日信工業の年収は587万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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日信工業の平均年収ランキングのまとめ

日信工業株式会社は、長野県に本社を構える、輸送用機器で事業を手掛ける企業です。 日信工業の平均年収は587万円で、業界ランキング55位の平均年収となっています。 今回は、そんな日信工業に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ日信工業の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、日信工業について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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日信工業の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2020年度の日信工業の平均年収は、587万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

日信工業の平均年収の推移

日信工業の平均年収は直近5年間で、 +2.3%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

日信工業の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は391万円で、 30~34歳になると451万円と平均年収が60万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると513万円で、40~45歳になると548万円40~45歳になると587万円となります。 そして、50~54歳になると634万円55~59歳になると633万円となります。

※こちらの試算は、日信工業株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、日信工業の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 日信工業の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

日信工業の業界内年収ランキング

日信工業が属する業界である、「輸送用機器」の上場企業平均年収は606万円でした。 そのため、日信工業の平均年収は業界平均と比較をして 19万円低く、 業界内ランキングでは、99社中55位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

日信工業のエリア内年収ランキング

日信工業の本社がある長野県における上場企業の平均年収は585万円となります。
そのため、日信工業の平均年収はエリア平均と比較をして 2万円高く、 エリア内ランキングでは、42社中17位同程度の平均年収となっています。

以上、日信工業の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

日信工業でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

日信工業のボーナス額の平均値は、94万円でした。 同業種の業界平均が97万円であることから、 3万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

日信工業の役職別平均年収の比較

次に、日信工業の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は728万円、 課長の平均年収は951万円、 部長の平均年収は1147万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


日信工業の生涯年収はいくら?

日信工業の生涯年収ランキング

調査の結果、日信工業の平均生涯年収は1.9億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 日信工業の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで日信工業株式会社で働いたと仮定して算出しています。


日信工業の従業員調査

ここまで日信工業の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

日信工業の従業員数

日信工業の従業員数比較

有価証券報告書によると、日信工業の従業員数は、1377人でした。 輸送用機器の従業情報員の平均従業員数が、4527人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが42位(99社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

日信工業の従業員の平均勤続年数

日信工業の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、日信工業の平均勤続年数は、18.5年でした。 輸送用機器の従業員の平均属年数が、16.8年であることから、 一度日信工業に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

日信工業の従業員平均年齢

日信工業の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、日信工業の従業員の平均年齢は、42.9歳でした。 輸送用機器の従業員の平均年齢が、41.8歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


日信工業の事業展望

「せっかく日信工業に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、日信工業が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく日信工業がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

日信工業は、事業戦略として、「中長期的には、四輪車では、100年に一度と言われる変革期を迎えており、電動化・自動運転の進展が見込まれている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 現在計画している経営統合を見据え、統合後の新会社においても二輪車及び四輪車のブレーキシステム事業及びアルミ高付加価値商品の分野を通じ、電動化や自動運転化といった社会のニーズにグローバルで応え、より高度の安全性とモビリティサービスの向上に貢献することを目指していく
  • 足元では、新型コロナウイルス感染症の拡大が世界経済に大きな影響を及ぼしており、事業拠点においても、2020年2月より一部で稼働調整を実施したこと等により、業績に影響が生じている
  • 「常に、世界の変化に先がけて、お客様と社会のニーズに応え、優れた商品と技術とアイディアを供給する」を社是として掲げ、この実現に向けて、「環境」「安心」のニーズに焦点を当てた商品を高品質、廉価で提供することを基本方針としている

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、日信工業の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る日信工業の将来性

日信工業の売上高推移のグラフ

日信工業は、主な事業として、日本を手がけています。 ここで、日信工業の売上高推移についてみて見ましょう。 直近5年間の売上成長率は-32.2%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日信工業の売上高ランキングは、 同業種で49位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る日信工業の将来性

日信工業の純利益高推移のグラフ

次に、日信工業の純利益推移についてみてみましょう。 直近5年間の純利益成長率は-57.7%で、 成長がやや鈍化していると言えるでしょう。
また、日信工業の売上高ランキングは、 同業種で29位業界を牽引している企業となっています。


日信工業の競合企業は?

日信工業と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
曙ブレーキ工業株式会社 675万円 輸送用機器
株式会社エフ・シー・シー 671万円 輸送用機器
株式会社ティラド 599万円 輸送用機器
テイ・エス テック株式会社 683万円 輸送用機器
株式会社ハイレックスコーポレーション 497万円 輸送用機器
株式会社山田製作所 549万円 輸送用機器
株式会社村上開明堂 626万円 輸送用機器
株式会社タチエス 529万円 輸送用機器
大同メタル工業株式会社 634万円 輸送用機器
株式会社今仙電機製作所 549万円 輸送用機器

輸送用機器業界の企業年収ランキングは?

日信工業が属する輸送用機器業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、輸送用機器業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社シマノ 872万円 1620人
2位 トヨタ自動車株式会社 857万円 70710人
3位 株式会社デンソー 811万円 44758人
4位 日産自動車株式会社 811万円 23166人
5位 ヤマハ発動機株式会社 795万円 10193人
6位 株式会社豊田自動織機 792万円 14240人
7位 本田技研工業株式会社 778万円 34067人
8位 いすゞ自動車株式会社 753万円 8056人
9位 NOK株式会社 731万円 3489人
10位 株式会社モリタホールディングス 728万円 101人

輸送用機器業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


長野県の企業年収ランキングは?

日信工業が属する長野県において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、長野県における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 日置電機株式会社 980万円 753人
2位 信越放送株式会社 842万円 126人
3位 新光電気工業株式会社 761万円 4608人
4位 キッセイ薬品工業株式会社 748万円 1399人
5位 北野建設株式会社 720万円 531人
6位 株式会社 ヤマウラ 719万円 373人
7位 日精エー・エス・ビー機械株式会社 716万円 213人
8位 ミネベアミツミ株式会社 713万円 4523人
9位 株式会社電算 691万円 668人
10位 綿半ホールディングス株式会社 669万円 46人

長野県に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、日信工業の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 日信工業株式会社
所在地 長野県東御市加沢801番地
代表取締役社長 代表取締役社長  川口 泰
業種 輸送用機器

日信工業の歴史

歴史をもっと見る

年月

事項

1953年10月

自動車用ブレーキ部品の製造を目的として東京都中央区に日信工業株式会社を設立。工場を長野県上田市上川原柳町に新設し、四輪車用のアルミ製ブレーキピストンの鋳造及び加工を開始。

1961年3月

本社を東京都中央区から長野県上田市国分へ移転。工場を長野県上田市国分に移転。

1963年7月

四輪車用ドラムブレーキのホイールシリンダーの組立を開始。

1968年10月

英国LUCAS INDUSTRIES(現ZF TRW AUTOMOTIVE HOLDINGS CORP.)社とドラムブレーキに関しての技術提携を行い、四輪車用ドラムブレーキの生産を開始。

1970年8月

四輪車用ブレーキマスターシリンダー&マスターパワーの生産を開始。

1971年9月

二輪車用マスターシリンダーの生産を開始。

1973年7月

タイにM.N.INDUSTRY CO., LTD.(2000年7月にNISSIN BRAKE (THAILAND) CO., LTD.に合併)を設立。

1974年12月

二輪車用ディスクブレーキの生産を開始。

1978年5月

四輪車用ディスクブレーキの生産を開始。

1982年4月

四輪車用アンチロックブレーキシステム(ABS)の生産を開始。

1985年7月

長野県小県郡東部町(現東御市)に四輪車用ブレーキの主力工場として東部工場を新設。

1987年11月

インドネシアのPT.CHEMCO HARAPAN NUSANTARA(現連結子会社)に資本参加。

1988年10月

米国オハイオ州にFINDLEX CORP.(現NISSIN BRAKE OHIO, INC.、現連結子会社)を設立。

1989年10月

株式会社日信室賀製作所及び直江津軽金属工業株式会社を吸収合併し、それぞれ室賀工場及び直江津工場とする。

1990年1月

タイにNISSIN BRAKE SYSTEM CO., LTD.(2000年7月にNISSIN BRAKE (THAILAND) CO., LTD.に合併)を設立。

1991年11月

二輪車用アンチロックブレーキシステムの生産を開始。

1995年5月

フィリピンにNISSIN BRAKE PHILIPPINES CORP.(現連結子会社)を設立。

1995年12月

中国山東省に山東日信工業有限公司(現連結子会社)を設立。

1996年10月

品質保証に関する国際標準規格「ISO9001」の認証を取得。

ベトナムにNISSIN BRAKE VIETNAM CO., LTD.(現連結子会社)を設立。

1997年4月

ブラジルにNISSIN BRAKE DO BRASIL LTDA.(現連結子会社)を設立。

1997年10月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

1998年4月

四輪車用アルミエンジンマウントブラケットの生産を開始。

1998年8月

環境に関する国際標準規格「ISO14001」の認証を取得。

1998年11月

長野県小県郡東部町(現東御市)に開発センターを新設。

2000年7月

タイの3社(M.N.INDUSTRY CO., LTD.、NISSIN BRAKE SYSTEM CO., LTD.、KWANG KIJ INDUSTRY CO., LTD.)が合併し、社名をNISSIN BRAKE (THAILAND) CO., LTD.(現連結子会社)に変更。

2000年8月

四輪車用アルミディスクブレーキの生産を開始。

2000年10月

米国ジョージア州にFINDLEX GEORGIA CORP.(現NISSIN BRAKE GEORGIA, INC.、現連結子会社)を設立。

2002年3月

東京証券取引所市場第一部に指定。

2002年5月

スペインにNISSIN R&D EUROPE S.L.U.(現NISSIN BRAKE EUROPE S.L.U.、現連結子会社)を設立。

2002年9月

四輪車用アルミナックルの生産を開始。

2002年10月

株式会社日信傍陽製作所が株式会社日信青木製作所を吸収合併し、社名を株式会社NISSIN APS(現連結子会社)に変更。

2002年12月

中国広東省に中山日信工業有限公司(現連結子会社)を設立。

2004年2月

タイにNISSIN R&D ASIA CO., LTD.(現連結子会社)を設立。

2004年5月

新潟県聖籠町の株式会社イシイコーポレーション(現連結子会社)に資本参加。

2006年12月

ベトナムに株式会社タンガロイと合弁でTUNGALOY FRICTION MATERIAL VIETNAM LTD.を設立。

2007年1月

インドにNISSIN BRAKE INDIA PRIVATE LTD.(現連結子会社)を設立。

2008年10月

NISSIN BRAKE DO BRASIL LTDA.のサンパウロ工場が操業開始。

2008年12月

四輪車用エレクトロニックパーキングブレーキ(EPB)の生産を開始。

2012年1月

インドネシアにALCARグループとの合弁でPT.ALCAR CHEMCO INDONESIA を設立。

2012年11月

メキシコにNISSIN BRAKE DE MEXICO, S.A. DE C.V. (現連結子会社)を設立。


まとめ

今回の記事では、日信工業の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

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各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。