クレスコの年収は653万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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クレスコの平均年収ランキングのまとめ

株式会社クレスコは、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 クレスコの平均年収は653万円で、業界ランキング192位の平均年収となっています。 今回は、そんなクレスコに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つクレスコの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、クレスコについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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クレスコの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のクレスコの平均年収は、653万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

クレスコの平均年収の推移

クレスコの平均年収は直近8年間で、 +9.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

クレスコの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は409万円で、 30~34歳になると495万円と平均年収が86万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると576万円で、40~45歳になると653万円40~45歳になると714万円となります。 そして、50~54歳になると797万円55~59歳になると853万円となります。

※こちらの試算は、株式会社クレスコが発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、クレスコの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 クレスコの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

クレスコの業界内年収ランキング

クレスコが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、クレスコの平均年収は業界平均と比較をして 15万円高く、 業界内ランキングでは、554社中192位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

クレスコのエリア内年収ランキング

クレスコの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、クレスコの平均年収はエリア平均と比較をして 1万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中981位同程度の平均年収となっています。

以上、クレスコの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

クレスコでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

クレスコのボーナス額の平均値は、105万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 3万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

クレスコの役職別平均年収の比較

次に、クレスコの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は810万円、 課長の平均年収は1058万円、 部長の平均年収は1276万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


クレスコの生涯年収はいくら?

クレスコの生涯年収ランキング

調査の結果、クレスコの平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 クレスコの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社クレスコで働いたと仮定して算出しています。


クレスコの従業員調査

ここまでクレスコの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

クレスコの従業員数

クレスコの従業員数比較

有価証券報告書によると、クレスコの従業員数は、1258人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが45位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

クレスコの従業員の平均勤続年数

クレスコの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、クレスコの平均勤続年数は、11.0年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 一度クレスコに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

クレスコの従業員平均年齢

クレスコの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、クレスコの従業員の平均年齢は、38.0歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


クレスコの勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、クレスコの平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、クレスコの勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

クレスコにおける従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

クレスコの平均残業時間

クレスコの従業員の平均残業時間は、一月あたり8.9時間でした。 情報通信業の従業員の平均残業時間が、15.5時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

クレスコの従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で15.6日でした。 情報通信業の従業員の平均日数が、13.4日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

クレスコの長時間労働是正のための取組内容

クレスコは次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

36協定順守
月1回衛生委員会実施
社内にてルールを設定
・月40時間、3ヶ月120時間を年2回まで
・月40時間以上残業を行う場合は、上長申請必須

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


クレスコは女性にとって働きやすい?

クレスコが女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

クレスコにおける女性の育休取得率と女性従業員の割合

クレスコの女性の育休取得率

クレスコの女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 情報通信業の女性従業員の育休取得率が平均88.5%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

クレスコの女性従業員の割合

クレスコの従業員に占める女性従業員の割合は、22.9%でした。 情報通信業の女性従業員の割合が平均27.8%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。


クレスコの事業展望

「せっかくクレスコに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、クレスコが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくクレスコがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

クレスコは、事業戦略として、「当該ビジョンの具現化に向け、中期経営計画として、中期経営計画2023(変革:2021年度~2023年度)、中期経営計画2026(挑戦:2024年度~2026年度)、中期経営計画2030(飛躍:2027年度~2030年度)の3ステップを設定し、最初のステップとなる中期経営計画2023では、「連結売上高500億円」「連結営業利益額50億円」「ROE15%以上」を目標としている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 中期経営計画2023では、「コアビジネス領域をより強固なものにするための3つの基本戦略」においてビジネスの土台を強化しつつ、「新たなビジネスの柱を生み出すための3つの重点戦略」に取り組んでいる
  • 同年11月には東京証券取引所の市場区分の見直しに伴ってプライム市場への上場を選択し、2022年2月にはコーポレートブランドロゴの変更を発表している
  • 具体的には、ITサービス事業(エンタープライズ、金融、製造)とデジタルソリューション事業の4本柱により、ビジネスの成長戦略を推進していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、クレスコの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るクレスコの将来性

クレスコの売上高推移のグラフ

クレスコは、主な事業として、ITサービス事業・デジタルソリューション事業を手がけています。 ここで、クレスコの売上高推移についてみて見ましょう。 直近8年間の売上成長率は50.7%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、クレスコの売上高ランキングは、 同業種で124位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るクレスコの将来性

クレスコの純利益高推移のグラフ

次に、クレスコの純利益推移についてみてみましょう。 直近8年間の純利益成長率は59.4%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、クレスコの売上高ランキングは、 同業種で78位業界を牽引している企業となっています。


クレスコの競合企業は?

クレスコと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社アイティフォー 665万円 情報・通信業
株式会社クレオ 554万円 情報・通信業
株式会社AOI Pro. 701万円 情報・通信業
株式会社ビーイング 659万円 情報・通信業
株式会社フォーカスシステムズ 557万円 情報・通信業
株式会社セゾン情報システムズ 718万円 情報・通信業
日本プロセス株式会社 687万円 情報・通信業
株式会社菱友システムズ 636万円 情報・通信業
株式会社ユニリタ 690万円 情報・通信業
株式会社エヌアイデイ 542万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

クレスコが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

クレスコが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、クレスコの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社クレスコ
設立年月日 1948年
会社ホームページ http://www.cresco.co.jp
所在地 東京都港区港南2丁目15番1号
代表取締役社長 代表取締役社長執行役員  根 元 浩 幸
業種 情報・通信業
事業内容 情報システムに関する ・コンサルティングおよびソリューションサービス業務 ・設計、開発業務 ・運用管理、保守業務 ・調査、分析、評価および技術支援業務

クレスコの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 クレスコの創設年は1948年で75年の社歴を持っており、 情報・通信業の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

年月

概要

 

 

1988年4月

ソフトウェア開発、システム機器の開発及び販売を目的として、テクトロン㈱と㈱メディアリサーチが合併し、東京都港区西新橋に㈱クレスコを設立

1990年2月

通商産業省によるシステムインテグレータ登録企業となる

1992年4月

株式の額面金額を変更するため、㈱クレスコ(形式上の存続会社、旧サガミ工業㈱)と合併

1993年3月

本社を東京都港区高輪へ移転

1995年4月

本社を東京都港区三田へ移転

1997年7月

日本証券業協会の店頭登録企業となる

1998年9月

コンピュータのハードウェア及びソフトウェアの商品販売、SI事業のシステム機器及びパッケージソフトウェアの販売等、当社企業グループ業容の拡大のため、芝ソフトウェア㈱(現商号 クレスコ・イー・ソリューション㈱)を設立

2000年9月

東京証券取引所市場第二部に株式上場

2001年3月

ソフトウェア開発事業の拡大のため、北海道札幌市に北海道開発センター(現 札幌事業所)を設置

2001年9月

東京証券取引所市場第一部に株式上場

2004年5月

本社を東京都港区港南へ移転

2005年10月

近距離無線通信ソリューションに特化したワイヤレステクノロジー㈱を設立

2010年4月

ソフトウェア開発事業の拡大のため、㈱アイオス及び㈱インフィニード(旧クレスコ九州㈱)の全株式を取得

2011年4月

近距離無線通信技術を用いた情報通信設備機器に関する設計・開発、製造・販売等を目的としたクレスコ・アイディー㈱を設立

2012年4月

北陸を営業拠点とし、ネットワークソリューションに特化したソラン北陸㈱(現商号 クレスコ北陸㈱)の全株式を取得

2012年12月

関東エリアの営業拠点の拡大を図るため制御系システムを手がける㈱シースリーの株式を取得

2013年4月

開発力強化と顧客層の拡大を図るため㈱クリエイティブジャパンの全株式を取得

2015年4月

ワイヤレステクノロジー㈱とクレスコ・アイディー㈱を合併し、クレスコワイヤレス㈱に商号変更

ERP事業の更なる成長に寄与するため㈱エス・アイ・サービスの全株式を取得

2015年10月

関西エリアの営業拠点の拡大を図るためメディア・マジック㈱(現商号 ㈱メクゼス)の株式を取得

2016年4月

クレスコ・イー・ソリューション㈱と㈱エス・アイ・サービスを合併

2016年9月

旅行業向けシステムを強みとする㈱エヌシステムの全株式を取得

2017年4月

オフショア開発体制及びコスト競争力の更なる強化のため、ベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設

2017年10月

受注力の向上等を目的として㈱アイオスが㈱アプリケーションズの全株式を取得

2018年1月

システム開発の需要拡大に対応するため㈱ネクサスの株式を取得

2018年4月

㈱アイオスと㈱アプリケーションズを合併

㈱アイオスの関西営業所を㈱メクゼスに統合

2018年10月

人事・給与・ワークフロー関連のパッケージソフトウェアの設計・開発を得意とするアルス㈱の全株式を取得

2018年11月

㈱アイオスがWeb技術や組込み技術を中心としたソフトウェアの設計・開発を得意とするイーテクノ㈱の全株式を取得

2019年4月

事業の拡大・成長、人材の活用及び企業グループ運営の効率化を目的として、クレスコ九州㈱を吸収合併(現 福岡事業所)

2019年9月

オフショア開発体制の更なる強化を実現するため、ベトナム・ハノイ市にCRESCO VIETNAM CO., LTD.を設立

2019年10月

㈱アイオスとイーテクノ㈱を合併

2020年4月

クラウドやサーバー・ネットワーク分野を得意とする㈱エニシアスの全株式を取得

2021年7月

組込型ソフトウェア、ファームウェア開発及び業務アプリケーションの受託開発を得意とする㈱OECの全株式を取得

 


まとめ

今回の記事では、クレスコの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。