日本無線の年収は726万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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日本無線の平均年収ランキングのまとめ

日本無線株式会社は、東京都に本社を構える、電気機器で事業を手掛ける企業です。 日本無線の平均年収は726万円で、業界ランキング81位の平均年収となっています。 今回は、そんな日本無線に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ日本無線の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、日本無線について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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日本無線の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2017年度の日本無線の平均年収は、726万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

日本無線の平均年収の推移

日本無線の平均年収は直近2年間で、 -4.8%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

日本無線の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は484万円で、 30~34歳になると558万円と平均年収が74万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると636万円で、40~45歳になると679万円40~45歳になると726万円となります。 そして、50~54歳になると784万円55~59歳になると784万円となります。

※こちらの試算は、日本無線株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、日本無線の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 日本無線の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

日本無線の業界内年収ランキング

日本無線が属する業界である、「電気機器」の上場企業平均年収は672万円でした。 そのため、日本無線の平均年収は業界平均と比較をして 54万円高く、 業界内ランキングでは、271社中81位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

日本無線のエリア内年収ランキング

日本無線の本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、日本無線の平均年収はエリア平均と比較をして 67万円高く、 エリア内ランキングでは、2268社中658位比較的高い平均年収となっています。

以上、日本無線の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

日本無線でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

日本無線のボーナス額の平均値は、116万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 8万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

日本無線の役職別平均年収の比較

次に、日本無線の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は900万円、 課長の平均年収は1177万円、 部長の平均年収は1419万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


日本無線の生涯年収はいくら?

日本無線の生涯年収ランキング

調査の結果、日本無線の平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 日本無線の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで日本無線株式会社で働いたと仮定して算出しています。


日本無線の従業員調査

ここまで日本無線の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

日本無線の従業員数

日本無線の従業員数比較

有価証券報告書によると、日本無線の従業員数は、2335人でした。 電気機器の従業情報員の平均従業員数が、1956人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが47位(271社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

日本無線の従業員の平均勤続年数

日本無線の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、日本無線の平均勤続年数は、21.3年でした。 電気機器の従業員の平均属年数が、15.8年であることから、 一度日本無線に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

日本無線の従業員平均年齢

日本無線の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、日本無線の従業員の平均年齢は、44.03歳でした。 電気機器の従業員の平均年齢が、43.5歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


日本無線の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、日本無線の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、日本無線の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

日本無線における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

日本無線の平均残業時間

日本無線の従業員の平均残業時間は、一月あたり6.0時間でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の従業員の平均残業時間が、15.5時間であることから、 比較的残業時間が短いことが分かります。

日本無線の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で14.4日でした。 電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業の従業員の平均日数が、12.8日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。


日本無線は女性にとって働きやすい?

日本無線の女性活躍を推進する取り組み

日本無線は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

<7. 雇用管理区分ごとの一月当たりの労働者の平均残業時間についての補足事項>
時間外労働と休日労働の合計が全ての雇用管理区分で各月全て45時間未満である

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


日本無線の事業展望

「せっかく日本無線に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、日本無線が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく日本無線がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

日本無線は、事業戦略として、「キャッシュフローを重視した経営に努めており、有利子負債・たな卸資産の圧縮や売上債権の早期回収、投資の選択と集中などを徹底し、さらなるキャッシュフローの創出に努めていく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 事業構造改革による新たな成長に向けた事業基盤の確立に目途がついたことから、成長戦略の遂行により、厳しさを増すグローバル競争に打ち勝つ事業運営体制を構築していく
  • 厳粛に受け止め、経営トップメッセージや教育・研修等によるコンプライアンス意識の向上、競合他社との接触ルールの整備、販売規則・細則の見直しや再徹底等を行い、再発防止に向けた体制の一層の強化に努めている
  • そのために、および前事業年度に完全子会社化した長野日本無線㈱、上田日本無線㈱のエレクトロニクス事業グループ3社で強固な事業推進体制を構築し、シナジーを最大限に発揮するため取り組んでいく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、日本無線の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る日本無線の将来性

日本無線の売上高推移のグラフ

日本無線は、主な事業として、海上機器・通信機器・ソリューション・特機を手がけています。 ここで、日本無線の売上高推移についてみて見ましょう。 直近2年間の売上成長率は-14.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日本無線の売上高ランキングは、 同業種で78位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る日本無線の将来性

日本無線の純利益高推移のグラフ

次に、日本無線の純利益推移についてみてみましょう。 直近2年間の純利益成長率は61.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、日本無線の売上高ランキングは、 同業種で131位業界を牽引している企業となっています。


日本無線の競合企業は?

日本無線と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
新電元工業株式会社 731万円 電気機器
株式会社日本マイクロニクス 686万円 電気機器
新日本無線株式会社 667万円 電気機器
株式会社オリジン 633万円 電気機器
カシオ計算機株式会社 819万円 電気機器
シスメックス株式会社 835万円 電気機器
日本信号株式会社 737万円 電気機器
横河電機株式会社 877万円 電気機器
SMK株式会社 645万円 電気機器
株式会社JVCケンウッド 697万円 電気機器

電気機器業界の企業年収ランキングは?

日本無線が属する電気機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、電気機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社キーエンス 2279万円 2788人
2位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
3位 レーザーテック株式会社 1448万円 374人
4位 東京エレクトロン株式会社 1285万円 1771人
5位 ファナック株式会社 1248万円 4257人
6位 株式会社ワコム 1122万円 410人
7位 ソニーグループ株式会社 1101万円 2445人
8位 株式会社アクセル 1057万円 92人
9位 JALCOホールディングス株式会社 1040万円 9人
10位 株式会社アドバンテスト 1019万円 1986人

電気機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

日本無線が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、日本無線の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 日本無線株式会社
設立年月日 1949年
会社ホームページ http://www.jrc.co.jp/jp/index.html
所在地 東京都三鷹市牟礼6丁目21番11号
代表取締役社長 代表取締役社長 小洗健
業種 電気機器
事業内容 情報通信機械器具製造業

日本無線の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 日本無線の創設年は1949年で74年の社歴を持っており、 電気機器の中では 比較的長い社歴を持っています。

歴史をもっと見る

昭和24年10月

旧日本無線株式会社の第二会社として設立(資本金82,000千円)

昭和25年1月

株式会社医理学研究所(アロカ株式会社に変更)を設立し、医療機器部門を移管

昭和26年12月

東京証券業協会店頭売買承認銘柄となる

昭和28年2月

東京証券取引所に株式を上場

昭和29年10月

有限会社大阪無線電業所(現・JRCシステムサービス株式会社、現・連結子会社)を設立

昭和30年5月

日本無線硝子株式会社(現・連結子会社)を設立

昭和31年8月

武蔵野電機株式会社(平成27年8月解散)を設立

昭和32年11月

佐世保日本無線株式会社(現・連結子会社)を設立

昭和36年7月

東京都港区虎ノ門に本社事務所を新設し、本社機構を確立

昭和36年12月

米国レイセオン社との合弁により新日本無線株式会社を新発足

昭和37年12月

東京都品川区に大崎工場(現・マリンサービス部)を新設(平成28年5月東京都江東区に移転)

昭和54年7月

大阪支社(関西支社)ビル竣工(平成28年1月売却)

昭和58年4月

ジェイ・アール・シーエンジニアリング株式会社(現・連結子会社)を設立

昭和58年5月

本社事務所を東京都港区赤坂に移転

昭和60年10月

ジェイ・アール・シー特機株式会社(現・連結子会社)を設立

平成6年5月

JAPAN RADIO COMPANY(HK)LIMITED(現・連結子会社)を設立

平成9年10月

長野日本無線株式会社の株式を日本証券業協会に店頭登録

平成11年7月

総合ビジネスサービス株式会社(平成27年8月解散)を設立

平成12年2月

長野日本無線株式会社の株式を東京証券取引所市場第二部に上場

平成12年10月

マリンフォネット株式会社(現・JRCマリンフォネット株式会社、現・連結子会社)を設立

平成14年12月

本社事務所を東京都新宿区西新宿に移転

平成17年12月

アロカ株式会社の保有株式を譲渡し、関係会社より除外

 

新日本無線株式会社の保有株式を譲渡

平成21年8月

平成22年12月

平成23年1月

平成25年3月

平成25年12月

平成26年7月

平成26年8月

平成26年12月

平成27年3月

平成27年10月

平成28年3月

 

平成28年8月

平成28年9月

平成28年12月

平成29年4月

 

平成29年5月

本社事務所を東京都杉並区荻窪に移転

日清紡ホールディングス株式会社による株式公開買付により、同社の連結子会社となる

結雅希(上海)貿易有限公司(現・連結子会社)を中国に設立

深圳恩佳升科技有限公司(現・連結子会社)に出資

Alphatron Marine Beheer B.V.(現・連結子会社)の議決権を51%取得

本社事務所を東京都中野区中野に移転

長野事業所を長野県長野市に開設

先端技術センターを長野事業所に新設

生産棟を長野事業所に新設

創立100周年

長野日本無線株式会社(現・連結子会社)、上田日本無線株式会社(現・連結子会社)を

株式交換により完全子会社化

川越事業所を埼玉県ふじみ野市に開設、関東物流センターを東京都日野市に開設

Alphatron Marine Beheer B.V.の議決権を追加取得し完全子会社化

三鷹製作所(東京都三鷹市)を閉鎖

ジェイ・アール・シー特機株式会社と佐世保日本無線株式会社の合併により、

佐世保日本無線株式会社はジェイ・アール・シー特機株式会社佐世保事業所となる

日清紡ホールディングス株式会社による当社完全子会社化に関する株式交換契約の締結


まとめ

今回の記事では、日本無線の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。