マツダの年収は637万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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マツダの平均年収ランキングのまとめ

マツダ株式会社は、広島県に本社を構える、輸送用機器で事業を手掛ける企業です。 マツダの平均年収は637万円で、業界ランキング34位の平均年収となっています。 今回は、そんなマツダに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つマツダの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、マツダについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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マツダの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のマツダの平均年収は、637万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

マツダの平均年収の推移

マツダの平均年収は直近7年間で、 -6.5%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。

年代別の平均年収

マツダの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は454万円で、 30~34歳になると523万円と平均年収が69万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると596万円で、40~45歳になると637万円40~45歳になると681万円となります。 そして、50~54歳になると736万円55~59歳になると735万円となります。

※こちらの試算は、マツダ株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、マツダの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 マツダの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

マツダの業界内年収ランキング

マツダが属する業界である、「輸送用機器」の上場企業平均年収は604万円でした。 そのため、マツダの平均年収は業界平均と比較をして 33万円高く、 業界内ランキングでは、99社中34位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

マツダのエリア内年収ランキング

マツダの本社がある広島県における上場企業の平均年収は519万円となります。
そのため、マツダの平均年収はエリア平均と比較をして 118万円高く、 エリア内ランキングでは、64社中11位比較的高い平均年収となっています。

以上、マツダの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

マツダでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

マツダのボーナス額の平均値は、102万円でした。 同業種の業界平均が97万円であることから、 5万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

マツダの役職別平均年収の比較

次に、マツダの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は790万円、 課長の平均年収は1033万円、 部長の平均年収は1245万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


マツダの生涯年収はいくら?

マツダの生涯年収ランキング

調査の結果、マツダの平均生涯年収は2.2億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 マツダの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までマツダ株式会社で働いたと仮定して算出しています。


マツダの従業員調査

ここまでマツダの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

マツダの従業員数

マツダの従業員数比較

有価証券報告書によると、マツダの従業員数は、22652人でした。 輸送用機器の従業情報員の平均従業員数が、4540人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが6位(99社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

マツダの従業員の平均勤続年数

マツダの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、マツダの平均勤続年数は、16.6年でした。 輸送用機器の従業員の平均属年数が、16.8年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

マツダの従業員平均年齢

マツダの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、マツダの従業員の平均年齢は、41.8歳でした。 輸送用機器の従業員の平均年齢が、41.7歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


マツダの事業展望

「せっかくマツダに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、マツダが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくマツダがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

マツダは、事業戦略として、「資産を活用して本格成長を図るとともに、グローバルでの環境規制の強化・加速などによる経営環境の変化やCASE時代の新しい価値創造競争を踏まえ、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル”Zoom-Zoom”宣言2030」の実現に向けて2030年を見据えた事業構造の転換を検討しており、時代の大きな変化に耐えうる強靭な経営体質の実現に向けて取り組みを加速していく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • お客さまをはじめとするステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれ続けるブランドとなることを目指し、全社一丸となって事業活動を推進すべく、下記の「コーポレートビジョン」を策定している
  • 企業として存在し続け、持続的な成長を遂げるために「人と共に創る独自性」を経営方針に置いた中期経営計画を策定し、それに基づいた施策を着実に進めている
  • 当期までを足場固め期間と位置付け、2023年3月期からの本格成長に向けた準備を計画通り完了させている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、マツダの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るマツダの将来性

マツダの売上高推移のグラフ

マツダは、主な事業として、日本を手がけています。 ここで、マツダの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は-10.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、マツダの売上高ランキングは、 同業種で8位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るマツダの将来性

マツダの純利益高推移のグラフ

次に、マツダの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-16.0%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、マツダの売上高ランキングは、 同業種で8位業界を牽引している企業となっています。


マツダの競合企業は?

マツダと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
フタバ産業株式会社 585万円 輸送用機器
日産自動車株式会社 811万円 輸送用機器
スズキ株式会社 665万円 輸送用機器
KYB株式会社 641万円 輸送用機器
株式会社豊田自動織機 774万円 輸送用機器
日野自動車株式会社 638万円 輸送用機器
株式会社SUBARU 645万円 輸送用機器
トヨタ紡織株式会社 683万円 輸送用機器
ヤマハ発動機株式会社 726万円 輸送用機器
三菱自動車工業株式会社 660万円 輸送用機器

輸送用機器業界の企業年収ランキングは?

マツダが属する輸送用機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、輸送用機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 トヨタ自動車株式会社 857万円 70710人
2位 株式会社シマノ 851万円 1507人
3位 日産自動車株式会社 811万円 23166人
4位 株式会社デンソー 786万円 45152人
5位 本田技研工業株式会社 778万円 34067人
6位 株式会社豊田自動織機 774万円 14200人
7位 いすゞ自動車株式会社 753万円 8056人
8位 NOK株式会社 731万円 3489人
9位 株式会社モリタホールディングス 728万円 101人
10位 ヤマハ発動機株式会社 726万円 10160人

輸送用機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


広島県の企業年収ランキングは?

マツダが属する広島県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、広島県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社ひろぎんホールディングス 1218万円 10人
2位 ローツェ株式会社 1122万円 222人
3位 株式会社ビーアールホールディングス 866万円 11人
4位 中国電力株式会社 799万円 3703人
5位 株式会社中電工 742万円 3359人
6位 戸田工業株式会社 701万円 374人
7位 中国塗料株式会社 689万円 468人
8位 株式会社エフピコ 680万円 962人
9位 株式会社ウエストホールディングス 662万円 70人
10位 株式会社広島銀行 649万円 3170人

広島県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、マツダの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 マツダ株式会社
会社ホームページ http://www.mazda.co.jp/
所在地 広島県安芸郡府中町新地3番1号
代表取締役社長 代表取締役社長    丸本 明
業種 輸送用機器
事業内容 乗用車・トラックの製造、販売等

マツダの歴史

歴史をもっと見る

年月

概要

1920年1月

東洋コルク工業株式会社として設立

1927年9月

東洋工業株式会社に社名変更

1929年4月

工作機械の生産開始

1931年10月

三輪トラックの生産開始

1935年10月

さく岩機の生産開始

1949年5月

東京証券取引所に株式を上場

1958年4月

小型四輪トラックを発売

1960年5月

軽乗用車を発売

1961年2月

ドイツNSU社、バンケル社とロータリーエンジンに関し技術提携

1964年4月

小型乗用車を発売

1965年5月

三次自動車試験場完成

1966年11月

乗用車専門宇品工場完成(本社工場内)

1967年4月

オーストラリアに子会社マツダモータースPty.Ltd.を設立(現、マツダオーストラリアPty.Ltd.)

5月

初のロータリーエンジン搭載車コスモスポーツを発売

1968年7月

カナダに子会社マツダモータースオブカナダLtd.を設立(現、マツダカナダ, Inc.)

1971年2月

米国に子会社マツダモーターオブアメリカ, Inc.を設立

1972年11月

ドイツに子会社マツダモータース(ドイツランド)GmbHを設立

1974年5月

三次ディーゼルエンジン工場完成

1979年11月

フォードモーターカンパニーと資本提携

1981年12月

防府中関変速機工場完成

1982年9月

防府西浦乗用車工場完成

1984年5月

マツダ株式会社に社名変更

1985年1月

米国に子会社マツダモーターマニュファクチャリング(USA)コーポレーションを設立

1987年6月

横浜研究所完成

1988年7月

米国にマツダリサーチ&ディベロップメントオブノースアメリカ, Inc.を設立
(その後、マツダモーターオブアメリカ, Inc.に吸収合併)

1990年5月

ドイツに欧州R&D事務所を開設(その後、マツダモーターヨーロッパGmbHに統合)

6月

タイに子会社マツダセールス(タイランド)Co., Ltdを設立

1992年2月

防府第二工場完成

6月

マツダモーターマニュファクチャリング(USA)コーポレーションをフォードモーターカンパニーとの均等出資の会社とし、社名をオートアライアンスインターナショナル, Inc.に変更(その後、当社の全保有株式をフォードモーターカンパニーへ売却)

1993年12月

フォードモーターカンパニーとの提携関係を強化

1995年11月

タイにフォードモーターカンパニーとの合弁によりオートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.を設立

1996年5月

フォードモーターカンパニーが当社株式保有比率を33.4%に引き上げ

1998年5月

オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.で量産車の生産を開始

2005年9月

中国にフォードモーターカンパニー及び長安汽車集団との合弁により長安フォードマツダエンジン有限公司を設立(その後、フォードモーターカンパニー保有株式を当社が取得。現、長安マツダエンジン有限公司)

12月

ロシアに子会社マツダモーターロシア, OOOを設立

2006年3月

中国においてフォードモーターカンパニーと長安汽車の合弁会社である長安フォード汽車有限公司へ出資し、社名を長安フォードマツダ汽車有限公司に変更(その後、存続分立。現、長安マツダ汽車有限公司)

2007年10月

長安フォードマツダ汽車有限公司(南京工場)で量産車の生産を開始

2008年11月

フォードモーターカンパニーが当社株式保有比率を13.8%に引き下げ(その後、同社は段階的に株式を売却し、2022年3月末時点における同社による当社株式の保有はありません。)

2011年9月

メキシコに住友商事株式会社との合弁により子会社マツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.を設立(その後、住友商事株式会社が保有する全株式を当社が取得)

2012年9月

ロシアにソラーズ社との合弁によりマツダソラーズマヌファクトゥリングルースLLCを設立

2013年2月

タイに子会社マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.を設立

2014年1月

マツダモトールマヌファクトゥリングデメヒコS.A. de C.V.で量産車の生産を開始

2015年1月

マツダパワートレインマニュファクチャリング(タイランド)Co., Ltd.でトランスミッションの量産を開始

2017年8月

トヨタ自動車株式会社と業務資本提携に関する合意書を締結

2018年3月

米国にトヨタ自動車株式会社との合弁によりマツダトヨタマニュファクチャリングUSA, Inc.を設立

2020年1月

創立100周年

2022年1月

マツダトヨタマニュファクチャリングUSA, Inc.で量産車の生産を開始

 


まとめ

今回の記事では、マツダの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。