【2021年最新版】中小企業診断士の平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査

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中小企業診断士は、「中小企業の経営者等からの依頼に応じて、企業の経営内容を診断し、改善方法を提案して支援する」職業です (別名で経営指導員(商工会議所、商工会)と呼ばれることもあります) 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、中小企業診断士の平均年収は773万円で、職業年収ランキング16位の平均年収となっています。 今回は、そんな中小企業診断士の年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね!


目次


中小企業診断士の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

中小企業診断士の平均年収は、773万円でした(賃金構造基本統計調査より)。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。

年代別の平均年収

25~29歳の平均年収は689万円で、30~34歳になると742万円と平均年収が53万円プラスとなります。 さらに、40~45歳になると809万円で、50~54歳になると855万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。

出世するといくら貰える?

次に、中小企業診断士の役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は960万円、 課長の平均年収は1255万円、 部長の平均年収は1513万円となっており、 全国平均よりも高い水準となっています。


中小企業診断士ってどのくらいいるの?

平成27の国勢調査によると、中小企業診断士の就業者数は63810人でした。


中小企業診断士の平均年齢は?

令和2年の賃金構造基本統計調査によると、中小企業診断士の平均年齢は、37.2歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。


中小企業診断士の学歴は?

中小企業診断士の学歴で最も比率が多いのは、大卒で、次に修士課程卒、高卒となっています。 他の職業と比較をして学歴が高めの人が多い職業であることが分かります。


中小企業診断士ってどんな業務をするの?

中小企業診断士の業務として、主に以下の業務を行います。

  • 経営に関する資料を読み、経営内容、問題点の説明を受けて、経営上の問題点を判断する。
  • 依頼された企業の希望に沿って診断方針を作る。
  • 企業の問題点をさらに調べるために、企業に出向いて現場を調査する。
  • 業務の効率化を図るために経営者と話し合い、問題点と改善案を確認する。
  • 社内の情報や資料を分析するとともに、必要に応じて社外の情報や資料を収集する。

参考サイト一覧

こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね!

まとめ

今回の記事では、中小企業診断士の年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい!