【2021年最新版】せり人の平均年収はいくら? | 年代・役職別年収や仕事内容を徹底調査

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せり人は、「卸売市場において生鮮食料品(魚・野菜・果物・肉)や花き(切花・鉢物)などの「せり」を行い、市場内の卸売業者と仲卸業者・売買参加者などの間で商品の売買が公正かつ効率的に行われるようにする」職業です (別名で卸売市場せり人と呼ばれることもあります) 。
厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査によると、せり人の平均年収は542万円で、職業年収ランキング81位の平均年収となっています。 今回は、そんなせり人の年収を、年代別・役職別などの軸で徹底分析をしていきます。 是非最後まで読んで、職業選びの参考にしてくださいね!


目次


せり人の平均年収はいくら?

平均年収のサマリー

せり人の平均年収は、542万円でした(賃金構造基本統計調査より)。 全国平均の年収が436万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。 ここで、年代別の平均年収をみてみましょう。

年代別の平均年収

25~29歳の平均年収は483万円で、30~34歳になると520万円と平均年収が37万円プラスとなります。 さらに、40~45歳になると567万円で、50~54歳になると600万円となります。
※こちらの試算は、厚生労働省が発表をしている賃金構造基本統計調査を元に試算をしています。

出世するといくら貰える?

次に、せり人の役職別平均年収をみてみましょう。 係長の平均年収は673万円、 課長の平均年収は880万円、 部長の平均年収は1061万円となっており、 全国平均よりも高い水準となっています。


せり人ってどのくらいいるの?

平成27の国勢調査によると、せり人の就業者数は271090人でした。


せり人の平均年齢は?

令和2年の賃金構造基本統計調査によると、せり人の平均年齢は、38.9歳でした。 全職種全体の平均年齢が46.7歳であることを踏まえると、 他の職業と比較をしてやや若めの年齢であることが分かります。


せり人の学歴は?

せり人の学歴で最も比率が多いのは、大卒で、次に高卒、専門学校卒となっています。


せり人ってどんな業務をするの?

せり人の業務として、主に以下の業務を行います。

  • せり参加者が示す手の合図を瞬時に読み取る。
  • 商品の価格を呼び上げていき、せりの参加者に価格を競わせる。
  • せりにかける品物の種類、産地、量、その他必要な事項を呼び上げる。
  • 商品の集荷、生産者に対する指導、生産や消費に関する情報の収集と提供をする。
  • 最も高い値段を規定回数呼び上げ、他に買い手がいない場合、その価格を付けた人を落札者と決定する。

参考サイト一覧

こちらの記事は、以下のサイトを参考に作成をしています。 さらなる情報に興味がある人は、以下のサイトもチェックしてみて下さいね!

まとめ

今回の記事では、せり人の年収を中心に、年代別・役職別などの軸で徹底調査をしてきました。こちらの記事を元に、職種選びの参考にしてみて下さい。 また、他の職種についてさらに研究をしたい方は、他の記事もぜひ参考にしてみて下さい!