かんぽ生命保険の年収は651万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【最新版】

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かんぽ生命保険の平均年収ランキングのまとめ

株式会社かんぽ生命保険は、東京都に本社を構える、保険業で事業を手掛ける企業です。 かんぽ生命保険の平均年収は651万円で、業界ランキング19位の平均年収となっています。 今回は、そんなかんぽ生命保険に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つかんぽ生命保険の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、かんぽ生命保険について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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かんぽ生命保険の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2022年度のかんぽ生命保険の平均年収は、651万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が620万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

かんぽ生命保険の平均年収の推移

かんぽ生命保険の平均年収は直近7年間で、 +8.7%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

かんぽ生命保険の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は411万円で、 30~34歳になると514万円と平均年収が103万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると598万円で、40~45歳になると651万円40~45歳になると677万円となります。 そして、50~54歳になると737万円55~59歳になると648万円となります。

※こちらの試算は、株式会社かんぽ生命保険が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、かんぽ生命保険の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 かんぽ生命保険の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

かんぽ生命保険の業界内年収ランキング

かんぽ生命保険が属する業界である、「保険業」の上場企業平均年収は790万円でした。 そのため、かんぽ生命保険の平均年収は業界平均と比較をして 139万円低く、 業界内ランキングでは、27社中19位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

かんぽ生命保険のエリア内年収ランキング

かんぽ生命保険の本社がある東京都における上場企業の平均年収は659万円となります。
そのため、かんぽ生命保険の平均年収はエリア平均と比較をして 8万円低く、 エリア内ランキングでは、2268社中1016位同程度の平均年収となっています。

以上、かんぽ生命保険の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

かんぽ生命保険でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

かんぽ生命保険のボーナス額の平均値は、104万円でした。 同業種の業界平均が127万円であることから、 23万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

かんぽ生命保険の役職別平均年収の比較

次に、かんぽ生命保険の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は807万円、 課長の平均年収は1055万円、 部長の平均年収は1273万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


かんぽ生命保険の生涯年収はいくら?

かんぽ生命保険の生涯年収ランキング

調査の結果、かんぽ生命保険の平均生涯年収は2.1億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 かんぽ生命保険の生涯年収は 比較的高い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで株式会社かんぽ生命保険で働いたと仮定して算出しています。


かんぽ生命保険の従業員調査

ここまでかんぽ生命保険の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

かんぽ生命保険の従業員数

かんぽ生命保険の従業員数比較

有価証券報告書によると、かんぽ生命保険の従業員数は、7545人でした。 保険業の従業情報員の平均従業員数が、3190人であることから、 業界より比較的多い人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが6位(27社中)であることからも、 かなり規模の大きい企業であることが分かります。

かんぽ生命保険の従業員の平均勤続年数

かんぽ生命保険の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、かんぽ生命保険の平均勤続年数は、16.2年でした。 保険業の従業員の平均属年数が、12.5年であることから、 一度かんぽ生命保険に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

かんぽ生命保険の従業員平均年齢

かんぽ生命保険の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、かんぽ生命保険の従業員の平均年齢は、40.8歳でした。 保険業の従業員の平均年齢が、42.4歳であることから、 比較的若い人の多い職場であると言えます。


かんぽ生命保険の勤務環境はブラック?それともホワイト?

かんぽ生命保険の長時間労働是正のための取組内容

かんぽ生命保険は次のような取り組みによって、長時間労働是正に励んでいるようです。

・19時30分以降の残業および休日出勤の原則禁止
・長期在任者からの計画的なスキル移転
・三六上限の引下げおよび勤務間インターバルの導入
・ICT(人財マネジメントシステム、RPAなど)を活用した総括・人事業務の簡素化
・サテライトオフィス勤務の促進およびテレワークの導入検討

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


かんぽ生命保険は女性にとって働きやすい?

かんぽ生命保険が女性にとって働きやすい環境か気になる方も多いと思います。 それでは、育休取得率と女性従業員の割合をみてみましょう!

かんぽ生命保険における女性の育休取得率と女性従業員の割合

かんぽ生命保険の女性の育休取得率

かんぽ生命保険の女性従業員の育休取得率は、100.0%でした。 金融業、保険業の女性従業員の育休取得率が平均98.4%であることから、 比較的育休がとりやすいことが分かります。

かんぽ生命保険の女性従業員の割合

かんぽ生命保険の従業員に占める女性従業員の割合は、10.5%でした。 金融業、保険業の女性従業員の割合が平均37.7%であることから、 比較的女性従業員が少ないことが分かります。

かんぽ生命保険の女性活躍を推進する取り組み

かんぽ生命保険は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

企業トップが「「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言」に賛同している

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


かんぽ生命保険の事業展望

「せっかくかんぽ生命保険に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、かんぽ生命保険が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなくかんぽ生命保険がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

かんぽ生命保険は、事業戦略として、「2022年度には、次世代リーダー育成プログラムを策定し、時代の変化に柔軟かつ迅速に対応し組織を牽引するマネジメント層を計画的かつ戦略的に育成するとともに、タレントマネジメントシステムにおいて、個々の社員のスキルや社員対話(キャリア面談)を踏まえた育成方針などを一元管理・見える化する機能を実装することで、社員一人ひとりに寄りそった育成・マネジメントの実現に向けて取り組んでいく」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 当該業務改善計画に掲げた再発防止策(健全な組織風土の醸成・適正な営業推進態勢の確立、適正な募集管理態勢の強化及び取締役会等によるガバナンスの強化)については、その大部分は既に実施済みとなっており、2021年12月には、JP改革実行委員会※1(2020年4月から2022年3月まで設置)より、業務改善計画については概ね計画どおり順調に進捗している旨の評価を得ている
  • 「お客さまの信頼・満足を起点としてお客さま数を拡大していく」、「フロントラインに寄り添った仕組み・制度の運用を通じ、適正なマネジメントを定着させ、社員の成長を支える」及び「社会・経営環境を敏感に捉え、進化し続ける」ことを掲げており、この世界観を全社員で共有し、実行していくことで「マーケットも人材も成長させる文化」への転換を図っていく
  • 当該約束では、かんぽ営業に携わるすべての社員に対して、「お客さま本位の営業活動・適正な募集を行っている社員を守る」、「フロントラインの社員一人ひとりに寄り添う」、「お客さまニーズに即した商品・サービスを提供するとともに、適正な営業活動を推進する」ことを、かんぽ営業に係る基本的な考え方・スタンスとして掲げており、これを遵守・実行していく

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、かんぽ生命保険の将来性を分析していきしょう!

純利益から見るかんぽ生命保険の将来性

かんぽ生命保険の純利益高推移のグラフ

次に、かんぽ生命保険の純利益推移についてみてみましょう。 直近7年間の純利益成長率は82.9%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、かんぽ生命保険の売上高ランキングは、 同業種で6位業界を牽引している企業となっています。


かんぽ生命保険の競合企業は?

かんぽ生命保険と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
共栄火災海上保険株式会社 543万円 保険業
三井住友海上火災保険株式会社 738万円 保険業
MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 1097万円 保険業
東京海上ホールディングス株式会社 1412万円 保険業
SOMPOホールディングス株式会社 1128万円 保険業
楽天損害保険株式会社 630万円 保険業

保険業業界の企業年収ランキングは?

かんぽ生命保険が属する保険業業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、保険業業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 東京海上ホールディングス株式会社 1412万円 877人
2位 SOMPOホールディングス株式会社 1128万円 474人
3位 ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 1123万円 114人
4位 アニコム ホールディングス株式会社 1112万円 33人
5位 MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 1097万円 401人
6位 株式会社T&Dホールディングス 1083万円 123人
7位 第一生命ホールディングス株式会社 978万円 801人
8位 トーア再保険株式会社 905万円 345人
9位 東京海上日動火災保険株式会社 830万円 17008人
10位 SBIインシュアランスグループ株式会社 799万円 22人

保険業業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

かんぽ生命保険が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 3161万円 159人
2位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
3位 ヒューリック株式会社 1904万円 202人
4位 株式会社ドリームインキュベータ 1776万円 120人
5位 株式会社光通信 1682万円 7人
6位 三菱商事株式会社 1631万円 4629人
7位 ショーボンドホールディングス株式会社 1605万円 9人
8位 株式会社リゾート&メディカル 1560万円 2人
9位 株式会社テレビ東京ホールディングス 1522万円 102人
10位 株式会社商船三井 1517万円 1168人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、かんぽ生命保険の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 株式会社かんぽ生命保険
会社ホームページ http://www.jp-life.japanpost.jp/
所在地 東京都千代田区大手町2丁目3番1号
代表取締役社長 取締役兼代表執行役社長 千田 哲也
業種 保険業
事業内容 生命保険業

かんぽ生命保険の歴史

歴史をもっと見る

年月

沿革

2006年9月

郵政民営化法に基づき、株式会社かんぽ設立

2007年10月

生命保険業の開始に伴い、株式会社かんぽ生命保険に商号変更

 

郵政管理・支援機構の委託を受け、簡易生命保険管理業務を開始

2007年12月

新規業務(運用対象の自由化)の認可取得

2008年6月

法人向け商品の受託販売開始

2008年7月

「かんぽ生命 入院特約 その日から」販売開始

2009年7月

奈良支店及び和歌山支店の開設により、全都道府県に支店を設置

2011年10月

かんぽシステムソリューションズ株式会社(現 連結子会社)を子会社化

2014年4月

学資保険「はじめのかんぽ」販売開始

2014年7月

 

アメリカン ファミリー ライフ アシュアランス カンパニー オブ コロンバス(注1)のがん保険の受託販売等の取扱開始

2015年10月

養老保険「新フリープラン(短期払込型)」販売開始

2015年11月

当社普通株式を東京証券取引所市場第一部へ上場

 

法人向け商品(総合福祉団体定期保険等)の受託販売開始

2016年3月

新規業務(再保険の引受け、付帯サービス)の認可取得

 

第一生命保険株式会社(注2)と業務提携

2017年10月

特約「医療特約 その日からプラス」販売開始

 

終身保険(低解約返戻金型)「新ながいきくん 低解約返戻金プラン」販売開始

 

長寿支援保険(低解約返戻金型)「長寿のしあわせ」販売開始

2019年4月

引受基準緩和型商品「かんぽにおまかせ」、先進医療特約の販売開始

 

当社株式の第2次売出し

2022年4月

特約「医療特約 もっとその日からプラス」販売開始

 

東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行

 


まとめ

今回の記事では、かんぽ生命保険の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。