【2021年最新版】医療ソーシャルワーカーの平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査

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医療ソーシャルワーカーは、「保健医療機関等において患者や家族の相談にのり、社会福祉の立場から経済的・心理的・社会的問題の解決、調整、社会復帰を支援する」職業です (別名で医療ソーシャルワーカー(MSW)・精神医療ソーシャルワーカー(PSW)・精神保健福祉士と呼ばれることもあります) 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、医療ソーシャルワーカーの平均年収は398万円で、職業年収ランキング248位の平均年収となっています。 今回は、そんな医療ソーシャルワーカーの年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね!


目次


医療ソーシャルワーカーの平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

医療ソーシャルワーカーの平均年収は、398万円でした(賃金構造基本統計調査より)。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりもやや低い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。

年代別の平均年収

25~29歳の平均年収は330万円で、30~34歳になると355万円と平均年収が25万円プラスとなります。 さらに、40~45歳になると387万円で、50~54歳になると409万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。

出世するといくら貰える?

次に、医療ソーシャルワーカーの役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は494万円、 課長の平均年収は646万円、 部長の平均年収は779万円となっており、 全国平均よりもやや低い水準となっています。


医療ソーシャルワーカーってどのくらいいるの?

平成27の国勢調査によると、医療ソーシャルワーカーの就業者数は470610人でした。


医療ソーシャルワーカーの平均年齢は?

令和2年の賃金構造基本統計調査によると、医療ソーシャルワーカーの平均年齢は、49.9歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや高めの年齢であることが分かります。


医療ソーシャルワーカーの学歴は?

医療ソーシャルワーカーの学歴で最も比率が多いのは、大卒で、次に専門学校卒、修士課程卒となっています。 他の職業と比較をして学歴が高めの人が多い職業であることが分かります。


医療ソーシャルワーカーってどんな業務をするの?

医療ソーシャルワーカーの業務として、主に以下の業務を行います。

  • 患者や家族からの相談を受け、医療や生活に関する問題点を把握する。
  • 患者を担当する医療スタッフと連絡を取り、相互のコミュニケーションを促進する。
  • 患者や家族に地域の公的窓口や医療・福祉機関を紹介し、必要なサービスを受けられるよう助言する。
  • 治療・介護計画に基づき、患者に生活面や医療費に関する助言をする。
  • 地域社会における健康・医療サービスに関する情報を収集・提供する。

参考サイト一覧

こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね!

まとめ

今回の記事では、医療ソーシャルワーカーの年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい!