パイオニアの年収は750万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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パイオニアの平均年収ランキングのまとめ

パイオニア株式会社は、東京都に本社を構える、電気機器で事業を手掛ける企業です。 パイオニアの平均年収は750万円で、業界ランキング64位の平均年収となっています。 今回は、そんなパイオニアに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つパイオニアの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、パイオニアについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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パイオニアの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2018年度のパイオニアの平均年収は、750万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

パイオニアの平均年収の推移

パイオニアの平均年収は直近3年間で、 +1.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

パイオニアの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は500万円で、 30~34歳になると576万円と平均年収が76万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると656万円で、40~45歳になると701万円40~45歳になると750万円となります。 そして、50~54歳になると810万円55~59歳になると809万円となります。

※こちらの試算は、パイオニア株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、パイオニアの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 パイオニアの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

パイオニアの業界内年収ランキング

パイオニアが属する業界である、「電気機器」の上場企業平均年収は672万円でした。 そのため、パイオニアの平均年収は業界平均と比較をして 78万円高く、 業界内ランキングでは、271社中64位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

パイオニアのエリア内年収ランキング

パイオニアの本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、パイオニアの平均年収はエリア平均と比較をして 91万円高く、 エリア内ランキングでは、2268社中548位比較的高い平均年収となっています。

以上、パイオニアの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

パイオニアでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

パイオニアのボーナス額の平均値は、120万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 12万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

パイオニアの役職別平均年収の比較

次に、パイオニアの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は930万円、 課長の平均年収は1216万円、 部長の平均年収は1466万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


パイオニアの生涯年収はいくら?

パイオニアの生涯年収ランキング

調査の結果、パイオニアの平均生涯年収は2.4億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 パイオニアの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までパイオニア株式会社で働いたと仮定して算出しています。


パイオニアの従業員調査

ここまでパイオニアの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

パイオニアの従業員数

パイオニアの従業員数比較

有価証券報告書によると、パイオニアの従業員数は、3182人でした。 電気機器の従業情報員の平均従業員数が、1956人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが36位(271社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

パイオニアの従業員の平均勤続年数

パイオニアの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、パイオニアの平均勤続年数は、18.2年でした。 電気機器の従業員の平均属年数が、15.8年であることから、 一度パイオニアに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

パイオニアの従業員平均年齢

パイオニアの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、パイオニアの従業員の平均年齢は、43.2歳でした。 電気機器の従業員の平均年齢が、43.5歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


パイオニアの事業展望

「せっかくパイオニアに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、パイオニアが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくパイオニアがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

パイオニアは、事業戦略として、「事業環境の中、車室空間における快適、感動、安心・安全を創出する『総合インフォテインメント』のリーディングカンパニーの実現に向け、業績の改善施策とともに、カーエレクトロニクス業界の変革期に即した成長戦略を推進している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 経営方針につきまして、斬新かつユニークな発想と、最先端のテクノロジーから生まれた商品・サービスによる新たな市場と文化の創造を通じて、企業理念「より多くの人と、感動を」を実現し続けることを基本的な経営方針としている
  • 厳しい収益状況が続いているOEM事業においては、ビジネスパートナーとの合弁会社化なども含め、現在、抜本的な見直し施策の検討および協議を進めており、早期の黒字化に全力で取り組んでいく
  • 安全性、快適性の向上を目指した自動運転システムの導入や、電気自動車(EV)、コネクテッドカーの普及に向けた技術革新が進むなど、大きな変革期を迎えている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、パイオニアの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るパイオニアの将来性

パイオニアの売上高推移のグラフ

パイオニアは、主な事業として、カーエレクトロニクス・その他を手がけています。 ここで、パイオニアの売上高推移についてみて見ましょう。 直近3年間の売上成長率は-15.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、パイオニアの売上高ランキングは、 同業種で47位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るパイオニアの将来性

パイオニアの純利益高推移のグラフ

次に、パイオニアの純利益推移についてみてみましょう。 直近3年間の純利益成長率は8.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、パイオニアの売上高ランキングは、 同業種で270位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


パイオニアの競合企業は?

パイオニアと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社JVCケンウッド 697万円 電気機器
クラリオン株式会社 684万円 電気機器
コニカミノルタ株式会社 747万円 電気機器
ミネベアミツミ株式会社 713万円 電気機器
アンリツ株式会社 760万円 電気機器
日本シイエムケイ株式会社 538万円 電気機器
カシオ計算機株式会社 819万円 電気機器
シャープ株式会社 736万円 電気機器
KOA株式会社 538万円 電気機器
スタンレー電気株式会社 614万円 電気機器

電気機器業界の企業年収ランキングは?

パイオニアが属する電気機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2279万円 2788人
2位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
3位 レーザーテック株式会社 1448万円 374人
4位 東京エレクトロン株式会社 1285万円 1771人
5位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
6位 株式会社ワコム 1122万円 410人
7位 ソニーグループ株式会社 1101万円 2445人
8位 株式会社アクセル 1057万円 92人
9位 JALCOホールディングス株式会社 1040万円 9人
10位 株式会社アドバンテスト 1019万円 1986人

電気機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

パイオニアが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、パイオニアの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 パイオニア株式会社
設立年月日 1947年
会社ホームページ http://pioneer.jp/
所在地 東京都文京区本駒込2丁目28番8号
代表取締役社長 代表取締役 兼 社長執行役員  森谷 浩一 
業種 電気機器
事業内容 カーエレクトロニクス事業を中心とした電気機器の研究開発、製造及び販売

パイオニアの歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 パイオニアの創設年は1947年で76年の社歴を持っており、 電気機器の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

昭和13年1月

松本望が東京都文京区に福音商会電機製作所を創業し、スピーカーの製作を開始。

昭和16年8月

有限会社福音電機製作所を設立。

昭和22年5月

福音電機株式会社を設立し、有限会社福音電機製作所を吸収合併。

昭和36年6月

パイオニア株式会社と商号変更。

昭和36年10月

東京証券取引所市場第二部に上場。

昭和39年11月

本店を東京都大田区に移転。

昭和41年3月

米国にU.S. Pioneer Electronics Corp.を設立。

昭和41年8月

東北パイオニア株式会社を設立。(現・連結子会社)

昭和43年2月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定替え。

昭和43年4月

大阪証券取引所市場第一部に上場。

昭和44年2月

オランダ アムステルダム証券取引所(現・ユーロネクストアムステルダム)に上場。

昭和45年1月

ベルギーにPioneer Europe NVを設立。(現・連結子会社)

昭和45年7月

埼玉県川越市に川越工場を新設。

昭和47年2月

米国にPioneer Electronics of America, Inc.を設立。

昭和49年1月

本店を東京都目黒区に移転。

昭和51年12月

米国 ニューヨーク証券取引所に上場。

昭和57年1月

Pioneer Electronics (USA) Inc.を設立。(現・連結子会社)

昭和57年4月

米国にてU.S. Pioneer Electronics Corp.とPioneer Electronics of America,Inc.を
Pioneer Electronics (USA) Inc.に統合。

平成2年6月

世界初、GPSを使った市販カーナビゲーションシステムを発売。

平成4年6月

シンガポールにPioneer Electronics Asiacentre Pte. Ltd.を設立。(現・連結子会社)

平成13年4月

中国にPioneer China Holding Co., Ltd.を設立。(現・連結子会社)

平成13年7月

米国のPioneer New Media Technologies, Inc.、Pioneer North America Strategic Business Services, Inc.、Pioneer Electronics Service, Inc.をPioneer Electronics (USA) Inc.に統合。(現・連結子会社)

平成15年4月

パイオニアビデオ株式会社の半導体事業をパイオニア・マイクロ・テクノロジー株式会社として独立。(現・連結子会社)

平成18年1月

米国 ニューヨーク証券取引所、オランダ ユーロネクストアムステルダムおよび大阪証券取引所の上場を廃止。

平成19年10月

東北パイオニア株式会社を完全子会社化。

平成21年11月

シャープ株式会社との光ディスク事業の合弁事業開始。

平成21年11月

本店を神奈川県川崎市幸区に移転。

平成22年2月

三菱電機株式会社とカーエレクトロニクス事業における業務提携関係の強化のための資本提携契約書を締結。

平成25年5月

株式会社NTTドコモとカーエレクトロニクス事業における業務提携関係の強化のための資本提携契約書を締結。

平成25年5月

三菱電機株式会社とカーエレクトロニクス事業における業務提携関係の強化のための資本提携契約書を締結。

平成27年3月

オンキヨー株式会社に対し、ホームAV事業、電話機事業およびヘッドホン関連事業を事業譲渡し、パイオニアホームエレクトロニクス株式会社の株式を譲渡。

平成27年3月

DJ機器事業を吸収分割し、PDJホールディングス株式会社に株式を譲渡。

 


まとめ

今回の記事では、パイオニアの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。