ダイニックの年収は588万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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ダイニックの平均年収ランキングのまとめ

ダイニック株式会社は、京都府に本社を構える、繊維製品で事業を手掛ける企業です。 ダイニックの平均年収は588万円で、業界ランキング26位の平均年収となっています。 今回は、そんなダイニックに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つダイニックの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、ダイニックについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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ダイニックの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度のダイニックの平均年収は、588万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

ダイニックの平均年収の推移

ダイニックの平均年収は直近9年間で、 +9.1%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

ダイニックの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は419万円で、 30~34歳になると483万円と平均年収が64万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると551万円で、40~45歳になると588万円40~45歳になると629万円となります。 そして、50~54歳になると680万円55~59歳になると679万円となります。

※こちらの試算は、ダイニック株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、ダイニックの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 ダイニックの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

ダイニックの業界内年収ランキング

ダイニックが属する業界である、「繊維製品」の上場企業平均年収は585万円でした。 そのため、ダイニックの平均年収は業界平均と比較をして 3万円高く、 業界内ランキングでは、57社中26位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

ダイニックのエリア内年収ランキング

ダイニックの本社がある京都府における上場企業の平均年収は635万円となります。
そのため、ダイニックの平均年収はエリア平均と比較をして 47万円低く、 エリア内ランキングでは、75社中44位同程度の平均年収となっています。

以上、ダイニックの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

ダイニックでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

ダイニックのボーナス額の平均値は、94万円でした。 同業種の業界平均が94万円であることから、 0万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

ダイニックの役職別平均年収の比較

次に、ダイニックの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は729万円、 課長の平均年収は953万円、 部長の平均年収は1149万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


ダイニックの生涯年収はいくら?

ダイニックの生涯年収ランキング

調査の結果、ダイニックの平均生涯年収は2.0億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 ダイニックの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までダイニック株式会社で働いたと仮定して算出しています。


ダイニックの従業員調査

ここまでダイニックの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

ダイニックの従業員数

ダイニックの従業員数比較

有価証券報告書によると、ダイニックの従業員数は、606人でした。 繊維製品の従業情報員の平均従業員数が、531人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが12位(57社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

ダイニックの従業員の平均勤続年数

ダイニックの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、ダイニックの平均勤続年数は、17.6年でした。 繊維製品の従業員の平均属年数が、17.3年であることから、 一度ダイニックに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

ダイニックの従業員平均年齢

ダイニックの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、ダイニックの従業員の平均年齢は、42.14歳でした。 繊維製品の従業員の平均年齢が、44.4歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


ダイニックの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、ダイニックの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、ダイニックの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

ダイニックにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

ダイニックの平均残業時間

ダイニックの従業員の平均残業時間は、一月あたり12.7時間でした。 繊維工業の従業員の平均残業時間が、7.3時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。

ダイニックの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で10.3日でした。 繊維工業の従業員の平均日数が、11.6日であることから、 比較的有給休暇をとりにくいことが分かります。


ダイニックは女性にとって働きやすい?

ダイニックが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

ダイニックにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

ダイニックの女性の育休取得率

ダイニックの女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 繊維工業の女性従業員の育休取得率が平均95.0%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

ダイニックの女性従業員の割合

ダイニックの従業員に占める女性従業員の割合は、15.5%でした。 繊維工業の女性従業員の割合が平均47.5%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


ダイニックの事業展望

「せっかくダイニックに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、ダイニックが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくダイニックがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

ダイニックは、事業戦略として、「コンデンサー用途、センサー用途、導電性塗料、発熱体、吸熱体、電磁波遮蔽材など炭素素材やシリコン素材の加工をベースとした情報関連製品の開発や、軽量化、リサイクル可能製品、減プラスチック、省エネ商品、CO2削減効果のある材料検討など、既存分野や既存商品における環境対応商品への改良・開発に注力する」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 情報関連事業は、食品包材向け熱転写リボンと有機ELデバイス用高性能乾燥剤を伸ばし、品質表示用ラベルではリネンサプライ用途を強化すること等により、収益の拡大を図る
  • 住生活環境関連事業は、住宅関連製品・工業用途関連製品・車輌内装天井材・吸音材等の採算改善を図り、特に衣料関連製品は抜本的な見直しを行い、収益の改善を図る
  • 企業活動起源CO2排出量を減少させるために選択可能な手段、TCFDやTNFDの取組み方法、製品製造に関わる最終処分量を削減する手段を検討していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、ダイニックの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るダイニックの将来性

ダイニックの売上高推移のグラフ

ダイニックは、主な事業として、印刷情報関連事業・住生活環境関連事業・包材関連事業・その他を手がけています。 ここで、ダイニックの売上高推移についてみて見ましょう。 直近9年間の売上成長率は11.6%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ダイニックの売上高ランキングは、 同業種で22位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るダイニックの将来性

ダイニックの純利益高推移のグラフ

次に、ダイニックの純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は41.5%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、ダイニックの売上高ランキングは、 同業種で23位業界を牽引している企業となっています。


ダイニックの競合企業は?

ダイニックと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
芦森工業株式会社 666万円 繊維製品
住江織物株式会社 580万円 繊維製品
株式会社フジコー 361万円 繊維製品
株式会社レナウン 499万円 繊維製品
シキボウ株式会社 501万円 繊維製品
イチカワ株式会社 610万円 繊維製品
株式会社ソトー 485万円 繊維製品
小松マテーレ株式会社 585万円 繊維製品
東海染工株式会社 493万円 繊維製品
日本毛織株式会社 568万円 繊維製品

繊維製品業界の企業年収ランキングは?

ダイニックが属する繊維製品業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、繊維製品業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社TSIホールディングス 1497万円 8人
2位 東レ株式会社 820万円 7010人
3位 帝人株式会社 813万円 2781人
4位 株式会社 キング 771万円 83人
5位 株式会社デサント 731万円 34人
6位 帝国繊維株式会社 723万円 177人
7位 株式会社ゴールドウイン 714万円 1236人
8位 株式会社トーア紡コーポレーション 696万円 70人
9位 セーレン株式会社 688万円 1317人
10位 株式会社オンワードホールディングス 677万円 118人

繊維製品業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


京都府の企業年収ランキングは?

ダイニックが属する京都府において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、京都府における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 1074万円 18人
2位 株式会社SCREENホールディングス 1062万円 547人
3位 任天堂株式会社 966万円 2962人
4位 日本新薬株式会社 919万円 1876人
5位 株式会社 島津製作所 901万円 3687人
6位 オムロン株式会社 820万円 3873人
7位 株式会社松風 810万円 523人
8位 ローム株式会社 810万円 4426人
9位 株式会社エスケーエレクトロニクス 805万円 227人
10位 株式会社村田製作所 803万円 10865人

京都府に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、ダイニックの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 ダイニック株式会社
会社ホームページ http://www.dynic.co.jp
所在地 京都府京都市右京区西京極大門町26番地
代表取締役社長 代表取締役社長  大 石 義 夫
業種 繊維製品
事業内容 書籍装幀材、文具紙加工用品クロス、コンピュータリボン、名刺ハガキプリンタ、有機EL用水分除去シート、壁材、自動車内装材、フィルタ、衣料用接着芯地、食品用包材などの製造・加工および販売

ダイニックの歴史

歴史をもっと見る

1919年8月

京都市西陣において日本クロス工業㈱(資本金100万円)を設立。

1931年6月

京都市右京区西京極に本社を移転。

1937年8月

大平製紙㈱の前身・大平加工製紙㈱を設立。

1952年2月

大和クロス工業㈱を吸収合併し、東京工場とする。

1960年10月

東京工場を新設、移転。

1961年9月

大和紙工㈱を設立。(現・連結子会社)

1961年10月

東京証券取引所に株式を上場。

1962年7月

東京支社を開設。

1964年11月

深谷工場(現・埼玉工場)を建設し、操業を開始。

1968年5月

大阪営業所を開設。

1971年5月

ニックフレート㈱を設立。(現・連結子会社)

1973年8月

京都・東京、二本社制を採用。

1974年7月

商号をダイニック株式会社に変更。

1978年5月

滋賀工場を建設し、操業を開始。

1979年2月

香港にDYNIC (H.K) LTD.を設立。(現・連結子会社)

1988年2月

米国にDYNIC USA CORP.を設立。(現・連結子会社)

1989年7月

ダイニックファクトリーサービス㈱を設立。(現・連結子会社)

1990年3月
1990年9月

オフィス・メディア㈱を買収。(現・連結子会社)
英国にDYNIC (U.K) LTD.を設立。(現・連結子会社)

1991年4月

中国に大連大尼克辦公設備有限公司を設立。(現・連結子会社)

1993年4月

中国に昆山司達福紡織有限公司を設立。(現・連結子会社)

1994年10月

ダイニック・ジュノ㈱にカーペットの商権を移管。(現・連結子会社)

1995年3月

大平製紙㈱と資本・業務提携。

1996年10月

東京工場閉鎖、埼玉工場へ生産設備を移設。

1997年6月

滋賀工場がISO9001、14001の認証を取得。

1998年12月

埼玉工場がISO9001、14001の認証を取得。

2001年1月

大平産業㈱を子会社化。(現・連結子会社)

2001年10月

株式交換により大平製紙㈱が完全子会社となる。

2002年8月

中国に達妮克国際貿易(上海)有限公司を設立。(現・連結子会社)

2003年4月

王子工場がISO9001の認証を取得。

2003年7月

大平製紙㈱を吸収合併。

2011年9月

東京本社を東京都港区新橋へ移転。

2012年4月

大阪支社を大阪市中央区南船場へ移転。

2014年4月

インドネシアにPT. DYNIC TEXTILE PRESTIGEを設立。(現・連結子会社)

2016年7月

王子工場がFSSC22000の認証を取得。

2018年3月

真岡工場がFSSC22000の認証を取得。

2018年7月

チェコにDYNIC(CZ)s.r.o.を設立。(現・連結子会社 DYNIC(U.K)LTD.の子会社として)

2018年12月

大野クロス㈱を子会社化。(現・連結子会社 ダイニック・ジュノ㈱の子会社として)

2020年9月

シンガポールにDYNIC SINGAPORE PTE. LTD.を設立。(現・連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

2024年5月

中国に福建尼科斯科技有限公司を設立(現・持分法適用関連会社)

 


まとめ

今回の記事では、ダイニックの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。