東映アニメーションの年収は778万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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東映アニメーションの平均年収ランキングのまとめ

東映アニメーション株式会社は、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 東映アニメーションの平均年収は778万円で、業界ランキング72位の平均年収となっています。 今回は、そんな東映アニメーションに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東映アニメーションの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東映アニメーションについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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東映アニメーションの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度の東映アニメーションの平均年収は、778万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東映アニメーションの平均年収の推移

東映アニメーションの平均年収は直近7年間で、 +6.6%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

東映アニメーションの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は487万円で、 30~34歳になると590万円と平均年収が103万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると686万円で、40~45歳になると778万円40~45歳になると851万円となります。 そして、50~54歳になると949万円55~59歳になると1016万円となります。

※こちらの試算は、東映アニメーション株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東映アニメーションの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東映アニメーションの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東映アニメーションの業界内年収ランキング

東映アニメーションが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、東映アニメーションの平均年収は業界平均と比較をして 140万円高く、 業界内ランキングでは、554社中72位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東映アニメーションのエリア内年収ランキング

東映アニメーションの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、東映アニメーションの平均年収はエリア平均と比較をして 126万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中425位比較的高い平均年収となっています。

以上、東映アニメーションの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東映アニメーションでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東映アニメーションのボーナス額の平均値は、125万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 23万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東映アニメーションの役職別平均年収の比較

次に、東映アニメーションの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は965万円、 課長の平均年収は1261万円、 部長の平均年収は1521万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


東映アニメーションの生涯年収はいくら?

東映アニメーションの生涯年収ランキング

調査の結果、東映アニメーションの平均生涯年収は2.7億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東映アニメーションの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東映アニメーション株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東映アニメーションの従業員調査

ここまで東映アニメーションの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東映アニメーションの従業員数

東映アニメーションの従業員数比較

有価証券報告書によると、東映アニメーションの従業員数は、582人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが109位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

東映アニメーションの従業員の平均勤続年数

東映アニメーションの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東映アニメーションの平均勤続年数は、9.8年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 一度東映アニメーションに就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

東映アニメーションの従業員平均年齢

東映アニメーションの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東映アニメーションの従業員の平均年齢は、39.8歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


東映アニメーションの事業展望

「せっかく東映アニメーションに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、東映アニメーションが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく東映アニメーションがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

東映アニメーションは、事業戦略として、「多彩なライブラリー作品群、そして今後創作する新作品/新作話からなる魅力的、かつインパクトのある「IP(=intellectualproperty)」を事業戦略の軸とし、世界を魅了する“新たな映像表現”を創造し続け、グローバルに展開する世界有数の映像製作・事業会社になることを目指している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 日本最大・世界有数の作品数を有するアニメーション製作会社としての競争優位性を基盤に、魅力的でインパクトのある新たな作品を創作し、世界に届けることを梃子に、収益化の機会を限りなく広げていくことを最重要課題として掲げている
  • 作品製作や権利運用のノウハウを活かし、既存ライセンス事業に加えて、IPの育成・発展に寄与する自社事業にも注力し、IP当たりの収益規模の最大化を目指す
  • 新規IP創出を加速すると共に、産み出した作品を自ら育成・発展させ、IPライフサイクルを長期化することで、作品ファンの親子二世代化・三世代化(エバーグリーン化)を目指す

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東映アニメーションの将来性を分析していきしょう!

売上額から見る東映アニメーションの将来性

東映アニメーションの売上高推移のグラフ

東映アニメーションは、主な事業として、映像製作・販売事業・版権事業・商品販売事業・その他事業を手がけています。 ここで、東映アニメーションの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は63.9%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東映アニメーションの売上高ランキングは、 同業種で94位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る東映アニメーションの将来性

東映アニメーションの純利益高推移のグラフ

次に、東映アニメーションの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は168.2%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東映アニメーションの売上高ランキングは、 同業種で35位業界を牽引している企業となっています。


東映アニメーションの競合企業は?

東映アニメーションと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
東映株式会社 846万円 情報・通信業
株式会社プロトコーポレーション 623万円 情報・通信業
株式会社Jストリーム 531万円 情報・通信業
松竹株式会社 773万円 情報・通信業
株式会社ネクソン 651万円 情報・通信業
株式会社オロ 552万円 情報・通信業
株式会社ヒト・コミュニケーションズ 390万円 情報・通信業
アルテリア・ネットワークス株式会社 690万円 情報・通信業
日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 情報・通信業
株式会社ゼネテック 575万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

東映アニメーションが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東映アニメーションが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東映アニメーションの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東映アニメーション株式会社
所在地 東京都中野区中野4丁目10番1号
代表取締役社長 代表取締役社長 高木 勝裕
業種 情報・通信業
事業内容 アニメーション映像等の製作・販売

東映アニメーションの歴史

歴史をもっと見る

1948年1月

日本動画株式会社として東京都新宿区原町に設立、アニメ製作を開始。

1952年8月

日動映画株式会社へ商号変更。

1956年7月

東映株式会社が日動映画株式会社を買収、東映動画株式会社へ商号変更。
本社を東京都中央区京橋、製作所を東京都新宿区原町とする。

1957年1月

製作所を東京都練馬区東大泉のスタジオ(大泉スタジオ)へ移転。

1957年5月

当社初の短編アニメ作品「こねこのらくがき」完成。

1958年10月

当社初の劇場長編アニメ作品「白蛇伝」完成。

1960年9月

本社を東京都中央区西銀座(現・東京都中央区銀座)へ移転。

1963年11月

当社初のテレビシリーズアニメ作品「狼少年ケン」放映開始。

1966年11月

劇場長編アニメ作品「ガリバーの宇宙旅行」がアメリカ国内でも公開。

1967年4月

「魔法使いサリー」第18話より、テレビシリーズアニメ作品のカラー放映開始。

1973年2月

子会社として株式会社タバック(現・連結子会社)設立、録音・編集部門の一部を分離。

1973年3月

東京都新宿区北新宿に新宿営業所設置。

1973年6月

海外での製作外注を開始。

1975年2月

テレビシリーズアニメ作品の海外販売を開始。

1979年8月

当社初の自主製作劇場長編アニメ作品「銀河鉄道999」を公開。

1980年3月

コンピュータによるアニメ映像製作へ向けて本格的な研究を開始。

1985年10月

映像処理の多様化・迅速化のためコンピュータ制御による撮影システムを導入。

1986年2月

テレビシリーズアニメ作品「ドラゴンボール」放映開始。

1986年3月

当社初のオリジナルビデオアニメ作品「湘南爆走族」製作開始。
自主制作ゲームソフトの販売開始。

1991年12月

コンピュータによる映像製作ソフト CATAS(Computer Aided TOEI Animation
System)完成。

1992年3月

テレビシリーズアニメ作品「美少女戦士セーラームーン」放映開始。

1992年11月

フィリピンEEI社と製作外注合弁会社EEI-TOEI ANIMATION CORPORATION(現・連結子会社)を設立。

1994年3月

新宿営業所を東京都新宿区横寺町へ移転、新宿オフィスと改称。

1995年4月

東映アニメーション研究所を東京都千代田区神田駿河台に開設。

1995年9月

アメリカで「ドラゴンボール」「美少女戦士セーラームーン」放映開始。

1996年3月

本社を東京都新宿区横寺町とする。

1997年2月

デジタル映像製作ソフト「RETAS」を活用したテレビシリーズアニメ作品のデジタル化開始。

1997年3月

香港に販売子会社TOEI ANIMATION ENTERPRISES LTD. (現・連結子会社)を合弁で設立(60%出資)。

1998年1月

EEI-TOEI ANIMATION CORPORATIONを子会社(現・連結子会社)とする。

1998年7月

東映衛星放送株式会社(16.7%出資)、並びに株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン(8.5%出資)に資本参加。

1998年10月

東映アニメーション株式会社へ商号変更。

1999年3月

テレビシリーズアニメ作品「デジモンアドベンチャー」放映開始。

1999年6月

本社を東京都練馬区東大泉とする。

1999年10月

テレビシリーズアニメ作品「ワンピース」放映開始。

2000年4月

EEI-TOEI ANIMATION CORPORATIONをTOEI ANIMATION PHILS.,INC.へ商号変更。

 


まとめ

今回の記事では、東映アニメーションの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。