セブン銀行の年収は712万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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セブン銀行の平均年収ランキングのまとめ

株式会社セブン銀行は、東京都に本社を構える、銀行業で事業を手掛ける企業です。 セブン銀行の平均年収は712万円で、業界ランキング32位の平均年収となっています。 今回は、そんなセブン銀行に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つセブン銀行の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、セブン銀行について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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セブン銀行の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のセブン銀行の平均年収は、712万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

セブン銀行の平均年収の推移

セブン銀行の平均年収は直近8年間で、 +6.2%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

セブン銀行の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は450万円で、 30~34歳になると562万円と平均年収が112万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると655万円で、40~45歳になると712万円40~45歳になると741万円となります。 そして、50~54歳になると807万円55~59歳になると709万円となります。

※こちらの試算は、株式会社セブン銀行が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、セブン銀行の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 セブン銀行の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

セブン銀行の業界内年収ランキング

セブン銀行が属する業界である、「銀行業」の上場企業平均年収は685万円でした。 そのため、セブン銀行の平均年収は業界平均と比較をして 27万円高く、 業界内ランキングでは、117社中32位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

セブン銀行のエリア内年収ランキング

セブン銀行の本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、セブン銀行の平均年収はエリア平均と比較をして 60万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中692位比較的高い平均年収となっています。

以上、セブン銀行の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

セブン銀行でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

セブン銀行のボーナス額の平均値は、114万円でした。 同業種の業界平均が110万円であることから、 4万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

セブン銀行の役職別平均年収の比較

次に、セブン銀行の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は883万円、 課長の平均年収は1154万円、 部長の平均年収は1392万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


セブン銀行の生涯年収はいくら?

セブン銀行の生涯年収ランキング

調査の結果、セブン銀行の平均生涯年収は2.3億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 セブン銀行の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社セブン銀行で働いたと仮定して算出しています。


セブン銀行の従業員調査

ここまでセブン銀行の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

セブン銀行の従業員数

セブン銀行の従業員数比較

有価証券報告書によると、セブン銀行の従業員数は、505人でした。 銀行業の従業情報員の平均従業員数が、2066人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが92位(117社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

セブン銀行の従業員の平均勤続年数

セブン銀行の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、セブン銀行の平均勤続年数は、7.8年でした。 銀行業の従業員の平均属年数が、16.8年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

セブン銀行の従業員平均年齢

セブン銀行の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、セブン銀行の従業員の平均年齢は、42.1歳でした。 銀行業の従業員の平均年齢が、41.0歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


セブン銀行の勤務環境はブラック?それともホワイト?

ここまで、セブン銀行の平均年収と従業員について分析してきました。 ところで、セブン銀行の勤務環境はブラックなのでしょうか?それともホワイトなのでしょうか? 見極める一つの判断材料として残業時間や有給休暇日数について確認してみましょう!

セブン銀行における従業員の平均残業時間と有給休暇の取得日数

セブン銀行の平均残業時間

セブン銀行の従業員の平均残業時間は、一月あたり22.6時間でした。 金融業、保険業の従業員の平均残業時間が、11.7時間であることから、 比較的残業時間が長いことが分かります。

セブン銀行の従業員の有給休暇の平均取得日数は、一年で16.1日でした。 金融業、保険業の従業員の平均日数が、12.2日であることから、 比較的有給休暇をとりやすいことが分かります。

セブン銀行の長時間労働是正のための取組内容

セブン銀行は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

定時退社励行週間の実施
経営層・所属長への継続的な長時間労働是正要請 等

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


セブン銀行は女性にとって働きやすい?

セブン銀行が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

セブン銀行における女性の育休取得率と女性従業員の割合

セブン銀行の女性の育休取得率

セブン銀行の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 金融業、保険業の女性従業員の育休取得率が平均98.4%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

セブン銀行の女性従業員の割合

セブン銀行の従業員に占める女性従業員の割合は、32.7%でした。 金融業、保険業の女性従業員の割合が平均37.7%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

セブン銀行の女性活躍を推進する取り組み

セブン銀行は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○直近3事業年度の平均した「採用における競争倍率」
  女性:41.82倍   男性:46.67倍
  ※数値は2017~2019年度平均であり、無期雇用者に限る

○労働時間等の働き方について
  当社は雇用管理区分ごとの労働者の法定時間外労働及び法定休日労働
時間の合計時間数の平均が、直近事業年度の各月ごとに全て45時間未
満です。
 〈雇用管理区分ごとの一月当たりの平均残業時間〉
  正社員(特定職を除く) 22.9時間
  正社員(特定職)    18.4時間
  アソシエイト社員     6.0時間
  契約社員         7.8時間
  受入出向者       21.2時間

○多様なキャリアコース(2017~2019年度の実績)
  女性の非正規社員から正社員への転換 14人
  30歳以上の女性の正社員としての採用 18人
  女性の正社員としての再雇用      0人

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


セブン銀行の事業展望

「せっかくセブン銀行に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、セブン銀行が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくセブン銀行がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

セブン銀行は、事業戦略として、「キャッシュレス化の加速に伴い金融機関の現金入出金取引は減少傾向が続いておるが、一方でQRコード決済等事業会社の現金チャージ取引等は大きく増加し、結果としてATM取引件数は新型コロナウイルス感染症が蔓延する以前(前々年)の平均利用件数を上回って推移している」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 事業環境は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を機にした生活様式の変化や環境・社会課題への意識の高まり、デジタル技術進展に伴う決済手段の多様化や異業種の金融事業への新規参入等、過去に例を見ない大きさで変化しており、その変化のスピードも加速してきている
  • セブン‐イレブンをはじめとするグループの2万店以上の店舗インフラを活用し、原則24時間365日利用できるATMネットワークを構築することで、お客さまの暮らしに密着した「おサイフ」代わりの銀行サービスを「安全、確実、迅速」に提供することに努める
  • 今後予想される米国金利の上昇により調達コスト増が懸念されるが、金融デリバティブを活用したコスト上昇への歯止め、ATM機内現金の圧縮対策などにより金利市場の影響を最小化する手段を講じていく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、セブン銀行の将来性を分析していきしょう!

純利益から見るセブン銀行の将来性

セブン銀行の純利益高推移のグラフ

次に、セブン銀行の純利益推移についてみてみましょう。 直近8年間の純利益成長率は-25.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、セブン銀行の売上高ランキングは、 同業種で31位業界を牽引している企業となっています。


セブン銀行の競合企業は?

セブン銀行と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社トマト銀行 534万円 銀行業
株式会社 富山第一銀行 577万円 銀行業
株式会社高知銀行 541万円 銀行業
株式会社島根銀行 462万円 銀行業
トモニホールディングス株式会社 843万円 銀行業
株式会社筑邦銀行 523万円 銀行業
株式会社 但馬銀行 485万円 銀行業
株式会社関西みらいフィナンシャルグループ 814万円 銀行業
株式会社三十三フィナンシャルグループ 994万円 銀行業
住信SBIネット銀行株式会社 610万円 銀行業

銀行業業界の企業年収ランキングは?

セブン銀行が属する銀行業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、銀行業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
2位 三井住友トラスト・ホールディングス株式会社 1268万円 233人
3位 株式会社ひろぎんホールディングス 1218万円 10人
4位 株式会社第四北越フィナンシャルグループ 1179万円 9人
5位 株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ 1114万円 9人
6位 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 1094万円 1130人
7位 株式会社西日本フィナンシャルホールディングス 1054万円 10人
8位 株式会社みずほフィナンシャルグループ 1044万円 2072人
9位 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 1029万円 3069人
10位 株式会社ほくほくフィナンシャルグループ 994万円 73人

銀行業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

セブン銀行が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、セブン銀行の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社セブン銀行
設立年月日 2001年
会社ホームページ http://www.sevenbank.co.jp/
所在地 東京都千代田区丸の内1丁目6番1号
代表取締役社長 代表取締役社長 舟竹 泰昭
業種 銀行業
事業内容 ATM事業及び金融サービス事業

セブン銀行の歴史

歴史を知っておくことは、その会社の安定性を理解するだけでなく、面接対策の観点からもとても重要です。 セブン銀行の創設年は2001年で22年の社歴を持っており、 銀行業の中では 比較的若い企業であると言えます。

歴史をもっと見る

2001年4月

予備免許取得
「株式会社アイワイバンク銀行」設立(資本金20,205百万円)
銀行営業免許取得

2001年5月

営業開始
全国銀行協会入会(正会員)

2001年6月

全銀システム接続、BANCS接続、振込サービス開始

2001年8月

第1回第三者割当増資(資本金30,805百万円)

2001年12月

インターネットバンキングサービス開始

2002年3月

第2回第三者割当増資(資本金61,000百万円)

2004年7月

お客さまサービス部新設

2005年4月

ATMコールセンター(大阪)稼働開始
確定拠出年金専用定期預金の取扱い開始

2005年7月

第2世代ATM導入開始

2005年10月

社名変更(「株式会社セブン銀行」に変更)

2006年1月

新勘定系システム稼働開始

2006年3月

銀行代理業務開始
定期預金開始

2006年4月

ATMでのICキャッシュカード対応開始

2006年9月

減資(資本金61,000百万円のうち30,500百万円減資し、同額を資本準備金に振替)

2007年6月

ATMの運営・管理一括受託開始

2007年7月

ATMでの海外発行カード対応開始

2007年9月

ATMで電子マネー「nanaco(ナナコ)」のチャージ開始

2007年11月

視覚障がいのあるお客さま向けATMサービス開始

2007年12月

47都道府県へのATM展開完了

2008年2月

ジャスダック証券取引所に株式を上場(2012年4月に上場廃止)

2009年4月

金融犯罪対策室(現 金融犯罪対策部)新設

2010年1月

個人向けローンサービス開始

2010年11月

第3世代ATM導入開始

2011年3月

海外送金サービス開始

2011年12月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2012年10月

米国にてFinancial Consulting & Trading International, Inc.(現 FCTI, Inc.)の全発行済株式を取得して子会社化

2014年1月

全ATMでセブン銀行口座取引画面の9言語表示開始

2014年6月

インドネシアにて合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL(子会社)設立

2014年7月

株式会社バンク・ビジネスファクトリー(子会社)設立

2015年12月

海外発行カード利用時の12言語対応開始

2016年4月

セブン・ラボ新設

2016年10月

デビット付きキャッシュカード発行開始

2017年3月

スマートフォンによるATM入出金サービス提供開始

2018年1月

株式会社セブン・ペイメントサービス(子会社)設立

2018年5月

株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM受取(現金受取サービス)」開始

2018年10月

ATMで交通系電子マネー等のチャージ開始

 


まとめ

今回の記事では、セブン銀行の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。