ジーニーの年収は649万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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ジーニーの平均年収ランキングのまとめ

株式会社ジーニーは、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 ジーニーの平均年収は649万円で、業界ランキング253位の平均年収となっています。 今回は、そんなジーニーに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つジーニーの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ジーニーについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ジーニーの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度のジーニーの平均年収は、649万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ジーニーの平均年収の推移

ジーニーの平均年収は直近7年間で、 +10.4%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

ジーニーの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は535万円で、 30~34歳になると649万円と平均年収が114万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると755万円で、40~45歳になると856万円40~45歳になると936万円となります。 そして、50~54歳になると1043万円55~59歳になると1117万円となります。

※こちらの試算は、株式会社ジーニーが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ジーニーの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ジーニーの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ジーニーの業界内年収ランキング

ジーニーが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は675万円でした。 そのため、ジーニーの平均年収は業界平均と比較をして 26万円低く、 業界内ランキングでは、555社中253位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ジーニーのエリア内年収ランキング

ジーニーの本社がある東京都における上場企業の平均年収は748万円となります。
そのため、ジーニーの平均年収はエリア平均と比較をして 99万円低く、 エリア内ランキングでは、2274社中1231位同程度の平均年収となっています。

以上、ジーニーの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ジーニーでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ジーニーのボーナス額の平均値は、104万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 4万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ジーニーの役職別平均年収の比較

次に、ジーニーの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は805万円、 課長の平均年収は1052万円、 部長の平均年収は1269万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


ジーニーの生涯年収はいくら?

ジーニーの生涯年収ランキング

調査の結果、ジーニーの平均生涯年収は2.9億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ジーニーの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社ジーニーで働いたと仮定して算出しています。


ジーニーの従業員調査

ここまでジーニーの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ジーニーの従業員数

ジーニーの従業員数比較

有価証券報告書によると、ジーニーの従業員数は、489人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、592人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが148位(555社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

ジーニーの従業員の平均勤続年数

ジーニーの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ジーニーの平均勤続年数は、2.6年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.6年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

ジーニーの従業員平均年齢

ジーニーの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ジーニーの従業員の平均年齢は、32.0歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、39.3歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


ジーニーの事業展望

「せっかくジーニーに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ジーニーが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくジーニーがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ジーニーは、事業戦略として、「中期計画では、2030年までに「誰もがマーケティングで成功する世界を国内で限定的に実現する」という新たな成長軌道を創るための「Phase1(アドテク事業再強化)」として、ユニークで圧倒的な顧客価値を創造するために、組織文化の向上、ケイパビリティの強化、生産性の維持・向上、プラットフォームの拡充、技術革新、競争優位性の獲得を実施するとともに、継続的成長投資を図り、更なる企業価値向上を図っていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 金融機関から多額の借入れを行っており、一部の金銭消費貸借契約に財務制限条項が付されていることから、業績低迷等により当該財務制限条項に抵触した場合には、借入金利の上昇もしくは期限の利益喪失に伴う借入金一括返済等、資金繰りに重大な影響を及ぼす可能性がある
  • CRM(顧客管理)/SFA(営業管理)システム「GENIEESFA/CRM」、マーケティングオートメーション「GENIEEMA」、チャット型Web接客プラットフォーム「GENIEECHAT」、サイト内検索ASP・ECサイト向け商品検索サービス「GENIEESEARCH」、広告効果測定ツール「GENIEEANALYTICS」などBtoB向けSaaSプロダクトの提供も開始し、事業領域を拡大している
  • 年齢や国籍等に制限なく、高いスキルや潜在的な能力、情熱を持つ人材を積極的に登用し、適材適所を見極めながら事業状況に合わせた臨機応変な組織改編をスピーディーに行うことで、グローバルで強い組織体制を作っていく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ジーニーの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るジーニーの将来性

ジーニーの売上高推移のグラフ

ジーニーは、主な事業として、広告プラットフォーム事業・デジタルPR事業・マーケティングSaaS事業・海外事業を手がけています。 ここで、ジーニーの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-42.4%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、ジーニーの売上高ランキングは、 同業種で276位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るジーニーの将来性

ジーニーの純利益高推移のグラフ

次に、ジーニーの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は297.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ジーニーの売上高ランキングは、 同業種で262位業界を牽引している企業となっています。


ジーニーの競合企業は?

ジーニーと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社シャノン 560万円 情報・通信業
株式会社プレイド 955万円 情報・通信業
株式会社ティー・ワイ・オー 574万円 情報・通信業
株式会社はてな 637万円 情報・通信業
株式会社オプティム 605万円 情報・通信業
株式会社オロ 641万円 情報・通信業
株式会社ユーザベース 759万円 情報・通信業
株式会社Jストリーム 609万円 情報・通信業
テクマトリックス株式会社 832万円 情報・通信業
株式会社Speee 580万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

ジーニーが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 2408万円 2人
2位 株式会社フジ・メディア・ホールディングス 1660万円 43人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1436万円 25人
4位 株式会社ジャストシステム 1432万円 289人
5位 日本テレビホールディングス株式会社 1390万円 227人
6位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1372万円 76人
7位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1364万円 98人
8位 ソフトバンクグループ株式会社 1363万円 274人
9位 株式会社野村総合研究所 1321万円 7645人
10位 株式会社CARTA HOLDINGS 1300万円 117人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

ジーニーが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社LIFULL 6.7億円 669人
2位 株式会社識学 4.9億円 227人
3位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
4位 インテグラル株式会社 2577万円 82人
5位 株式会社光通信 2408万円 2人
6位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2277万円 244人
7位 ヒューリック株式会社 2035万円 233人
8位 三菱商事株式会社 2033万円 4477人
9位 そーせいグループ株式会社 1952万円 58人
10位 三井不動産株式会社 1756万円 1928人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ジーニーの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社ジーニー
所在地 東京都新宿区西新宿6丁目8番1号
代表取締役社長 代表取締役社長  工藤 智昭
業種 情報・通信業

ジーニーの歴史

歴史をもっと見る

年月

事項

2010年4月

東京都港区西新橋に株式会社ジーニーを設立

2011年2月

Google AdSenseリセラープログラム(注3)に参加し、Google AdSenseの提供を開始

2011年4月

本社を東京都港区新橋に移転

「GENIEE SSP」の提供を開始

2012年3月

本社を東京都港区六本木に移転

2012年8月

インターネット広告事業を運営する子会社としてGeniee International Pte., Ltd.(シンガポール)を設立

2013年9月

インターネット広告事業を運営する子会社としてGeniee Vietnam Co., Ltd.(ベトナム)を設立

2014年3月

「GENIEE DSP」の提供を開始

2014年10月

ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)を割当先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携を開始

2015年3月

本社を東京都新宿区西新宿へ移転

2015年8月

株式会社ユニコンから、スマートフォンにおけるプッシュ通知サービス「Fello」事業を、吸収分割により承継

2015年9月

インターネット広告事業を運営する子会社としてPT. Geniee Technology Indonesia(インドネシア)を設立

2015年10月

「GENIEE PMP」の提供を開始

2016年7月

マーケティングオートメーション「MAJIN」の提供を開始

2016年8月

現地企業との連携強化を目的として、インドネシアにPT. Adstars Media Pariwaraを設立

2017年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2018年3月

プライバシーマークを取得(登録番号:第22000250(01)号)

2018年6月

ちきゅう株式会社から、CRM(顧客管理)/SFA(営業管理)システム「ちきゅう」事業を、吸収分割により承継

2018年9月

東京都新宿区西新宿(住友不動産新宿オークタワー)へ移転

2018年10月

トレーディングデスクサービス提供業を運営するAdskom India Private Limited(インド)の株式を取得し子会社化

2018年11月

チャット接客ツール「Chamo」の開発・販売事業を運営する株式会社チャモ(日本)の株式を取得し子会社化

2019年10月

子会社である株式会社チャモを吸収合併

2020年11月

ビジネスサーチテクノロジ株式会社の全株式を取得し連結子会社化

2021年8月

株式会社REACTの全株式を取得し連結子会社化

2022年2月

CATS株式会社の全株式を取得し連結子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東証マザーズからグロース市場に移行

2022年7月

Hypersonic株式会社の全株式を取得し連結子会社化

2023年2月

Zelto,Inc.の全株式を取得し連結子会社化

2023年4月

子会社である株式会社REACTを吸収合併

2023年4月

AIを活用したプロダクト開発・販売を行う子会社 JAPAN AI株式会社を設立

2023年6月

サイジニア株式会社のグループ会社であるデクワス株式会社が運営するネット広告サービス事業を事業譲受

2023年7月

連結子会社であるJAPAN AI株式会社がNavier株式会社の運営するAI関連事業を譲受

2023年9月

子会社であるHypersonic株式会社を吸収合併

2024年4月

子会社であるビジネスサーチテクノロジ株式会社を吸収合併

2024年7月

エクイティファイナンスを実行し、JAPAN AI株式会社を持分法適用会社化

2024年7月

ソフトバンク株式会社(現ソフトバンクグループ株式会社)が保有する当社株式を全量取得

2024年7月

ソーシャルワイヤー株式会社を連結子会社化

2024年9月

HiCustomer株式会社が運営する事業の一部であるデジタルセールスルーム「Arch by HiCustomer」事業を譲受

 


まとめ

今回の記事では、ジーニーの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。