富士機工の年収は588万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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富士機工の平均年収ランキングのまとめ

富士機工株式会社は、静岡県に本社を構える、輸送用機器で事業を手掛ける企業です。 富士機工の平均年収は588万円で、業界ランキング54位の平均年収となっています。 今回は、そんな富士機工に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ富士機工の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、富士機工について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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富士機工の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2017年度の富士機工の平均年収は、588万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

富士機工の平均年収の推移

富士機工の平均年収は直近2年間で、 +4.8%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

富士機工の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は419万円で、 30~34歳になると483万円と平均年収が64万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると550万円で、40~45歳になると588万円40~45歳になると629万円となります。 そして、50~54歳になると679万円55~59歳になると678万円となります。

※こちらの試算は、富士機工株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、富士機工の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 富士機工の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

富士機工の業界内年収ランキング

富士機工が属する業界である、「輸送用機器」の上場企業平均年収は606万円でした。 そのため、富士機工の平均年収は業界平均と比較をして 18万円低く、 業界内ランキングでは、99社中54位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

富士機工のエリア内年収ランキング

富士機工の本社がある静岡県における上場企業の平均年収は550万円となります。
そのため、富士機工の平均年収はエリア平均と比較をして 38万円高く、 エリア内ランキングでは、66社中22位同程度の平均年収となっています。

以上、富士機工の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

富士機工でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

富士機工のボーナス額の平均値は、94万円でした。 同業種の業界平均が97万円であることから、 3万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

富士機工の役職別平均年収の比較

次に、富士機工の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は729万円、 課長の平均年収は953万円、 部長の平均年収は1149万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


富士機工の生涯年収はいくら?

富士機工の生涯年収ランキング

調査の結果、富士機工の平均生涯年収は2.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 富士機工の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで富士機工株式会社で働いたと仮定して算出しています。


富士機工の従業員調査

ここまで富士機工の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

富士機工の従業員数

富士機工の従業員数比較

有価証券報告書によると、富士機工の従業員数は、1235人でした。 輸送用機器の従業情報員の平均従業員数が、4527人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが44位(99社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

富士機工の従業員の平均勤続年数

富士機工の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、富士機工の平均勤続年数は、16.0年でした。 輸送用機器の従業員の平均属年数が、16.8年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

富士機工の従業員平均年齢

富士機工の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、富士機工の従業員の平均年齢は、39.5歳でした。 輸送用機器の従業員の平均年齢が、41.8歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、富士機工の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る富士機工の将来性

富士機工の売上高推移のグラフ

富士機工は、主な事業として、ステアリングコラム事業・シート事業・パワートレイン事業を手がけています。 ここで、富士機工の売上高推移についてみて見ましょう。 直近2年間の売上成長率は10.3%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、富士機工の売上高ランキングは、 同業種で48位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る富士機工の将来性

富士機工の純利益高推移のグラフ

次に、富士機工の純利益推移についてみてみましょう。 直近2年間の純利益成長率は23.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、富士機工の売上高ランキングは、 同業種で40位業界を牽引している企業となっています。


富士機工の競合企業は?

富士機工と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
八千代工業株式会社 709万円 輸送用機器
株式会社今仙電機製作所 549万円 輸送用機器
株式会社ユタカ技研 661万円 輸送用機器
株式会社エフ・シー・シー 671万円 輸送用機器
株式会社タチエス 529万円 輸送用機器
近畿車輛株式会社 548万円 輸送用機器
株式会社ユニバンス 576万円 輸送用機器
三櫻工業株式会社 603万円 輸送用機器
曙ブレーキ工業株式会社 675万円 輸送用機器
大同メタル工業株式会社 634万円 輸送用機器

輸送用機器業界の企業年収ランキングは?

富士機工が属する輸送用機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、輸送用機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社シマノ 872万円 1620人
2位 トヨタ自動車株式会社 857万円 70710人
3位 株式会社デンソー 811万円 44758人
4位 日産自動車株式会社 811万円 23166人
5位 ヤマハ発動機株式会社 795万円 10193人
6位 株式会社豊田自動織機 792万円 14240人
7位 本田技研工業株式会社 778万円 34067人
8位 いすゞ自動車株式会社 753万円 8056人
9位 NOK株式会社 731万円 3489人
10位 株式会社モリタホールディングス 728万円 101人

輸送用機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


静岡県の企業年収ランキングは?

富士機工が属する静岡県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、静岡県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 スター精密株式会社 939万円 452人
2位 ヤマハ株式会社 860万円 2387人
3位 ローランド ディー.ジー.株式会社 825万円 420人
4位 ヤマハ発動機株式会社 795万円 10193人
5位 ローランド株式会社 790万円 891人
6位 株式会社静岡銀行 753万円 2593人
7位 浜松ホトニクス株式会社 720万円 3884人
8位 スルガ銀行株式会社 718万円 1352人
9位 株式会社エンビプロ・ホールディングス 703万円 60人
10位 静岡ガス株式会社 677万円 663人

静岡県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、富士機工の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 富士機工株式会社
会社ホームページ https://www.fujikiko-group.com/
所在地 静岡県湖西市鷲津2028番地
代表取締役社長 代表取締役社長 大村 秀一
業種 輸送用機器
事業内容 自動車機構部品の設計・製造・販売

富士機工の歴史

歴史をもっと見る

年月

項目

昭和19年11月

富士兵器株式会社として、資本金1,500万円を富士瓦斯紡績株式会社(現 富士紡績株式会社)が全額出資して設立。

昭和20年10月

終戦により社名を富士機工株式会社と改め、同時に事業の目的を機械器具類の製造、加工、修理、販売に変更。

昭和29年4月

日産自動車株式会社と取引開始、自動車部品の製造を開始。

昭和41年3月

東京証券取引所市場第二部に上場。

昭和52年11月

新居工場を静岡県浜名郡新居町(現 湖西市)に建設、操業開始。

昭和60年7月

当社子会社九州富士機工㈱を設立。

昭和61年10月

佐久間工場、新城工場をそれぞれ分離し、当社子会社佐久間富士機工㈱(現 磐田富士機工㈱)、東三河富士機工㈱を設立。

平成元年12月

ダグラス・オートテック・コーポレーション(米国、DACと略)を設立。

平成5年1月

フジ・オートテック・AB(スウェーデン、FAABと略)の全株式を取得し、同社は当社子会社となる。

平成8年3月

PT・オートテック・インドネシア(インドネシア、PAIと略)を設立。

平成8年9月

東京証券取引所市場第一部指定。

平成11年8月

㈱タチエス(本社:東京都昭島市)と開発から販売までの幅広い分野での業務提携並びに資本提携を実施。

平成12年7月

当社子会社フジキコーオブユーエスエー・コーポレーション(米国、FKUと略)を設立。

平成13年5月

光洋精工㈱(現 ㈱ジェイテクト、以下同じ)とステアリングコラム事業の業務提携について合意。

平成14年10月

当社子会社フジ・コーヨー・チェコ・s.r.o.(チェコ、FKCと略)を設立。

平成15年3月

光洋精工㈱、㈱タチエスを割当先とする第三者割当による新株式を発行し、資本金43億8,373万円となる。

平成16年3月

当社子会社FKUがフジ・オートテック・ユーエスエー・エルエルシー(米国、FAUと略)を設立。

平成16年7月

フランスのフォーレシア・システムズ社(現 フジ・オートテック・フランス・S.A.S.、FAFと略)の株式を取得し、同社は当社子会社となる。

平成16年12月

一般募集並びに光洋精工㈱、㈱タチエスを割当先とする第三者割当による新株式を発行し、資本金59億8,563万円となる。

平成17年1月

当社子会社広州富士機工汽車部件有限公司(中国、FAGと略)を設立。

平成17年4月

当社子会社㈱富士機工クラタを設立。

平成18年6月

当社子会社サミット・フジキコー・クラタ・マニュファクチャリング・Co.,Ltd.(現 フジ・オートテック(タイランド)Co.,Ltd.、タイ、FATHと略)を設立。

平成19年7月

広州常富機械工業有限公司(中国、GJFと略)が当社の子会社となる。

平成19年8月

ソナ・フジキコー・オートモティブ・Ltd.(インド、SFALと略)を設立。

平成20年1月

埼玉県本庄市いまい台に新本庄工場完成。

平成22年4月

当社子会社フジキコー・ハマーシュタイン・オートモティブ・GmbH(ドイツ、FUHAと略)を設立。

平成23年2月

当社子会社GJFが広州常富美山汽車配件有限公司(中国、GJFMと略)を設立。

平成23年3月

当社子会社浙江富昌泰汽車零部件有限公司(中国、FACTと略)を設立。

平成24年9月

当社子会社FKUがフジキコー・タチエス・メキシコ・S.A. DE C.V.(メキシコ、FTMEXと略)を設立。

平成25年1月

当社子会社フジキコー・ヨーロッパ・S.A.S.(フランス、FKEと略)を設立。傘下にFAF及びFKCを持つ持株会社となった。

平成25年10月

当社子会社フジキコー・メキシコ・S.A. DE C.V.(メキシコ、FKMEXと略)を設立。

平成25年12月

当社子会社富昌(福州)汽車部件開発有限公司(中国、FCEと略)を設立。

平成28年4月

鷲津事業所にテクニカルセンターを開設。


まとめ

今回の記事では、富士機工の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。