KADOKAWAの年収は822万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

最終更新日:


KADOKAWAの平均年収ランキングのまとめ

株式会社KADOKAWAは、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 KADOKAWAの平均年収は822万円で、業界ランキング61位の平均年収となっています。 今回は、そんなKADOKAWAに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つKADOKAWAの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、KADOKAWAについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


おすすめコンテンツ


KADOKAWAの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のKADOKAWAの平均年収は、822万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

KADOKAWAの平均年収の推移

KADOKAWAの平均年収は直近7年間で、 +8.4%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

KADOKAWAの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は514万円で、 30~34歳になると623万円と平均年収が109万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると725万円で、40~45歳になると822万円40~45歳になると899万円となります。 そして、50~54歳になると1002万円55~59歳になると1073万円となります。

※こちらの試算は、株式会社KADOKAWAが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、KADOKAWAの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 KADOKAWAの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

KADOKAWAの業界内年収ランキング

KADOKAWAが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、KADOKAWAの平均年収は業界平均と比較をして 184万円高く、 業界内ランキングでは、554社中61位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

KADOKAWAのエリア内年収ランキング

KADOKAWAの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、KADOKAWAの平均年収はエリア平均と比較をして 170万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中321位比較的高い平均年収となっています。

以上、KADOKAWAの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

KADOKAWAでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

KADOKAWAのボーナス額の平均値は、132万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 30万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

KADOKAWAの役職別平均年収の比較

次に、KADOKAWAの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は1019万円、 課長の平均年収は1333万円、 部長の平均年収は1607万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


KADOKAWAの生涯年収はいくら?

KADOKAWAの生涯年収ランキング

調査の結果、KADOKAWAの平均生涯年収は2.8億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 KADOKAWAの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社KADOKAWAで働いたと仮定して算出しています。


KADOKAWAの従業員調査

ここまでKADOKAWAの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

KADOKAWAの従業員数

KADOKAWAの従業員数比較

有価証券報告書によると、KADOKAWAの従業員数は、1860人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが29位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

KADOKAWAの従業員の平均勤続年数

KADOKAWAの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、KADOKAWAの平均勤続年数は、2.3年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

KADOKAWAの従業員平均年齢

KADOKAWAの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、KADOKAWAの従業員の平均年齢は、42.1歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


KADOKAWAの勤務環境はブラック?それともホワイト?

KADOKAWAの長時間労働是正のための取組内容

KADOKAWAは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

毎月月中、月末時点での時間外実績を職場ごとフィードバックし、残業削減への意識の高揚を図っている。

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


KADOKAWAは女性にとって働きやすい?

KADOKAWAの女性活躍を推進する取り組み

KADOKAWAは次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

行動計画の掲載日:2016年11月04日
行動計画の更新日:2019年06月24日

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


KADOKAWAの事業展望

「せっかくKADOKAWAに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、KADOKAWAが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくKADOKAWAがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

KADOKAWAは、事業戦略として、「不易流行」を経営理念とし、最新のテクノロジーを積極的に取り入れながら、豊富で多彩なIP(IntellectualProperty)を創出し、そのIPを書籍・コミック・実写映像・アニメ・ゲーム・グッズ・イベント等の様々なメディアに展開しながら世界中のユーザーに届けることで収益性の高いIPに成長させる「グローバル・メディアミックス」を推進している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 事業環境を捉え、テクノロジーの進化を柔軟に取り込み事業のデジタルシフトをさらに進めながら、IP創出と海外展開を強化しグローバル・メディアミックスを推進するとともに、ファンコミュニティ運営を強化することで、IP価値の最大化と継続的な業績拡大に努めていく
  • 事業環境は、国内出版市場においては電子出版を中心に市場全体が継続的に拡大する一方で、海外でも映像配信普及によるアニメ視聴者増をきっかけとしたコミック市場の拡大が見られ、出版ビジネスが国際化している
  • 新たに2023年3月期より始まる3か年の中期経営方針を策定し、2025年3月期に売上高2,500億円(うち、海外売上500億円)、営業利益250億円、EBITDA311億円を達成することを経営目標として掲げている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、KADOKAWAの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るKADOKAWAの将来性

KADOKAWAの売上高推移のグラフ

KADOKAWAは、主な事業として、出版事業・映像事業・ゲーム事業・その他を手がけています。 ここで、KADOKAWAの売上高推移についてみて見ましょう。 直近1年間の売上成長率は0.0%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、KADOKAWAの売上高ランキングは、 同業種で1位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るKADOKAWAの将来性

KADOKAWAの純利益高推移のグラフ

次に、KADOKAWAの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-966.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、KADOKAWAの売上高ランキングは、 同業種で49位業界を牽引している企業となっています。


KADOKAWAの競合企業は?

KADOKAWAと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社ビーイング 659万円 情報・通信業
株式会社クレオ 554万円 情報・通信業
株式会社東北新社 600万円 情報・通信業
株式会社アイティフォー 665万円 情報・通信業
株式会社オービック 959万円 情報・通信業
株式会社エヌアイデイ 542万円 情報・通信業
株式会社ゼンリン 497万円 情報・通信業
松竹株式会社 773万円 情報・通信業
株式会社システナ 484万円 情報・通信業
日本システムウエア株式会社 603万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

KADOKAWAが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

KADOKAWAが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、KADOKAWAの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社KADOKAWA
設立年月日 2014年
会社ホームページ https://www.kadokawa.co.jp/
所在地 東京都千代田区富士見2丁目13番3号
代表取締役社長 代表取締役社長  松原 眞樹
業種 情報・通信業
事業内容 出版・映像作品の制作等

KADOKAWAの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 KADOKAWAの創設年は2014年で9年の社歴を持っており、 情報・通信業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

2014年5月

㈱KADOKAWA(現 ㈱KADOKAWA Future Publishing)、㈱ドワンゴが経営統合に係る統合契約書を締結するとともに共同持株会社設立のための株式移転計画書を作成。

 

2014年6月

㈱KADOKAWAの定時株主総会で株式移転計画が承認される。

 

2014年7月

㈱ドワンゴの臨時株主総会で株式移転計画が承認される。

 

2014年10月

㈱KADOKAWA・DWANGO(当社)設立(東京証券取引所市場第一部に上場)。

 

2014年12月

連結子会社㈱ドワンゴが㈱バンタンの全株式を取得し完全子会社化。

 

2015年4月

連結子会社㈱KADOKAWAのゲームメディア関連事業等を吸収分割により当社で承継。

 

2015年10月

商号をカドカワ㈱に変更。

 

2016年5月

連結子会社KADOKAWA PICTURES AMERICA, INC.(米国デラウェア州、現KADOKAWA WORLD ENTERTAINMENT, INC.)がYEN PRESS, LLC(米国デラウェア州)の持分の51.0%を取得し子会社化。

 

2017年7月

ゲーム情報ポータル事業を会社分割により新設した連結子会社㈱Gzブレイン(現 ㈱KADOKAWA Game Linkage)に承継させ、純粋持株会社へ移行。

 

2019年4月

子会社管理事業の一部を吸収分割により連結子会社㈱KADOKAWAへ承継させ、㈱ドワンゴ、㈱Gzブレイン、㈱大百科ニュース社を㈱KADOKAWAの完全子会社化。

 

2019年4月

連結子会社㈱KADOKAWAが㈱KADOKAWA Connectedを設立。

 

2019年7月

連結子会社㈱KADOKAWAの全ての事業を吸収分割により当社で承継し、当社の商号を㈱KADOKAWAに変更。従来の連結子会社㈱KADOKAWAは、出版物の製造・物流子会社を束ねる中間持株会社となり、商号を㈱KADOKAWA Future Publishingに変更。

 

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年6月

監査等委員会設置会社へ移行


まとめ

今回の記事では、KADOKAWAの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。