東邦亜鉛の年収は550万円|年齢帯別・役職別年収やボーナスなどを徹底調査【2025年最新版】

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東邦亜鉛の平均年収ランキングのまとめ

東邦亜鉛株式会社は、東京都に本社を構える、非鉄金属で事業を手掛ける企業です。 東邦亜鉛の平均年収は550万円で、業界ランキング30位の平均年収となっています。 今回は、そんな東邦亜鉛に就職すると年収がいくらになるのかについて、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 ぜひ就職後のイメージと照らし合わせながら読んでみてください!また、面接対策に役立つ東邦亜鉛の事業内容や沿革も紹介していきます。 是非最後まで読んで、就職活動の参考にしてくださいね!

また、下記の記事では、東邦亜鉛について、より就活生にたった視点で平均年収を分析しているので、就活生の方はぜひこちらもチェックしてみてください!


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東邦亜鉛の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

2025年度の東邦亜鉛の平均年収は、550万円でした(有価証券報告書調べ)。全国平均の年収が681万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準となっています。

ここで、平均年収の推移をみてみましょう。

平均年収の推移

東邦亜鉛の平均年収の推移

東邦亜鉛の平均年収は直近9年間で、 +5.4%増加と上昇トレンドとなり、平均年収が増加していることが分かります。

年代別の平均年収

東邦亜鉛の年代別平均年収

次に、年代別の平均年収をみてみましょう。25~29歳の平均年収は366万円で、 30~34歳になると422万円と平均年収が56万円プラスとなります。 さらに、35~39歳になると481万円で、40~45歳になると514万円40~45歳になると550万円となります。 そして、50~54歳になると594万円55~59歳になると593万円となります。

※こちらの試算は、東邦亜鉛株式会社が発表をしている有価証券報告書と、厚生労働省が発表をしている 賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。 詳しい計算方法については、こちらのページを参考にしてください。

ここまで、東邦亜鉛の平均年収のサマリーについてみてきました。 しかし、就職活動をする上で他社との比較は欠かせません。 東邦亜鉛の平均年収は業界やエリア別で分析した際に、 上位何位なのでしょうか?

それでは、ランキングについて確認をしていきましょう!


ランキング

業界内ランキング

東邦亜鉛の業界内年収ランキング

東邦亜鉛が属する業界である、「非鉄金属」の上場企業平均年収は668万円でした。 そのため、東邦亜鉛の平均年収は業界平均と比較をして 118万円低く、 業界内ランキングでは、35社中30位と比較的低い平均年収となっています。

次に、エリア内のランキングについて確認していきましょう!

エリア内ランキング

東邦亜鉛のエリア内年収ランキング

東邦亜鉛の本社がある東京都における上場企業の平均年収は748万円となります。
そのため、東邦亜鉛の平均年収はエリア平均と比較をして 198万円低く、 エリア内ランキングでは、2274社中1779位比較的低い平均年収となっています。

以上、東邦亜鉛の年収ランキングについて見てきました。 ここまで読んでボーナスの額や、出世するといくら貰えるか気になる方も多いかと思います。

それでは、ボーナスの額や役職別の平均年収について確認をしてみましょう!

東邦亜鉛でキャリアを重ねると

ボーナスはどれくらい貰える?

東邦亜鉛のボーナス額の平均値は、88万円でした。 同業種の業界平均が107万円であることから、 19万円程低い金額になっています。

出世するといくら貰える?

東邦亜鉛の役職別平均年収の比較

次に、東邦亜鉛の役職別平均年収をみてみましょう。

係長の平均年収は682万円、 課長の平均年収は891万円、 部長の平均年収は1075万円と、 同業界の平均と比較をして 比較的低い水準にあることが分かります。


東邦亜鉛の生涯年収はいくら?

東邦亜鉛の生涯年収ランキング

調査の結果、東邦亜鉛の平均生涯年収は1.8億円でした。

全国の平均生涯年収が2.4億円であることを考えると、 東邦亜鉛の生涯年収は 比較的低い水準となっています。

※ 生涯年収は、新卒または第二新卒から60歳まで東邦亜鉛株式会社で働いたと仮定して算出しています。


東邦亜鉛の従業員調査

ここまで東邦亜鉛の年収を様々な角度から分析してきました。 しかし、就職先を検討する際には、給与・収入面だけでなく、その企業にどういった人が働いているかを知っておくことが重要です。 従業員のデータを予め分析して入社後のミスマッチを減らしておきましょう。

東邦亜鉛の従業員数

東邦亜鉛の従業員数比較

有価証券報告書によると、東邦亜鉛の従業員数は、455人でした。 非鉄金属の従業情報員の平均従業員数が、1107人であることから、 業界より比較的少ない人数であることが分かります。
また、同業種内での従業員数ランキングが14位(35社中)であることからも、 規模の比較的小さい企業であることが分かります。

東邦亜鉛の従業員の平均勤続年数

東邦亜鉛の平均勤続年数比較

有価証券報告書によると、東邦亜鉛の平均勤続年数は、20.6年でした。 非鉄金属の従業員の平均属年数が、15.7年であることから、 一度東邦亜鉛に就職した人が比較的長い期間働いている、定着率の高い職場と言えそうです。

東邦亜鉛の従業員平均年齢

東邦亜鉛の従業員の平均年齢比較

有価証券報告書によると、東邦亜鉛の従業員の平均年齢は、45.2歳でした。 非鉄金属の従業員の平均年齢が、44.0歳であることから、 比較的年齢の高い職場であると言えます。


東邦亜鉛は女性にとって働きやすい?

東邦亜鉛の女性活躍を推進する取り組み

東邦亜鉛は次のような取り組みによって、女性の活躍を推進しているようです。

○従業員 合計:701人(うち女性:62人)、女性比率:8.8%
※2019年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。
○平均年齢 合計:41.9歳(男性:42.2歳、女性:39.3歳)
※2019年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。
○新入社員定着状況:男性:74.1%、女性:100%
○産休取得者数:2人
○育休取得者数 合計:3人(うち男性:1人)
○育児休業復職率:100%
○過去認定履歴:2010年・2018年次世代認定マーク「くるみん」取得

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)


東邦亜鉛の事業展望

「せっかく東邦亜鉛に採用してもらったのに、仕事内容や社風が合わない、、、」なんてことは避けたいですよね。 そのためにも、東邦亜鉛が今後どのような成長戦略を考えているのかを知っておくことはとても重要です。 また、それだけでなく東邦亜鉛がどのような人を採用したいと考えているのか見えてくるかもしれません。 それでは一緒に事業展望を見ていきましょう!

東邦亜鉛は、事業戦略として、「経営理念を実現し、より効率的で透明性の高い経営を推進していくために、企業統治の体制や仕組みを整備しその機能を高めていくことが、経営上の最重要課題のひとつであると考えている」ようです。
また、有価証券報告書によると、今後の事業成長のために以下の取り組みを掲げています。

  • 項目を経営理念とし、東邦亜鉛グループの経営を行っている
  • 従業員”の生活を向上させ、働き甲斐のある会社にする
  • 顧客”を満足させる良質の製品・サービスを提供する

業績分析

続いて、有価証券報告書の決算情報をもとに、東邦亜鉛の将来性を分析していきしょう!

売上額から見る東邦亜鉛の将来性

東邦亜鉛の売上高推移のグラフ

東邦亜鉛は、主な事業として、製錬・環境・リサイクル・資源・電子部材・機能材料を手がけています。 ここで、東邦亜鉛の売上高推移についてみて見ましょう。 直近9年間の売上成長率は22.0%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東邦亜鉛の売上高ランキングは、 同業種で13位業界を牽引している企業となっています。

純利益から見る東邦亜鉛の将来性

東邦亜鉛の純利益高推移のグラフ

次に、東邦亜鉛の純利益推移についてみてみましょう。 直近9年間の純利益成長率は-86.8%で、 高い成長率を誇っている会社と言えるでしょう。
また、東邦亜鉛の売上高ランキングは、 同業種で33位業界平均と同等程度、もしくは下位に位置しています。


東邦亜鉛の競合企業は?

東邦亜鉛と企業規模が比較的近く、かつ類似した事業内容を展開する企業は以下の企業です。 これらの企業の情報もチェックをしてみて下さいね。

企業名 平均年収 事業内容
平河ヒューテック株式会社 554万円 非鉄金属
古河機械金属株式会社 822万円 非鉄金属
沖電線株式会社 601万円 非鉄金属
オーナンバ株式会社 636万円 非鉄金属
東京特殊電線株式会社 587万円 非鉄金属
株式会社大紀アルミニウム工業所 714万円 非鉄金属
タツタ電線株式会社 613万円 非鉄金属
株式会社アサカ理研 569万円 非鉄金属
エヌアイシ・オートテック株式会社 498万円 非鉄金属
株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ 702万円 非鉄金属

非鉄金属業界の企業年収ランキングは?

東邦亜鉛が属する非鉄金属業界において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、非鉄金属業界における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一業界の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 日本軽金属ホールディングス株式会社 914万円 48人
2位 株式会社フジクラ 867万円 2149人
3位 住友電気工業株式会社 850万円 7124人
4位 三井金属鉱業株式会社 826万円 2473人
5位 古河機械金属株式会社 822万円 205人
6位 DOWAホールディングス株式会社 807万円 94人
7位 住友金属鉱山株式会社 790万円 3067人
8位 アサヒホールディングス株式会社 787万円 54人
9位 カナレ電気株式会社 773万円 130人
10位 株式会社エルアイイーエイチ 732万円 7人

非鉄金属業界に属する会社の年収ランキングの続きは、こちらをご覧ください!


東京都の企業年収ランキングは?

東邦亜鉛が属する東京都において、どの企業の年収が多いか気になる方も多いかと思います。 そこで、東京都における平均年収のランキングをまとめてみました。 同一エリア内の年収ランキングについても是非チェックしてみてください!

順位 企業名 平均年収 従業員数
1位 株式会社LIFULL 6.7億円 669人
2位 株式会社識学 4.9億円 227人
3位 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 2735万円 731人
4位 インテグラル株式会社 2577万円 82人
5位 M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 2277万円 244人
6位 株式会社光通信 2062万円 2人
7位 ヒューリック株式会社 2035万円 233人
8位 三菱商事株式会社 2033万円 4477人
9位 そーせいグループ株式会社 1952万円 58人
10位 三井不動産株式会社 1756万円 1928人

東京都に本社を構える会社の年収ランキング続きは、こちらをご覧ください!


企業データ

最後に、東邦亜鉛の企業データについて調査した結果を記載します。

項目 詳細
会社名 東邦亜鉛株式会社
会社ホームページ http://www.toho-zinc.co.jp/
所在地 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号
代表取締役社長 代表取締役社長  丸崎 公康
業種 非鉄金属
事業内容 亜鉛・鉛・電子部品等の製造販売

東邦亜鉛の歴史

歴史をもっと見る

1937年2月:

日本亜鉛製錬株式会社として設立
安中製錬所を建設

1937年6月:

電気亜鉛の製錬を開始(安中製錬所)

1941年9月:

社名を東邦亜鉛株式会社と改める

1949年5月:

東京証券取引所及び大阪証券取引所に上場

1950年3月:

契島製錬所を買収

1951年8月:

粗鉛の製造を開始(契島製錬所)

1952年11月:

「安中運輸株式会社」を設立

1955年5月:

電気鉛の製錬を開始(契島製錬所)

1963年4月:

小名浜製錬所を建設

1963年9月:

亜鉛焙焼、硫酸の製造を開始(小名浜製錬所)

1966年8月:

藤岡製錬所(現、藤岡事業所)を建設し、銑鉄の製造を開始(藤岡製錬所)

1967年3月:

電解鉄の製錬を開始(藤岡製錬所)

1967年7月:

「東邦キャリア株式会社」を設立

1968年1月:

「契島運輸株式会社」を設立

1969年10月:

小名浜製錬所から安中製錬所へ焼鉱を長距離ピストン輸送する専用タンク車「東邦号」の運行開始

1972年1月:

「株式会社中国環境分析センター」を設立

1972年2月:

「東邦開発エンジニアリング株式会社」(現、株式会社ティーディーイー)を設立

1973年9月:

電炉ダスト等から酸化亜鉛等の有価金属を回収する方法の企業化に成功

1975年6月:

鉛遮音板をソフトカームの登録商標で販売開始

1975年7月:

韓国高麗亜鉛社の温山製錬所に電気亜鉛の年5万トン工場の建設のための技術供与

1988年10月:

酸化カドミウムの製造を開始(安中製錬所)

1990年4月:

使用済みニッケル・カドミウム電池のリサイクル事業を開始(小名浜製錬所)

1991年8月:

電子部品の生産拠点として中国大連市に合作企業「大連晶亜電器有限公司」を設立

1994年2月:

電子部品の販売拠点として香港に「光明貿易有限公司」(現、東邦亜鉛香港有限公司)を設立

1994年3月:

粉末冶金の中国生産拠点として諸城市に合弁企業「諸城華日粉末冶金有限公司」を設立

1996年6月:

機器・資材等の海外調達体制を強化するため、中国大連市に合弁企業「大連天馬電器有限公司」を設立

2000年10月:

昭和電工株式会社からの事業買収により高純度電解鉄製造設備の増設(藤岡事業所)

2003年9月:

豪州CBH Resources Ltd.に出資し、当該会社を通じてエルーラ鉱山(現:エンデバー鉱山)を買収

2003年10月:

「東邦亜鉛(上海)貿易有限公司」を設立

2005年1月:

鉛リサイクル事業の生産拠点として中国天津市に合弁企業「天津東邦鉛資源再生有限公司」を設立

2006年3月:

古河機械金属株式会社との合弁会社である群馬環境リサイクルセンター株式会社の医療廃棄物処理施設完成

2010年9月:

原料鉱石の長期的な安定確保を目的として、豪州CBH Resources Ltd.を完全子会社化

2011年9月:

亜鉛の新電解工場を建設(安中製錬所)

2012年7月:

豪州CBH Resources Ltd.のラスプ鉱山が開山

2012年9月:

電気銀の生産能力を年産400トン体制に増強(契島製錬所)

2014年4月:

メガソーラー発電による売電事業を開始(藤岡事業所)

2019年1月:

豪州CBH Resources Ltd.を通じAbra鉛鉱山開発事業へ参画

2021年9月:

鉛製錬事業強化を目的とした会社分割を行い「東邦契島製錬株式会社」を設立

2023年1月:

豪州のGalena Mining Ltd.との共同出資で開発を行っていたAbra鉛鉱山の操業開始

2025年3月:

第三者割当増資を実施し、資源事業の撤退と亜鉛製錬事業の再編を含む事業再生計画期間の開始

 


まとめ

今回の記事では、東邦亜鉛の年収を中心に、業績の推移や競合企業との比較など、就職活動のためになる情報を徹底調査をしてきました。
会社選びをするうえで、インターネットの評判や社員の方による口コミも参考になりますが、企業のデータを知ることもとても重要です。

関連する業界については、下記で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

また、他の同業種の企業についても企業研究をしたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみて下さい!

【関連企業の年収を徹底調査】

このサイトについて

各企業の平均年収や平均勤続年数・平均年齢・従業員数などの基本情報は、有価証券報告書をデータソースとして使用しています。また、年齢別年収・役職別年収・生涯年収は、政府が公表している各種調査情報を元に、統計的な手法によって独自に算出をしています。詳しい算出方法はこちらのページをご覧ください。

出典

監修 年収チェッカー編集部


本サイトの記事は、人材業界と統計学の双方に専門的な知識を持つ、年収チェッカー編集部によって作成されています。