東海運の年収は645万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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東海運の平均年収ランキングのまとめ

東海運株式会社は、東京都に本社を構える、倉庫・運輸関連で事業を手掛ける企業です。 東海運の平均年収は645万円で、業界ランキング27位の平均年収となっています。 今回は、そんな東海運に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東海運の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東海運について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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東海運の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度の東海運の平均年収は、645万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東海運の平均年収の推移

東海運の平均年収は直近9年間で、 +6.6%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

東海運の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は518万円で、 30~34歳になると572万円と平均年収が54万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると613万円で、40~45歳になると630万円40~45歳になると645万円となります。 そして、50~54歳になると640万円55~59歳になると637万円となります。

※こちらの試算は、東海運株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東海運の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東海運の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東海運の業界内年収ランキング

東海運が属する業界である、「倉庫・運輸関連」の上場企業平均年収は671万円でした。 そのため、東海運の平均年収は業界平均と比較をして 26万円低く、 業界内ランキングでは、54社中27位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東海運のエリア内年収ランキング

東海運の本社がある東京都における上場企業の平均年収は748万円となります。
そのため、東海運の平均年収はエリア平均と比較をして 103万円低く、 エリア内ランキングでは、2274社中1249位同程度の平均年収となっています。

以上、東海運の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東海運でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東海運のボーナス額の平均値は、103万円でした。 同業種の業界平均が108万円であることから、 5万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東海運の役職別平均年収の比較

次に、東海運の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は800万円、 課長の平均年収は1046万円、 部長の平均年収は1261万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


東海運の生涯年収はいくら?

東海運の生涯年収ランキング

調査の結果、東海運の平均生涯年収は2.1億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東海運の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東海運株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東海運の従業員調査

ここまで東海運の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東海運の従業員数

東海運の従業員数比較

有価証券報告書によると、東海運の従業員数は、578人でした。 倉庫・運輸関連の従業情報員の平均従業員数が、612人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが20位(54社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

東海運の従業員の平均勤続年数

東海運の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東海運の平均勤続年数は、13.7年でした。 倉庫・運輸関連の従業員の平均属年数が、14.4年であることから、 比較的、出入りの多い職場であると言えるでしょう。

東海運の従業員平均年齢

東海運の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東海運の従業員の平均年齢は、46.8歳でした。 倉庫・運輸関連の従業員の平均年齢が、41.8歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


東海運の事業展望

「せっかく東海運に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、東海運が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく東海運がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

東海運は、事業戦略として、「将来にわたって持続的な成長を遂げるため、『将来のありたい姿』として『市場と顧客に選ばれる企業』を掲げ、事業を通じてSDGsの達成を含む社会課題の解決に貢献できる企業を目指す」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 人々の豊かな生活と社会インフラの構築を支える総合物流企業として、安心・安全・健康を尊重し、人や地球社会にやさしいロジスティクスを実現する
  • 「運ぶ力」「繋ぐ力」「貫く力」と常に新しいことに挑戦し続ける「挑む力」によって、未来へ続く社会の発展に貢献していく
  • お客様に最適な物流サービスを提供する総合物流企業を目指し、社会に貢献するとともに、企業価値を高める』ことを経営理念としている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東海運の将来性を分析していきしょう!

純利益から見る東海運の将来性

東海運の純利益高推移のグラフ

次に、東海運の純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は-16.1%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、東海運の売上高ランキングは、 同業種で36位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


東海運の競合企業は?

東海運と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
川西倉庫株式会社 620万円 倉庫・運輸関連
伊勢湾海運株式会社 803万円 倉庫・運輸関連
澁澤倉庫株式会社 753万円 倉庫・運輸関連
株式会社サンリツ 567万円 倉庫・運輸関連
トランコム株式会社 483万円 倉庫・運輸関連
株式会社キユーソー流通システム 608万円 倉庫・運輸関連
大東港運株式会社 650万円 倉庫・運輸関連
アサガミ株式会社 619万円 倉庫・運輸関連
鈴与シンワート株式会社 694万円 倉庫・運輸関連
日本トランスシティ株式会社 703万円 倉庫・運輸関連

倉庫・運輸関連業界の企業年収ランキングは?

東海運が属する倉庫・運輸関連業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、倉庫・運輸関連業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 東京汽船株式会社 1008万円 240人
2位 三菱倉庫株式会社 912万円 1009人
3位 成田国際空港株式会社 857万円 849人
4位 首都高速道路株式会社 850万円 1142人
5位 株式会社住友倉庫 814万円 876人
6位 伊勢湾海運株式会社 803万円 802人
7位 新関西国際空港株式会社 797万円 33人
8位 三井倉庫ホールディングス株式会社 792万円 265人
9位 阪神高速道路株式会社 792万円 742人
10位 中日本高速道路株式会社 788万円 2301人

倉庫・運輸関連業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東海運が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社LIFULL 6.7億円 669人
2位 株式会社識学 4.9億円 227人
3位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
4位 インテグラル株式会社 2577万円 82人
5位 株式会社光通信 2408万円 2人
6位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2277万円 244人
7位 ヒューリック株式会社 2035万円 233人
8位 三菱商事株式会社 2033万円 4477人
9位 そーせいグループ株式会社 1952万円 58人
10位 三井不動産株式会社 1756万円 1928人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東海運の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東海運株式会社
所在地 東京都中央区晴海1丁目8番12号
代表取締役社長 代表取締役社長  長 島 康 雄
業種 倉庫・運輸関連

東海運の歴史

歴史をもっと見る

1917年12月

東 海運株式会社創立 山下汽船株式会社の東京湾における専属回漕業を開始

1951年8月

港湾運送事業法の施行(同年5月)により、京浜港・横須賀港・門司港・八幡港・徳山港・津久見港の6港
にて事業登録(1962年12月 港湾運送事業法の改定により免許制へ移行)

1952年8月

汽船龍洋丸を購入、小野田セメント株式会社(現・太平洋セメント株式会社)の海上輸送業務を開始

1955年11月

原田荷役株式会社(現・持分法適用関連会社)を設立し、東京港の沿岸作業部門を全面委託

1962年5月

倉庫業認可

1969年2月

睦海運株式会社、中央運輸株式会社の二社を吸収合併

1969年9月

内航運送業(第1号業者)許可

1970年4月

通関業許可

1973年5月

内航船舶貸渡業許可

1988年10月

セメント海上輸送の競争力強化のため、イースタンマリンシステム株式会社(現・連結子会社)を設立

1989年5月

阪神地区の港湾運送事業の基盤強化を目的に、近畿港運株式会社(現・連結子会社)の株式を取得

1991年6月

国際複合一貫輸送事業の東南アジアにおける中核拠点とするため、タイにSIAM AZUMA MULTI-TRANS CO.,LTD.(現・持分法適用非連結子会社)を設立

1993年2月

京浜地区における陸上輸送の拡大を図るため、株式会社トーユー(現・アヅマ・ロジテック株式会社 現・連結子会社)を設立

1994年4月

海運事業部を設置

1999年9月

産業廃棄物収集運搬業許可

2000年4月

京浜事業部を設置

2000年11月

セメントの海外輸送を目的に、パナマに現地法人AZM MARINE S.A.(現・連結子会社)を設立

2003年7月

関東事業部、中部・関西事業部(現・中部事業部)、九州事業部、東京陸運事業部を設置

2006年1月

営業基盤の強化を目的に、豊前開発株式会社と久保田海運有限会社を合併し、豊前久保田海運株式会社(現・連結子会社)を設立

2006年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2007年3月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2007年3月

国際複合一貫輸送の拡充・拡大を図るため、NVOCC業務の新ネットワーク、TANDEM GLOBAL LOGISTICSを構築

2007年4月

CIS地域の商権拡大を目的に、モスクワに現地法人AZUMA CIS LLCを設立

2007年4月

NVOCCネットワークを強化し、国際複合一貫輸送の拡充・拡大を図るため、オランダに現地法人TANDEM GLOBAL LOGISTICS (NL) B.V. (現・TANDEM SMART GLOBAL LOGISTICS B.V. 現・持分法適用関連会社)を共同出資により設立

2007年5月

タイにおける陸運事業を強化するため、SIAM AZUMA MULTI-TRANS CO.,LTD.の陸運部門を分離・独立させ、AZUMA TRANSPORT SERVICES (Thailand) CO.,LTD. (現・持分法適用非連結子会社)を設立

2008年12月

国内物流事業の強化・拡大を目的に、関東エアーカーゴ株式会社(現・連結子会社)の株式を取得

2010年6月

日本におけるタンデム事業のより一層の拡充・拡大並びに航空貨物事業に対する需要への対応を図るため、株式会社KSAインターナショナルとの共同出資により、タンデム・ジャパン株式会社(現・連結子会社)を設立

2011年10月

モンゴルでの事業展開の拡大を図るため、AZUMA SHIPPING MONGOLIA LLCを設立

2011年10月

中国華北地区における新たな営業拠点を確保し、また、新規事業の一環として、中国国内の各種物流事業への展開を促進するため、青島に現地法人東華貨運代理 (青島) 有限公司(現・連結子会社)を設立

2012年4月

株式会社トーユーがアヅマ・ロジテック株式会社に商号を変更

2012年8月

アグリ事業検証のため、ミニトマトの植物工場であるAZUMA FARM三重を三重県津市に建設

2014年3月

AEO制度における「特定保税承認者」承認取得

2016年5月

AEO制度における「認定通関業者」認定取得

2017年8月

AZUMA FARM三重の施設を拡張し、新規事業として本格稼働

2017年12月

創立100周年

2019年4月

危険物マルチワークステーションを建設し、稼働開始

2021年12月

フレキシタンクを使用した液体輸送サービスに参入

2022年4月

東京証券取引所市場再編に伴い、「スタンダード市場」へ移行

2022年8月

旅客船配乗業務に参入することを目的に、東成マリン株式会社(現・連結子会社)を設立

2024年1月

TANDEM GLOBAL LOGISTICS (NL) B.V.がTANDEM SMART GLOBAL LOGISTICS B.V.に商号を変更

 


まとめ

今回の記事では、東海運の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。