ラックの年収は644万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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ラックの平均年収ランキングのまとめ

株式会社ラックは、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 ラックの平均年収は644万円で、業界ランキング214位の平均年収となっています。 今回は、そんなラックに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つラックの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ラックについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ラックの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のラックの平均年収は、644万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ラックの平均年収の推移

ラックの平均年収は直近7年間で、 -1.1%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

ラックの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は403万円で、 30~34歳になると488万円と平均年収が85万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると568万円で、40~45歳になると644万円40~45歳になると704万円となります。 そして、50~54歳になると785万円55~59歳になると840万円となります。

※こちらの試算は、株式会社ラックが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ラックの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ラックの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ラックの業界内年収ランキング

ラックが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は644万円でした。 そのため、ラックの平均年収は業界平均と比較をして 0万円低く、 業界内ランキングでは、555社中214位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ラックのエリア内年収ランキング

ラックの本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、ラックの平均年収はエリア平均と比較をして 15万円低く、 エリア内ランキングでは、2268社中1057位同程度の平均年収となっています。

以上、ラックの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ラックでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ラックのボーナス額の平均値は、103万円でした。 同業種の業界平均が103万円であることから、 0万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ラックの役職別平均年収の比較

次に、ラックの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は798万円、 課長の平均年収は1044万円、 部長の平均年収は1259万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


ラックの生涯年収はいくら?

ラックの生涯年収ランキング

調査の結果、ラックの平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ラックの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社ラックで働いたと仮定して算出しています。


ラックの従業員調査

ここまでラックの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ラックの従業員数

ラックの従業員数比較

有価証券報告書によると、ラックの従業員数は、1638人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、553人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが38位(555社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

ラックの従業員の平均勤続年数

ラックの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ラックの平均勤続年数は、11.3年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.2年であることから、 一度ラックに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

ラックの従業員平均年齢

ラックの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ラックの従業員の平均年齢は、40.4歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.7歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


ラックの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、ラックの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、ラックの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

ラックにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

ラックの平均残業時間

ラックの従業員の平均残業時間は、一月あたり1.4時間でした。 情報通信業の従業員の平均残業時間が、15.5時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

ラックの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で11.0日でした。 情報通信業の従業員の平均日数が、13.4日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。

ラックの長時間労働是正のための取組内容

ラックは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

長時間勤務者への産業医面談義務

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


ラックは女性にとって働きやすい?

ラックが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

ラックにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

ラックの女性の育休取得率

ラックの女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 情報通信業の女性従業員の育休取得率が平均88.5%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

ラックの女性従業員の割合

ラックの従業員に占める女性従業員の割合は、19.8%でした。 情報通信業の女性従業員の割合が平均27.8%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

ラックの女性活躍を推進する取り組み

ラックは次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○育児休業復職率:100.0%
○有給休暇付与日数:入社時20日/最大24日
○平均年齢 合計:39.1歳(男性:39.7歳、女性:37.0歳)
○フレックスタイム制勤務制度・在宅勤務制度有
○配偶者出産時に特別休暇を2日間付与

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


ラックの事業展望

「せっかくラックに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ラックが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくラックがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ラックは、事業戦略として、「社会の安心・安全を守る業務に携わる者として職業倫理を胸に誠実に行動し、前例や従来手法にとらわれず「挑戦する力」、よりよい解決力を求めて「探求する力」、あきらめず結果を導く「遂行する力」、仲間を信じ共感し合う「結束する力」をもってお客様の課題、社会課題、未来課題へ迅速に取り組む」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • デジタル社会がより高度化・複雑化するなか、私たちは練度の高い多様なテクノロジーを駆使して安心・安全な社会基盤を築き、人々が互いを支え合い、笑顔でいられる社会を実現する
  • サイバーセキュリティをリードしてきたパイオニア精神を絶やさず、深化・高度化するデジタル化社会における人々のいとなみを守り、業界文化を牽引し、新しい時代を生き抜く指針でありつづける
  • 中期経営計画は「共創と挑戦:セキュリティとシステムインテグレーションの事業共創によってきたるべき未来へ挑戦を続ける」をテーマに、持続的な成長と進化に取り組む

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ラックの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るラックの将来性

ラックの売上高推移のグラフ

ラックは、主な事業として、セキュリティソリューションサービス事業・システムインテグレーションサービス事業を手がけています。 ここで、ラックの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は17.1%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ラックの売上高ランキングは、 同業種で105位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るラックの将来性

ラックの純利益高推移のグラフ

次に、ラックの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-10.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ラックの売上高ランキングは、 同業種で122位業界を牽引している企業となっています。


ラックの競合企業は?

ラックと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社クレオ 554万円 情報・通信業
システムズ・デザイン株式会社 531万円 情報・通信業
株式会社エヌアイデイ 542万円 情報・通信業
株式会社電通国際情報サービス 1128万円 情報・通信業
株式会社YE DIGITAL 710万円 情報・通信業
株式会社KSK 510万円 情報・通信業
旭情報サービス株式会社 476万円 情報・通信業
株式会社イーエムシステムズ(商号 株式会社EMシステムズ) 621万円 情報・通信業
日本ラッド株式会社 487万円 情報・通信業
株式会社アイネス 678万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

ラックが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
3位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
4位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
5位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

ラックが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ラックの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社ラック
設立年月日 2007年
会社ホームページ https://www.lac.co.jp/
所在地 東京都千代田区平河町2丁目16番1号
代表取締役社長 代表取締役社長 西本 逸郎
業種 情報・通信業
事業内容 システムインテグレーションサービス事業 セキュリティソリューションサービス事業

ラックの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 ラックの創設年は2007年で16年の社歴を持っており、 情報・通信業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

年月

事項

2007年4月

(旧)株式会社ラックとエー・アンド・アイ システム株式会社は、共同して株式移転により完全親会社となる持株会社ラックホールディングス株式会社(当社)を設立することを取締役会で決議し、株式移転契約書を締結。

2007年6月

両社の株主総会において、株式移転による持株会社設立を承認。

2007年10月

当社設立。

大阪証券取引所ヘラクレス市場およびジャスダック証券取引所に上場。

業務連携強化ならびに経費削減を目的に、管理部門を箱崎オフィスへ集約。

2007年11月

KDDI株式会社と(旧)株式会社ラックの業務提携、および同社とラックホールディングス株式会社の資本提携を実施。

2008年4月

グループ会社の事業再編により(旧)株式会社ラックをセキュリティソリューションサービス事業(SSS)に特化し、システムインテグレーションサービス事業(SIS)をエー・アンド・アイ システム株式会社に集約。エー・アンド・アイ システム株式会社と株式譲渡契約を締結し、株式会社保険システム研究所を完全子会社化。

2008年7月

エー・アンド・アイ システム株式会社が、同社が発行済株式の65%を保有していた株式会社アクシスの株式を100%取得し、完全子会社化。

 

(旧)株式会社ラックが、韓国に子会社Cyber Security LAC Co., Ltd.(現 CSLINK Co.,Ltd.)を設立(2021年3月株式会社ラックサイバーリンクに子会社化)。

 

ニイウス コー株式会社およびニイウス株式会社のディーラー事業の継承を目的に、子会社株式会社アイティークルーを設立し、ニイウス コー株式会社およびニイウス株式会社よりディーラー事業を継承。

2008年8月

株式会社アイティークルーがディーラー事業を開始。

2009年4月

ジャスダック証券取引所に単独上場。

2009年12月

(旧)株式会社ラックが、中国におけるセキュリティ事業展開を目的にLAC CHINA CORPORATION CO., LTD.を設立(2015年3月清算結了)。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

2010年5月

本社を東京都千代田区平河町に移転。

都内に分散しているグループ会社を同一のオフィスビルに集約。

2010年7月

株式会社保険システム研究所の全株式を譲渡。

2012年4月

完全子会社3社((旧)株式会社ラック、エー・アンド・アイ システム株式会社、株式会社アイティークルー)を吸収合併し、商号を株式会社ラックに変更。

 

アイ・ネット・リリー・コーポレーション株式会社の全株式を取得。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2013年12月

KDDI株式会社との間で、事業拡大に向けた業務・資本提携を強化。

2015年4月

ネットエージェント株式会社を子会社化。

2015年5月

株式会社ピー・アール・オーとの間で、合弁会社 株式会社ジャパン・カレントを設立し子会社化。

2018年3月

KDDI株式会社との間で設立した、KDDIデジタルセキュリティ株式会社の株式を取得し合弁会社化。

2018年4月

株式会社アジアンリンク(現 株式会社ラックサイバーリンク)を子会社化。

2020年4月

ネットエージェント株式会社を吸収合併。

2021年6月

アイ・ネット・リリー・コーポレーション株式会社の全株式を譲渡。

2022年1月

株式会社野村総合研究所と資本・業務提携を実施。

2022年2月

株式会社野村総合研究所、KDDI株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施。

 

株式会社ジャパン・カレントの株式の一部を譲渡し、持分法非適用の関連会社化。

2022年3月

株式会社野村総合研究所との間で、合弁会社 ニューリジェンセキュリティ株式会社を設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。


まとめ

今回の記事では、ラックの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。