、マクロミルの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社マクロミル
設立年月日 2013年
会社ホームページ http://www.macromill.com/
所在地 東京都港区港南2丁目16番1号
代表取締役社長 取締役兼代表執行役社長グローバルCEO 佐々木 徹
業種 情報・通信業
事業内容 ・マーケティングリサーチ事業 -インターネットリサーチ -FGI/DI、CLT、HUT等のオフラインリサーチ -調査企画、集計、分析 ・グローバルリサーチ事業 ・デジタルマーケティングリサーチ事業 ・データベース事業 -購買データベース -ライフスタイルデータベース ・セルフ型リサーチASP事業 ・その他マーケティングに関するコンサルティング事業

マクロミルの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 マクロミルの創設年は2013年で10年の社歴を持っており、 情報・通信業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

年月

事業の変遷

2000年 1月

オンラインを利用した調査業を目的として、株式会社マクロミル・ドット・コムを設立

2000年 8月

自動インターネット・リサーチ・システム(AIRs)が完成し、自動調査「QuickMill」及び「OpenMill」サービスの販売開始

2001年 7月

付帯サービスとしていた集計、調査票設計及び分析を、「集計」、「調査票設計」及び「Quick-REPORT」としてパッケージ化し、販売開始

2001年12月

株式会社マクロミル((旧)マクロミル①)に商号変更

2004年 1月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2004年 2月

カスタマイズリサーチ「OrderMill」サービス販売開始

2004年 4月

オンライン・マーケティング・リサーチ業界の認知と発展に寄与することを目的として、専門研究機関「ネットリサーチ総合研究所」(現マクロミル総合研究所)を設立

2005年 2月

海外調査「GlobalMill」サービス販売開始

2005年 4月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2007年12月

携帯型バーコードスキャナを用いた商品購買調査「QPR」サービス販売開始

2008年 7月

韓国において新会社 マクロミルコリア設立

2009年10月

ブランドデータバンク株式会社の完全子会社化(2011年4月吸収合併)

2010年 6月

ヤフー株式会社(現 Zホールディングス株式会社)との業務提携開始

2010年 8月

ヤフーバリューインサイト株式会社のマーケティング・リサーチ事業を承継

2011年 1月

商品購買データを収集し、そのデータベースを一括管理する株式会社エムキューブアンドアソシエイツ(現 株式会社エムキューブ)設立

2011年 4月

中国において新会社 マクロミルチャイナ(明路市場調査(上海)有限公司)設立

2012年 2月

韓国の調査会社 EMBRAIN CO.,LTD.の株式の51%を取得し子会社化(2012年8月マクロミルコリアと統合しMACROMILL EMBRAIN CO.,LTD.に商号変更)

2012年 2月

オンライン・マーケティング(プロモーションの企画・運営等)支援会社、株式会社エムプロモ設立

2012年 4月

株式会社電通マーケティングインサイトとの合弁で株式会社電通マクロミル設立

2013年10月

セルフアンケートASP「Questant(クエスタント)」サービス販売開始

2013年11月

現在の当社である株式会社BCJ-11及びその100%子会社である株式会社BCJ-12の設立

2013年12月

株式会社電通マーケティングインサイト株式の51%を取得し子会社化

2013年12月

株式会社BCJ-12による株式公開買付け(完全子会社化)に賛意を表明

2014年 1月

株式会社電通マーケティングインサイトから株式会社電通マクロミルインサイトに商号変更

2014年 4月

東京証券取引所市場第一部上場廃止

2014年 4月

株式会社電通マクロミルが株式会社電通マクロミルインサイトに吸収合併

2014年 7月

株式会社BCJ-12が(旧)マクロミル①を吸収合併し、株式会社マクロミル((旧)マクロミル②)に商号変更

2014年 9月

デジタル・マーケティング調査「AccessMill」サービス販売開始

2014年10月

オランダ法人MetrixLab Holding B.V.を買収、経営統合

2014年12月

株式会社ケアネットとの合弁で医療及びヘルスケア分野専門のマーケティング・リサーチ会社、株式会社マクロミルケアネットを設立

2015年 2月

ユーザートークサービス「ミルトーク」販売開始

2015年 3月

株式会社日経リサーチとの業務提携開始


まとめ

今回の記事では、マクロミルの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。