フリーの年収は705万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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フリーの平均年収ランキングのまとめ

フリー株式会社は、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 フリーの平均年収は705万円で、業界ランキング134位の平均年収となっています。 今回は、そんなフリーに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つフリーの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、フリーについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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フリーの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2021年度のフリーの平均年収は、705万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

フリーの平均年収の推移

フリーの平均年収は直近3年間で、 +4.1%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

フリーの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は500万円で、 30~34歳になると606万円と平均年収が106万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると705万円で、40~45歳になると799万円40~45歳になると874万円となります。 そして、50~54歳になると975万円55~59歳になると1043万円となります。

※こちらの試算は、フリー株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、フリーの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 フリーの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

フリーの業界内年収ランキング

フリーが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、フリーの平均年収は業界平均と比較をして 67万円高く、 業界内ランキングでは、554社中134位と比較的高い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

フリーのエリア内年収ランキング

フリーの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、フリーの平均年収はエリア平均と比較をして 53万円高く、 エリア内ランキングでは、2266社中729位比較的高い平均年収となっています。

以上、フリーの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

フリーでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

フリーのボーナス額の平均値は、113万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 11万円程高い金額になっています。

出世するといくら貰える?

フリーの役職別平均年収の比較

次に、フリーの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は874万円、 課長の平均年収は1143万円、 部長の平均年収は1378万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的高い水準にあることが分かります。


フリーの生涯年収はいくら?

フリーの生涯年収ランキング

調査の結果、フリーの平均生涯年収は2.8億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 フリーの生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までフリー株式会社で働いたと仮定して算出しています。


フリーの従業員調査

ここまでフリーの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

フリーの従業員数

フリーの従業員数比較

有価証券報告書によると、フリーの従業員数は、572人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが111位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

フリーの従業員の平均勤続年数

フリーの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、フリーの平均勤続年数は、2.4年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

フリーの従業員平均年齢

フリーの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、フリーの従業員の平均年齢は、32.9歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


フリーの事業展望

「せっかくフリーに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、フリーが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくフリーがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

フリーは、事業戦略として、「現状の我が国における会計ソフト及び人事労務ソフトにおけるクラウド普及率は、下表のとおり、海外主要国と比較して低い水準にあり、我が国における普及余地が多分に存在するものと考えている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 顧客ターゲットであるスモールビジネスを従業員規模別に区分した個人事業主、Small及びMidの3セグメントに対して、それぞれのニーズに即したソリューションを提供している
  • スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」をコンセプトとしたサービスを提供している

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、フリーの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るフリーの将来性

フリーの売上高推移のグラフ

フリーは、主な事業として、を手がけています。 ここで、フリーの売上高推移についてみて見ましょう。 直近3年間の売上成長率は95.1%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、フリーの売上高ランキングは、 同業種で222位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るフリーの将来性

フリーの純利益高推移のグラフ

次に、フリーの純利益推移についてみてみましょう。 直近3年間の純利益成長率は299.3%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、フリーの売上高ランキングは、 同業種で547位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


フリーの競合企業は?

フリーと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
株式会社プレイド 949万円 情報・通信業
株式会社シャノン 574万円 情報・通信業
勤次郎株式会社 580万円 情報・通信業
アルテリア・ネットワークス株式会社 690万円 情報・通信業
株式会社テクノスジャパン 604万円 情報・通信業
HENNGE株式会社 726万円 情報・通信業
株式会社ユーザベース 759万円 情報・通信業
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 576万円 情報・通信業
株式会社マネーフォワード 648万円 情報・通信業
東映アニメーション株式会社 778万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

フリーが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

フリーが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、フリーの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 フリー株式会社
所在地 東京都品川区西五反田2丁目8番1号
代表取締役社長 代表取締役CEO 佐々木 大輔
業種 情報・通信業
事業内容 ソフトウェア開発

フリーの歴史

歴史をもっと見る

年月

概要

2012年7月

東京都港区にCFO株式会社(現・フリー株式会社)を資本金100万円で設立

2013年3月

「クラウド会計ソフトfreee(現・freee会計)」をリリース

2013年7月

商号をCFO株式会社からフリー株式会社に変更

2014年2月

「クラウド会計ソフトfreee iOS版(現・freee会計iOS版)」をリリース

2014年4月

「クラウド会計ソフトfreee Android版(現・freee会計Android版)」をリリース

2014年8月

東京都港区から東京都品川区に本店移転

2014年10月

「クラウド給与計算ソフトfreee(現・freee人事労務)」をリリース

2015年5月

e-gov API(注)を利用した日本初の労働保険申告機能をリリース

2015年6月

「会社設立freee(現・freee会社設立)」をリリース

2015年9月

「マイナンバー管理freee(現・freeeマイナンバー管理)」をリリース

2015年12月

金融機関向けプロダクトをリリース

2016年4月

関西支社を開設

2016年6月

AI研究に特化したスモールビジネスAIラボを創設

2016年9月

九州支社を開設

2016年10月

「開業freee(現・freee開業)」をリリース

2016年10月

株式会社みずほ銀行とAPI連携(メガバンクとのAPI連携は国内初)

2016年10月

「申告freee(現・freee申告)」をリリース

2017年3月

「クラウド会計ソフトfreee(現・freee会計)」において、上場会社(金融商品取引法監査)にも対応したエンタープライズプランをリリース

2017年5月

中部支社を開設

2017年7月

事業用クレジットカード「freeeカード」を開発

2017年8月

「クラウド給与計算ソフトfreee」をリブランドし、「人事労務freee(現・freee人事労務)」をリリース

2018年10月

子会社フリーファイナンスラボ株式会社を設立

2019年1月

アプリケーションプラットフォーム「freeeアプリストア」をリリース

2019年6月

フリーファイナンスラボ株式会社が「資金繰り改善ナビ」をリリース

2019年12月

東京証券取引所マザーズに上場

2020年4月

「プロジェクト管理freee(現・freeeプロジェクト管理)」をリリース

2020年12月

「freeeスマート受発注」をリリース

2021年4月

株式会社サイトビジットを子会社化

 


まとめ

今回の記事では、フリーの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。