サイボウズの年収は611万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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サイボウズの平均年収ランキングのまとめ

サイボウズ株式会社は、東京都に本社を構える、情報・通信業で事業を手掛ける企業です。 サイボウズの平均年収は611万円で、業界ランキング265位の平均年収となっています。 今回は、そんなサイボウズに就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つサイボウズの事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、サイボウズについて、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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サイボウズの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のサイボウズの平均年収は、611万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が614万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

サイボウズの平均年収の推移

サイボウズの平均年収は直近7年間で、 +11.0%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

サイボウズの年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は433万円で、 30~34歳になると525万円と平均年収が92万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると611万円で、40~45歳になると692万円40~45歳になると757万円となります。 そして、50~54歳になると844万円55~59歳になると904万円となります。

※こちらの試算は、サイボウズ株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、サイボウズの平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 サイボウズの平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

サイボウズの業界内年収ランキング

サイボウズが属する業界である、「情報・通信業」の上場企業平均年収は638万円でした。 そのため、サイボウズの平均年収は業界平均と比較をして 27万円低く、 業界内ランキングでは、554社中265位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

サイボウズのエリア内年収ランキング

サイボウズの本社がある東京都における上場企業の平均年収は652万円となります。
そのため、サイボウズの平均年収はエリア平均と比較をして 41万円低く、 エリア内ランキングでは、2266社中1239位同程度の平均年収となっています。

以上、サイボウズの年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

サイボウズでキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

サイボウズのボーナス額の平均値は、98万円でした。 同業種の業界平均が102万円であることから、 4万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

サイボウズの役職別平均年収の比較

次に、サイボウズの役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は757万円、 課長の平均年収は990万円、 部長の平均年収は1194万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


サイボウズの生涯年収はいくら?

サイボウズの生涯年収ランキング

調査の結果、サイボウズの平均生涯年収は2.4億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 サイボウズの生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳までサイボウズ株式会社で働いたと仮定して算出しています。


サイボウズの従業員調査

ここまでサイボウズの年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

サイボウズの従業員数

サイボウズの従業員数比較

有価証券報告書によると、サイボウズの従業員数は、737人でした。 情報・通信業の従業情報員の平均従業員数が、541人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが89位(554社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

サイボウズの従業員の平均勤続年数

サイボウズの平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、サイボウズの平均勤続年数は、6.0年でした。 情報・通信業の従業員の平均属年数が、8.1年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

サイボウズの従業員平均年齢

サイボウズの従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、サイボウズの従業員の平均年齢は、34.8歳でした。 情報・通信業の従業員の平均年齢が、38.6歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


サイボウズは女性にとって働きやすい?

サイボウズの女性活躍を推進する取り組み

サイボウズは次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

https://cybozu.co.jp/company/awards/

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


サイボウズの事業展望

「せっかくサイボウズに採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、サイボウズが今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくサイボウズがどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

サイボウズは、事業戦略として、「従来からテレワークをはじめ柔軟な働き方に対応した業務環境の整備等を推進していたということもあり、営業活動及び採用活動や、自社製品の開発計画やクラウドサービス基盤の運用・保守体制等についても大きな変更はなく、現時点において新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による事業活動、業績及び会計上の見積り等への重大な影響はないと考えている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • クラウドサービス「cybozu.com」の安定運用を継続して信頼度をさらに高めるとともに、当期に引き続き、未導入層向けプロモーション、特に主力製品である「kintone」の認知度向上のためTVコマーシャル等の認知施策を積極的に実施し、新規顧客の開拓を進めていく
  • クラウドサービス「cybozu.com」の売上が堅調に増加している中、将来の収益力を一層高めるため、引き続き、クラウドサービス成長のための投資やグローバル体制の強化に努めていく
  • チームワークあふれる社会を創る」という企業理念のもと、情報共有の基盤となるソフトウェアを提供することを主な事業領域としている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、サイボウズの将来性を分析していきしょう!

売上額から見るサイボウズの将来性

サイボウズの売上高推移のグラフ

サイボウズは、主な事業として、を手がけています。 ここで、サイボウズの売上高推移についてみて見ましょう。 直近7年間の売上成長率は175.8%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、サイボウズの売上高ランキングは、 同業種で152位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見るサイボウズの将来性

サイボウズの純利益高推移のグラフ

次に、サイボウズの純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は-21.5%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、サイボウズの売上高ランキングは、 同業種で346位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


サイボウズの競合企業は?

サイボウズと企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
トレンドマイクロ株式会社 941万円 情報・通信業
株式会社 構造計画研究所 860万円 情報・通信業
ベース株式会社 628万円 情報・通信業
株式会社ACCESS 683万円 情報・通信業
ピー・シー・エー株式会社 687万円 情報・通信業
株式会社AOI Pro. 701万円 情報・通信業
株式会社アイネット 576万円 情報・通信業
株式会社インフォメーションクリエーティブ 551万円 情報・通信業
株式会社セゾン情報システムズ 718万円 情報・通信業
ジャパンシステム株式会社 552万円 情報・通信業

情報・通信業業界の企業年収ランキングは?

サイボウズが属する情報・通信業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、情報・通信業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社光通信 1682万円 7人
2位 株式会社TBSホールディングス 1449万円 111人
3位 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス 1427万円 27人
4位 株式会社テレビ朝日ホールディングス 1421万円 77人
5位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1415万円 100人
6位 日本テレビホールディングス株式会社 1379万円 199人
7位 ソフトバンクグループ株式会社 1322万円 255人
8位 株式会社ジャストシステム 1309万円 316人
9位 株式会社スカパーJSATホールディングス 1271万円 27人
10位 朝日放送グループホールディングス株式会社 1253万円 72人

情報・通信業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

サイボウズが属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
2位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2688万円 150人
3位 ヒューリック株式会社 1803万円 189人
4位 株式会社光通信 1682万円 7人
5位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
6位 ショーボンドホールディングス株式会社 1563万円 10人
7位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
8位 株式会社めぶきフィナンシャルグループ 1490万円 16人
9位 ソレイジア・ファーマ株式会社 1490万円 21人
10位 三井物産株式会社 1482万円 5587人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、サイボウズの企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 サイボウズ株式会社
会社ホームページ https://cybozu.co.jp/company/work-style/
所在地 東京都中央区日本橋2丁目7番1号
代表取締役社長 代表取締役社長 青 野 慶 久
業種 情報・通信業
事業内容 グループウェアの開発、販売、運用

サイボウズの歴史

歴史をもっと見る

1997年8月

愛媛県松山市にサイボウズ株式会社設立

1997年10月

「サイボウズ Office」シリーズ発売

1998年12月

事業拡大のため、大阪市北区茶屋町に本社機能移転

1999年12月

事業拡大のため、大阪市北区梅田に本社機能移転

2000年5月

東京オフィス設置開設

2000年8月

東京証券取引所マザーズ上場

2000年12月

事業拡大のため、東京都文京区後楽に本社機能移転

2002年3月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2002年9月

大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」発売開始

2005年5月

「サイボウズファイナンス有限会社」を設立

2005年7月

「サイボウズファイナンス有限会社」が「株式会社インフォニックス」を買収し、その後両社は合併し存続会社を「株式会社インフォニックス」(連結子会社)とする

2005年8月

サイボウズの研究所としてテクノロジーを追求すべく「サイボウズ・ラボ株式会社」(連結子会社)を設立
「クロス・ヘッド株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2005年11月

「cybozu.net(サイボウズ・ドットネット)株式会社」(持分法適用関連会社)を設立

2005年12月

「ユミルリンク株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年3月

「フィードパス株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年5月

「サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
大阪オフィス開設
「株式会社ブリングアップ」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年6月

「株式会社ジェイヤド」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
「インテグラート・ビジネスシステム株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化
「沖縄クロス・ヘッド株式会社」(連結子会社)の株式を取得、子会社化

2006年7月

東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2007年5月

「才望子信息技術(上海)有限公司」(中国現地法人)を設立

2007年7月

「フィードパス株式会社」の第三者割当増資に伴い、連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

2008年1月

「クロス・ヘッド株式会社」の株式を一部売却し連結の範囲から除外
「沖縄クロス・ヘッド株式会社」を連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

2008年3月

「沖縄クロス・ヘッド株式会社」の株式を一部売却し、持分法適用関連会社の範囲から除外
松山オフィス開設

2008年12月

「Cybozu Vietnam Co., Ltd.」(ベトナム現地法人)を設立

2009年1月

連結子会社の「インテグラート・ビジネスシステム株式会社」が「サイボウズ総合研究所株式会社」へ社名変更

2009年5月

「株式会社インフォニックス」の株式を一部売却し、連結の範囲から除外

2009年12月

「フィードパス株式会社」の第三者割当増資に伴い、持分法適用関連会社の範囲から除外
「株式会社ブリングアップ」の株式を売却し、連結の範囲から除外

2010年2月

重要性の向上により「才望子信息技術(上海)有限公司」(中国現地法人)を連結子会社化

2010年6月

「サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社」の全事業を売却し、特別清算の手続き開始に伴い、連結の範囲から除外

2010年8月

「サイボウズスタートアップス株式会社」を設立し、連結子会社化

2011年1月

重要性の低下により「株式会社ジェイヤド」を連結の範囲から除外

 

「cybozu.net(サイボウズ・ドットネット)株式会社」を吸収合併

2011年2月

「ユミルリンク株式会社」の全株式を売却し、連結の範囲から除外

 

重要性の向上により「Cybozu Vietnam Co.,Ltd.」(ベトナム現地法人)を連結子会社化

2011年8月

「CYBOZU CORPORATION」(米国現地法人)を設立し、連結子会社化

2011年11月

独自開発クラウド基盤「cybozu.com」上でサービス提供開始(「kintone」「サイボウズ Office on cybozu.com」「Garoon on cybozu.com」「メールワイズ on cybozu.com」を順次発売開始)

2012年7月

事業拡大のため、松山オフィスを松山市三番町へ移転

 


まとめ

今回の記事では、サイボウズの年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。